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小川山 たくさんの滑落とわずかな登攀の記録

日程:6/4~6/5

行程:小川山(ロッククライミングゲレンデ)にてフリークライミング

人員:国府谷、坂田、鈴木夫妻(ゲスト)、後藤(記)

6/4

前日は雨天で当日の天候、岩の状態が危ぶまれた。天気予報では週末に回復傾向とのこと

6:00 新宿西口集合

国府谷さんの車にて小川山へ向かう、はずだった。僕は6:00(!)起床。あわてて坂田さんに電話。

坂田:今どこ?俺着いてへんけど?

後藤:あ、あの~…今起きました!

坂田:…何時ごろ着く?

後藤:30分くらいで

6:45 新宿発

皆さんすみませんでした。昨日サッカー代表戦を見なければ良かった。(1:30~だった)

8:30頃 釈迦堂P.A

鈴木さん夫妻と合流。

9:00頃 須玉I.C

高速を降り国道141号にて野辺山方面へ向かう。

前方を行くトラックの荷台の堆肥が少々薫る。

途中スーパーによって食料を買出し。天気は良好。昨日までの天候不安が嘘のようだ。

10:00頃 金峰山荘キャンプ場着

テント設営。国府谷さんのテントは中で人が立っていられる(!)ほど広い。山岳用のテントに慣れてしまうと、かえって違和感がある。

天気が良くないとの予報だったためか、テントはとっても少ない。晴れた休日などはクライマー、ハイカー、キャンパーで異様な過密状態となるようだが。初夏の緑がまぶしい。

小川山は本来、奥秩父山塊の金峰山、牆瑞山に連なる一山を指すが、現在クライミングの世界では、小川山ふもとの、主に廻り目平周辺岩稜群を指す。岩質は花崗岩で、硬く、スラブ状(斜度90度以下)の岩が多い(少なくとも僕の登った範囲では)。

他の地域ではあまり見かけない岩稜群のそびえる異景でハイカーも多い。金峰山荘のテント場をベースに数多くのゲレンデに行け、金峰山荘には風呂まであるため、クライミングには理想の環境かもしれない。昨年は閉鎖の危機もあったらしく、僕らクライマーと土地の人がいい関係を作っていかなければと思う。

11:00頃 ゲレンデへ出発

坂田、後藤組は父岩へ、国府谷、鈴木夫妻はマラ岩へ向かう。

父岩へのアプローチで少し迷う。登山道が整備されているわけではなく、踏み跡は縦横に走っているためわかりづらい。

11:20頃 父岩到着

ルート:小川山物語(ストーリー)に3人パーティがいる。普段は順番待ちが出来る超有名ルートで、今日は異例の少なさ。隣ルートの取りつき点へ移動する。

モラリスト 5.8 坂田さんリードにて登攀

 上部の傾斜が緩やかで、取りつき点からルート全体が見渡せない。上部は斜度は緩くなめらかで、まるでスレート屋根のようだ。ボルトの間隔が広く、何度かテンションをかける。

僕はトップロープにて登攀。心理的な負担が少ないためかフォールなし。終了点は見晴し良好。

登攀中に北の方角から雷鳴が聞こえたが、まだ来ないだろうとたかをくくる。不安な色の雲あり。

昼食

小川山物語(ストーリー)登攀 5.9 坂田さんリードにて登攀

 シングルとしてはかなり長い30mのルート。坂田さんはそつなくオンサイト(フォールなし、初登攀で登ること)。

僕もリードで登攀、上部で何度もテンションをかけてもらう。一度フォールし、手をすりむく。細かいスタンスが多くてド下手の僕には足にくる。ホールドも細かく、結晶の粗い花崗岩のため、指先も内出血したようになる。クイックドローのバンド部に何度かつかまってやっとのこと終了点へ。

晴れ間がなくなり雲が出てくる。

小川山ストーリー 5.9 坂田さんリード

 坂田さんはカンテにルートを取ってオンサイト。下でビレイながら眺めていても楽しそうなルートだ。

僕もリードにて登攀。登攀中に見た目より大変なことに気づく。フォールするがさっきよりもうまく落ちる。別に自慢できる事でもないが。

登攀中何度も雷鳴を聞く。うるせえ!と怒鳴り返してみるが何にもならない。雷鳴が近くなり(頭上)、風が急に冷たくなる。さすがに危機感をおぼえ終了点へ急ぐ。ルート直登をあきらめて右のカンテを登り、終了点からロワーダウン。

下降終了とほぼ同時に雨が降り出す。雷に追われるように急いで撤収、ハーネスを外ずす間も惜しんで逃げるように下山。スコールのような急激で激しい雨。

15:00頃 とにかくテントへ避難

疲れきってハーネスを外しているところへ国府谷、鈴木夫妻がずぶぬれで帰還。

やはり登攀中に雲行きがあやしく、急いで避難したとのこと。登攀した岩は以下のとおり

 マラ岩

 ・川上小唄 5.7

 ・レギュラー 5.10b/c

 ・屋根の上のタジヤン 5.9

 妹岩

 ・彩花 5.10c

16:00頃 雨が上がり日が出てくる

外気温が下がり厚着していても寒い。

17:00 夕飯

鍋。箸を忘れたため、即席の箸を作る。たくさん食べ、たくさん飲む。

20:00 就寝

今回はシュラフを持参せず、シュラフカバーのみで寝る。小川山の辺りは6月でも夜間10度前後となり、寒くてあまり寝られず。国府谷さんにいい根性してるねえと言われる。

6/5

6:00 起床

夜間に随分雷鳴が聞こえ、降雨もあったようだが、朝になると晴天。岩が乾いていることを期待する。昨夜の寒さで芯まで冷えて体が硬い。どうも根性が足りなかったようだ。

朝飯はうどん、つゆが冷たいため体が温まらない。昨夜の箸を捨ててしまったため再び製作。箸の出来は昨夜より良し。

8:00 出発

8:30頃 ソラマメスラブ到着

柔らかソラマメ 5.7 後藤リードにて登攀

 ヤモリみたいにへばりついていた挙句、何とかオンサイトする。終了点が日焼けした残置スリングと錆びた鉄製のカラビナで作ってあり、やや不安有。そのまま使ってしまう。

ソラマメ 5.9 鈴木、後藤、国府谷それぞれリードにて登攀

 鈴木さんは最初の登攀で第4ボルトまで到達して中断。その後再登攀して登りきったようだ。僕はテンションをかけて引っ張られつつ登る。国府谷さんは余裕でオンサイトする。僕が立っていられない斜面に余裕で張り付いているのが不思議でしょうがない。

ソラマメハング 5.10d +ロングロングアゴー 5.10b 国府谷さんリードにて登攀

 国府谷さんは途中でルートを間違えてしまうが、オンサイト。ルートが長いためザイルを継ぎ足して下降。

ソラマメスラブ下部へ移動

生木が倒れたよ 5.9 後藤リードにて登攀、その後鈴木夫妻が登攀

 縁起の悪い名前だと思ったら本当に生木が倒れていた。さほどの困難もなくオ

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