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小川山

2005年7月2日(土)~2005年7月3日(日)

小川山

国府谷・坂田・鈴木夫妻

前回の小川山で足首を捻挫してはや1ヶ月。その間、たまにジムで片足クライミングをしながらもどこへも行けず、フラストレーションはピークに達していた。3週間で完治することが目標だったが、未だに歩くだけでも違和感が取れない状況で焦りは募るばかりである。梅雨時で気になる天気であるが、チェックするたびに予報がコロコロ変わり、全く当てにならない。金曜日の時点では、降水確率50%-60%で大して良くなく、こーやさんもノリ気でない様子だった。自分自身も足の具合がイマイチなので、今週末はゴロゴロした方が良いかな、と考えていた。それでも結局、日付も変わろうかという時に、ようやく二人の決心が付いて、取りあえず行ってみることになった。結果としてはクライミング中に雨に降られることもなく、土曜日に至っては日中は晴れ間が広がり、暑いくらいであった。やはり、迷ったときは行ってみると良いことがあるということだろう。

7月2日(土)

6:00 新宿駅出発

いつも通り、東横線の始発に乗って新宿駅へ向かう。昨日は帰宅が遅くなり、準備も直前ということで2時間半程度しか寝られず、非常に眠い。こーやさんも眠そうだが、運転を頑張ってもらった。

9:20 ナナーズ着

夕食は豚ばら肉と大根の炊き合わせ(こーやさん曰く、みりんのCMで紹介されているらしい)にチャレンジしようかという話しが出たが、結局は無難なキャベツとベーコンのスープに落ち着いた。

10:00 廻り目平着

前回もかなり空いていたが、今回も良い勝負である。やはり梅雨の晴れ間は人気ルートを登るには狙い目である。取りあえずテントを張り、パッキング。こーやさんがせっせとと薪を集めている。珍しい。やっぱ動きの悪い後輩が一緒だと自分が動かなきゃということか。ぼちぼち岩へ。

八幡沢左岸スラブ

足のことを考えると長いアプローチは危険なので、近場の八幡沢左岸スラブを選んだ。初めてのエリアだ。河原でハーネスなどを装着していると太陽が顔を出し、蒸し暑い。日陰は涼しいので気温は高くないと思うのだが、汗ばむ陽気だ。いきなり5.10aの「トムと一緒」へ取り付く。こーやさんを除いて、オンサイト出来るかどうか、というグレードである。

核心部はやや前傾になったところを乗り越える中間部分であるが、直前はバンド状になっていてゆっくりレスト可能なポイントがあり、落ち着いて登れる。10aは核心部のみでそれ以外は特に問題はない。比較的得意なムーブだったのでオンサイトをゲット。実は、10aをオンサイトしたのは初めて。記憶の中では岩場で10aに取り付いたことすら初めてである。しかも左足を満足に使えないのに、と自画自賛の材料を挙げまくってすっかり調子に乗ってしまった。鈴木さんも問題なし。奥さんはトップロープでトライ。核心部まではするすると登ってしまった。素晴らしい上達振りである。こーやさんには良い足(腕)慣らしといったところだろう。

次は「ブラック&ホワイト(5.10a)」と「ジャーマンスープレックス(5.10b)」に取り付いた。ジャーマンスープレックスをオンサイトで狙うのは厳しいが、珍しく誰も取り付いていないのでトライしてみることにした。もったいなかったかな?まずはジャーマンスープレックスから。のつもりで取り付いていたのだが、1本目をクリップするのがようやくで全く進めず敗退。そのまま鈴木さんと交代するがやはりダメ。こーやさんと奥さんがやってきて曰く、「それ、5.12だよ。さっき言ったじゃん」。どうりで難しいと思った。実は、「アルピニスト(5.12b)」だったのである。これでオンサイトを狙えるルートを無駄に消費してしまった(そんなレベルちゃうやろ!)。クリップしたヌンチャクはジャーマンを登ったときに回収することにする。気を取り直して右隣のジャーマンに取り付く。1本目はナチュプロ。初めてのセット。心配で2本セットする。何度も引っ張って確認する。典型的なスラブでケガをした足首には全く優しくない。立ち込もうとする度に痛みが走り、2本目をクリップしたところで敗退。鈴木さんはテンションを掛けながらもズルズルと這い上がり、終了点へ。さすがである。スラブは足首の柔らかさも重要であることを体感した。

せめて「ブラック&ホワイト」くらいは、という考え空しく、またもや敗退。スラブ系はダメ。いつか自称スラバーになってやる。そうこう奮闘している間に2パーティが我々が終えるのを待っていた。やはり空いていても人気ルートだということか。

長居は無用なので、5.9と5.10aが密集している手頃そうなエリアへ移動。取り付いたのは、「ビスタの夏休み(5.9)」・「往年の乱(5.10b)」・「走れメロス(5.10a)」。変な名前(こーやさん談)。

下部は一見階段状になっており、足に優しそう。個人的には好きなパターン。おっと、ヌンチャクがない!ジャーマンを登った後で木に掛けたヌンチャクを忘れてきたことに気付いた。戻るのも面倒なのでひとまず借りることにする。2本目までは見た目よりも登り応えがあったのだが、やはり好みなので調子良かった。2本目からは典型的なスラブで辛い。走れメロスは敗退。こーやさんと鈴木さん曰く、2本目までの方が難しいとのことだったが信じられない。やはり、好みで判断が分かれるようである。もうそろそろ足がやばそう。今日はこの辺でやめておこう。

親指岩

クラックをやりたいとずっと思っていながら、なかなか機会がないというかやる気がないというか、延び延びになっていたので、小川山5.9のカンバンルートの1つである「小川山レイバック」のある親指岩へ移動。時間的には日暮れが近いので、今回は見るだけ。やっぱり足の調子が良い時にオンサイトを狙いたいこともある。初めて目にする白くスッキリと伸びるルートは、想像以上に登攀意欲が掻き立てられるものだった。

今日は夕立にも会わず、有意義な一日であった(成果はほとんどなかったが…)。

あー、腹減った。こーやさんが集めてくれた薪に着火し、夕食作り。ベーコンはでかい切れ端がパックされたものでボリュームたっぷり。かなりでかい人参とじゃがいももうまい!ご飯がなくとも腹一杯。残りは朝食に回すことにした。沢で冷やしたビール(発泡酒だが)最高!1ヶ月前は寒かったが、今回は日が暮れても耐えられるというか、焚き火があるので暖かい。星も見え、天気も上々だ。21時頃にはテントへ入る。

7月3日(日)

ぐっすり眠れた。2:22に一度目を覚ましたが、6:30までたっぷり。一週間程度の縦

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