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谷川岳湯檜曽川大倉沢遡行記録

山域:谷川岳
同行者:国府谷、雨宮、中村
日程: 9月9日 中村車にて土合駅まで。土合駅泊。
10日 5:30土合駅発 新道経由 7:15武能沢 7:30湯檜曽川
9:00十字峡 15:30稜線 17:30白毛門 19:30土合駅

 

 

 

8月最終週末の金山沢が雨のため中止となったため、この週末にどこか日帰りで沢に行こうということで、以前から行きたいと思っていた大倉沢を希望して付き合ってもらうことになった。
日帰りにしては結構行程が長いため、土合駅を5時30に出発、湯檜曽川沿いの新道を行き、武能沢を横切る所で沢装備の後湯檜曽川に降りる。魚止の滝は左側をへつり気味に上がり、残置シュリンゲを利用して灌木にはいり巻く。ウナギの寝床は左岸から越え、十字峡。

抱きかえり沢の出会い100mのスラブ滝を正面に見事な地形だ。本谷は左、大倉沢は右に8mの滝を落としており、通常は若干のシャワーを浴びながら超えるらしいが、今日は水量が多いようで、すぐ左を高巻く。その後中小の滝を上ったり高巻いたりしながら、大滝40mへ。大滝は通常は滝の右側を上がり、上部は水流ぞいに滝口に出るらしいが、今日は上部水流沿い全体が濡れているため直上はやめ、高巻くことにする。右岸のルンゼを上り、途中から藪漕ぎでトラバースしていく。この藪漕ぎに結構手間取り、40分ほどかかってしまった。



二俣を超えた後、小さなゴルジュのトロと4-5mの滝でチョイ泳ぎとシャワークライム、さらに3mチヨッククストーン滝でも滝壺に引っかかっている流木を利用して2mの泳ぎで取付き越えていく。どちらも念の為ロープを出したが、特に3mCSでは水から這い上がりシャワーを全身に浴びながら攀じて越えるところが難しい。その後、快適に越えて行ける滝やナメが気持ちよく、これぞ上越の沢という素晴らしいところが続き、源流部となる。しかし、数か所、上越特有の悪い草付きや土のついた岩と草のミックスを高巻くところがあり、緊張させられる。特に、入口にスノーブリッジが残っていた小ゴルジュの高巻きでは、雪が解けた後に残る土がついた岩肌をギリギリのフリクションで行かざるを得ず、胃が縮む思いだった。



奥の二俣を左に行き、いくつかの記録にある草原と池塘のフィナーレを期待していたが、どういうわけか猛烈な熊笹と灌木の藪漕ぎとなり、標高差150-200m行くのに1時間半もかかってやっと登山道に出た。もうヘロヘロ。朝日頂上より予想以上に笠が岳寄りだったので、もっと左をめざして詰めればよかったようだが、奥の二俣を左に忠実に詰めたのにどうして?といまだに良くわからない。
ちょっと休んでトレランシューズに履き替え、16時に長い下山開始。いやらしい白毛門頂上付近の下りを明るいうちに通過し、途中からヘッドランプをたよりに土合駅に着いたのは19:30過ぎ。14時間行動で疲労困憊。
それでも、素晴らしい沢でした。
沢のグレードとしては、湯檜曽川本谷と同じらしいけど、もう一ランク上だと思います。
(中村記)

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