南アルプス・鳳凰三山

日程: 2007年11月23日(金)
山域: 鳳凰三山(南アルプス)
参加者: 芳野
行程: 青木鉱泉(6:50) – 薬師岳(10:20) – 観音岳(10:45) – 地蔵岳(11:30) – 青木鉱泉(14:20)

世間は3連休だというのに、なか日の土曜が仕事。仕方なく長く歩くことにした。

寒波の影響で北日本が大荒れのニュースに雪を期待したが、快晴の中に見える稜線は茶色。吐く息は白いがそれだけか?林道の終点から九十九折れの道、高度が上がるほどに樹林帯の登りは急になり息もたえだえ。立ち止まれば、雲ひとつ無い空に冬枯れの山々がクリアに広がる。見渡せる町並みも一軒一軒クッキリ見えて写真のようだ。
稜線に出ると風も強く、さすがに寒い。キーンと冷える空気に、鼻が痛い。真っ白な稜線の北アルプスまで遮るもの無く見渡せ目の前の北岳も白いが、鳳凰三山には雪が無く、結局今回の行程で雪を歩いたのは10mあるだろうか。背中のピッケルが泣いている。夏道を軽い荷物で歩くため、1人ということもあり、サッサと通り過ぎてしまう。どんどこ沢の下りは相変わらず急だ。このルートを会でボッカ出来たら、力がつくのに・・なんてくだらない事を思いつつ、下りがトロイ私は早足を心がけたが、なぜか滑る。下りは慣れとセンスだと思っているので、センスがない分修行を積まねば。
残念なことに青木鉱泉は冬季休業中。なんてこった・・・。ならばと、むかわの湯(\700)で汗を流し、「小作」にてほうとうを食し(ここのほうとうは旨いのだ)、帰郷した。

(記: 芳野)

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