笠ヶ岳

日時: 2011年10月4日(火)
山域: 笠ヶ岳(志賀高原)
参加者: 掛川(L)・URAN(会友)
行程: 硯川駐車場(10:30) – 笠ヶ岳山頂(12:30/13:30) – 硯川駐車場(15:30)
10月4日 晴れ
笠ヶ岳は、特異な形をしているので遠くからでもすぐわかる。志賀高原の車道を上がっていくと、溶岩ドームが固まった笠ヶ岳の北面は白く粉を吹いたように見えた。
駐車場から見える横手山の山腹も白くうっすらと雪をかぶっていた。ホテルの脇を抜けて、熊の湯スキー場に出た。朝露の残るスロープを上がっていく。別の斜面では、シーズン開始に備えて草刈をしている。日当たりが良く、すぐ暑くなって上着を脱いだ。斜面はフワフワして気持ちよかった。NZの牧草地を思い出した。正面には前山スキー場のリフトとその向こうに志賀山が見える。
リフトの途中で道は右折して水平道に移る。道の脇には、黄色いコシアブラ、赤いオオカメノキ、そしてダケカンバの黄色い紅葉があった。ほとんどアップダウンもないトレールだ。
段々笠ヶ岳に近づくと、道は笠ヶ岳の北面を回り込むように付いている。その辺は、積もった雪が日差しと共に溶け出してポタポタと雨の中を歩いているようになり、雨具を着た。
ところどころ、ザラメ状の雪が固く残っているところもあった。峠の茶屋付近は切通で南に面していて雪もなく、明るかった。
ここからの登りは地図上では急な登りを予想していたが、木の階段がついた整備された道が頂上付近まで続いていた。ほとんどの人が峠の茶屋まで車で上がり、そこから30分足らずで笠ヶ岳の頂上に行ってるようだ。
頂上では360度の展望が楽しめた。穂高から白馬、浅間山、草津白根、北信五岳、雲がかかっていて頂上ははっきりしない山もあったが、景色はいい。
一時間近くのんびり過ごして、元の道をたどる。既に雪も溶けきったのか、雨のようなしずくもやんでいた。
次の日、小布施でりんごを買ったら、そこの奥さんが、「山は雪が降ったそうですね」と聞いたので、「ええ、少し積もってましたよ」と話した。
(記: 掛川)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!