谷川岳東黒沢―ウツボギ沢 山行記録

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日程:2016年6月11日5:00自宅発、車にて白毛門登山口の駐車場へ
7:40 駐車場発 10:40丸山―白毛門間乗越 
11:10-11:40 ウツボギ沢出会 15:00 笠が岳
18:00 白毛門登山口駐車場

メンバー:中村

 


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10年前にナルミズ沢、3年前に白毛門沢を遡行し、困難な個所がなくそれでいて素晴らしい沢遡行が経験できたため、朝日-白毛門東面のもう一つのウツボギ沢を東黒沢と繋げて遡行することにしました。

 

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5月の連休以降、腰痛のため山どころか外出するのもしんどかったのですが、やっと2週間くらい前からジムで少しづつ体を慣らし、脚力も大分戻してこられました。しかし、いまだに腰をひねると痛みを感じたり、長く歩くと腰が張るといった状態で、まずどこまで登れるかやってみようと思いきって行ってみました。
思い立ったのが二日前だったため、さすがに何人かに声をかけましたが都合のつく人がおらず、一人で行くことにしました。
東黒沢は2回目ですが、天候にも恵まれ、新緑の樹林の中を素晴らしいナメが続き、こんなに良かったっけ、と思うほどでした。今回はアクアステルスの沢靴でしたが、東黒沢上部はわりと滑りやすく、またシーズン初めで慣れないためかどうも足元に自信を持って歩けませんでした。

 
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ウツボギ沢は明るくてこれもナメが多く、15mの滝(右を簡単に越えられる)以外には滝らしい滝はないですが、初心者には適当な良い沢でした。ただ、トポによると源流部で左、左に行くべきところを、水流の多い本流筋を行ったら稜線手前で長さ3-400mくらいの雪渓にはばまれ、仕方なくその脇を藪漕ぎせざるを得ず、疲れました。
結局、トポにあるように笠が岳の白毛門寄りではなく、笠が岳の朝日岳寄りの稜線に出て、下山も長くなってしまった。。。 白毛門から振り返ると、雪渓があるのは私が取ったルートだけでした。まあ、本流だからその分雪が残るのは理解できますが、あれで1時間近くは損した。。。

 

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白毛門からの下山は、下り始めが例によっていやらしく、濡れた沢靴で降りたので足の小指の爪がひどく浮いてしまいました。腰の調子が一番心配でしたが、翌日起きてみても前と同じ、悪くなっていない。(良くもなっていないけど)。安心しました。
これで、来週の楢俣川前深沢―狩小屋沢に行けそうです。
なお、ナルミズ沢や白毛門沢に比べると、遡行の魅力としてはウツボギ沢は一ランク落ちると思われます。つまり、まずは白毛門沢かナルミズへ。(記:中村)

 

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