2020.02レポート その1

○初めてのエリアは楽しかったヨ
日程:2020年2月8日(土)-9日(日)
山域:北アルプス錫杖岳周辺
参加者:国府谷(L)・五十島

以前から来てみたいと思っていた冬の錫杖にやっと行くことができました。
暗いうちに槍見温泉前の駐車場に着きましたがクルマは一台も無し。
天気予報が良くないからですかね。雪の中、バス停の小屋で準備して
まずはアプローチ。積雪が少ない為ラッセルらしいラッセルはなく、渡渉に少し手間取った以外は(多分)順調にクリヤの岩舎に到着した。
風雪を防げる本当に居心地の良い幕場でした。
幕張って準備してちょっと降雪があるけど出発。なんとなくトレースが
残っていて案外苦労せずに前衛壁基部から1ルンゼ取り付きまで到着した。
時々シャワーが落ちてくるものの埋まるほどではないので五十島先生リードで取り付く。が、どうやら氷が繋がっていないらしい。
かなり粘ったものの下降することにした。よく見えないけど上部の氷があるのか怪しい感じだった。左側からの1P目迂回のラインを確認して、しばらく前衛壁を観察してから岩舎へ戻った。

さて翌日は3ルンゼ。天候は回復したが時々強い風が吹く状況。予報では午後からはまた崩れるとか。
3ルンゼもWebでよく見る記録のように氷も雪も少なめで簡単ではなかった。そういうピッチは先生にお任せしました。
コルに上がってからまだ時間があり天候も崩れてこなかったのでグラスホッパーへ継続しようとしたのだけど左ライン3P目途中で敗退した。
(詳しくは直接聞いてください)
右ラインは繋がっていなかった。
撤収、下山開始して駐車場へは18時半ころに暗くなってから到着した。
岩舎までは案外近く(赤岳鉱泉より近い印象)、そこから各ルートも近いのでとっても手軽な印象でした。登攀自体はやはり北アルプス。
氷も岩も一筋縄でいかない感じがして、同グレードでも八ヶ岳や南アルプスよりもワンランク難しく感じました(これからもっと通って慣れてくれば違ってくるかもしれないが)。
ということで楽しい、(もっと上手くなって)また行きたいと思ったのでした。

おわり
(記:国府谷)
 
 

○初めてのエリアは楽しかったヨ 第二弾
日程:2020年2月23日(日)-24日(月)
山域:長野県米子不動
参加者:国府谷(L)・五十島 

 

 

なにやら記録的な寡雪で長いアプローチ不要でBCまで車で乗り付けられるという情報を目にして飛び付いたのがこの計画でした。
自分には身の程を超えたエリアだと思っていたのに。

今季初めてノミックに新品ピュアアイスを装着しました。
林道は雪が無いとはいっても当日未明からの降雪があり路肩が崩壊していることもあって残り6km強くらいの場所で諦めて、そこをBC としました。

最終のBCとなる駐車場までは1.5ピッチくらいでした。

初めてなので不動滝を確認したり、アナコンダはどこから行くのだろうとかうろうろしながら大沢に入って不動戻しに取り付きました。
時間がないので先生が1Pを登っただけでしたが、初めて本当の6級(バーチカル)を知った思いでした。リードするイメージが湧かない。
翌日はちょっと手頃な入門エリアの十八幅滝で練習となりました。
かつてこの山中に鉱山があったとのことで、そのころの暮らしに思いを馳せたり(実際は想像つかないのですが)するのでした。

おわり
(記:国府谷)

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