谷川岳東尾根 2020.2.25

日程:2020年2月15日
山域:谷川岳
メンバー:国府谷(L)・五十島・雨宮
行程:駐車場(4:50)-一ノ倉沢出合(5:45)-シンセンのコル(8:30)-東尾根-トマノ耳(13:20)-西黒尾根-駐車場(16:10) 

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念願の一ノ倉東尾根


一ノ倉のバリエーションに入るのは初めてで谷川岳オキの耳に登り詰めます。
行く前からワクワク感が半端ないルート。
なぜって?毎回の山行でこのルートなら私でもいけるかな〜?
と眺めていた東尾根に行けるチャンスを得たのです。
ワ〜イワ〜イと一人静かに盛り上がっていました。 

そして、ここは初めて来たとても有名な一の倉沢出会い。
精鋭隊員の二人は何度も来ているのであちこちのコースの雪のつき方を見ていた。彼らが目指す滝沢リッジへの下見山行でもありました。この2週間後、なんと彼らは勝利の栄冠に輝くのです(拍手)

シンセンのコルまでは急登ではあったがペースを一定に登っていば問題ない。

それよりもコルからはどんな景観なんだろ?と楽しみながら一歩づつ登る。

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そして第2岩峰は五十島さんリード。
私はセカンドで後ろを国府谷さんが固めてくれる。
ここからは浮ついた心を引き締め丁寧に一歩づつ。
国府谷さんが後ろから声をかけてくださるのが心強い。
東尾根から見るゴージャスな谷川の雪稜と岩の造形が圧倒的に美しく、そして厳しい。
これで冬の谷川入門コースなの?
滝沢リッジならどーなっちゃうの?

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天候が安定していて風もなく神さまに守られて。
山岳会の精鋭二人に挟まれ安心感半端ないですが自分の足で登るしかない。

丁寧にアックスをさし一歩一歩集中して確実に。

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白いベールをまとった岩岩の景観が天空に連なってのびている。
神々の領域とはこういったところを言うのだろ。
国府谷さんがその白い階段を快走していく。
と、うっとりしている間もなく西黒尾根下山まで全神経を集中して行動。
天空のそこは下界にいるときより緊張感、神経、集中力が研ぎ澄まされて、この素晴らしい世界に生きている喜びを感じるのだ。

谷川山頂から飛び出している大きな雪庇を下から眺められるなんて滅多に無いことだわ。落ちてこないでね。

第1岩峰は左から撒いてもかなりの壁だな〜と思ったが
五十島くんからのロープが逞しく引かれ、安心して足を離して上に上にと歩を進める事ができた。
終了点は本当に谷川岳の山頂で、一般ルートの方々が嬉しそうに写真撮影をしていた。
もちろん私達3人もにっこりポーズ。

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ご迷惑もかけずに計画通りに終了して何よりでした。
肩の小屋まで下りてくると緊張感が解けたのか涙腺がーー。。。
涙が出そうなほどの感動の波動で私は包まれていた。

次の日、日曜雨 疲労回復日
荷物の整理をしながら写真の整理
この尾根を登ってきたと思うとハートがキュンキュンシビレル。
これは確かに私達。
記憶の底に焼き付けて来たが
記憶力の低下は避けられない

写真っていいなぁ。
二度とない一瞬だなぁ。
人生を写してるなぁ。

この度も素晴らしい世界に導いて下さりありがとうございました。

(雨宮:記)

茂倉岳北西尾根 2020.2.23-24

日時:2020年2月23日(日)-24(月)
参加者:林(L)・雨宮・塩田
山域:谷川
行程:1日目: 土樽駅(7:00)-茂倉岳北西尾根末端-茂倉岳北西尾根-1700m付近にて幕営(16:00)
   2日目: 幕場(8:00)-茂倉岳山頂(9:15)-茂倉新道-土樽駅(14:30)

また天気の悪い3連休。月曜は回復傾向だったので日月の2日間で茂倉岳北西尾根へ行きました。


1日目

土樽の駅を出発する頃に雪がちらつき出す。予報通り。

尾根末端は草の上にうっすら雪が乗った斜面があり結構滑る。尾根に乗ったら快適かと思っていたらなかなかの薮尾根であちこち引っかかりながら薮漕ぎ。結構大変。でも雪は少ないのでラッセルというほどにはならない。そして天気予報通り雪も風も勢いを増していく。1550mあたりでちょっと悪い岩場を通過。1600m手前くらいで傾斜の強い薮壁。念のためロープを出す。左のルンゼ状から行けるかなと思って取り付くも途中で薮に行く手を阻まれた。ザックが引っかかり、しばらくウンウン言いながら、もがいてみるもにっちもさっちもいかず。仕方ないので戻って右の傾斜の強い方から再トライして抜ける。この先あたりから雪稜っぽくなってきてリッジが出てきた。


風が強く新雪もついているのでここも念のためロープを出して通過。1700m付近の尾根が広くなったところで雪を掘って風除けを作り幕営。夜にかけても風雪は収まらず少しでも外に出るとせっかく乾かした衣服がまた濡れちゃう。だましだまし使ってきたオーバーパンツの限界を感じちゃう。もう綿素材みたいだ。しんどい。今シーズンはもうクライミングでいいかなとか思っちゃう。でもしっかり風除け作ったおかげで夜はわりかし快適でした。

 

2日目

朝方風は少し収まってきている様子だけどまだガスがかかっている。ゆっくりと朝の準備をしているとわずかに晴れ間が出てきて俄然やる気。

ところどころ腿~股くらいのラッセルはあるものの尾根上はクラストしており快調に進む。1時間ちょっとで茂倉岳ピークに到着。もう少しかかるかと思ってた。のっぺりして広いピークでここが頂上でいいのかなって感じだったけど、雪の上に頭だけ出している道標を見つけて頂上だと確信。残念ながら天気は完全回復とはいかず展望はほぼなし。茂倉新道の方向もわかりずらい。ただしばらく下って行くと徐々に晴れ間が出てきて後ろに茂倉岳、周りには谷川の山々を見渡せた。

茂倉岳北西尾根は薮あり雪稜ありラッセルあり、ちょっとロープを出すようなアクセントもありでなかなかに楽しめました。

ちょうどいいルートです。

(記:林)

峰ノ松目沢 2020.2.10-11

日時:2020年2月10日(月)-11(火)
参加者:林(L)・雨宮
山域:八ヶ岳
行程:1日目: 美濃戸口-赤岳鉱泉-アイスキャンディ
   2日目: 赤岳鉱泉-峰ノ松目沢-赤岩の頭-赤岳鉱泉-美濃戸口

どこもかしこも天気がイマイチな連休。
結局天気の安定している八ヶ岳にまた行くことに。

 

 

1日目
今シーズン何度目かの赤岳鉱泉に向かう。いつ来てもここは賑やか。私の住んでいる家の周辺よりもこっちのが賑やか。
この日はアイスキャンディーで終日練習です。私知らなかったのですが、アイスキャンディーはトップロープで登るのならスクリュー刺しながら登っても良いみたい。でこの日はスクリューのセットも合わせて練習しながら登る。最低10本登るとか息巻いていたものの8本登って時間切れ。
初日は終了。

 

2日目
6時頃に鉱泉を出発して峰ノ松目沢へ。
昨日確認していた出合からトレースがついておりトレースを辿る。が違う沢に入ってしまったようでだいぶ稜線が近くなったところで気がつき戻る。峰の松目沢は八ヶ岳の中ではマイナーなルートなのかと思っていたらしっかりとテカテカにトレースついてました。
小ぶりながらも次々に滝が出てきておもしろい。滑滝は雪が少ないとはいえこの時期は埋まってしまっているようだった。しばらく行くと数えてた数とは合わないけれどF8に到着。トポによると短いながらもつららのカーテンとのことですが、私には空き教室のビリビリに破れたカーテンに見えた。途中アックスを刺していた氷がムーブを起こした途端につららごと崩れてしまいフォールするも、思うところがありスクリューの間隔を短めに打っていたので事なきを得る。丁寧に登らないといけません。こういう氷は特に。そんな状態だったので結構頑張って登って充実しちゃいました。フォローの雨宮さんも苦労しながらも根性見せて突破。そのあとは稜線まで抜けて赤岩の頭経由で鉱泉に戻る。
なかなかに充実した山行になりました。

 

あと帰ってから知ったのですが峰ノ松目沢って南東沢と南西沢があるんですね。今回行ったのは南東沢です。

(記:林)

八ヶ岳: 広河原沢アイスクライミング

日程: 2020年1月11日(土)-12日(日)
山域: 広河原沢(八ヶ岳)
参加者: 林(L)・高安・江戸
行程:
第1日目: 広河原沢 右俣
舟山十字路(6:13) − テント場(7:03/8:00) − クリスマスルンゼ(10:00) − 武藤返し(15:00) − テント場(17:030)
第2日目: 広河原沢 左俣
テント場(6:00) − 最後の滝(9:30) − 中央稜(11:00) − テント場(12:15) − 舟山十字路(14:00)

今回は心強くも江戸さん参加。

Day1:右俣

暗い中、舟山十字路に到着すると、かなり車が停まっている。10台以上か。
これでは、混雑、待ちもかなりなものかと。

1時間もかからずに二俣のテント場に到着。緩やかな斜面の樹林帯で、廻り目平な感じ。
テントは1パーティ2張のみ。我々もさっそく設営してとっとと出発。

トレースを追い本谷の河原を詰めると、右俣の合流点で数人が準備していた。先行テントのパーティかな。

それを追い越して、クリスマスルンゼを目指す。小さな滝を越え、途中で左岸から小滝が合流するルンゼを見てその先で合流するのがそれと思い、詰めるも何もなし。これは間違い。
トレースが続いているので、さらに上流を目指すと、左岸に大きな滝が現れる。これがクリスマスルンゼ!
かなり大きい。3段60mということですが、まあ、2段です。誰もいません。貸し切り!

林さんに行ってもらいます。
1段目は、右側が傾斜がなく容易。右側でビレイ。
江戸君も続いてGO!初めてとは思えないアックスさばきで着実に推進。

2段目は左右が立っていて、中央が登りこまれて階段状。
林さんに登ってもらいトップロープ。
江戸君も垂直の滝に果敢にチャレンジ!
中央、左右と各人3回ほど遊ぶ。
なんと、ここまで貸し切り状態。ようやく後続が現れたのでここは終わりにする。

続いて、対岸に流れ込むポストクリスマスルンゼに。
雪の付いたナメを登ると正面に10mほどの滝が見えますが、、、、しょぼい。ムリでした。
それではと、下流に下って武藤返しへ、
来るときにみかけたナメで合流するルンゼを登ると左右に滝があって取付いています。
右側は薄そうなので、左側の滝へ。


トップロープで登っているパーティに断り、高安が行きます。
快調に登り、スクリューをセットしていたら、カラーン、スクリューが落ちました、、、
気を取り直して登りきる。
支点をセットしようと、スクリュー入れたらすぐに軽くなり、これはまずいと思って抜いたら水があふれてきた、、、急いで雪で埋めた。
ちょっと先のところで支点を作ってトップロープに。
江戸君に登ってもらう。
林さんも登り、時間切れで撤収。途中で水をくんでテントへ。

Day2:左俣

ヘッデンでトレースを辿ると、ほどなく滝に、3m。滝ツボが開いているので、落ちないように越える。
続いて6m。これも簡単に越えます。
ちょっと進んでまた滝に出会います。
それからも河原歩きに続いて連続しての滝が現れて飽きずに面白い!
10mの滝には先行がいましたが、先に行ってくれということで高安にてリードさせてもらいます。
右側がよさそうで取付きましたが、けっこうシャンデリア状態。なんとかこなし、右側の立ち木でビレイ。
江戸君も垂直の滝を登ってきました。
続いての30mは遠目では迫力がありましたが、近づいたらかなり寝ていて、簡単。
そして15m滝。
ソロの人が登っていましたが、なぜか途中で降りてきてしまいました。
スノーシャワーがすごい。3分おきくらいに定期的に降ってきます。
しかも雪ではなく、雹のような氷。
ロープを出すのもこれで終わりなので、林さんに行ってもらいます。
3人とも上がり、ロープをまとめていたら、林ザックがズルズルと落ちて「ラ〜ク」
商売道具は大丈夫か?取りに戻って、事なきを得ました。
天気も悪くなり、雪も降ってきた。ルンゼを詰めますが、トレースがなく、中央稜へのルートが見つかりませんが、適当なところを右へ。
雪のかぶったハイマツを登り、右側にトラバス気味にラッセルすればようやく、稜線のトレースに出会います。これを1時間ほどでテント場に到着。
撤収して林道を歩けば舟山十字路。

赤岳鉱泉に比べ、近いし、タダだし、水もとれるし、快適。
江戸君は初めてなのに、かなり安定して登っていてすごいです。

ありがとうございました。

(記: 高安)

毛無山

日程: 2020年1月16日
山域: 毛無山
参加者: 松林(L)・中村・雨宮
行程: 登山口ゲート – 地蔵峠 – 毛無山 – 大見岳 – 毛無山 – 麓分岐 – 登山口ゲート

晴れてよし曇りてもよし 富士の山 もとの姿は変らざりけり

山仲間の8ヶ月ぶりの復帰に毛無山をセレクト♪
早朝、車の中から見る富士山はとっても大きくってテンションアップ↑↑↑↑

富士山はやっぱりすごいすごい日本一!!!と叫びながら、昨年雪シーズンに登ったことを思い出す。

ところが登り始める頃から雲がニョキニョキ湧きいでて~
あれま~山頂に着いた時には真っ白でその雄姿を拝むことはできなかった。

おまけに寒いのなんのってさっさと下山。
ここ、なかなかの急登ですね~
地蔵峠の方が緩やかで登りやすいかもですね。

下山した朝霧ジャンボリーオートキャンプ場には、平日にも関わらずテントの姿が。
ここはその価値があるキャンプ場だと思う。
富士山の迫力は写真では伝わらない。
この目がいい。

タップリと雄大な白富士をまた眺めに来たいものです。

夕方、「風の湯」の温泉に入る前に見えそうでみえなかった富士の山肌も素敵。
その雲をあたかもスカートめくりのようにめくってみたかった笑

最後に私は詩吟をやっているので富士山の和歌を貼り付けておきます。
「富士山 山岡鉄舟
晴れてよし曇りてもよし富士の山 もとの姿は変らざりけり

(記: 雨宮)

霞沢岳撤退

日程: 2020年1月3日 – 5日
山域: 霞沢岳(北アルプス)
参加者: 国府谷(L)・雨宮・関谷・江戸
行程:
第1日目: 釜トンネル(7:00) – 上高地(8:30) – 明神(9:30) – 徳本峠(14:00)
第2日目: 徳本峠(6:00) – ジャンクションピーク(8:50) – 小梨平野営場(13:00)
第3日目: 上高地 – 釜トンネル

雪がある‼︎霞沢岳を沢渡前泊で徳本峠から目指し西尾根を下山2泊予定で出発。

前日に雪が降ったので明神分岐からはトレースはなく高度を約600Mをあげる。
雪は膝下くらいでちょうど良い。

登りは雪に足を取られてきついなぁー、
でも冬らしくて楽しいなあー、
一歩一歩自分のペースで冬を楽しみながら登っていく。

若い衆が先にトレースをつけてくれるのでそんな楽しみ方をさせてもらえて感謝。

新人さんのペースが途中でダウン↓
雪山歩きになれていないので歩きのペース、足の運びかたや雪への蹴り込み、ストックもなかったので体力を消耗したのだろう。

早めに徳本峠に幕営。
雪と風がなんだか凄くなり、結果一晩中降り積もった。

次の朝、
ジャンクションピークへの登りは急登。雪は腰くらい。
ラッセル大好き「俺に任せろ!!」なナイスな青年がいたので、頼もしいなーと眺めていた。
まるで雪の中を泳いでいるみたいだった。

新品の真っ白い雪は、ふわふわで、なかなか前に進ませてもらえず、200M登るのに二時間以上かかってしまった。

なかなか進まないので、リックを置いてジャンクションピークまでトレースをつける作戦に。
今度はみんなで交代にトレースをつける。80Mも上がると2428Mのジャンクションピーク。

テントを張れそうな場所でもあったので、調子が良ければ昨日のうちにここまで登っておくのも、距離を稼げて良かったのかも知れない。

午後から天気が崩れるとの予報通り、ビュンビュン突風が吹いている。稜線は、大丈夫か?
ここは思案のしどころ。。。
新人さんの股関節の痛みがひどいと言う事で、突っ込まず下山することになった。

そのおかげでとても安全な上高地の小梨平野営場に宿泊することができた。

そうした次の日は上高地からなんだか長い道を歩く。
途中春に登ろうと思う西尾根の取りつきを確認して釜トンネルまで。

タクシー代金は行きも帰りも3000円ちょっと。
運転手さんが優しく、車の中はポッカポカ。

温泉は松本インター近くの日帰り温泉瑞祥へ。
お風呂に入って極楽極楽と何度もツプやいてしまう。
ご飯も頂けてそのポリュームはコスパ良し。
私じゃとても食べきれなかったわ。
上高地の帰りはここで決まりです。

短い冬山シーズン突入です。
アイゼンを引っ掛ければ死が待っているかも知れません。
そうなると周りを悲しませてしまいますね。
登山は山岳会に居れども、自己責任と危機管理をしっかり考え望まなければいけないと、改めて考えた2020年シーズン初めでした。

(記: 雨宮)

悟空スラブマルチピッチクライミング

日程: 2019年12月24日(火)
山域: 湯河原幕岩
参加者: 松林(L)・雨宮
行程: 幕山公園(7:30) – 悟空取り付き9:00) – マルチP4終了点(13:14) – 幕山公園(16:30)

マルチピッチへのロープ練習と技術の確認(晴れ)

桃源郷から登って西に入り北を登って初級のマルチピッチルート全4P約100m悟空スラブへ。幕岩の上部にあって樹林に覆われている。アプローチを探すのに一時間以上かかってしまった。。
標高300M付近、樹林の中に川の流れの様に現れる岩肌が悟空スラブらしい。岩は、乾いていればフリクションも良くホールドも豊富で登りやすそう。支点やボルトはしっかりしていていくつもあった。

今回の目的は、リード練習、支点の構築、セカンドの引き上げ、つるべで登る。登る前にシステムの確認をしっかりして1p松林さん、2P私。
マルチピッチでは今回初めてリードと支点構築、セカンド引き上げを行ったわけですが、セカンドを引き上げる時、カラビナを絡んだロープを引き上げることに慣れていなかったので、とても力が必要だったし登るスピードより引き上げスピードがついていけず、またロープの振り分け。
リードのお仕事ってこんなに大変だったのねと今更ですが改めて知った。今までリードしていただいた先輩方に感謝の気持ちで一杯になりました。

3P目は松林さん、4P終了点まで私。4P目は岩も立っていたので緊張したが落ち着いて登ればの5.7で終了。
降りは2P懸垂下降。 登るにつれ景観は真鶴半島へと続く絶景。遠くに大島が山肌から見ることができた。
マルチクライミングは高度感もあり、こうした絶景のご褒美がたまらなく好きです。

L松林さんには色々ご指導してくださり感謝申し上げます。

(記: 雨宮)

八ヶ岳: アイスとバリエーション

日時: 2019年12月27日(金) – 29日(日)
参加者: 林(L)・高安
山域: 八ヶ岳

行程:
第1日目: 美濃戸口(6:45) − 赤岳鉱泉 − 大同心大滝(12:30) − 赤岳鉱泉
第2日目: 赤岳鉱泉(6:00) − F1 − 小同心クラック − 小同心の頭(12:00) − 赤岳鉱泉(14:30)
第3日目: 赤岳鉱泉(6:00) − 中山尾根取付(7:30) − 稜線(11:30) − 赤岳鉱泉(13:00) − 美濃戸口(16:00)

せっかくの年末ですが、他に人もいないということで、二人。
小同心クラックは以前行こうと思ったが、なかなかチャンスがなく、そのままン十年。
無理を言って入れてもらった。

年末の納会はいつも休んでいる。
前夜、小淵沢についてみると雨。とっておきの屋根のあるところで仮眠。

美濃戸口では雨が降っていなかったが、美濃戸山荘あたりから降り出した。程なくして雨から雪へ。
赤岳鉱泉は先々週とは大違い、積雪ありで雪も降っている。
さすがにテントは少ない。中国人グループがキャンディで講習会。気合入ってるー。

12月27日 大同心大滝

雪の中、登山道から沢に入る。うっすらとトレースがあるものの、ラッセル。林さんパワーで乗り切る。
倒木が多く沢筋と左岸をいったりきたり。
八ヶ岳特有のアラレ雪が降り積もり、圧雪がきかずアリジゴク。
ようやく小滝。フリーで越え、ふたたびラッセルのなか、大滝にようやく到着。でかい!2段50m

林さんGOですが、なんとバイパーではなく、ノミック!!
先々週の八ヶ岳で感化されてしまい、思わずポチってしまったノミックがデビューしました。
優しめの下部を登って、右岸の中間点まで。アレ?そのまま抜けるんじゃないのか?
私も追いつき、垂直の滝の裏側みたいなところで、ビレイ。
再度林さんが挑む。
やはり立っているところは厳しい。その上、降っているアラレ雪が上からスノーシャワー。
上部で降ったアラレが吹き寄せられて集中して降ってくる。サングラスの裏側にも雪が積もる。
アックステンションしながら抜けたそうです。
続いてGOしますが、厳しい。垂直ってやっぱり足で上手く立てないのよね。
すぐにうでが疲れる。
スクリューの回収も時間がかかるのでパンプ!
抜いたら抜いたで、詰まった氷を抜くのは片手ではムリ。アックステンションして
両手で氷を抜いていく。フィフィはサイコー。
立ち木ビレイ点まで。
その木で懸垂下降。50mでさっきの取りつきまで。
雪は降り続いているので、素直に下山。小滝は右岸を巻く。下りとはいえアリジゴク下降。

12月28日 裏同心ルンゼ〜小同心クラック

雪も風もおさまった感じ。星も出ていて、今日は快晴無風かな。

暗い中出発。誰も入っていない裏同心ルンゼ。昨日のパーティのトレースをたどる。
F1はかなり埋まっているのでフリーで越えてF2ですが、自信はないので林さんにお願い。
その上はなんていうこともない感じですが、いちおう、私めがリード。1本クルクルして登っていく。
その後は、ほぼ埋まっていて、多少は露出しているF5をフリーで越えて、裏同心ルンゼは終了。
バンドを大同心へ。昨日の降雪でびっしりとエビのしっぽ。降雪直後の山は美麗。

大同心雲稜ルートらしきところにシュリンゲが垂れてるが、雪で真っ白。
大同心稜を登ってきたパーティ4人が先に見える。
我々は取りつきがわからず、まごまごしていると、そのパーティが取り付きはこの先と
教えてくれた上に、「4人なので、お先にどうぞ」と、ありがたい。

それでは、苦節ん十年の私めが行かさせてもらいます。
取付きから直登しようとしていたら、「少し右側から左上がやさしいですよ」とコメントがかかる。
ちょと戻って登っていく。
岩にはエビのしっぽがびっしり。払いのけてホールドを探す。まるっこいガバだらけでクライミング
としてはやさしいが、支点がない。あるのかもしれないが、びっしりついた雪で見つからない。
試しにカムもセット、まあ効いてないけど。
チムニー状でステミングだったり、背中押しだったりで登る。しっかりとした支点が出てきたが、
まだロープ半分なので、先に行く。あの「冬期クライミング」(注:平成元年版だよ)にある写真のようなところも。
大きく足を開いてステミング。トポにあるピナクル状は安定した足場とペツルの支点。
その上は林さんに行ってもらう。最初の出だしはエイヤと越える。
そのまま切ることなく最後まで。
念願かないました。ありがとうございます。

そこからは多少の岩場を登って登山道へ、ちょいと長い稜線歩きから地蔵尾根を下ってテントまで。
中山乗越では、本日入ったパーティのトレースを発見。いいのか?

12月29日 中山尾根

中山乗越まで登る。本日も先行者はいなさそう。樹林帯を昨日のトレースを辿り、樹林が切れたところから
雪稜の先が取り付き。その場でガチャをつける。
正面の壁にはペツルがポンポンあるが、トポによれば取り付きは少し右側とのこと。
林さんがGO。左上していくが、岩がもろくけっこう悪い。

その先は雪稜なので、ロープをしまって歩き。
快晴無風で山々がきれい。北ア方面もよく見える。

上部岸壁も林さんに行ってもらう。こちらは岩がしっかりしていて快適だが、スラブ状になり、ちょっとやらしい。
その先が核心のチムニー状からの乗越し。ステミングしてガバを探して乗り越える。
そのままロープを引いて最後の岩場手前まで。
林さんが左の草付きから行くが、その先が悪い。ピッケルを草付きに突っ込んで抜ける。
登山道までのトラバスが悪そうに見えたので、ロープを引いていくが、なんてことはありませんでした。
無事終了。
再び稜線から地蔵尾根を下って赤岳鉱泉。
日が差してポカポカ陽気のなかを片付けて下山。

本当に念願かなって小同心クラックができました。しかも降雪直後で雪がびっしりと付いたなかで
充実したクライミングとなりました。林さんありがとうございました。

(記:高安)

八ヶ岳・アイス

日時: 2019年12月14日(土) – 15日(日)
参加者: 林(L)・坂田・高安
山域: 八ヶ岳

行程:
第1日目: 美濃戸口(5:15) – 赤岳鉱泉(16:30) – 裏同心ルンゼ – 大同心稜 – 赤岳鉱泉(17:30)
第2日目: 赤岳鉱泉(6:00) – F1 − 乙女の滝(9:00) − ナイアガラの滝(11:00) − 下山開始 − 赤岳鉱泉 – 赤岳鉱泉(14:00) − 赤岳山荘(18:20)

金曜夜に、会社を30分ほど早く出て、家でバタバタと準備して出発。錦糸町で林車に乗り、小淵沢まで。
道の駅小淵沢で仮眠。阿弥陀に行く雨宮さんとばったり。
翌朝、同じところにいた坂田さんと合流して美濃戸口に停め、赤岳鉱泉へ向けて出発。
ところどころ新しく改修された橋を渡りながら、赤岳鉱泉へ。
全く雪が無い。スコップは完全に無用。
キャンディはオープンしていたが、2本ぐらいしかできなさそう。誰も取り付いていない。

12月14日 裏同心ルンゼ

テントを張って準備をして裏同心ルンゼへ。
大同心沢を過ぎたら裏同心。かなり近い。
沢伝いに登ってF1。ここでも雪が無い。結局、最後まで雪はなかった。
林さんリードでGO。
さて、ノミックとリンクスのデビュー戦。
アイゼンもバイルもパスパスと思うように決まる。
特に足は不安なく立てる。スゴイね。
手の方も、さすがにカジタとは段違い。以前借りたクオークよりも楽な気がする。
クォークを借りたのは1年前の話しなので、単にクライミングレベルが上がっただけかもしれないが。

多少の風はあるものの、天気良く快適。雪が全く無いので滝は完全に露出。

続いてF2。けっこう大きい。ここも林さんさんに行ってもらい、フォロー。少し立っているが、けっこう楽に登れた。

なぜかさっきから県警ヘリが我々の上を何度となく行ったり来たり。爆音でコールが聞こえない。
青空バックにヘリが美しい。

F3とF4はそのままノーロープで登って、F5。
ここはリードさせてもらう。やさしい滝を超えてその上の滝を目指すが、乗越たら、人が寝ていてその他に2人でシュラカバを着せたり。
落ちて怪我をした模様。先程のヘリはこのパーティが呼んでいた。
さすがにその上の滝には取り付けず、その場にあった大岩でビレイ。
林さんと坂田さんに上がってもらう。
要救助者パーティは山岳会のようで、装備もそれなりに用意があった模様。何かできることは無いかの問いかけにも大丈夫とのこと。
ヘリも飛んでいたし、救助につい我々にできることはないので、そのまま大同心稜を下る。台風のせいか、倒木多し。
赤岳鉱泉では救助隊が出発の準備をしていた。
また、翌日の長野県警のWEBに遭難情報が上がってた。

早く寝て明日に備える。

12月15日 ジョウゴ沢

6時過ぎに出発。
沢を少し歩いたところでF1。今日も天気良さそう。
立っているのでロープ出す。快調。
その後F2,F3はそのまま。雪が完璧に無いので、普段は埋まっているようなナメもアイスクライミング!
左に階段状の滝、その奥のナイヤガラは見えない。右に乙女の滝。立ってる。こちらに進む。

乙女の滝は右側に庇が出てる。左側は立っていて水氷。リードはムリそうなので、林さんが右側のルンゼを登って偵察。
トップロープを張って登る。
最初に高安。少し水流のある水氷。立っているのでレストができない。ガシガシ夢中で登って抜ける。
垂直部分の休み方は何度か練習しないと無理かな。
坂田さんは途中で断念。林さんは上手くレストを交えて抜ける。
さて、本流に戻って大滝へ。デカイ。氷の庇が沢山付いてる。
しかし、結氷甘く断念。登っている人もいなそう。
下って、ナイアガラへ。

ちょうど他パーティが撤収するところ。
待っていると、日差しを浴びて暑い、日に焼けそう。
それでは高安がリードでGO。
出だしで1本。階段を少し登ったところでもう1本クルクル、簡単に決まる。その上は垂直。手前でさらに1本入れて、突っ込む。
リンクスはスパスパ決まり、ノミックもそれほど力を入れずに決まる。氷は柔らかいので難なく刺さる。問題なくこなして、
落ち口でもクルクルして乗越す。こういった落ち口の少し平らなところの体制というかバイルの刺し方がちょっと不安定な気がする。
ペツルの支点で終了。
続いて、坂田さん、林さんと登って、撤収。
途中で3回くらい懸垂してF1右側の登山道?に出て、ギア収納して下る。
途中で坂田さんが足を滑らせて転倒。かなり痛そう。昨日のヘリが頭をよぎる。
足首をひねったようです。しばらく休んであるき出す。しかし、そうとう痛みがある模様。
ようやくテント。
片付けて出発。
坂田さんは足の痛みを我慢、のんびり歩いて真っ暗な中を赤岳山荘に到着。中で待っていると、先に下った林さんが程なく坂田車で到着。

皆さんが言うように、アイスクライミングの道具の発達はスゴイです。
坂田さんの足が良くなる様に。

(記: 高安)

フリー納め

日程: 2019年11月16日(土)
山域: 榛名黒岩
参加者: 国府谷(L)・五十島・江戸・他

今年最後のフリーだから泊りで行きたかったけど、事情により日帰りでまた黒岩。
駐車場に着いてみると先週以上に駐車の列になっていて岩場がどんな混雑かと心配したが、どこかの山岳会さんの団体が真面目にアイゼントレなどをしていたので被らず登れてホッとした。
今一つこの岩場の登り方に慣れないので10台をいくつか登ってから先週の宿題のつるをやる。昼寝しているうちにS木さんはRPしていた。
ワタシもなんとかあやしい感じながらRPし、五十島先生も当然RP。
動画も撮れてめでたしめでたし。江戸さんも岩場にだいぶ慣れてきたようでした。これで春までは岩はおあずけです。
帰りはゆうすげで入浴、お食事は高崎の有名店シャンゴで頂きました。
でもボンジョルノの方が好みかな。

(記: 国府谷)