穂高四つの尾根祭り

 

日程:2017年3月18日(土)-21日(土)

山域:北アルプス 穂高

参加者:国府谷 五十島

 

 

ずっと前からあたためて、あたためすぎて融けてしてしまうくらい念願だった積雪期の北尾根に行きました。

結果的に、天候、トレース、パートナーに恵まれまくりでした。いちおうレポート。

時期は春分の日からみの連休と決めていた。それに1日お休みを足して4日間。

毎年そうなるわけではないので今年はチャンスだと以前から思っていた。

あとは、パートナーである。年々衰える力を補ってくれる強力なパートナーが必要となる。

そういう意味でも今年はまたとないチャンスだった。

自分の体調的にも大丈夫そうな感じになってきたので1月頃からそれとなく計画を話してなんとなく

同意を取り付けた(つもり)。

行程は、北尾根~前穂~奥穂~新穂高とした。積雪期の涸沢岳西尾根に行ってみたかったので

新穂高から沢渡に停めてある車までもどるのは遠回りになるが、奥穂も行けるしいいかと思って決めた。

食糧は五十島さんに任せて軽量化に努めた。でもひもじい思いはしない程度には食べさせてもらった。

 

 

3月17日

いつもより気持ち早めに新宿を出発。天気予報はまずまずということなので気分は明るい。

順調に沢渡に着いて仮眠。

 

 

 

3月18日 晴れのち曇りのち雪

沢渡で客待ちしているタクシーに乗って中の湯まで。トンネル入り口には中千丈沢にいくのであろう

人々が沢山いた。

上高地、明神を過ぎて徳沢。しっかりしたトレースがあるのであまり潜ることもなく苦労しなかった。

さてここからはずっとラッセルだよなー、と思っていると新村橋を過ぎてもトレースがある。

それもワカンでの新しいトレースだった。

どこまで続くのかと奥又白の右岸についているトレースを辿っていると、どうやら北尾根に向かうもののようだ。なんとそのままドンピシャで慶応尾根の取り付き付近のコルに上がっていた。

この先8峰までこのトレースのライン取りが絶妙なだけにかなり体力、時間をセーブ出来てしまった。

まともにラッセルしていたらどこまで来られたかわからないが、結局先行Pのトレースは8峰まで続いていた。彼らは今日8峰の先で幕。我々は8峰手前くらいのシュルンドの隙間に幕。

夕食は美味しい鶏鍋。初めて使うジェットボイルはテントの中は寒いけど、熱効率が良く燃料の使用量がとても少ない。

 

 

 

3月19日 雪

昨晩は斜めになっているテントが雪に押されて ずり下がってきたのを直したりいろいろあった。

6時には出発したかったのだが、まだ雪が続いているので、明るくなった7時頃に遅らせた。

予定では3,4のコルまでだが、できればもっと進んでおきたいところ。

先行の3人Pにはすぐに追いつき、先に行かせてもらう。

弱い降雪は続いているが、ルートファインディングできる程度には視界はある。

ロープを出そうかどうか、という場面は何度もあったが五十島さんが上手くルート取りしてくれて行程が非常に捗った。

結局、13時前に3,4のコルに到着。このまま進むか迷ったが、この天候で3峰を登るのはしんどいので

ここに泊まることにした。

昨晩は寝心地が良くなかったので入念に整地しておく。しかし、風を避けるため3峰側の斜面に近すぎた為

降った雪がテントに吹きだまりになってしまったのは失敗だったかも知れない。

夕食はハンバーグ。3人Pは暗くなった18時半頃に到着した。

 

 

 

3月20日 晴れのち曇り

この日の予定は白出のコルまで。天候は下り坂で明日は荒れそうとのこと。

時間は掛かるだろうけど、山荘の冬季小屋を使わせてもらえるとすれば日没までに着けばいい計算である。

朝イチで今回の核心の3峰の登り。通常ルートのチムニー状の部分より少し右の残置ベタ打ちのラインから登る。

2P目は右に回り込んでから雪壁を直上。3P目はクラック状を岩登り。ここまでをお願いしてリードさせてもらう。

 

 

 

4P目は雪の斜面を登り、さらに少し歩いて4,5m程を懸垂下降。ここでロープを畳んで山頂まで歩き。10:40頃登頂。ともかく3峰の登りで晴れていてくれて良かった。

 

 

 

吊尾根へ最初の下りは尾根通しではなくて、紀美子平方面に雪壁を降りてからトラバースして尾根に戻る。

しかし、このトラバースからしてラッセルが深い。ところどころで腿くらい潜る。吊尾根では締まった

雪の斜面を期待していたが結局最後までこの状態だった。

ラッセルは、もちろん五十島さんがしてくれるのだが、やはり余分に時間が掛かってしまう。

尾根通しに行けない部分がでてくる時は左側に回り込むようにトラバースして進む。

全く気が抜けない。だんだん天候がくずれてきて強風が吹きつけてきた。

南稜の頭が近くなってもペースは上がらず、奥穂への緩い登りもへとへとだった。

山頂で写真を撮る余裕もなかった。残念。

 

 

白出のコルへの下りで道標を支点に懸垂下降1回。その後は夏道のペンキに従ってコルに降りた。

ギリギリヘッドランプは出さないで済んだ。五十島さんが見つけてくれた、かろうじて残っていた冬季小屋への入口に足から滑り下りるように潜っていくと、そこは天国のようだった。

五十島さんが後から水作り用の雪を袋に入れて来てくれる。とりあえず温かいものを飲んで落ち着くことにする。

五十島さんがせっせと水作りに励んでいる間に、ともかく広いので しばらく横になって休んでしまう。

夕食はカレー。疲れているときにも食べやすいのが良い。

引き続き水作りをした後、すでにぺちゃんこのシュラフに入って寝る。替えの靴下があって助かった。

 

 

3月21日 吹雪

最終日は涸沢岳西尾根を下るだけ。天気は良くないが、気にならない。

外は吹雪だけどテントの撤収もないから楽ちん。クランポン付けたらすぐ出発。

涸沢岳まではすぐ到着。視界があまり無いので方向を よく確認して西尾根を下降する。

雪庇と途中から南側に分かれる尾根に気を付ければ問題ない。ところどころに旗竿も立っている。

(といっても1回くらいは間違える)

林道に降りても今年は積雪が多いようだ。お昼過ぎに新穂高に着いても雪は降り続けていた。

平湯までのバスは1時間に1本。平湯で松本行に乗り換えて無事沢渡へ到着。

塩尻のスーパー銭湯で入浴と食事を済ませて帰宅した。

のこり少ないクライミング人生で今回北尾根に行けたのは率直に嬉しい。

あとは、あそことあそこに

行けたら思い残すことは無いです。

(記:国府谷)

荒沢山・足拍子岳



 

 

日時:2017年3月11日(土)

参加者:国府谷(L)、高橋、雨宮、林

行程:土樽駅発(6:00)-荒沢山山頂(9:00)-足拍子岳山頂(14:00)-下山・土樽駅(18:00)

 

 

比較的行程が短く、取り付きまでのアクセスも良いショートアルパインルート荒沢山〜足拍子岳へ。車で土樽駅へ向かっている途中から雪が降り出し、土樽駅に着く頃には道路にもだいぶ雪が積もっていた。

 

土樽駅で仮眠をとり6時頃に出発。朝も雪。

積雪が多く出発後すぐにワカンをつける。まずは荒沢山ピークに向かいカドミナ尾根を登っていく。ラッセッルを交代しながら3時間程で荒沢山山頂に到着。晴れていれば足拍子にむかう雪陵が見えたのだろうけど、雪が降り続き残念ながら展望はほぼなし。

ここからは雪庇に注意しつつ細い尾根を足拍子にむけて進んでいく。少し行くとオキドのコル。トラバースして降りようと試みるも雪の着き方が悪くて断念。国府谷さんが雪に埋もれていた灌木を掘り出して懸垂支点を作ってくれたので懸垂1Pで降りる。コルからの登り返しの雪壁は急登のためロープを1P出す。

足拍子山頂直下あたりから新雪が多くなり腰程度のラッセルに。山頂はすぐそこのはずなのになかなか進まない。ガスって視界がきかないから余計に進んでない気分になる。それに加えて新雪で隠されたクラックがいたるところにあって踏み抜くと足がプラプラと浮いている。このクラックがいやらしかった。何度プラプラしたことか・・・

 

 

それでも先頭を交代しつつ雪にまみれつつ14時頃に足拍子岳山頂に到着。相変わらずの雪。雪。雪。

展望もないし、雪だし、寒いし。そそくさと南尾根を下降する。途中1カ所雪壁をクライムダウンする時にロープを出す。引き続きクラックに足を取られながらも、なんとか日が完全に落ちる前に下山することが出来た。

 

下山後、辿ったルートを見上げてみるとたいした距離ではないのにえらい時間がかかったなぁと思う。

 

トレースの全くない雪陵を行くのはそれはとても気持ちが良かった。

行程の多くでトップを行かさせてもらい良い経験が出来ました。

皆さんありがとうございました。12時間の行動お疲れ様でした。

 

 

追記 アックスがもう1本欲しくなりました。

(記:林 撮:雨宮)

 

女峰山 黒岩尾根

日時:2017128()29()

参加者:五十島(L)、雨宮、魚瀬、林、他1

行程:28() 西参道第一駐車場 日光東照宮(6:00)-行者堂稚児ヶ墓(7:40)-白樺金剛(9:00)-逢拝岩(11:00)-唐沢小屋(15:00)

29() 唐沢小屋(6:00)-女峰山山頂(7:20)-唐沢小屋着(8:30)-唐沢小屋発(9:00)-逢拝岩(10:30)-西参道第一駐車場 日光東照宮(13:00)

雪山でのトレーニングを兼ね日光女峰山へ。
今年も雪が少ないと聞いていたが、出発前の1~2週間は寒気が入り、連日各地で大雪とのニュースが流れていた。女峰山の積雪も増えているではないかと、たんまりとラッセルが出来るのではないかと、期待と不安を抱きつつ金曜日の夜に東京を発つ。

 

 

1日目
6時に東照宮前の駐車場発。二荒山神社の脇を通り行者堂裏の登山道入り口へ。これがわかりづらかった。雪はあるもののうっすら積もっている程度。トレースもついており問題なく歩ける。もう少し雪があると思っていただけに少し拍子抜け。快晴のもと幅広の緩い尾根を気持ち良く歩いてゆき7時20分頃に稚児ヶ墓。
このあたりからやや積雪が増えてくる。ひらけた笹原を抜け樹林帯に入った先でトレースがなくなりワカンを装着。ただ積雪はそれほど多くなく快適に進む。サクサク。
他の登山者もおらず、たまに会うのは鹿ばかり。とても静か。
八風から黒岩のガレ場をトラバースし11時頃には想定していたよりも早く逢拝岩に到着。
ここから傾斜が急になり積雪も増えてくる。膝下程度のラッセルだが踏み抜くと股下までしっかりと埋まる。トップを交代しながらラッセルを満喫しつつ進んでいく。

 

 

15時過ぎには唐沢小屋に到着。積雪の状況によってはもっと時間がかかるかと内心不安だったが、明るいうちに小屋に着けてほっと一息。小屋は2階建で中にはマットや毛布、テーブルも完備。明かり取りの窓も多くある。日当り良好、家具付きの優良物件。
夜も小屋内の温度計では-4℃~-5℃程度で寒さもそれほど感じなかった。快適。

 

 
2日目
6時頃に唐沢小屋を出発。しばらく樹林帯を進んだ後、頂上下の急登を登っていく。地図上では頂上直下は頂上に向かい左の尾根を辿るのが夏道になっている。
尾根寄りにルートをとったもののやや直登気味に登ってしまう。深雪と雪の下に隠れた灌木に足をとられつつも7時20分頃には山頂に。
天気は曇りの予報だったがこの時点では快晴で360°日光の山々と雲海を見渡せる。日光ってこんなにも山深い場所だったのだと気が付かされる。景色を眺めてしばらく山頂を満喫。
下りは駆け下りるように小屋まで帰ってくる。

 

 

荷物をまとめて9時過ぎには下山開始。下りはアッという間。大勢の観光客で賑わう東照宮に昼過ぎには帰って来た。

日光の山はあまり登ったことがなかったけれども、とても静かで気持ちの良い山だった。

温泉の後、8000円の栃木牛ステーキ・・・は諦め、みんなで唐揚げをたらふく食べて帰路についた。

(記:林)

雪を求めて上州武尊山

日時:2017年2月4日(土)~5日(日)

参加者:中村(L)、魚瀬、林

行程:4日(土) 旭小屋(7:40)-不動岳分岐(10:30)-不動岳頂上直下(12:30)-前武尊山頂手前にて幕営(15:15)

5日(日) キャンプ発(6:45)-前武尊山頂(7:30)-武尊山山頂(10:00)-川場スキー場(11:20)


 

年末年始にかけていくつか雪山の山行に参加させてもらい、もっと雪の中を歩きたいという思いが募っていたところ、中村さん発案の上州武尊山の山行計画があり諸手を挙げて参加させてもらった。行ってみないことにはどれ程の雪があるのかわからないということで、期待を胸に前夜に東京を発つ。

 

 

4日(土) 快晴

道の駅で仮眠後、出発点の旭小屋に向かう。予定では朝日小屋の駐車場に車を停めるつもりだったが、除雪された雪で駐車場も小屋への橋も埋まっており最初場所がわからずに通り過ぎてしまう。近くを探したところ小屋から少し下った道路脇に車を停めることが出来たので準備をして出発。小屋に渡る橋にもたんまりと雪が積もっており、予想通りトレースのかけらもなく誰も入っていない様子。これはラッセルをたっぷり出来そう。

 

 

小屋からはひたすら川場尾根を登っていく。最初は膝下程度の積雪で不動岳の分岐までは3時間弱。順調順調。このあたりから徐々に積雪が増えてきた。場所によっては股下程度まで埋まる。さらに傾斜も急になってくる。

 

 

ピッケルを突き刺し、足を蹴り込み、ラッセルラッセル。厳冬期なのに汗だく。

楽しくなってくる。

不動岳手前で鎖場が出てくる。鎖を使いつつ岩場を進みピーク直下へ。

ここでピークを西側に巻く。地図上の夏道でも西側に巻いておりいやらしい斜面なのだけれど、なぜかここだけ鎖がない。

 

念のため中村さんにロープを出してもらい懸垂で降りる。このあたりで少し時間をとられた。

そこからまたラッセルラッセル。15時過ぎに幕営地を決める。

前武尊山頂から100m少し下の風をかわせる広い尾根。眼下に街灯り広がる素敵なキャンプ。夜も風の影響をほぼ受けず熟睡。

 

 

 

5日(日) 晴れのち曇りのち雪
この日は天気が下り坂の予報。午後からは雪になりそう。
当初の予定ではキャンプに荷物を置いて武尊山まで往復し、テントを撤収後往路を戻る計画だったが時間的にギリギリになりそうなことと天候を考慮し、中村さんの判断で計画を変更する。テントを撤収して武尊山に向かいそのまま戻らずに川場スキー場に抜けることにした。この判断が正解だった。

 

 

 

 

朝は快晴。朝日を眺めつつ快適に進む。
7時半頃に前武尊山頂。このあたりからうっすらとトレースが出てくる。剣ヶ峰を過ぎた先から新しいトレースがあり、ありがたく辿らさせてもらう。
西の空が少しずつ暗くなってくるなか、10時に武尊山に到着。風も出てくるがこの時点ではまだ展望があり谷川岳がくっきりと望めた。
谷川岳はかっこいい。

 

 

 

スキー場から武尊山をピストンする登山者が多いらしく、ここからは雪がしっかり踏み固められており一気にスキー場まで下っていく。歩きやすいったらありゃしない。
昼前にはスキー場に着き、下りのリフトを使って一気に麓に降りる。
なんだろう。スキー場の若い子達がとてもキラキラして見える。

麓に着く頃には雪が本降りに。スキー場のカレーを食べながら往路を戻らずにスキー場に抜けてきて良かったとつくづく思うのでした。
2日間たっぷりと雪を堪能出来た山行だった。歩くことが楽しかった。

(記:林)

 

 

 

鳳凰三山

山域:南アルプス鳳凰三山

日程:2017年2月25日~26日

参加者:高橋(L)、魚瀬、林、雨宮(記)他1名

行程:車を御座石温泉と夜叉神峠登山口に1台づつ駐車し夜叉神登山口からスタート

 

 

 

 

3/25 、26  晴れ
今回の山行は新人5人ということで
高橋さんをリーダーに地図読みなどの課題も含めながら歩く。
ラッセル好きの2人もいるのでこころ強い行程。
薬師岳小屋まではしっかりとしたトレースあり。
踏み抜いてしまうと腰まで埋まってしまい抜け出すのが大変のようだ。
体重の軽い魚瀬、雨宮は沈みにくいが
歩き方にもコツがあるので、それを掴むのも今回いい経験になったのではと思う。
山道は、時々ひどく凍っていて滑る。
南御室小屋、薬師岳小屋まではツボ足、トップの林さんだけ御室小屋からワカン使用。

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お天気が良い朝の光の中を歩くのは気持ちが良い。

 

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幕営地に早めに到着したので日向ぼっこしたりお茶を飲んだり
何と言ってもみんなで食べる山飯はご馳走である。

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幕営地
夕景の舞台は素晴らしかった☆
間近かに見る北岳、白根三山の山並み
目の前に広がる雲海のうねり
沈む夕日が空や雲に映す地球の変化がドラマチックでメンバーみんな歓喜の声。夜になれば目が痛いほどに輝く宇宙の星たち。

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朝をむかえれば、北岳、白根三山に映るモルゲンロートの赤
そして遠くに富士山が神々しい。

 

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この頃の雷鳥は真っ白で肥えていた。冬の間何を食べているんだろう。

 

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縦走の最終目標
いつも遠くから目立っていたオベリスクのある地蔵岳にも行けて
見ごたえ歩きごたえ十分な山行であった。
御座石温泉ルートの上部はトレースもなくズボズボ埋まって時間を取られたが
林さんはとても楽しそうにトップを歩いていたのが印象に残った。

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鳳凰小屋から御座石温泉への下山は時間も押していたので急いだ。
長くてヘトヘトだ。
帰りの温泉では、雪で冷えた身体を温め最後はやっぱりお風呂がいい。
いろいろ経験できた山行をありがとう。
(記:雨宮 撮:雨宮,魚瀬)

南ア 荒川出合3ルンゼ

日時:2017年2月18日(土)-19日(日)
山域:南アルプス
参加者:国府谷(L),五十島

 

国府谷さんも行ったことのないという荒川出合。
ほぼほぼ初めての状態でマルチなんて大丈夫?という今更すぎる心配を胸に登ってきました。

 

 

 

1日目:
開運隧道の入り口付近に車を止めて林道を只管歩く。2:30程。
冬季閉鎖中の林道中にテン場をおけるので極めて快適だった。
この日は他に2ルンゼに1PTのみという貸切状態。
下降もよくわからないのでこの日は3ルンゼ右の滑滝1Pを登ったり、
V字スレッドの練習等で明日に備える。何せスクリュー使うのも初めてなのでとても勉強になりました。
V字スレッドは慣れるまでとても時間がかかる。長いルートをやるなら要練習ですね。

 

 

 

2日目:
昨日下見をしておいた滑滝の登攀。取付きまでは左から巻けば30分もかからない。
1Pは予習済みなのでリードさせて貰った。プロテクションに苦労しながらも終了点まで。
せっかくなので?という事で2Pもリードさせてもらう。流れが悪そうなのでここは途中で切る事にした。
取り付いて見ると上部が想像より悪く苦労する。おろしたてのリンクスを信じてトラバース気味に核心突破。
4Pは国府谷さんリード。その上は雪の斜面になっていたので実質最終ピッチだった。
左岸にトラバースしてから灌木を辿って懸垂3ピッチで取付きまで下降。

 

 

 

ありがとうございました!来年はブライダルベール登りましょう!
(記:五十島)

 

上越 東谷山〜日白山

日程:2017年3月4日 日帰りピークハント

山域:谷川連峰
参加者:中村(L),土井,雨宮

 

 

 

3/4   晴れ
綺麗な雪原とナイスなお天気
こんなにも穏やかな1日 はとてもゴージャスに思う。

真っ白な雪原に足跡を付けていくのは楽しいだろう。

そして谷川山系 が一望できる360度パノラマの日白山山頂からは
今まで登った武能岳。谷川岳、一ノ倉岳、白毛門

次回予定の荒沢山と足拍子岳、馬蹄縦走を眺めた。
いつか行くであろう仙ノ倉山 北尾根もかっちょええ 。
上越だけでも登りたい山満載でした。

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日白山山頂から谷川連峰を抱きしめる。。。気持ち

 

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上越の山々を愛する中村さん、土井さんとともに素晴らしい山を歩かせていただきました。
谷川連峰に魅了された今回の山行はこの笑顔が物語っていますね。
(記:雨宮)

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八ヶ岳 天狗岳西尾根

日程:2017年2月11日(土)-12日(日)

参加者 : 国府谷(L)、坂田、五十島、魚瀬、雨宮(記)

行動記録
1日目:渋の湯(10:26)〜唐沢鉱泉(12:50)〜第一展望台(15:45)

2日目:(06:20)出発〜天狗岳西尾根〜西天狗岳(08:50)〜東天狗岳〜中山峠〜黒百合ヒュッテ(10:05)〜渋の湯(11:15)

 

 

天狗岳西尾根から山頂を目指す

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凍てつく寒さと 雪に埋まり
そして冬山の煌めきを この身体で受け止めた山行でした。
山に魅せられた者たちとともに☆

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逞しい男性陣が雪と戯れ
好物のラッセルを見事なほどに 楽しんでいた。
私はおまけです。

激さむに耐え忍んだテントの夜

早朝、天狗岳西尾根に太陽の光が徐々にやってきた
救われる、なんて素敵な光 だろう
太陽さんありがとうと何枚も写真を撮った。

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きた〜!!!

 

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何度も体をこすったり
寝返りをうったりして寒さに耐えた 眠れない夜
初めて寒さへの 体感トレーニングだったかもしれない
いつも真ん中に寝かせてもらっていたのであったたかったのだ。
今回はテントの端で寒さに耐えてみてよかった。
学ぶべき収穫。
 
 
 
凍てつく森

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激さむな夜が開けて月とともに地球のグラデーション
目下に茅野の街
こんなに近いのにここは別世界
これも山登りの魅力の一つ

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腰まで埋まる

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胸まで埋まったー!!!こうなるとなかなか抜け出せませんが楽しそう。

 

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もがいてる間に仲間が新たな道を切り開いていくナイスなコンビネーション

 

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這い上がる

 

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天狗岳を目指して西尾根を歩く

 

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私は前後左右の写真をコンデジでパシャパシャ撮りながら後方のんびり歩かせていただく

 

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ラスト西天狗岳山頂を上りつめるがこの辺からアイゼン装着
これまではツボ足

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これまで静かな尾根を歩いてきたので
山頂の人の多さにちょっとびっくり 笑

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東天狗岳山頂
風が寒くって意識が飛んでる。。。

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下山道では余裕もあり景色を楽しむ

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たくさんの山人がこの好天の中トレースを作っていた

 

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下界が近くなってきたと思う黒百合ヒュッテ

 

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(記:雨宮)

日光女峰山黒岩尾根

日程:2017年1月24,25日(土・日)
山域:女峰山(2483M)
参加者:五十島(L)、魚瀬、林、雨宮(記録)、他1名

行程:1日目 (前夜発)二荒神社駐車場出発4:50-黒岩10:55-唐沢小屋15:10
        2日目 唐沢小屋6:10出発-7女峰山山頂:20-涸沢小屋8:25-12:45駐車場着

 

 

24日 晴れ
登山道入り口が神社の階段登った左奥にあって分かりづらかったが
五十島さんが前に登っているので時間をロスすることなく歩き始められた。
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黒岩まで6時間、唐沢小屋までで10時間20分。
ラッセルを考えるとかなりの健脚コース。
 
しかし若者4人が我こそはとトレーニングも兼ねて
ラッセル、ルーファイしてくれたので、
雨宮は体力温存のため歩くことに専念できた。
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それでも雪質がねっとりしていて、ワカンが団子状態になり
足を取られ筋肉に疲労が来るのも早かった。
 
最近走ってないせいか体力が落ちているので要注意。
 
小屋には予定通りに到着。
お茶を飲んだりおしゃべりしたり美味しいお鍋を頂き
身体もあったまってよく寝ることが出来た。
25日 晴れのち曇り
4時起床。
暗いうちから出発したため
ルート左を取れず、頂上直登が今回の核心。
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360度の景観は日光をぐるりと眺めることができ
なかなか広々した爽やかな山頂で会った。
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ラッセルをしながらどんどん登る青年達の後ろ姿は逞しかった。
10年後がとても楽しみになった。
 
前回の鋸岳山行の時、足がづれて両親指ダメにしてしまったのもあり
今回は靴紐を強く締めすぎて左くるぶしをかなり圧迫してしまい
下山の際ひどい痛みが出てしまって歩くのが辛かった。
靴紐の結び方が難しい。。。
(記:雨宮)

冬季鋸岳〜甲斐駒ケ岳縦走 元旦登山

日程:2016年12月30日(金)-2017年1月2日(月)
参加者 : 国府谷(L),林,雨宮<行動記録>

工程:
30日=戸台駐車場(7:30)〜角兵衛沢出合(9:40)
コル手前2400M付近(14:30)

31日=6:30出発〜鋸岳第一高点2685M(7:15)〜小ギャップ(7:30)〜風穴(9:07)〜大ギャップ(9:20)〜大ギャップ底(10:50)〜大二高点2675M(11:40)〜中ノ川乗越(1230)〜三ツ頭(14:10)〜六合目石室(15:00)

1日=6時出発~甲斐駒ケ岳山頂2967M(8:52)〜駒津峰(10:42)〜仙水峠(

11:22)〜北沢峠(12:18)〜丹渓山荘(14:26)

2日=6時出発〜戸台駐車場(8:13)

 

 

 

 

2017年元旦登山は
南アを代表する岩稜。甲斐駒、仙丈を見ながらの縦走路。
伊那谷生まれの私にとって、いつも見ていた鋸岳は特に憧れを超越した存在感を持っていた。まさかその山にそれも冬季に行けるだなんてテンションマックス☆

 

30日、晴れPC300167

 

戸台川を滑ってこけないよう、ここで靴下が濡れると致命傷><。。。

慎重に渡渉しながら角兵衛沢分岐を左へ

 

 

重い荷物に耐えながら急斜面を一歩づつ上り詰める
コルの手前が本日幕営。

その前にバテバテで仲間に助けられながら14:30時到着。

 

今回、国府谷さんはいつも元気に先頭を歩き終始我々を引っぱってくれましたが
幕営地をいち早く確保すると
ペースが遅い私を迎えに来てくれリックを背負ってくれました。
「えー!こんな重いの背負ってたのー。俺のより重いじゃん。」
あら、そうなの。。。
山岳会に入ってシャラフやマットなど装備の軽量化を目指し買い換えていたのに
新規で購入したグレゴリーのリック本体が重かったとは!?なんだ!なんだ!
本末転倒ではないか。この時気がついた。トホホです涙

荷物がなくなって天使の羽が背中に生えたように軽やかになった私は

こんな楽していいのかな。逞しい国府谷さんと林さんに感謝です。

傾斜もきつく狭い場所だが丁寧に整地して快適なテント場となる。

 

PC300174 PC300176 PC300182

 

水は合計9L運び上げ、頑張った甲斐あって
のんびりサンセット♪美味しい夕飯、

張り切って食材多く用意しすぎて食べきれなかった。。。反省

 

 

31日,晴れ

 

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赤く染まる山々を眺めながら
早くも鋸岳第一高点

 

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小ギャップでロープを出していただき懸垂

 

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そして昔、一般道からいつも眺めていた鹿窓、風穴とも言うが
を感動しながら左側を巻く

 

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第三高点の中岳から大ギャップの底まで

懸垂20Mほどの垂直の壁。
ここでガイドブック通りの20Mの場所でなく
少々左にづれて2ピッチで大ギャップの底へ。

 

 

イメトレでは懸垂下降も上手にできていたが
ロープが横に振られてしまい、かなり無様なスマートでない懸垂下降に
自分ながらにかっちょ悪いと思ったが仕方がないね。。。。

ここでの作業にかなり疲弊したように思う。
第二高点の剣はよくわからなかった。

 

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写真下は大ギャップの底。下るのは時間がかかってしまったが、大ギャップのイメージ通りの写真は撮影できて満足。↓

 

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あとは登ったり降りたりと
中ノ川乗越、熊穴沢ノ頭、三ツ頭を経て
六合目石室を目指すが体が疲れてきて思うように足があがらない。

15時に到着。

 

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石室の中にテントを張るがけっこう寒い。

夕景はとても綺麗で感傷に浸りたいが寒さに勝てず

年越しラーメンを急いで食べて
水作って早めにシュラフへ。

 

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2017年1月1日、ガス、強風、ブリザード
ヘッドランプをつけながら暗いうちに出発
ここから甲斐駒ケ岳山頂を目指すが
ガスってる。。。気温もマイナス25度を振り切って寒い。

林さんの長いまつ毛に白いマスカラが〜

 

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天候が良ければ、岩場も多く景観も楽しめる場所なのだが
風とブリザード、早朝の気温は低く進むのが精一杯で楽しめなかったのが残念。

 

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9時に甲斐駒ケ岳山頂。
寒くてのんびり鑑賞なんてできなかったのが惜しいな。。。

 

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ここからは駒津峰を経て
長〜い長〜い下山道を耐え忍ぶ感じ、天気はこの頃回復

 

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北沢峠に到着した12時の頃には
足が重くなり
本日中の下山を雨宮は拒否

 

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リバーサイドビューの丹渓山荘跡?
14時到着

 

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生まれて初めて泊まるような印象に残る山小屋だったが

なかなか快適に過ごす

岳友がハマグリのお雑煮を作ってくれ
それも生の柚子が切り札!!!
テンション上がるっしょ

ここに泊まらなかったら食べれなかったぞー。超美味しかったわ。❤

 

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2日、やや曇り
6時出発、8時には駐車場に元気に到着。

たった2時間だったが
昨日の私にはこの2時間がしんどかった。

体調が万全でなかったせいか、こんな素晴らしい縦走をできたのだから

もう冬山は思い残すことがないと昨日の夜、国府谷さんに語ったが

下山の本日には空が青く後ろ髪引かれ、振り返ってまたねと思うのだった。。。

 

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下山した後
温泉入って岳友とさよならして
高遠のお客さんの家に行って
家族写真、マタニティー写真の仕事を元気にこなすことができました。

皆様、おかげさまで

素晴らしい体験をさせていただいた2017年の始まりを❤ありがとう深謝☆

❤

写真はバッテリーが落ちたり、余裕がなくてあまり撮れなかった
残念。。。

(記:雨宮)