劔岳赤谷尾根-北方稜線-早月尾根

日程:2016年5月3日(火)-7日(土)

山域:北アルプス

参加者:国府谷(L),五十島,高橋,雨宮

 

二度目の正直の北方稜線

 

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今年のGWは2日休みとれば10連休、などとかなり無理のあるキャッチフレーズが

飛び交っていたが、ワタシは初めから10連休なのでノー問題。

問題といえば、行先とメンバーなのだが、このところやる気マンマンな会員が増加中で

これまたノー問題なのです。

3月には概ね計画は固まってきつつあったので、準備として西穂高岳北西尾根、谷川岳

西黒尾根、城ヶ崎、城山などをこなしつつ成功に向かっていった(と思う)。

初めの目論見としては、天候不順な場合の多い(気がする)連休前半を避けて、

より季節も進んだ連休後半の計画とし、チンネも雪氷のない状態で取り付けること

を狙ってのものでした。

計画のハイライトはチンネ左稜線だったのだが、これは初めから予備日扱いで、

状況次第で最初にカットされる予定だった。

結果的にはまずまず狙い通りであったように思う。

 

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ずっと休みのワタシは2日にいろいろ最後の買い出し等の準備。

もたもたしていたら深夜の運転に備えて昼寝するつもりだったのが出来ずしまい。

2日夜に新宿集合して安房トンネル超えて馬場島まで。渋滞なしで案外早い。

駐車場が満車かと持ったらそうでもない。すぐに仮眠。

3日。いよいよ赤谷山へ出発。明日は雨予報だが今のところは快晴。いつまで

天気が持つか?パッと見、雪は劇的に少ない。上部はどうだろうか。

赤谷尾根下部は藪が出ていて大苦戦。通常の倍以上時間が掛かっている気がする。

頑張って1500mを越えたところで雪のある平坦なところにでたのでここまで

として幕営。夕食はホウレンソウ鍋。夕方から雨、風が強くなった。

 

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4日は雨が治まった午後から出発するが再び藪と格闘。高度を上げても全然

雪が出てこない。それでも 何とか夕方に山頂に到着し山頂南側の岩陰で幕営。

今夜はキャベツ鍋。

 

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5日は丸一日好天が期待される一日なので出来るだけ先に進みたい。

天気予報では6日は天気が崩れてくるらしい。

目標は小窓。あわよくば三ノ窓(無理か)。だったけど、結局池の平山の手前まで

進むので精一杯。また、藪に時間を取られた。

池の平山手前のほぼ同じ高さの尾根付近で幕営。思ったより池の平山は

遠かった。もう過ぎていると勘違いしていた。明日は長くなりそうだ。

夕食は麻婆春雨。

 

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6日は午後から天候が崩れるので5日の分までなんとか出来るだけ

先まで進みたい。明日も雨だろうから残念だがチンネは諦めるほかない。

池の平山は東側に広い尾根が続いているのでここでもじゅうぶん幕営

できそう。小窓までの下りで三回ラペルする。雪がしっかりついていれば

尾根の東側を巻きながら下降できるのかもしれないが、今回はほとんど

出ている夏道(?)を辿っていく感じ。たっぷり3時間かかった。

 

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小窓からは急斜面であるが、しっかり雪の着いた雪壁を登ってすぐで

小窓尾根に出た。池ノ谷、剱尾根がよく見える。

ところどころに幕営適地があり、小窓尾根登るパーティはここで泊るんだ、

などと感慨にふける。しかし、このころから空は明らかに雲が増えて

嫌な感じ。気が焦る。

小窓の王基部から三の窓へ斜めにラペル一回。とうとう三ノ窓に到着。

初めて来たけど、これが三ノ窓なのね。ここまで雄大な景色をずっと

見ながら来ているので狭いというかこじんまりとして見えるのは気のせい

でしょうか。というか天気が心配で落ち着かない。

しばらく休んでから池ノ谷ガリー登る。トップの五十島君が頑張って

ステップを作ってくれているので最後のワタシはこれまで随分楽をさせて

もらっている。左手に長次郎雪渓を見ながらさらに約1時間。

剱岳に到着。祠はちょっぴり顔を出している。

皆で記念撮影。やあやあよかったよかった。

 

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さてどこまで下降出来るかな。早月小屋まで行けるかな。

しかしここでみるみる天候が悪化。すっ飛ばされそうな猛烈な風。

下降を急ぐ。分岐からすぐ下あたりから 雪が少なく岩混じりの部分を

ラペルしながら降りるうちに横殴りの雨も強くなってくる。

ここでも雪が少ないせいかさらに二回ラペルで降りる。

2600mくらいでギブアップ。それらしき雪面を整地して幕営する。

ずぶ濡れながらも下山の目途は立ったので一安心。

燃料もたくさんあるので、ガンガン焚いて少しでも乾かす。

(乾かないけど)

 

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7日は小降りになったお昼前から行動開始。雨はすぐにほとんどやんだ。

12時過ぎに早月小屋に着き馬場島には16時ころ到着して無事終了。

有名な石碑の前で記念撮影。早月来たらこれを撮らないと、と思ってた。

 

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これといったトラブルもなく下山出来たのでなにより。とても立派な

アルプスの湯で寛いでからすぐ前のスーパーで買い出し・食事を済ませて

また安房トンネル経由で翌朝帰京しました。

 

 

今回の計画は数年前に廣岡さんと計画して、連休初日に馬場島入りしたところ

上部では1m近い積雪があったりしてその場で敗退していました。

2回目で完登できたので満足ですが、あの時に行けば行けたのではないか

と考えると弱気になったことは今でも少し残念な気がします。

ルートの感想としては、クライミング要素はないのでひたすら体力勝負の

感じです。

天気も予想より悪くはなかったのである程度予定をたてて行動出来ました。

やっぱり富山からの剱は良いです。

(記:国府谷)

西穂高北西尾根

北アルプス入門ルート

 

日程:2016年3月20日(日)-21日(月)

山域:北アルプス 西穂高岳北西尾根

参加者:国府谷 中村 五十島 高橋

 

 

 

 

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春分の日は北アルプスへ。

当初は3日間の予定で行くところでしたが、

初日は雨予報だったので2日間へ変更した。

19日夜にちょっと早めに新穂高に着いて仮眠。

20日は曇りだけど気温は高め。

尾根末端から取り付いて2500mくらいで幕。

後半はラッセルがきつくてペース上がらなかった。けど皆で頑張ったな。

明日の為に尾根が細くなる手前までトレースを付けておく。

夕食のおかずに用意したはずのソーセージを家の冷蔵庫に残置して

しまったのが悔やまれる。申し訳ないです。

夜から晴れてきて明日に期待できる感じ。

 

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21日はおしゃれな尾根を辿ってJPが8:30くらい。ここまで約2時間。

JPからは西尾根から来ているトレースを辿ってピークまで。

最後の岩場を廻りこむところで5mほどロープを出した。

 

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10:30ころ終了。天気にも恵まれた。

西尾根よりマイナーなみたいだけど北西尾根もいい感じでした。

西穂山荘までゆっくり降りてあとはロープウェイで下山。

14時ころ駐車場着。

 

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この時期はもう2日間で行けるのだと知った。

皆さん有難う御座いました。

(記:国府谷)

 

 

辛いラッセルも全て忘れて

 

連休の山行は残念ながら土曜日が天気に恵まれず、日月の2日間で西穂でした。

初日は取付きから我慢のラッセル。倒木がとても多く越える毎に消耗してしまった。

行程の半分が過ぎた辺りでだんだんとラッセルのスピードが落ちてくる。

雪は膝くらいで荷物が特別重いわけでもなく、もう少し頑張れたような気もするが

随分周りに頼ってしまった。気持ちの問題ですね。

2500m付近に到着したのは14時頃、初日の目標はしっかり達成できた。

 

 

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翌日は6:30出発、予報を裏切り空は澄んでいた。

朝の締まった雪にアイゼンが刺さる音が気持ちいい。

北アルプスはやっぱり大きいな、と思った。

無風快晴の中頂上までほとんどをトップで歩けて幸せだった。

大至急感謝です!

 

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(記:五十島)

 

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昨年4月末の連休で西穂西尾根に行きましたが、雪がほとんどなく、第一岩峰・第二岩峰はむき出しの岩を登り、その後の凄まじい藪こぎ(!!)では2-300m進むのに3時間ほどかかり疲労困憊。さらにその先ジャンクションピークまで200mほどの藪こぎがさらに続くため、ジャンクションピーク手前のコルから急な雪渓を頂上直下の急な草付きまで長いトラバースで詰め、嫌な草付きから30mほどの岩をよじってやっと頂上に着いた、というものでした。素晴らしい雪稜登行を期待していたのですが、少々がっかりでした。

 

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今年の3月の連休に北西尾根に行くということで、昨年のリベンジということもあり、参加させてもらいました。若い人達といっしょなので、足を引っ張らないようにと山行の前に体力トレーニングと節酒に勤めました。
荷物を軽くしてもらったので恐縮でしたが、少しはラッセルでも貢献し、満足な山行でした。特に、二日目の素晴らしい天候の中、上部の美しい雪稜・雪壁を登っていけたことは、なんとも嬉しいものでした。一日目も、今年の雪の少なさを心配したのですが、膝ぐらいのラッセルはあり、ガスの中しっとりした雪山の雰囲気を味わいながら登りました。バテましたが。
国府谷さんは北アルプス入門コースと言っていますが、2-3か所いやらしいところもあり、また緊張する雪壁のトラバース・直登もありで、なかなか手ごたえのあるルートだと思います。
私としては大満足の山行でした。
国府谷さん、皆さん、どうもありがとうございます。
(中村記)

 

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阿弥陀岳北稜

日時:2016年1月10-11日
山域:八ヶ岳
参加者:久世(L),土井,五十島,高橋,雨宮
行程:
1日目 美濃戸口-南沢-行者小屋-BC
2日目 BC(6:30)-第一岩峰取付(7:20)-第二岩峰取付(8:00)-阿弥陀岳(10:10)-中岳沢-BC-美濃戸口-帰宅

 

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1日目:美濃戸口から雪のない道を歩いて行者小屋まで。
今シーズンは山に行く度に降雪量の少なさに驚いている。
南沢から直接行者小屋まで歩いて到着。夜は中エスパースに5人で寝ることになったが、八ヶ岳で暑くて寝れない経験は初めてだった。

 

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2日目:6:30行者小屋出発。第一岩峰取付は既に順番待ちの列ができていた。
ここは久世さんが念のため高橋さん雨宮さんとコンティニュアス。土井さんと僕が先行する事になった。

 

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雪が少ないせいか草付きが露出していて、アックスもアイゼンもよく刺さるので快適。
第二岩峰に着くとさらに渋滞していたので、ここでまた暫くの順番待ち。日の光がとても綺麗で退屈はしなかった。

 

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それから待つこと40分ほどで順番が回ってきた。最初のピッチはトップで登らせてもらう。
出だしの部分は以前記録で見たものと違いほとんど岩が露出していた。
オーバーグローブをしてのフリークライミング状態だったが、ホールドも豊富で難しい所はなかった。

 

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この後も何度か順番待ちをしながら土井さんとツルベで登っていく。
最後のピッチをビレイしていると、核心?のリッジで土井さんが両手をあげてポーズしていた。
とっさにカメラを仕舞っていた事に気づいて大慌てで電源を入れたが、よく声を聞いて見るとロープが弛んでいるという事だった。

お陰でリッジの上に土井さんを暫く立たせ続けてしまった。すいません。

 

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全員が登り終わって、頂上についたのは10時過ぎ。記念撮影をしてもらってから中岳沢を下り、美濃戸口に向かった。

 

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今回反省点がひとつだけ。カメラは大きい方を持っていくべきだった。それでもリードさせて貰ったお陰でいい写真が撮れました。

ありがとうございました!

(記:五十島)

赤岳主稜

反省と課題、、、初めてのリードを振り返って。

 

僕にとってバリエーションルートでのリードデビュー戦となった今回の赤岳主稜。

結果としてはなんとか登る事ができたものの、時間の大幅な遅れ等今度の課題を残す事になった山行でした。

 

日時:2015年12月05-06日

山域:八ヶ岳

メンバー:国府谷(L),五十島,高橋

工程:

1日目:美濃戸口-赤岳鉱泉-C1

2日目:C1-行者小屋-主稜取り付き-赤岳-C1-美濃戸口

 

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1日目:この日の写真はカメラに沢山残っていた。

美濃戸から鉱泉まで、いつもの道をいつも通りに。

共用装備にロープを加えた荷物は冬に担いだ事がなかったが、道がしっかりしているせいか思った以上に歩けた。

 

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幕営後も時間があったので、高橋さんと空荷で赤岩の頭を登る。

終始穏やかだったこの日も稜線が近づいてくるとさすがの風。

時間切れで硫黄岳は諦めて復路を下ることにした。

4時前に国府谷さんの待っているテントに到着、夕飯を食べた後は早いうちに就寝。

この日の写真はカメラにたくさん残っていた。

 

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2日目:向かえた登攀当日

 

覚悟していた寒さもそれほどではなく、思っていた以上に寝れた。

テントを出るとさすがに冷気が堪える。心配していた天気はいい意味で予想を裏切ってくれている。

 

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まずは行者経由で取り付きまで。

途中で同じ行き先と思われるPTとすれ違いながら、取り付きに到着。

この時点で既に順番待ちができていた。

結構な時間を待っていただろうか。10時を回る頃に僕達のPTへ順番がやってくる。

そもそもこの山行の目的は、僕のリード練習と高橋さんのフォロー練習だった。

その為、トップ五十島でセカンド高橋、万が一を考えて国府谷さんが高橋さんに並走しながらサードという編成になった。

 

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いよいよ自分が登ると思うと、色々とどうしようもないifが頭によぎる。

そんな雑念を他所にビレイの準備は終わり、1P目が始まる。

しかし登り出せば不思議とムーブに集中できるもので、核心らしい核心も感じないま気が付くとチムニーの上に立っていた。

ここで再度の順番待ちがあった後に右上してピッチを切る。

初めての支点作成に戸惑いつつもやっとの事でセカンドにコール。

程なくして高橋さんと国府谷さんが上がってきた。

2人ともセルフをとって解除のコール。

初めてのリードで1P目が無事終わり内心ほっとしていた。

風もなければ気温も高い。核心の出だしを越えたのだからと、楽観視していた。

 

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しかしここから2P目の登り始めまでに時間がかかり、ついた先のビレイ点構築にも手間取ってしまう。

気が付くと先行PTが見えなくなっていた。

登攀の遅れを気にし始めたのはこの頃だったが、今考えればもっと早く気づけたと思う。

その先もペースはあがらず、3P目4P目と遅れつつもロープを伸ばしていく。

前半比べて登攀要素の少ない後半部だったが、脆い岩の上に薄く雪がのっていて慣れないせいか慎重になってしまう。

ビレイしながらフォローを待っていると、国府谷さんは不安定な岩を気にもせずに高橋さんを庇いながら登っていた。この辺りに経験の差を痛感する。

あと2-3ピッチという所で風が強くなり、時間も既に3時近くを回っていた。

残念ながらここでタイムアップ。ビレイを国府谷さんに変わって貰い頂上を目指した。

 

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満身創痍で頂上についたのは4時を過ぎていた。

刺すような風の吹く中、3人で握手をした。悲しい握手だった。

そこからひたすら下る事4時間以上。

悔しさと申し訳なさでいっぱいだった。。。。

 

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連れてきて頂いた国府谷さんには面目ないです。

ビレイしてもらった高橋さんにも、力不足でした。

でももう一度やりたいと思ってます。

必ずリベンジしなくては、、、!

(記:五十島)

明星山

日時: 2014年10月11日(土) – 12日(日)前夜発
参加者: 国府谷・坂田・他1名 山域: 明星山(糸魚川)
行程:
第1日目: フリースピリッツ(15ピッチ)登攀 – 終了店付近にてビバーク
第2日目: 下降

明星山前々から気になっていた明星山、ようやく足を運ぶ機会を得た。

アプローチは素晴らしく手軽。観光客も岩壁を間近に感じることが出来る。
徒渉がなければもっと良いが…。

台風前の晴天に恵まれ、南面ということもあって暑いくらいだった。

駐車場には8台くらいあって盛況。ほとんどがフリースピリッツに集中してしまい、大渋滞。浮き石が多く、長時間の待ちは落石を受けるリスクが高い。 現にこーやさんが大きめの落石をくらい、首に当たったかと思って青ざめたが、ショルダーストラップに守られて事なきを得た。 かくいう自分も、つかんだホールドが外れてフォール、落石を誘発してしまった(最後発パーティのセカンドだから良かったが…)

フリースピリッツはトラバースが多く、やや回りくどく感じた。期待したほど安定しておらず気を使う。人気ルートの割に終了点がしっかりしていないのもいただけない。残置は当てにならず、カム類は必須。 グレードはトポ通りという感触で、石灰岩といえどもフリクションはしっかり効く。見晴らしも良い。

1ピッチが比較的長く、50m以上がおすすめ。 今回はKさんが全ピッチリード、タフさに助けられました。

数ピッチ登ったところでクライミングシューズのソールが両足ともに経年劣化ではがれてしまった…つま先部分が残ったのは幸いだった。

終了点に着いた頃には日暮れで、下山路を見つけられず、ビバークとした。 こんな時に限って装備も水も手薄…。薄着で寒かったが、こーやさんがツエルトを持って来てくれていたのに助けられた。

長い夜が過ぎて下山。やっぱり分かりにくいが、フィックスが張られていたりして、改善されているようだ。ただ足場は悪く、初めての下降がヘッデンだとかなり苦労することが容易に想像できた。

夕食兼朝食の鶏団子スープをいただき、ようやくほっとした。 何かとトラブル続きで印象が悪くなってしまったが、気温も高く、天気に恵まれたことは良かった。 本チャンはメンタル面の強さも要求されますね。

(記: 坂田)

鹿島槍東尾根

鹿島槍東尾根
日時: 2014年4月26日(土) – 29日(月)
山域: 鹿島槍ヶ岳 – 爺ヶ岳(北アルプス)
参加者: 国府谷(L)・坂田・中村
行程:
第1日目: 大谷原(8:20) – 鹿島槍東尾根二ノ沢ノ頭付近(14:00頃/幕営)
第2日目: 二ノ沢ノ頭付近(5:30) – 鹿島槍ヶ岳南峰(12:20) – 冷池(14:30頃/幕営)
第3日目: 冷池(5:20) – 爺ヶ岳(7:05) – 神社(12:30)
天気に恵まれ(1日目・2日目は晴れ、3日目は曇り)、久しぶりに泊まりで山へ入りました。行く前はいろいろと高望みも出ましたが、いざ登ってみるとちょうど良かったというか、疲れました。特に下山後半は…調子の悪そうな中村さんに追いつくのも大変な有様で。
5パーティくらいは入っていてさすがの人気ルート、トレースにも助けられました。
いつもながら春山の核心は、クライミングよりも、リッジや斜面に中途半端に乗っかった雪の処理だと思いました。食事は初日はキーマカレー、2日目はトマト鍋、どちらも当たりで力出ました。第1岩峰は雪がついてノーザイルのパーティも居ましたが、取り付き部分は雪が切れていたので、ノーザイルで登ったこーやさんにロープを下ろしてもらいました。第2岩峰もこーやさんリードで、セカンドなのに思ったより苦労してショックでした。中村さんもスムーズで、パーティとしては比較的時間を掛けずに登り切ったと思います。入山時の県警の救助隊からは、積雪量は平年並みとの情報をもらいました。気温は高く、やっぱり春山は快適ですね!
また、定期的に山に入りたいと思わせる山行でした。
こーやさん、中村さん、大変お世話になり、ありがとうございました。
(記: 坂田)
鹿島槍前半1

鹿島槍前半2

  • 今回は、ロートルの私の体力を考慮して、国府谷さん・坂田さんに共同装備の主なものを背負ってもらい、テント場設営なども二人でやってもらいと、お客様扱いで楽をさせてもらいましたが、それでも二人のペースにはついていけず、常に遅れ気味で少々迷惑をかけました。
    特に最終日は、疲れからか胃をやられ、鹿島部落に着くころにはなかなか固形物を受け付けないくらいになっており、普段の節制をちゃんとしなければと大反省でした。
    一日目は一の沢の頭の手前でテントを張ったが、鹿島槍から爺が岳までの眺望が素晴らしいところでした。二日目の二の沢の頭から第二岩峰までが核心部で、第一岩峰までの急な長い雪壁はやらしかったし、第一岩峰のルンゼと第二岩峰ではザイルが必要でした。
    第二岩峰すぎて、北嶺についてもまだ本峰である南峰までは結構の距離があり、バテバテの状態で南峰に着きました。最終日は、体調不調ながらも爺が岳から長い東尾根を1700mくだりきりました。
    山行は天気にも恵まれ素晴らしいものでした。鹿島槍東尾根だけでも素晴らしいのですが、さらに爺が岳まで縦走し爺が岳東尾根下降するというルートはさらにこの山行価値をあげました。
    国府谷さん、坂田さん、どうもありがとうございます。
    (記: 中村)

  • 八ヶ岳阿弥陀岳南稜

    八ヶ岳阿弥陀岳南陵
    日時: 2014年4月5日(土)
    山域: 阿弥陀岳南陵(八ヶ岳)
    参加者: 国府谷(L)・坂田・中村・五十島
    行程: 船山十字路 – 阿弥陀岳南陵 – 御小屋尾根 – 船山十字路
    阿弥陀南陵を日帰りで行くと聞き、自分の体力を考えて迷ったが参加させてもらうことにした。3週間前に久世さん・五十島君と行者小屋経由の阿弥陀を日帰りでやって、何とかなりそうだと思ったからでもある。しかし、皆のペースにはやはりついていけず、常に遅れ気味で迷惑をかけながらもなんとか無事に登頂し、下山できた。1日前に降った雪が積もっただけでなく、気温・積雪量すべて厳冬期とあまり変わらない感じだった。
    核心部のルンゼは手前のバンドのトラバースは雪のため行けず、一段下がってトラバースし、ルンゼ下にでた。ルンゼは、下半分は雪がある程度ついていたのでノーザイルでいけそうだったため、国府谷さんを先頭に、五十島、中村、坂田の順に登り始めたが、途中から凍った草つきと岩のミックスになり、さすがにザイルが欲しいと思う箇所があった。
    さらに頂上直下のバンドのトラバースは、1か所1mくらいがいけず、ここも国府谷さんがリードしていったん下がってから登り返さざるを得なかった。雪がつくといつもは何ともないところが全く変わってしまうという良い例だった。
    今回の山行で、通常1泊2日のルートでも軽装で日帰りするとまた別の充実感があり、これも良いと思った。(体力のあるもっと若い時からやっていればよかった。)
    (記: 中村)

    リードのやり直し

    日程: 2012年1月7日(土) – 8日(日)
    山域: 権現岳東稜(八ヶ岳)
    参加者: 国府谷(L)・久世・坂田・松林

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    1月7、8日は八ヶ岳権現岳東稜。
    メンバは久世支部長、坂田さん、松林さん、ワタシ。

    美の森駐車場に7時過ぎ到着し8時前には出発。
    雪の少ない林道を経て赤岳沢出合小屋に10時前頃(たぶん)。
    ここまで天気も良くトレースもあり楽ちん。
    ここで水5.5Lを補給。
    みんなも2L以上持参。坂田さんは4L(でも凍ってて使えず)。

    今回は「もしかして積雪が極端にすくないかも」という心配と、いつも水作りがめんどいので多めに水筒を持つという作戦をとった。

    権現東稜末端までは順調に進んだが、ここまで沢沿いに来て氷の踏み抜きをしていたため、これ以上ゴルジュを進むのをやめて尾根に取り付いた。
    が、これが失敗。
    尾根に上がったものの、岩に阻まれ廻りこむうちにまた権現沢左俣に降りてしまった。

    結局ゴルジュを過ぎて少ししたところから尾根に取り付いた。
    (今度は行き過ぎてたかも)

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    尾根はそれなりにラッセルがあり難儀するが(トップの久世さんのみ)、狭いながらもなんとか幕場を確保して落ち着いた。
    たぶん2300mくらい。
    他には良さそうな場所は見あたらなかった。
    気温はマイナス17度とか非常に低い。

    質素な食事(お酒なし)を済ませて19時就寝。
    (早い)

    翌日は4時起床するも7時出発。
    (遅い)
    天気は良い。1時間弱でバットレス下に到着。
    ここからロープを出して、尾根が細くなったところから草付きを経てバットレス基部を左に回りこみ3ピッチで核心の岩場の取り付きに着く。
    取り付きは狭くはないが、ピンがハーケン1本だけなので大勢はいられない。

    久世さん松林さんパーティと坂田さんワタシの順。

    ワタシは2度目だが、前回は核心をリードしてないので今回はリードさせてもらう。

    天気も良く気温も高い(マイナス5度くらい?)のでまずまず快適に登りきる。
    (上手になった?)

    核心から頂上までは4ピッチ半くらいだった。

    ここから下降路のツルネまで1時間弱。
    さらに出合小屋まで1時間強。
    17時に出合小屋を出て直ぐにライトオン。
    駐車場には19時前には到着した。

    お急ぎで片付けてたかねの湯、蘇州経由で帰宅しました。
    道路が空いていたお陰で23時過ぎには帰宅できました。

    皆さん有難う御座いました。
    今度はどこにいきましょうか?

    (記: 国府谷)

    北穂高岳東稜

    日程: 2009年5月3日(日)
    山域: 北穂高岳(北アルプス)
    参加者: 久世(L)・飯田・松林
    行程: 本文参照

    快晴

    20090502kitahojpg 天候に恵まれ、久世リーダー・飯田・松林の3名で5:00涸沢BC出発、涸沢小屋右手から北穂沢を詰め2時間ほど登った付近から右の北穂東稜に取り付く。私は数年前無積雪期に一度このルートを登ったことがあるが、積雪期の登攀は初めてである。東稜の稜線までは無積雪期は樹林帯を登るので、積雪期の方がむしろ楽である。8時半頃東稜の稜線にたどり着く。先に5・6パーティ画登っていた。東稜の稜線の前半分くらいがこのルートの核心部ゴジラの背と言われているところである。無積雪期では一部岩稜帯を馬乗りになって通過した記憶がある。核心部は当然ザイルを使ってのスタカット・クライミングになる。こういうところは何回通っても緊張させられる。7・8ピッチあっただろうか。

    20090502kitaho1jpg岩稜帯を無事通過し、後は雪稜をひたすら登るだけである。北穂高小屋がすぐ目の前に見えてもなかなか登り甲斐がある。北穂高小屋に着いたのは正午であった。小屋のすぐ上が頂上である。頂上ではかなりの登山者で賑わっていた。快晴で奥穂高岳・槍ヶ岳・常念岳等々360度の眺望が素晴らしかった。北穂沢を下って涸沢BCには14時頃到着した。

    (記: 飯田)