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タカマタギ・日白山

会メンバーになっての初山行になります。
ロートル新人をよろしくお願いします(大関髙安も応援してね)。

 

 

日時:2月24日(日)
参加者:土井(L)・中村・大島・高安
行程:土樽(6:05)-タカマタギ(10:22)-日白山(11:44)-長鈎尾根-土樽(15:41)

 

 

前夜、武蔵小杉で中村車に集合。途中で土井さんを拾って、関越を湯沢へ。
土樽駅舎にて仮眠。他には2人。

 

 

翌朝起きて出発。
新調したネパールエボを履く。その靴で初めて登山ですが、あたりも無く快適。
高速をくぐって車道に。しばらく行き、毛渡沢の橋を渡って尾根に取り付く。
しばらくは疎林の中を登る。
天気は良いし、気温も高め、かなり熱い。上着を脱いで下着1枚。
トレースもばっちり、雪も締まっていて登りやすい。
大島さんは「ラッセルしたーい」と言っていますが、かなりムリ。
トレース外れれば多少は潜ります。土井さんがそんなところを果敢にチャレンジ。

 

 

主尾根に取り付くと、これから行くタカマタギや日白山が見渡せる。
ほぼ木が無く、真っ白い山が連なる。快晴なので、対岸の巻機-谷川の稜線も仙ノ倉もまるみえ。いいですな~。
先行者の連りが見える。

 

 

みなさん、ストックを使って登ってますよね、私はこれが非常に苦手。
なんか、しっくりこない、手に何か持っていると、歩いてるという気にならないんですよね。今回も途中までは使っていましたが、しまっちゃいました。

 

 

タカマタギ着
晴れていて展望ばっちり。

途中でクレバスみたいなところに足を取られた、ヤバイ。大島、高安、土井で順番に同じところで。
中村さんは余裕で通過。

 

 

日白山着
ずーっと天気よく快適。のんびり休憩。他にもスキーヤー含め何人か。
仙ノ倉が目の前、歩いていけそうですが、、
谷川から巻機、その向こうは越後三山? 全部見えるという感じ。
どれも雪がべったりついて上越の山はいいです。いろいろ行きたい。
中村さん土井さんで仙ノ倉北尾根とかあちこちのことを話していました。
足拍子はかなり厳しそう。新人二人は会話に参加できず。

 

下りに入り、少し潜るのでいちおう買ったワカンを履く。
かつて、木製?籐製?のワカンを持ってたこともありましたが、金属製を調達。
快調に下っていく。途中で少し細いところも出てくるが、おおむね快適な尾根道。
ワカンのストラップが緩んできたので収納。なしでも潜らず快適な下り。

 

 

堰堤のある沢に出ると、ここからは雪のかぶった単調な林道になる。何度も踏み抜き、
足を取られ、いやになるが、大島さんは快調に飛ばして、追いつけない、
途中でスキーヤーやボーダーに抜かれる、昔は私も山スキーやってましたが、
上越にはほとんど来たことない、巻機くらいかな。
ようやく、車道に出ました。

 

 

お風呂へ。岩の湯500円。スキー客で大混雑。体洗うのに順番待ち。
めし食べます(湯沢IC手前の北国)。もちぶたが名物らしいですが、ちょっといまいち。
天気も良かったためか、関越道は大渋滞で、家にたどり着けるか微妙になってきました。
環八沿いある駅の近くで停めてもらい、なんとか帰宅。

 

 

渋滞の運転お疲れさまでした。
ありがとうございました。
(記:高安)

八ヶ岳・赤岳

清らかで美しい八ヶ岳

日時:2019年4月3日(水)
山域:八ヶ岳
行程: 赤岳山荘(6:50)行者小屋(9:10)-文三郎尾根-赤岳(11:35)-地蔵尾根-赤岳山荘(16:00)
参加者:松林(L)・雨宮

 

3日 曇り、晴れ
先日旭日岳東稜の尾根から眺めて見た美しく雄大な赤岳。
考えてみたら赤岳周辺はアッチコッチ登っていたが秋に一回登っただけの赤岳。
トレーニングも兼ねて日帰りで文三郎尾根〜赤岳〜地蔵尾根。

4月になってもっさり降った雪。
澄んだ空気と雲の間から射す太陽の光は八ヶ岳をより際立て美しく仕上げていた。
「たまらん、ここは楽園か」
森も最後の白化粧です。

 

 

後から登ってきたおねい様が
「2月より雪があってビックリした」と。
やったー。
稜線は風もあったがひどくもない。天気も晴れ?
このまま稜線上を歩き続けたいと思う景観であった。

お地蔵さまが我々の下山を見守ってくれる。
ありがと様。

 

 

積雪のせいかトレースも消え道を一度ロストするが登り返して急勾配を雪に遊ばれながら滑りくだり無事行者小屋へ。

珍しくお湯を沸かして、カップラーメンでお腹を満たし。
熱いコーヒーを飲みながら、
目の前に広がる岩肌に化粧されたお洒落な白をゆっくり眺めた。
木々に付いている白い衣装も、じきに流されて若緑が芽吹いてくるだろう。
(記:雨宮)

 

北岳 池山吊尾根

日時:2019年1月3日(木)-2019年1月5日(土)
山域:南アルプス
参加者:国府谷(L)・雨宮・西本・齋木
行程:
1日目:9:00 夜叉神峠駐車場(9:00)-あるき沢橋C1(13:00)
2日目:C1(6:00)-(10:30)2600m付近C2(11:00)-北岳(14:35)-C2
3日目:C2(7:00)-あるき沢橋(10:30)-夜叉人峠駐車場(13:30)

 

当初計画では白峰三山縦走でした。しかし、農鳥から奈良田への下山道が不通との情報を数日前に入山した五十島くんから入手し、計画を北岳へのピークハントに変更。夏の白峰三山縦走に敗退している私としては残念な気持ちとホッとした気持ちのアンビバレンス。

 

1日目:
1日目は夜叉神峠から幾多ものトンネルを抜け、あるき沢橋まで。悪い下りが続いたため、あるき沢橋についた頃には足の疲労を感じていました。明日から大丈夫か???

 

2日目:
青い空と穏やかな風。良い天気!!

 

 

その中森林限界ぎりぎりのところまで急登を登り、幕営。幕営した場所は数日前に入山していた五十島くん&林さんが作った掘りを活用。ブロック塀、だいぶ風を凌いでくれましたありがとうございます。
当初計画では、アタックは3日目でしたが、この日は前述の通り天候が安定しており、そして明日から崩れるとの予報から一気に山頂へ行くという判断をしました。
山頂へ向かう道中、北岳バットレスを眺め、”来年こそチャレンジ!”という気持ちを西本くんと共有。ガンガン西本。ガンガンいこー。

 

 

 

山頂ですが、さすが3000m越え。暴風&暴風。ベンチレーションを閉め忘れて脇汗ガン冷え。なんかスースーすると思ったんだ。

 

 

C2に戻りテントにダイブ。いい1日でしたが、疲れましたね。

 

 

 

 

3日目:
C2をゆっくり出発。天候は、、、深々と降雪。昨日のアタックの判断は正しかったようで、雨宮さん大歓喜。

新年早々充実した山行で、2019年は幸先が良さそうです。そして何より、テントの中での会話が大変楽しかったですね。また遊んでくださいー。

(記:齋木)

 

 

 

  • 年始の登山

 

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくおねがいいたします。

さて、年始は北岳へ行くことに。雪の季節に行くのは初めてです。

今年はかなりの暖冬でかつ雪が少ないとのこと。

年末からバットレスに行っているIGSMパーティからアプローチやルートの状況を

教えてもらい、当初の北岳~農鳥岳縦走は諦めて吊尾根から北岳往復としました。

3日朝に東京を出て夜叉神峠の駐車場まで。鷲ノ住山からあるき沢橋まで。

かなり尾根の上部まで行かないと雪がないと聞いていたので本日はここで幕営。

水は少し戻ったところで流れている沢から補充する。

何と言ってもアスファルトの上なので安定していて楽である。気温も全然低くならない。

 

 

4日も快晴。順調に高度を上げて11時頃には森林限界付近

2700m弱くらいの地点に到着。ここでバットレスパーティが構築したと思われる

雪壁付きの快適そうな幕営地をみつけたのでここで幕営する。

天候も安定しているのでこのまま頂上往復することにした。

八本歯のコルの先までは風も弱く快適だった。なんとか暗くなるまでには帰着。

長い一日でした。

 

 

5日。夜のうちから少しの降雪があった。池山小屋に降りる頃には雪も止み、鷲ノ住山を登り返して駐車場に到着。

これといった事件もなく淡々とした登山であったが、なによりです。

(記:国府谷)

日光白根山 日帰り登山

日程:2018年3月11日(日)
山域:日光連山
参加者 :魚瀬・岩井(大田山岳会)

行程:丸沼高原スキー場(5:15)-山頂駅(6:50)-白根山山頂(9:00) – 山頂駅(10:50)-ロープウェイ-丸沼高原スキー場

 

 

しばらく一緒に山を登っていなかった友人岩井さんと、のんびりと日光白根山に日帰り登山をしてきました。
丸沼高原スキー場から山頂駅までのロープウェイの運航開始時刻が7:30頃との情報があり、運航開始時刻まで待ちたくないため、山頂駅まで歩いて登ることに。

2時間程度かかるかと想定していましたが1.5hで山頂駅に到着。その後比較的上り坂が続き、白根山山頂に到着。

早い時間に山頂に着いたため、山頂は貸し切り。
写真を撮って、のんびりくつろいでから下山しました。

 

仙ノ倉山北尾根

日程:2018年3月31-4月1日

メンバー:国府谷(L)雨宮

行程:3/31:1:30土樽仮眠〜6:00出発556M〜8:00群馬大ヒュッテ〜

9:30矢場の頭1480M〜12:00シャッケイノ頭1731M

4/1:6:00出発〜6:50仙ノ倉山20124M〜7:30平標山1984M〜

9:50日白山1630M〜10:50タカマタギ〜13:00土

 

 

Blue Moonの夜

 

谷川方面から昇る満月

 

世間でニュースになっていたその夜

偶然か必然か北尾根のコルのなかで
静寂な青い月を見ていた。

31日はお天気も良く

シャッケイノ頭までは緩んだ雪に注意しながらひたすら登り

矢場の頭を過ぎると谷川山系の景観が広がり心踊る。

早めに幕営地に到着し雄大な山の懐の中で

素敵なAfternoon Teaを堪能。

平標新道から北尾根を目指す

矢場の頭からの景観

融雪進む

鳥みたい優雅だな〜

シャッケイノ頭1731M

苗場山に沈む夕陽

 

谷川方面からの朝陽

TekuTeku 稜線

 

 

 

仙ノ倉山頂

仙ノ倉山からの歩きは春山の景観を楽しみながらてくてく。

お天気が良いのは幸せなことだがとても暑く汗ダラダラ。。。

思った以上に遠く感じた日白山までの行程。

ここから先は仙ノ倉山稜線に後ろ髪惹かれながら下山を急ぐ。

駐車場に着くと約21キロの行程はやっぱり疲れた。

そんな時

国府谷さんにもらったスポーツドリンクがとてもとても美味しかった。

写真を見返すと素敵な夢の中でTekuTekuあるいていたような〜。

幸せな時間をいただきありがとうございました。

(記:雨宮)

谷川岳-大源太山縦走記録

日程:2018年3月17-18日

メンバー:土井、雨宮、魚瀬、西本、中村(L)

行程:16日1:00土合駅着仮眠

   17日7:30ロープウェー駅 8:00天神平発 10:15谷川岳肩の小屋 16:00蓬峠(BP)

      18日7:00蓬峠発 8:00七つ小屋山 10:00大源太山 (弥助尾根経由)14:20旭原

   タクシー・電車にて土合駅へ。

 

昨年同時期の馬蹄形縦走が悪天による一日半停滞のため、清水峠で打ち切り下山となったため、

今回は逆コースから繋ぐことを目的に、さらに大源太山まで足を延ばすことにした。

天気予報では二日とも高気圧の張り出しで快晴。

そのためか、土合駅では単独行者を含め5-6パーテイも仮眠しており、

翌日の登山者の多さが予想された。

 

-17日―

幽ノ沢にアイスに行く国府谷さんの車から大エスパースを受け取り

7:30ころのロープウェーで天神平へ。

少々風が強いが素晴らしい天気で、行く手の天神尾根には何人も登山者・スノーボーダーが谷川岳方面に連なっている。

快調に肩の小屋まで行き、小休止。

次々と登山者がトマの耳、オキの耳に向かっており、夏のようだ。われわれも頂上で記念写真。

 

ところが、オキの耳を過ぎるとパッタリ人がいなくなり、我々の前にはスノーボーダーの一団がいるだけ。

かれらは、一ノ倉岳を越えたあたりから芝倉沢を滑り降りていた。

我々はと言うと、ロートル二人が、少々飛ばし過ぎたせいか、腿の内側の筋肉が攣り始めたために、

芍薬甘草湯を飲んで少しゆっくり歩くことにしたら、薬もきいたのか、

それ以後は問題なく、トレースのない稜線を快適・順調に蓬峠に到着。

 

一ノ倉岳稜線

茂倉岳稜線

武能岳を目指す

 

それにしても、素晴らしい稜線漫歩だった。

蓬ヒュッテは冬季解放と聞いていたので、今夜は快適な夜が過ごせると期待していたが、

入口のドアが雪のため凍り付いて開けなくなっていたため、ガッカリしながらも小屋のそばにテントを設営した。

それでも、風もなく、大エスパースのためゆったりできて快適な夜をすごせた。

 

―18日―

 

今日も快晴で美しいモルゲンロート。

1時間で七つ小屋山に到着。

大源太山はすぐ近くに見えるが、やせた雪稜と頂上直下の鎖場がどうなっているか行ってみないとわからないので、

ダメそうだったら戻ってくることにして進む。

 

急傾斜の下りややせたナイフリッジを越える。

すると最後の登りの始まるコルから頂上までトレースがついていた

コルから右の谷に向かってそのトレースが続いていたので、頂上から下山したらしい。

頂上までは、さらに少々急傾斜の雪壁やナイフリッジを行き、最後に露出している鎖場を越える。

一か所、左右がスッパリ切れ落ちたやっと足がおけるくらい細いナイフリッジ2-3mを越えるときは、さすがに緊張した。

 

頂上では、弥助尾根を登ってきた男女二人パーテイがおり、先に下山。

頂上は狭く5人がゆっくりできるスペースもないので、我々もすぐに下山開始。

 

弥助尾根は結構ナイフリッジや後ろ向きで下らなければならない急な雪壁状になっているところがあり、慎重にくだる。

わかりにくいところもあり、トレースがあるので助かる。

森林限界を過ぎ、悪場もどうやら過ぎたところで、リードしていた私が不用意さから滑落して皆に心配かけたが、

顔の擦り傷だけで無事だった。お粗末。

その後、2週間前にブドウ尾根からこの弥助尾根に降りた五十島君のパーテイがたどったと思われる夏道沿いの雪渓を降りる。

しかし、2週間前より雪がかなり少なくなっているようで、沢沿いを少々苦労して林道に出た。

まだくるぶしくらいまである雪道をかなりの登りを強いられたりしながらもやっと2時過ぎに旭原のバス停に到着。

 

素晴らしい天気で、一日目の雄大な稜線漫歩、二日目の雪稜登攀・下降と、大変充実した山行だった。

(記:中村)

赤岳東稜

赤岳東稜天気良くって最高だ

 

日時:2018年2月17日(土)-18日(日)
山域:八ヶ岳
参加者:中村(L)・林・雨宮
行程:
1日目:サンメドゥスキー場駐車場(10:00)真教寺尾根2300m付近にてBC設営(13:00)泊
2日目:BC(6:00)~2550m付近を東稜へトラバース(7:00) 東稜第1岩峰(7:30)第2岩峰(10:40)~
竜頭峰(12:15)~BC撤(15:15)~駐車場(17:00) 

 

17日、曇り雪

 

下界は晴れていたが八ヶ岳は雲の中 。
天気予報では晴れ、
清里スキー場で車を降りるとどえりゃー寒くって思わず着込む。ブルブル震

あまりの寒さと悪天候に不安と期待が入り混じりながらリフトで標高を稼ぎ真教寺尾根を歩き出す。
雪は想像以上に深くフワフワで早々に今季初めてのワカンを付ける。

 

上空をゴーゴーと風が吹き抜けていく。
それでも久しぶりに白い雪を被った樹林帯の中を歩くのは嬉しい(o^^o)

10時に出発して13時には2300M付近で風の来ない場所を探して幕営。
途中すでに3張り張られていた。
明日は4パーティーかな。

 

林さんが明日の東陵へのトラバース地点へマーキングをつけに出かけていく。
山行で一緒になるたびに逞しい男性に成長している彼らを見るのは楽しみの一つ☆

そのうち雪が降り出し明日のアタックが心配になるが、
それ以上に内張のない中エスパースの中はとてもとても寒かった。
マイナス12度の中ツェルトで寝ているイメージ。
今回は事前にそのことを知っていたので、ダウンパンツにホッカロン一枚、
余分に着込んで夜を迎えたお陰でなんとなく眠れた。

 

 

18日 晴れ

 

 

昨日とはうって変わって晴天の模様
我々は6寺過ぎに出発したが他のパーティーはすでに出発していたので
トレースはつけられていて 林さんが残念がっていた。
権現岳朝日岳、少し登ると天狗尾根の尖った2つの岩峰が朝の光をうけてオレンジいろ。

第1岩峰の取付きには3パーティーがいて我々はここで1時間以上待つことになる。

急登な上、草付きに雪が被っているだけだったので足場も悪く雪がどんどん落ちてくる。
中々進まない彼らを見ながら忍耐。あったかくってよかった〜
林さんが2本のローブを付けてリード。

 

50メーターロープでワンピッチで上がり
私達は確保してもらいながら登るが途中ロープが絡まってしまい難儀した。
ダブルピッケルで登ったがやはり刺さらないし石も掴めない。
低木が所々にあったのでランナーも取れていて安心しながら一歩を繰り出す。

足で蹴り込みバランスよく登ったつもりだがこういうところは慣れてないので必死。
 

稜線に上がると見事な景色が広がっていた。
この景色を見るためにここまで登って来たのだ。
尾根の下は清里までよく見え、
左右に登って来た真教寺尾根、その向こうに富士山、県界尾根が、
そして
赤岳は目の前に大きく鎮座していて大迫力だ。
赤岳に突き上げて登れる素晴らしいルートだ。
こんなの見せられるからまた山に来ちゃう。
昨日まで寒くて、重くて、シンドイのにーなんて話していたが、、、
辛いことに勝るのが山の魔力であることは間違いない。

ナイフリッジと言われるところには、しっかりとトレースがついていてわたしは歩きやすかったが
林さんは何もない雪稜についた足跡の方が写真的には絵になるなぁーって言っていた。
後で写真を見てびっくりしたが両サイドきり落ちていて、なかなかの雪庇の張り出しに私はビビりましたよ笑。

 

第二岩峰には無線を持った2人組が取り付いていた。
我々は左を少し巻いてから1Pで林さんがリードで取り付く。
またしても二本のローブが絡んでしまい難儀。
ここもまた草付きで足場が良くないが、蹴り込んで一歩づつ。

稜線に上がると赤岳の山頂に人が立っているのがよく見えた。
岩の迫力に圧倒されたが嬉しくて気持ちよく登って竜頭峰に到着したのが1215分。
順番待ちもあったがロープは、二回のそれぞれ1p.テント場から約六時間。
岩の間から見る阿弥陀岳がかっこいい。
その向こうに北アルプス。南アルプス方面も見えて
一服して楽しみたい景色だが風が強くて即真教寺尾根を下山開始。
なかなかの急斜面だ。
鎖は所々でていたがクライムダウンでどんどん下山。
草付きではなく岩が出ているところもあったので足場は確保できた
後で先輩がロープ出して懸垂の方が良かったなぁーと。

下山道真教寺尾根からは本日登った赤岳東陵がよく見えずっと眺めていたい。

最終リフトが1630で急いでテント撤収して15時、急ぎ足で下山。
今シーズンは、2回目の山行で体力的に疲れていたので
なんとしてもリフトで降りたい一心で走り気味に滑りながらスピードを上げて
ギリギリリフトに間に合いバンザーイ。
ここが今日1番の核心であったとみんなで笑った。
良き仲間と協力しながら共に思いやり
山の感動を得られる今のこの時間を大切にしたいと思う。
ありがとうございました。
個人ごとながら雪山でのiPhone撮影はストレス満タンであった。。。カメラ欲しいな
(記:雨宮)

大源太山 ブドー尾根-ヤスケ尾根

日時:2018年2月10日(土)-11日(日)
山域:谷川連峰
参加者:五十島(L)・坂田・林・西本
行程:
1日目:大源太山登山口(7:00)-ブドー尾根931m小ピーク(9:00)-主稜線(11:30)-1400m付近幕営(12:40)
2日目:C1(6:00)-(8:30)岩峰(10:20)-大源太山(11:00)-林道(14:30)-登山口(15:30)

 

 

1日目:登山口を出発してゴルフ場経由で取付きを探す。天気は無風快晴でとても穏やか。
ゲレンデアイスばかりしていると歩く時のレイヤリングを忘れがちで、大汗をかいて平地のラッセルで取付きまで。
尾根は末端からでなく931mの小ピークへの支尾根を使用した。
明日の天気が相当荒れる予報なのでできるだけ進んでおきたかった。

 

 

長いラッセルのち主稜線に出て、今日の行程をどこまでにすべきか作戦会議。
コルに降りる手前に幕営する事にして初日を終了。
時間が余っていたので惜しみなく丁寧な整地が行われた。

 

天気は最高

なぜかヒマラヤ風味

 

2日目:予報通りの荒天。積雪はそれほどでも無い筈だが風でトレースが消えている。
コルに降りるところで尾根上のクラックが怖かったのでトラバースして避けたら、コルより下まで降りてしまい失敗。

 


復帰するとその先はヤブと雪庇でややこしい尾根になっていた。
木登り気味のラッセルでスピードが落ちる。少しずつ傾斜が増してきて顕著な岩峰に到着。
左上の傾斜が緩そうだが直上なら1ピッチで足りるだろうと信じて登ってみる。
チムニー状になっていたので角度を誤魔化して岩峰の上まで。セカンドビレイしていると更に風が出てきたが山頂までもう少し。
結局1Pしかロープ出さなかったので下部岩壁は雪が多いと登りやすいようです。

 

 

前日にヤスケ尾根に入っていたPTがいたものの、山頂からもほとんどトレース無く只管下降。
午前中には降りているはずが、結局は15:30下山でした。コンディション悪い時の上越は時間がかかります。
(記:五十島)

新人歓迎山行 五竜岳

日程:2017年4月1日(土)-2日(日)

参加者 : 五十島(L)、国府谷、坂田、松林、高橋、林、魚瀬(記)

<行動記録>

1日目:白馬スキー場 – 小遠見山 – BC 雪洞、雪上訓練 

2日目:BC(5:00) – 五竜岳(8:30) – BC(12:00)– (休憩&撤収) – 白馬スキー場

 

一泊二日で新人歓迎山行をしていただきました。

ここでいう新人は、林さんと私。

 

1日目は小遠見山でBCを貼り、雪洞堀りに挑戦。

雪洞堀りは初めてでしたが、想像していた以上に大変で時間がかかりました。

4人がかりで交代で1時間近く掘っても2人が寝れるほどのスペースは確保できず。

しかし、掘り進めていて、以前他のPTが作った雪洞に偶然ぶつかり、

4人寝れるほどの大きさになったところで作業終了。

 

その後は今回の山行のメインの雪上訓練。

スタンディングアックスビレイ、雪を使った支点の作り方、雪層テストなどを行いました。

スタンディングアックスビレイなどはなんとなく知識としては知っていましたが、

実際にやってみることで、システムの理解ができました。

 

 

2日目は五竜岳。

以前から登ってみたかった山なので楽しみにしてました。

 

 

 

1日目はずっと曇りでしたが、2日目は天気に恵まれました。

 

 

 

五竜岳山頂の景色は期待していた通りの景色でした。

鹿島槍や唐松など周囲の山々が良く見渡せました。

 

 

 

新人歓迎山行ということで、

企画してくださった五十島君、

参加してくださった国府谷さん、坂田さん、松林さん、高橋さん、林さん、

どうもありがとうございました。

 

これからもよろしくお願いします。

 

魚瀬(記)

魂が歓喜した小窓尾根

日程:2017年5月4日(木)-6日(土)

山域:北アルプス 劔域

参加者:久世(L)、高橋、雨宮、林

行程: 5/4 活動時間活動時間 7時間39分 高低差 1,375m 累積標高上り/下り 1,409m / 34m 

スタート06:37→ゴール14:16  1990m地点幕営
5/5  活動時間活動時間 11時間30分 高低差578m 累積標高上り/下り739m / 206m
スタート 05:07 →小窓ノ王15:20 – 16:26  →三の窓ゴール16:30
5/6 活動時間活動時間 7時間30分 活動距離 17.00km 高低差 2,120m 累積標高上り/下り 3,408m / 1,720m
三の窓スタート05:00→池の谷乗越し5:35 →剣御前小屋 10:16 – 11:10 →

雷鳥沢ヒュッテ 11:52 →雷鳥荘 12:09  →ゴール 12:30 

 

 

4日 晴れ
馬場島750Mから歩き始めると目の前にギザギザした巨大な小窓尾根。これからあの頂きに行くのかと考えるときもちが高揚する。

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記録で読む渡渉は雪の梯子があって高巻きなしで時間節約 。

時折、左の赤谷尾根、右の早月尾根からの雪崩の轟音にビビりながら、
雷岩1159Mからの登りは荷物も含めてきつかったー。

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お天気が良かったため想像以上に汗をかき1Lの水では足りず
1800M付近から足がつり出すが予定地点1660M地点より高度を上げて1990Mピーク地点まで頑張って登った そこは360度の絶景。
昨年歩いた左右に赤谷尾根と早月尾根
これから進む前方には小窓尾根のニードル、ドーム
そして
富山湾に沈む夕日の光のシャワーを全身に浴びエネルーギーチャージ。

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残念だったのは我らのテンバで休憩していたカップルが先に進み
すぐ先のコルで滑落したらしく救助のヘリが狭い谷で3回目のホバリングで救助活動をしていた。
次の朝その地点を通過した時
置きっぱなしなったテントリックがピッケル等でくくられていた。
これを見て虚しさで心がいっぱいになった。

 

ものすごく近くにいても助けの声が聞こえなければ
山ではその先の事故もわからず孤独だ 。
雄大な自然の中でのちっぽけな私たち。

 

この夜はため息しかでなかった。。。。
事故は頭から離れることなく帰って無事を確認しホッとした。

 

5日 晴れ 曇り

 

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昨日の滑落のこともあってコルに下がる時はロープで懸垂
そして登り返しの雪壁も急登であったがトレースもあり蹴り込んでダブルアックスで登る 。
ここから小窓尾根へのウオーミングアップらしい。
急斜面を上がり前方に尖ったニードルが見えて大迫力。
2120Mあたりでもテント設営の後が残っていた。
稜線に出ると朝の空気が爽やかできもちがいい。

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2300M付近で基部を右側に小さく8Mくらい懸垂下降で巻き
草付きの凍った壁をダブルアックスで確認しながら結構なスピードで登りきった。

 

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ドーム山頂2400Mから見る劔尾根の黒い岩綾の逞しさと冷酷さは美しくもあり
なんと猛々しいお姿であろうか!以前久世さんが一人この尾根を制覇 しているので想いは人一倍ではなかろうか。
さすがにいつか行こう!とは思わなかった。こうしてじっくり見られるだけでいい。

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ピラミッドピークの取り付きではリーダ先行の後、ヨチヨチ歩きの私たち2人は
初めてのハンドアッセンダーを使って登高
ロープを張ってくれている安心感で ここは難なく登る 。

 

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馬の背、ロープで安全確保

 

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そこからマッチ箱への登り開始はじめの岩綾でもL久世さんにロープを張って いただく。
出だしの岩場の登りでてこづり、ずり落ちるがハンドアッセンダーのおかげさまで止まる。
ヒヤッとした一瞬でもう一度トライし無事登りきる。
ここが今回の一番の核心であった。

 

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その後、トラバース、雪壁でもロープを出してもらい
安全確保しながらダブルアックスで登るが雪が腐っていて非常に神経を使った。

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誤って壊してしまったサングラスをテーピングで補修している久世さんはクライミング道具をまとった頑丈なサイボーグに見えた

 

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歩いてきた稜線を振り返る

 

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小窓の頭2650Mを越え、 去年の北方稜線に合流した際には一人感動に浸るが
目の前に迫る小窓の王に圧倒された。
え、え、え、え、え、 ここ登るの〜去年ここ登った記憶がなーい。。。。
さすが王の貫禄です、その岩の中へ突っ込むしかないでしょ。

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下に見えるテントは小窓の頭を下ったコル

 

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三ノ窓2660Mへは2回の懸垂とトラバースのロープ。
無事ここまで到着して、整地に力をそそぐ。
そして静かに富山湾に太陽が沈んでいく。
赤線は明日登る池ノ谷ガリー

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50Mの懸垂

 

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3日目  曇り 強風、雨
天気予報は雨確定でしたが3時起床。
幕営地出発の時は雨が降っていなかったので
わずかな望みを持ちながら35分で一気に池ノ谷ガーリーを登り上げる。
去年は50分だったので記録を大幅に更新。
こんな時はなぜかランナーにスイッチがはいっちゃう笑

池の谷乗越に到着した頃には風雨も強くなったので

本峰を踏むのはさっさと諦め長次郎雪渓を一気に下る。
上空でのジェット気流の音が凄まじく逃げろ〜

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長次郎雪渓のデブリを一気に下る

 

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日本三大雪渓劔沢雪渓

 

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しかし、ここからがホントの試練であった! !!
劔沢雪渓の登りで
大きなリーダーもよろけてしまうほどの突風と横なぶりの雨と氷の粒が顔にあったって痛い。
飛ばされないようにピッケルをさしながら低空姿勢。
身体もどんどん濡れちゃって体力が奪われていくのがわかる。
疲労したからといって休憩を取るともっと寒くなって動けなくなってしまうから一歩一歩前に。

 

この雪山の中で雨とは!劔域も一気に春の雪解けと共に高山植物が顔を出すだろう。
雪渓のあちこちにクラックが入っていた。

 

久世さんは、この雨で両サイドからブロック雪崩が発生する可能性を考え
トレースがあってもあえて左右に寄らないルート選択をしてラッセルしてくださった。

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劔沢の小屋の陰で一枚着たもののみんなブルブル震えていた。
 高橋さんはここで着なかったので熱をさらに奪われ体調を悪化させてしまった。
このひと手間で命の別れ際になったりするので考えなくてはいけない。

 

一歩一歩足を上げる中
私は苦しかった富士山の登りを考えていた。
太ももアゲアゲなんとか劔御前小屋までたどり着き、
あったかいココアとストーブで回復?
ここでストーブの前から離れがたいが
リーダーが服が乾くわけでもないしキリがないからと出発時間を決め重い腰を上げる。。。

 

外にでたら余計寒く感じた。。。。忍の一文字と気合だ!気合!
雷鳥平までは一気に駆け下ったものの、ここから室堂への登り返しは噂の牛歩となる 。
ここが一番長くて辛かったなぁ。
足を前に進めるのが皆んなやっとやっと。

 

雨が降っているから観光客は少ないだろうとボロボロな身体で考えていたら甘かった〜
外国人ツアー客の多いことったら。。。
そんな人混みを大きなリックを持ちながら足早にすり抜け扇沢に到着。
大町温泉薬師の湯で汗を流し穏やかな里で緊張の紐をやっと緩め
天空での光景に想いを寄せた。

 

ハッと4時に目が覚めたらテントの中でなく家のベットでいい子で寝ていた笑
私の技量を超える小窓尾根でしたが、
リーダー久世さんのサポートで歓喜しながら登ることができました
残り少ない山人生の大切な思い出となりありがとございました。
一期一会の運命の流れとは不思議。
2015年の5月涸沢にて久世さんにお会いしていなかったら
鵬翔山岳会でこのような魂が震える山行を経験できなかったしょう

 

そして技量も追いついていないので、参加しない方向で考えていましたが
国府谷さんに体力を整えればと励まされ、
小窓尾根に向けて積極的な体力トレーニング、丹沢二回のトレラン、唐松岳、
中村さんとの富士登山を行い、最後の最後まで苦しさの中でも気を持って歩くことができたことは得難い経験となった。
雪山を歩くことはこれらのトレーニングなしでは考えられないこと
忘れないようにしなくては、そして山を目標にもっと強くなろう。
フリークライミングもビレーや道具のことも含めてトレーニングしないとバリエーションを歩けないなどなど他にもたくさんの気付かなきゃいけないことがあったと思う劔山行でした。

 

また五十島スペシャルドリンク(粉飴、BCAA、ポカリ、クエン酸配合)の伝授は
食が細くエネルギーの保持が難しい私の行動食はこのドリンク頼りで随分な効果があった。
共に登ってくれた高橋さん、林さん、こうした仲間に支えられ小窓尾根を経験できたことに感謝。

 

ゴールデンウイークはあっちこっちで雪崩、滑落事故があって
山人を待つ方も心配だったと思います。
ベテランでも雪崩に巻き込まれてしまう春山。
源次郎尾根で亡くなった方に黙祷を捧げます。

雨宮(記)