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2307 庚申川

日程: 2023年7月29日(土) – 30(日)
山域: 庚申川
参加者: 国府谷(L)・雨宮

庚申川で1泊2日

先週の沢がとてもハードに終わったので、今週はゆるりと1泊2日、群馬の足尾銅山跡地を流れる庚申川を遡行。
ここは、幾つもの滝と深い釜、沢山のイワナが住む清流であった。水は、まあまあ冷たく積極的に泳いだり胸まで浸かったりはしたくないほどの気温。
釣り師もちょこちょこ居るので気を使いながら遡行した。夜は二俣のあたりで幕営したがそこより15分くらい下の方が乾いた木もあり、幕営地も少し高台で安心の場所だったが戻る気も起こらず逃げ場を確認してからツエルト泊を初めてしてみる。結構簡単に張れるものだと感心した。
濡れた衣類を乾かしたり癒されたりするアイテムが
焚き火であるか火がつき嬉しい。エイヒレなどダイナミックに焼いて食べた。

先週の大きなランドスケープの滝の連続と違って、
こじんまり癒され楽しめる沢歩き。途中の高巻きから降る時に足がつかなくて手を離してみたら尻餅、木に引っかかってリーダーをビックリさせてしまったがお尻に大きな青タン程度で済んで良かった。
足がつかなかったら戻って別のルートを探すことを教訓にしよう。泊まりの荷物を持っていると後ろに引っ張られてしまうので日帰り荷物とは動きを慎重にして、もしくはロープを出すのがいい。

沢は、登山道合流地点まで流れていたのでなんとも美しく緑と水音に癒されて楽しかった。

登山道に出たら一気に下山。暑い。。。
途中大きな岩岩や神話、川も流れていて数ある登山道の中では、なかなか素敵な場所だと思った。
100名山の皇海山があるため登山者もいたが、ルートが長いためと展望がほぼないため静かな登山道だ。

下山した駐車場近くにある国民宿舎のツルツル温泉にはいってさっぱり。そしてご飯を食べに伊勢崎に来たら太陽の熱で全身焼けこげるわ!!暑さでビックリ仰天。家に帰ってニュースを見ると伊勢崎39.5度だった、恐ろし〜もう沢のヒンヤリ感が恋しくなる?

(記: 雨宮)

2307 笹穴沢

日程: 2023年7月22日(土)
山域: 谷川 笹穴沢
参加者: 国府谷(L)・雨宮
行程: 川古温泉駐車場(5:04) – 平標山登山道(18:00) – 大源太山・黒金山を経て駐車場(翌日0:09)

冒険をやりに笹穴沢へ

平標山を水源とした笹穴沢の水量がこんなにも多く激しいものか。あの穏やかな平標山からは想像を絶する世界だった。
滝の数も多く、高さもあって直登するには体力技術が必要。五人組先行パーティーはいたが彼らは途中リタイヤ。我々は一日で抜けたが下山までに19時間30分。
林道も長くヒルも多発。塩を多めに持っていかないとヒル地獄が登りも下山時もプラスされ半狂乱。
大源太山、黒金山を過ぎると登山道が獣道みたいに細く急な下りでメンタル、足をやられた。沢靴フェルトでの下山はやめた方が良い。滑って尻餅地獄か、怪我をする。

今回は沢の魅力というより豪雪地帯の山の谷が、長年で侵食され壮大な地球のランドスケープと水量に圧感。滝の
高さも十分にありクライミング技術が必要とされる沢だ。ロープを出して頂いて順調に登ったつもりでも時間を要した。

無事に下山できてヤレヤレ安堵。

(記: 雨宮)

2307 白毛門沢

日程: 2023年7月16日(日)
山域:谷川 白毛門沢
参加者: 国府谷(L)・坂田・雨宮
行程: 白毛門駐車場(5:20) – 沢終了からの登山道(13:00) – 駐車場(15:09)

涼を頂きに白毛門沢

約2年ぶりの遡行はお天気も良くリーダーの後を快適に登る。最後のジジ、ババ岩の下のトラバースが怖かったが良い写真が撮れた。

沢は涼しかったが稜線に出ると暑くてフラフラだ。
山頂には故意に行かずでスタコラ下山したい所だがが、やはりここの下山はしんどいなぁー。
3時になると予報通り強い夕立ちが降って来た。

沢に行ってきてなんなんですが濡れなくて良かったわ。

(記: 雨宮)

今年の沢めぐり3回目

日程: 2022年7月9日(土)
山域: 越後巻機山米子沢
参加者: 国府谷(L)・坂田
行程: 桜坂駐車場(5:00) – ナメ沢出合(6:00) – 右俣左俣分岐(10:30) – 避難小屋(11:00) – 巻機山(11:20) – 避難小屋(12:00) – 桜坂駐車場(14:50)

有名な沢でもまだ行ってないところはたくさんあるので美渓と名高い米子沢に行くことにしました。
坂田さんも静岡からわざわざ参加でご苦労様です。
天気は上々なので楽しみながら登れる。巻き道はいうほど明瞭では無いためきちんとルーファイする必要がある。
登れる滝も多いが水に浸かるのは得意でないので出来るだけ濡れないようにラインどりする。
シーズンがまだ早いのか雪渓多めで最後の二俣から避難小屋手前まではずっと雪の上を歩いて登った。涼しくてよい。
最後は初めてなので山頂往復してから膝痛に耐えながら下山。

(記: 国府谷)

ひとり沢 その2

2022年7月2日(土)
山域:南アルプス鳳凰山シレイ沢
参加者:国府谷
行程: 夜叉神峠駐車場(5:35) – シレイ沢橋(6:30) – 25m滝(9:20) – 薬師岳(13:00) – 駐車場(17:30)

周りに行ったことある人もいないし日帰りでトレーニングにはちょうど良いだろうということでシレイ沢。
前夜峠泊で始発バスに乗る。満席で乗れないこともあるとか聞かされたが無事乗車出来て幸先良し。
沢の降り口は2mくらい?のちぎれたようなトラロープに掴まって降りた。
橋の目の前に見える堰堤までも結構いやらしいので注意(誰に?)。
滝は沢山出てくるのだが悉く巻いていくので自分でせいだがつまらない。
二俣からはガレガレボロボロで巻けるところは巻いていく。枯滝が続いても巻いていくのだが、考えさせられるところが多くめんどささアップ。
ツメは砂礫地帯になったので足元が潜ってしまいラッセルしているみたいだった。
残りはだらだら下山して、心配していた雷雨もさほどでもなくラッキーでした。さて次はどこにしよ。

(記: 国府谷)

ひとり沢 その1

2022年6月26日(日)
山域: 奥秩父笛吹川東沢鶏冠谷左俣
参加者: 国府谷
行程: 道の駅(5:00) – 鶏冠谷出合(6:00) – 二俣(7:30) – 鶏冠尾根(9:45) – 木賊山(11:30) – 道の駅(14:40)

今年もいよいと暑くなってきて沢の季節が来てしまったので、行ってみる。
いろいろあって一人なのでお手頃な鶏冠谷かつそれなりに長い左俣にした。
土曜日に甲府幕岩に来てそのまま道の駅みとみで夜を明かす。
とりあえず早めの行動ということで5時出発。出合発6時。
初めにある魚留滝の巻きは意外と際どい。逆くの字滝はスリングのお世話になる。
二俣からは一、二、三ノ沢が短い間隔で出合い、源頭部に来ると水も冷たさが気持ちよい。
ツメは上手くいったのかたいした藪漕ぎなしで鶏冠尾根に出た。
あとは木賊山から下山して終了。

(記: 国府谷)

西丹沢モロクボ沢

日程: 2021年 7月23日(金) 日帰り
山域: 西丹沢
参加者: 松林・中村
行程: 西丹沢ビジターセンター(白石キャンプ場)(8:45) – 用木沢出合 – 旧白石沢キャンプ場跡より入渓(9:30) – モロクボ沢大滝(10:10) – 13:15畦が丸直下稜線(13:15) – 西丹沢ビジターセンター(14:30) – 15:30白石キャンプ場駐車場(15:30)

コロナ自粛でキャンプ人口が増えているとは聞いていたけれど、連休中でもあってか西丹沢のキャンプ場は道路わきにもテントを張るどの大混雑だった。駐車場も路上のスペースも車で満杯。崩落した橋の手前に親切な係員の誘導でどうにか車を停めることができた。
天気は上々。用木沢出合の先、旧白石沢キャンプ場跡で装備を整えて入渓。
いくつか堰堤を超えルンルン気分で気持ちの良い遡行がしばらく続くとモロクボ沢大滝に到着。 滝見物のハイカーが15~16人ほど滝の高巻きを見物していた。

高巻きは滝の下段2段目から左に登りチムニー状の核心と言われている壁を上がれば滝口にでる。初心者コースだからこの高巻きの後は軽快に登れた。

ただ源流部は倒木が多く、梅雨明けで斜面が緩んでいて稜線に抜けるまでが一苦労でした。

(記: 松林)

早めの沢納め

日程: 2021年8月28日(土)
山域: 奥秩父丹波川大常木谷
参加者: 国府谷(L)・雨宮・関矢・大江

大常木谷は何年か前にも計画していたのですが、その際は増水で竜喰谷を遡行しただけでしたので、竜喰谷を下降することで再度計画しました。
一ノ瀬林道が通行止めなので国道から歩きです。でもたいした距離ではありません。
林道から注意して下降していくとすぐに大常木谷出合です。
出合からとても綺麗な沢です。水も綺麗に見えます。今年一番でした。
千苦の滝を巻くところは念の為ロープを出しましたが、難関と思われていた山女渕は水流も緩かった為、各自泳ぎで通過しました。


あとは会所小屋からトラバース道を使い竜喰谷には下駄小屋沢を下降して、曲がり滝の途中で合流。時々水に浸かり冷やしながら下降し終了しました。
近いしまた来てもいいかもしれない。

(記: 国府谷)

笛吹川水系 日帰り沢登り

日程: 2021年7月31日(土)
山域: 笛吹川水系 鶏冠谷右俣
参加者: 国府谷・雨宮・射場
行程: 道の駅駐車場(5:40出発) – 鶏冠沢入渓(6:40) – 逆くの字滝(8:00) – 脱渓(11:30) – 徳ちゃん新道下山 – 駐車場(13:30)

短い沢ですが、ナメと滝がこれでもかと続く飽きのこない沢登り。

相変わらず水は冷たいが泳ぐ所もなくサクサク登ります。

メインディッシュは逆くの字滝です。
ベテランリーダーはロープを出さずに登るのだが、私は無理です。ロープお願い致します。

安定安心のロープがあるだけで思い切って靴先を上に進めることができます。
フェルトの靴底はフリクションが良く効きます。

途中滑って転けて顔を切るが、これくらいなら大したことはないと最近思ってしまう。
下山して鏡を見てその傷に驚きましたが、今はマスクがあるので隠せますね。

沢の終了は1800M付近から枝沢を右へ登ります。
登る時間も少なく、藪漕ぎもない最高な沢終わりです。
そして、下山の登山道は安定していて、前回の下りを考えますと天国です。

尾根歩きでは、なんとも爽やか風が身体を包んでくれて、なんだーこの風!最高だわ!とおもわず叫ぶ。
リーダーも気持ちいいー!と叫ぶ。
一仕事終えて夢のような心地良さは、下山したあの蒸し暑さを思うとこの場を離れたくない。

12時前には下山。
余裕を持って温泉とご飯。

来週も楽しみです♪♪♪

岩を流れる水、
目に優しい緑、
厳しい滝のlandscapeは魅力的です。

そして涼しいとか寒いとか色々あって、それが沢登り。

こうして山岳会に入れて頂き様々な山行を経験させて頂きこれが私の生きてる証となっています。

山から命の水が湧き出るように、私の心も明日からのファイトが湧き出ます。

(記: 雨宮)

大洞川和名倉沢1泊2日

日程: 2021年5月24日(土) – 25日(日)
山域: 荒川水系 大洞川和名倉沢
参加者: 国府谷 雨宮 大江 射場
行程:
1日目: 駐車場出発(6:40) – 和名倉沢入渓(07:30) – 大滝下(10:40) – 1470M幕営地((15:00)
2日目: 幕営地出発(6:00) – 1680M左沢(7:10) – 稜線1970M(8:25) – 和名倉山2036M(8:40) – 二瀬尾根下山駐車場(13:45)

2回目の沢登り

前回の経験を経て、大きな不安はありませんでしたが、今回は1泊するため、沢でのテント泊がどのようなものか若干の不安がありました。
漠然と、通常の登山のテント泊と沢のテント泊の違いは焚き火かなと考えたりもしました。
今回も入渓後の沢登りは順調でした。沢を登る際の足の動きも問題なかったと思います(まだ背負った荷物がそこまで重くなかったのが幸い)。
そして、テント泊の際、焚き火を行いました。当然、男性なら焚き火はそれだけで魅力と感じると思いますが、焚き火をすることの必要性は実際行ってみてわかります。
沢登りは夏といえども上流の水は冷たい。だから早く体を乾かす必要があります。また、標高2000mの沢は日が沈むと思いのほか気温が低下する。これを焚き火を起こすことで体を温めることが出来ました。
翌日は和名倉山経由で下山しました。相変わらず、他のパーティーと会うことはありませんでしたが、登山道に戻るとやはり安心します。
下山までの道のりが長く最後の方で自分はバテてしまいましたが、無事に下山することが出来きました。今回もありがとうございました。

(記: 射場)

一泊二日の沢歩き

奥秩父の深い森林の中に豪快に流れる水源。ここの大滝は飛び抜けて魅力のある素晴らしい滝でした。

テン泊で荷物が重く
ワンステップが上がらない時もありましたが、先を行く仲間の神の手をお借りして
どんどん登る。ありがたいです。

水に入るとブルブル震える夏。
なんと贅沢な時間を過ごしているのでしょか。

滝登りはクライミング要素もあり、高巻きは体幹、バランス力が必須です。
普段、少しでも身体を鍛えておかないと。
なかなか行けないものですから老化防止の為にも頑張ります。

快調に進んで3時には1470、付近に幕営。

シーズン的にはあと一ヶ月ばかりの限られた沢登りは、大自然と戯れた貴重な時間と体験を過ごすことができました。

今回は珍しく和名倉山2036mのピークを踏んで下山しました。見晴らしは良くありませんが、苔むした山頂には趣があります。
そして、とてもハードな下りの約4時間はクタクタに疲れましたが、その後は雨で沢には行けずでしたから、これくらいがちょうど良かったですね。

(記: 雨宮)