八ヶ岳 三叉峰ルンゼと大同心南稜(3P目まで)

日程:2017年12月16日,17日
山域:八ヶ岳
ルート.参加者:①五十島・坂田・魚瀬P:三叉峰ルンゼ~石尊稜~稜線~地蔵尾根~BC
国府谷・中村・雨宮P:大同心南稜(3P目まで)~稜線~硫黄岳~BC

 

アイスキャンディーから〜冬山に突入 
 
曇り、雪

 

金曜の前夜発小淵沢道の駅泊で次の朝赤岳鉱泉へ
6人チームだったのでジャンボエスパースと小エスパースの2張り
4人でジャンボ仕様はかなり余裕があるが夜は寒いこの日はアイスキャンディーで今シーズンのトレーニング
出だしはどなたも一年ぶりでバランスや感覚が取れず苦労していた
何本か登るうちにスムーズに登れてくる。アックスを何種類か試してみたが
私はペルツのクオークが軽くて扱いやすかった。しかし力がないのか下手なのかグッサリ氷にアックスが刺さらず
引っ掛けて登るスタイル。
11時ごろから4時までみっちりやって
膝などうちイタタタ。。。深夜寒くて何度か目がさめる。
 
17日は4時起きで支度し
2つのグループで別々の場所へ。
◎三叉峰ルンゼ~石尊稜~稜線~地蔵尾根~BC
◎大同心南稜(3P目まで)~稜線~硫黄岳~BC
 
大同心南陵を登るべく6時ごろ出発。
軽く雪が舞い寒い。
体がまだ雪山に慣れていないのだ。
 
お天気は悪く、あたりはガスっておまけに風も強い。
2500M越えると岩稜となりアイゼンワークも慎重に一歩一歩。
岩には海老の尻尾が出来上がり白くなっていた。

大同心の基部からバンドを右に回り込み
ビレーポイントを探しながらラインに乗れず
いつの間にか最終ピッチまで迂回して登ってしまった。。。

 

意識の高いリーダーはやり直す?と言ってくれたが
悪天候のため気温も低くガスがかかって視界も悪いのでこのまま直上して稜線に。
視界が悪く風とブリザードの刺激を受けながら
硫黄岳を経て赤岳鉱泉に11時に下山。
 
シーズン初めの良いトレーニングになったが
やはり普段使っていない筋肉疲労が身体にのっこったわね。。。冬のお山は圧倒的な美しさに装飾されていた。
次はどこに〜 

雨宮(記)

甲斐駒ケ岳 黄蓮谷左俣②

日程:2017年12月22日(金)-23日(土)

山域:南アルプス 甲斐駒ケ岳

参加者:国府谷 五十島

 

 

 

イガノミクス Ⅰ

 

クリスマス前に黄連谷アイスの計画。 急速に成長中のクライマー五十島さんにおんぶ状態。

半年くらい前から計画していたような気がする。今年は結氷よいそうだし、天気もいいし、何と言っても

山小屋泊まりだし。小屋のwebサイトから情報とれるし便利になったなぁ。

 

 

22日は荷物も軽いがえっちら長い道のりを7合目まで登る。

雪の量はひと月前とほぼ変わらない感じ。

お昼過ぎに小屋について受付。有名クライマーさんが管理人なのでびびる。

第二小屋を案内されたあと、本家の小屋でDVDなど鑑賞。

夕食はソーセージ入りカレーライスのサラダ、焼リンゴがついていた。

カレーライスはお代わり可でした。ビールは我慢しました。

 

 

寝床(第二小屋)に戻って明日の準備。

他に宿泊者はガイドパーティ2人と年輩3人パーティは同じく左俣とのこと。

単独で右俣にいくひともいた。

夜は多少の鼾が聞こえたくらいで暑いくらいの小屋で快適に眠る。

左俣のコンディションは申し分ないとのお話と翌日の好天を聞いているのでプレッシャーもほとんどなかった。

 

 

朝は皆さん4時起床です。簡単にパンにハムを挟んで朝食とする。

5時頃4パーティがほぼ同時に出発。

下見通り六丈ルンゼを降りていくとずっとトレースがありきっちり坊主の滝下に出る。

滝上に出る方法もあるようなのだが今年はばっちり凍っているのでこれでOK。

ガイドPの後にライトで照らしながら五十島さんリードで左寄りから登る。

坊主の滝上で明るくなった。

すぐに二股となり左俣に入り、しっかり凍って適度に(?)雪のついている滝が続く。

 

 

大滝まではそれぞれフリーで登っていく。

大滝は先行が左寄りを登っているので我々は右寄り。

こっちの方が少し段になっていて登りやすそうだが、いつも結氷する訳ではない模様。

五十島さんリードで30m。60mロープなので最後までいけるのだが、おじさんに残りちょっとを

残しておいてもらう。

私は5、6mだけ登ってすぐに草付きっぽいところを40mくらい伸ばす。

 

 

100mくらい歩くと最後の滝に着く。ここまでラッセルもないので とても近く感じる。

あとでこっちの方がむずかしかったと言う五十島さんがさくっとこなして終了。

うーん、長くやっているといいこともありますね。

登山道までもトレースがあり、鳥居後の200mくらい上に出た。

あとは下るだけ。小屋のデポ品を拾って下って下って暗くなるころに駐車場に到着した。

 

さて、次はホントのアルパインアイスです。

(記:国府谷)

甲斐駒ケ岳 黄蓮谷左俣①

日時:2017年12月22日(金)-23日(土)
山域:南アルプス
参加者:国府谷(L)・五十島
行程:
1日目:竹宇駒ヶ岳神社-黒戸尾根-七丈小屋
2日目:七丈小屋(4:00)-六丈沢下降点(4:20)-坊主の滝下(5:20)-二岐(6:40)-(7:40)60m大滝(9:10)-(9:30)最後の滝(10:10)-2720m稜線(11:50)-七丈小屋(12:15)-竹宇駒ヶ岳神社(17:00)

 

 

アルパインアイスのクラシック、黄蓮谷左俣に行ってきました。

小屋泊の予備日有!気合(?)入ってます。

 

1日目:
小屋泊まりの割に重いザックを背負って黒戸尾根を七丈小屋まで。
花谷さんに話を聞くと黄蓮谷の結氷状況と天気予報は共にバッチリ。
これで登れなかった本当に。。。と余計な心配をしていたら快適な布団の割にあまり寝れず翌朝に。

 

 

2日目:
第二小屋に泊まっている人はほとんどが黄蓮谷だという事で同じような時間にゾロゾロと出発。
予め下見をしておいた下降点からよく踏まれたトレースを1時間ほどで坊主滝下に出た。
先行のガイドPTは少し悩んでいたが坊主から登るようなので先を行ってもらう。

 

 

坊主に取り付いた時点ではまだ完全なヘッデン登攀だったが、その後の簡単な滝はフリーで越えられるので問題はなかった。
段々と染まっていく空を背に登高していると兎に角気分がいい。
予想よりも早く、7:40大滝取付きに到着した。
ランニングで仕上げてきたという国府谷さんも調子が良さそう。

 

 

先行PTのリード(有名なガイドの方でアイスギアTips等ブログで読んでいた)を見学しながら、準備を整えて空いている右側から1P目リード。とてもよく発達していて右のラインはⅤ級という感じではなかった。
30mほどロープが出た辺りでスクリュー支点作成して国府谷さんフォロー。2P目はそのままツルベで国府谷さん抜け口まで。
60m1Pで繋がる距離ではあるけど完全に抜けるには少し足りない気もするので、時間に余裕があれば一度切った方がいいのではと思います。

 

 

意外と悪い最後の滝を越えてからは単調な稜線までの歩き。気圧計で見ると2400m以下なので氷パートであまり距離は稼いでいない事になる。
ありがたいトレースを噛み締めながら歩いたが、それでもペースが上がらない。緊張なのか疲れなのか、この辺がまた経験の違いなんだろうか。

 

 

稜線から小屋まではあっという間で、勢いのまま下まであっという間に~なんて期待も虚しく、駐車場到着は17:00。
しっかりかかった。しっかり歩いた。行動時間は13時間でした。

 

結氷と天候の状況判断が難しく、数年越しになる事も珍しくない黄蓮谷をオンサイトできたのは運のお陰なんですが、予備日を使わずに降りてこれて安心しています。これで岳沢アイスにも挑戦権はあるかなと!
(記:五十島)

 

琵琶湖を眺めながらの高島トレイル

日程:2017年11月23,24日
山域:滋賀県、京都 高島トレイル
参加者:雨宮、他2

 

京都までの深夜バスは寝ているうちに早朝到着。
遥か西と思っていたが以外と近いのね。
仲間と合流して京都駅から以下の計画 。

国境(くにさかい)のスキー場から登って
稜線にでると雪が30センチもあり想定外に天気も悪く
雹なども降って三国山近くの山中に1泊だけしてマキノ高原に下山
琵琶湖がどでかいことを再認識して 50kmの縦走予定でしたが撃沈。。。。

 

時間もあるので晩秋のメタセコイア並木や比叡山など観光して
またバスで東京に戻ってきた。

遠出の遠征でしたが楽しい仲間との良い旅だった☆☆☆☆☆

細かい計画を立ててくれた静岡山岳会のウランさんに感謝いたします。
(記:雨宮)

 

-3泊4日の計画-
11/23 7:00京都発 8:21マキノ着 JR湖西線 永原行 1,140円
(叉は、7:24/8:40 でも可)
8:46マキノ発 9:06国境着 バスにて 220円
9:30国境~11:00乗鞍岳北尾根分岐~11:40乗鞍岳~12:50芦原岳~13:40猿ヶ馬場~14:10黒河峠(水場&トレイあり)~15:10三国山~  16:50明王ノ禿
※初日はできればここまで行きたい。明王ノ禿の手前にも水場があるようです。11/24 5:00明王ノ禿~7:50大谷山~8:30抜土(水場あり)~9:30近江坂~10:20大御影山~13:00三重嶽~15:30武奈ヶ嶽~17:40水坂峠
※水坂峠まで頑張れれば水場あり。無理な場合は武奈ヶ嶽周辺にて幕営。その場合水は抜土から担ぐ。

11/25 6:00水坂峠~7:30二の谷山~10:30行者山~11:30横谷峠(水場あり)~13:30駒ヶ岳南尾根分岐~14:45駒ヶ岳~16:00木地山バス停へ下山~16:50バス~朽木学校前バス停~徒歩にてグリーンパーク想いでの森へ
※横谷峠~駒ヶ岳間で3カ所下山道あり。木地山バス停は始発ですが、その先にもバス停あり。横谷峠から下山しても乗車可能です。
※宿へは距離にして2キロほどだと思います。タクシーを利用しても良いです。
宿のTEL:0740-38-2770

以上は、地図にあるコースタイムどおりの時間です。ネットにある同様の縦走の記録を見てると、これよりも結構早く歩いてるようです。2日目が勝負となりそうです。水坂峠まで辿りつけなかった場合でも、3日目は余裕があるので、挽回は可能です。

11/26 グリーンパーク想いでの森から徒歩にて朽木学校前バス停へ
9:30朽木学校前バス停~10:47出町柳駅着 1,500円
14:09出町柳駅~14:27京阪藤森駅 330円 徒歩にて高速上にある京都草深バス停へ(約10分)
※上記出町柳発は遅くとも、の時間です。
15:06草深バス停発~19:32東名静岡~22:28東京駅日本橋口

 

 

中央アルプス中御所谷遡行記録

日時:2017年10月2日(前夜発日帰り)

メンバー:国府谷・松林・五十島・雨宮・林・中村

行程:10月1日 松林車で国府谷・松林・雨宮・中村が菅の平駐車場にて泊。

         五十島・林は小川山クライミングを終えて参加。

      2日 6時過ぎのバスでしらび平へ。

         7:00しらび平発 13:30千畳敷ロープウェー駅 ロープウェーで下山

 

先月遡行した谷川大倉沢と同様、この中御所谷も以前から行きたいと思っていたが、今回6人の参加で実現できることになった。ロープウェーから見ても分かるように、傾斜が強く多くの滝が連続する登攀的な沢で、記録によると登れる滝も多いとのことだった。しかし、下山の時間や午後から雨の予報を考慮すると、6人でロープを使いながら滝を丁寧に登って行くと時間切れになってしまうため、結局高巻きが多くなってしまった。

 

 

しらび平から遊歩道を少し行くとすぐ日暮の滝15mが出てくる。直登するには水流右のルンゼを登るようで、残置も見えたが、右岸の草付きから灌木帯を高巻く。8mと10m CS滝もそのまま巻き、適当なところで沢に戻る。その後、ロープウェーを上に見ながら中小のナメ・滝を越えていく。遡行図によると7mCSと思われる滝は右草付きを行くが、上部のトラバースが悪そうなので、ロープを出して五十島・国府谷両君がリードするが、  10mほど登って滝の落ち口の方にトラバースし始めるところにある岩を越すところは悪かった。その先で確保してもらっていたが、細い灌木2本ほどが支点だったので、絶対落ちてはいけないと思うため、緊張する。

 

 

もっと下でトラバースすることができたかもしれない。その先ゴルジュが始まり、10mほどの全く登れない滝がでてきたので、右岸を巻くが、ゴルジュ内の10-15mの滝をいくつか見ながら結構な大高巻きになる。沢に戻ってからしばらく行くと二俣となり、右俣を行くが気持ちのいいナメが続き、最後の多段80mに着く。素晴らしいところだ。最上部の鏡の滝を越え、雨がふってきてだいぶ源流の雰囲気になってきたところで、突然宝剣を目の前に千畳敷のカールに飛び出した。劇的なフィナーレだ。 できれば、天気の良い日にもう一度行きたい渓だ。(中村)

 

 

彩の金峰山

日程:2017年10月8,9,10日
山域:奥秩父 金峰山
参加者:雨宮、他1

 

1日目
廻目平キャンプ場から小川山散策
フリークライミング見学とか笑

 

 

2日目
大好きな同級生を連れて金峰山へ。
昔に沢登りをしてた女性なのでこれくらいなら登れるかとチャレンジしてもらったが
結果、やはり沢登り離れて5年?身体は老化していたのだろう。
想像以上に足にダメージがきてかわいそうな下山になってしもうた。
ごめんなさい。

 

もう一泊金峰山荘のキャンプ場に泊まって
山の空気を堪能することに。
金峰山荘のお風呂も大きくて大満足☆
3日目
休日は駐車場も満車、テンバもカラフルなテントで一杯になるが平日は静かな秋を堪能するとことができた。3日目になると同じ場所から見る紅葉も進んでいる。
こうしている間にあっという間に秋は駆け抜け冬に突入していくんだ。
もっと秋を堪能したかったが今年は天候が安定していず残念。
(記:雨宮)

 

ダイナミックな大滝の連続を超えて

 
日程:2017年10月2日(土)
山域:中央アルプス

参加者:国府谷、中村、松林、五十島、雨宮、林

 

曇りのち雨
前夜駐車場泊り。
紅葉ピークとあって駐車スペースを心配したが 夜はそうでもない。
朝方は賑やかになりバス6:15始発ながら5時くらいからザワザワザワしている。
乗り場トップに並んでいた3年ぶりくらいの岳友に会い嬉しくってハグハグ☆
我々は3台目のバスに乗ってしらび平駅に向かう。

 

7:10 に日暮らしの滝に向けて出発 。
ここからは滝滝滝の連続。

前回の谷川大倉沢よりは距離が短いが約1000Mを滝を越えながら一気に登る。
ロープは草付きトラバースで一箇所 。

10月の山水はとても冷たく身体が痺れる。
ベテランのあとを追うだけの沢登りでしたが
千畳敷13:30到着で予定より早い。トータル6時間20分。

 

 

千畳敷に着く頃雨がチラホラ、濡れた身体、濡れた靴から底冷えがする。

 

 

ロープウエイもブルブル震えながら5つくらい待って乗ることができた。
フリースだけでは寒くこの時期はダウンも必要。

ロープウエイ上から本日登ってきた沢をみて「ヒーこんなんなの!急登!険しい!」
「これを先に見てたら登んないよね〜」と沢専門の先輩が言うのだから
私なんてよく登ったわね〜と心の中で自画自賛 笑

 

 

冷えた身体がなかなかあったまらなかったが温泉入って帰京。
やっぱり喉にきて声がハスキーに。。。

(記:雨宮)

2017年フリーまとめ

参加者:五十島他多数
日時・山域:

5月20日(土)-21日(日):甲府幕岩
5月28日(日):有笠山
6月3日(土)-4日(日):小川山・甲府幕岩
6月11日(日):有笠山
7月2日(日):榛名黒岩
7月8日(土)-9日(日):小川山
7月29日(土)-30日(日):小川山
8月5日(土)-6日(日):甲府幕岩・カサメリ沢
8月18日(金)-20日(日):カサメリ沢
9月23日(土)-24日(日):小川山
9月30日(土)-10月1日(日):小川山
10月8日(日):有笠山
10月14日(土)-15日(日):有笠山
11月3日(金):有笠山
11月5日(日):有笠山
11月11日(土)-12日(日):有笠山
11月18日(土)-19日(日):湯河原幕岩
12月2日(土):湯河原幕岩
12月5日(火):湯河原幕岩
12月9日(土):湯河原幕岩

 

GWの黒部横断も終わり、自分と向き合う長い季節が始まりました(フリー的な意味で)

 

 

5月-6月:
指の怪我は順調に進んでいて、ジム週3ペースの維持が難しく岩場での目立った成果も無く過ぎていった。
しかし代わりにはじめたジョギングとストレッチは後半の有笠で予想以上に役立つ事になる。

 

 

7-8月:
いちおう13を意識して触ってみたりはしたものの(トップガン/カサメリ沢)実力との乖離は想像通りで可能性を感じなかった。
よかったのは課題に対して顕著に足りていない欠点がわかってきたことで、
以後のジムトレーニングは主に引き付け力と体幹の安定性を重視するようになった。

 

 

9月:
23-24日,30-1日の小川山でジムトレからそれなりの手応えがあった。
特に違いを感じるのはクリップ動作で、荷重姿勢が安定している分、保持力の消耗が随分減った感がある。
課題のグレードは去年からあまり変わらないが内容(試行回数,ムーブの再現性)は少しずつ進歩していた。

 

爆弾低気圧/5.12a(2016/10RP 17便)

都忘れ/5.12a(2017/9RP 3便) マウンテンプロショップ岳/5.12b (2017/10RP 5便)

 

 

 

10月-11月:
今年のシーズンは有笠山ですby国府谷さん という事で勝負の有笠山通いが始まった。
(基本的に13という数字への義務感からクライミングをしていたので、岩場に対して拘りがない自分が現金で恥ずかしい。)
2日かけて感謝の心/5.12aをRP。しかしながら残りの日数を考えると苦手系な被り物でエクステンション(海賊船/5.13a)を触るには無理があった。
結局最後は若緑/5.11c/dをRPして有笠山終了。春に一度触っていた課題で、負荷の違いが感じられただけに海賊船が余りにも心残りだった。

 

 

 

 

12月:
13を登らなくては冬山に行けないので、岩場を変えてもう一度触ってみる事にした。
と○やさんでの熟考の末、課題は湯河原幕岩 スードラON攀/5.13aに決定。有笠が終わるとすぐに様子を見に行く。
この課題は元々5.12aだったものがホールド欠損によってグレード改定されており、所謂”ボルダー系”に属するのではないかと思う。
シビアなクリップやストレニュアスなパートがあるわけではなく、ほぼ核心の4手に13がついているような課題だった。
2日かけて核心をバラしてから3日目で全体の確認と繋げた際の最適化→4日目の1便目でRPになったが余りにも他の動画とムーブが異なるので若干の疑問は残る。。。
これで取り敢えず今年のフリークライミングが終われるので来年はもう少しいい形でもう一本登れたら。なんて考えてしまいます。

 

 

岩場でお付き合い頂いた方には感謝しかありません。お陰様でクライミング辞めずにすみました。

(記:五十島)

恒例日帰り山行 今年は鳳凰三山

日時:9月3日(日)
行程:夜叉神~夜叉神峠~杖立峠~苺平~薬師岳~観音岳~地蔵岳~観音岳~薬師岳~夜叉神峠~夜叉神
参加者:
久世(L)・五十島・林  静岡:ウランちゃん・漆畑さん

 

 

 

今年の日帰り山行は、本当は八ヶ岳全山縦走ワンデーにしたかったのですが、諸般の事情により鳳凰三山の

往復となりました。ただ2年続けて甲斐駒だった故、一気に登り・一気に降る登り方でしたので、縦走での日帰りは初となります。

 コースは夜叉神から地蔵岳までの往復なので、特に厳しい所は無く、楽しんでの山行となりました。メンバーは、五十島君・林君そして静岡からウランちゃん・漆畑さんの5名である。

 

 

 

 

 

 前夜、夜叉神の駐車場まで入り、静岡組とも合流し仮眠。車が意外に多く来て、案外寝ずらいが、4時半起床。

日頃の疲労が抜けない中、5時15分出発。夜叉神峠までの急登が、朝イチの身体にはキツイ。とはいえ何とか

まだ薄暗い夜叉神峠に着く。ここで漆畑さんと別れ、我々は先を急ぐ事とする。

 しばらくすると、後ろから熊除けの鈴の音が近づいてきて、トレランの方にあっという間に追い越されてしまった。走る事は出来ないなあ~。

 

 

 

 

 それでも杖立峠、苺平と順調に進み、南御室小屋に着く。既にテント泊の人は、テントの撤収が終わっている

方が多く、皆早起きである。砂払岳からようやく視界が開ける。天気も最高で、まさに夏山稜線漫歩といった感じで、とても気持ちが良い。

 8時半、一つ目のピークの薬師岳に到着。正面に北岳がくっきり見え、素晴らしい景色である。少し休んで

8時50分今度は観音岳に到着するが、この辺りから人が多いなと感じられる。他の登山者もいて、地蔵岳まで、ゆっくりしたペースとなる。

 9時半賽の河原到着。オベリスクには初めから登らないつもりでしたので、ここで大休止。甲斐駒も正面に

見えて、なかなか良い感じである。機会があれば、夜叉神から鳳凰三山を越えて、甲斐駒そして黒戸尾根を

降りるコースの日帰りも出来るかな? と、皆で話していました。

 

 

 往路を戻る形で、賽の河原を出発。観音岳までの登りがちょっとシンドイ、この頃から雲も出てきて、

景色も見えたり、見えなかったりとなる。さらにもうひと踏ん張りで薬師岳、その先の南御室小屋まで進んだ所で、しばし休憩。

 そしてこの休憩が呼び水となったか、五十島君・林君がトレラン選手に変身して、猛ダッシュで走り始めた。

苺平までは登りなのだが、お構いなしに走る走る。その先、夜叉神峠までの長い下りも、また走る。私も

必死の早歩きで食らい付く。「膝が悪いのだから、走らない」って普段から言ってるのに~。ウランちゃんも

直滑降走りで、後ろから煽って来て、まったく気が抜けない。

 

 

 

 なんだかとても気持が疲れた頃、夜叉神峠に到着。まだ午後1時にもなってないよ~。ここで再び漆畑さんと

合流。彼女も薬師岳までは行ったとの事。ようやく普通に歩いて、夜叉神まで降り、桃の木温泉に寄って、帰京しました。

 思ったより、早く終わってしまったので、来年こそは、八ヶ岳にて日帰り山行に行きたいと思います。

 皆さん、行きましょうね!!

                                     (記:久世)

多摩川水系一之瀬川から竜喰谷

滝から滝をシャワークライム

 

日程:2017年9月2日(土)
山域:奥秩父 多摩川水系一之瀬川から竜喰谷 
参加者:国府谷、雨宮、魚瀬

 

曇り
雨続きであったがここはリーダーの国府谷さんが強気で前夜に出発。
雨は降っているが天気予報の晴れマークに期待して車を走らせる。
朝方4時になっても降っている。絶望的な気持ちで6時起床。アレ止んでる!
でも水量が多かったら自殺行為だしと様子を見るだけと一之瀬川へ。
行けそうと判断してダメなら途中で戻ってこようと話しながら入渓。

奥秩父の名渓竜喰谷は滝に始まり滝で終わると言われ とても綺麗な滝の連続。
途中ナメ床も多く広葉樹が紅葉したら綺麗なんだろうな〜と想像させられる。

前日から朝方までの雨で水量は多いほうだろう。

シャワークライムを楽しみながらいくつもの滝を越えていって
計画より早く大常木林道に到着してしまった。

下山は林道でサクサク降りる。

 

8月の山行がことごとく雨で阻まれていたので今回は強気で入渓できて嬉しかった。
川の水は冷たかった。。。もうすぐ夏も終わり(寂)
この谷で防水コンパクトカメラが壊れiPhoneで撮影してみるが水圧でブレブレ
あ〜あかん。
雨宮(記)

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