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今年の沢めぐり3回目

日程: 2022年7月9日(土)
山域: 越後巻機山米子沢
参加者: 国府谷(L)・坂田
行程: 桜坂駐車場(5:00) – ナメ沢出合(6:00) – 右俣左俣分岐(10:30) – 避難小屋(11:00) – 巻機山(11:20) – 避難小屋(12:00) – 桜坂駐車場(14:50)

有名な沢でもまだ行ってないところはたくさんあるので美渓と名高い米子沢に行くことにしました。
坂田さんも静岡からわざわざ参加でご苦労様です。
天気は上々なので楽しみながら登れる。巻き道はいうほど明瞭では無いためきちんとルーファイする必要がある。
登れる滝も多いが水に浸かるのは得意でないので出来るだけ濡れないようにラインどりする。
シーズンがまだ早いのか雪渓多めで最後の二俣から避難小屋手前まではずっと雪の上を歩いて登った。涼しくてよい。
最後は初めてなので山頂往復してから膝痛に耐えながら下山。

(記: 国府谷)

ひとり沢 その2

2022年7月2日(土)
山域:南アルプス鳳凰山シレイ沢
参加者:国府谷
行程: 夜叉神峠駐車場(5:35) – シレイ沢橋(6:30) – 25m滝(9:20) – 薬師岳(13:00) – 駐車場(17:30)

周りに行ったことある人もいないし日帰りでトレーニングにはちょうど良いだろうということでシレイ沢。
前夜峠泊で始発バスに乗る。満席で乗れないこともあるとか聞かされたが無事乗車出来て幸先良し。
沢の降り口は2mくらい?のちぎれたようなトラロープに掴まって降りた。
橋の目の前に見える堰堤までも結構いやらしいので注意(誰に?)。
滝は沢山出てくるのだが悉く巻いていくので自分でせいだがつまらない。
二俣からはガレガレボロボロで巻けるところは巻いていく。枯滝が続いても巻いていくのだが、考えさせられるところが多くめんどささアップ。
ツメは砂礫地帯になったので足元が潜ってしまいラッセルしているみたいだった。
残りはだらだら下山して、心配していた雷雨もさほどでもなくラッキーでした。さて次はどこにしよ。

(記: 国府谷)

ひとり沢 その1

2022年6月26日(日)
山域: 奥秩父笛吹川東沢鶏冠谷左俣
参加者: 国府谷
行程: 道の駅(5:00) – 鶏冠谷出合(6:00) – 二俣(7:30) – 鶏冠尾根(9:45) – 木賊山(11:30) – 道の駅(14:40)

今年もいよいと暑くなってきて沢の季節が来てしまったので、行ってみる。
いろいろあって一人なのでお手頃な鶏冠谷かつそれなりに長い左俣にした。
土曜日に甲府幕岩に来てそのまま道の駅みとみで夜を明かす。
とりあえず早めの行動ということで5時出発。出合発6時。
初めにある魚留滝の巻きは意外と際どい。逆くの字滝はスリングのお世話になる。
二俣からは一、二、三ノ沢が短い間隔で出合い、源頭部に来ると水も冷たさが気持ちよい。
ツメは上手くいったのかたいした藪漕ぎなしで鶏冠尾根に出た。
あとは木賊山から下山して終了。

(記: 国府谷)

西丹沢モロクボ沢

日程: 2021年 7月23日(金) 日帰り
山域: 西丹沢
参加者: 松林・中村
行程: 西丹沢ビジターセンター(白石キャンプ場)(8:45) – 用木沢出合 – 旧白石沢キャンプ場跡より入渓(9:30) – モロクボ沢大滝(10:10) – 13:15畦が丸直下稜線(13:15) – 西丹沢ビジターセンター(14:30) – 15:30白石キャンプ場駐車場(15:30)

コロナ自粛でキャンプ人口が増えているとは聞いていたけれど、連休中でもあってか西丹沢のキャンプ場は道路わきにもテントを張るどの大混雑だった。駐車場も路上のスペースも車で満杯。崩落した橋の手前に親切な係員の誘導でどうにか車を停めることができた。
天気は上々。用木沢出合の先、旧白石沢キャンプ場跡で装備を整えて入渓。
いくつか堰堤を超えルンルン気分で気持ちの良い遡行がしばらく続くとモロクボ沢大滝に到着。 滝見物のハイカーが15~16人ほど滝の高巻きを見物していた。

高巻きは滝の下段2段目から左に登りチムニー状の核心と言われている壁を上がれば滝口にでる。初心者コースだからこの高巻きの後は軽快に登れた。

ただ源流部は倒木が多く、梅雨明けで斜面が緩んでいて稜線に抜けるまでが一苦労でした。

(記: 松林)

早めの沢納め

日程: 2021年8月28日(土)
山域: 奥秩父丹波川大常木谷
参加者: 国府谷(L)・雨宮・関矢・大江

大常木谷は何年か前にも計画していたのですが、その際は増水で竜喰谷を遡行しただけでしたので、竜喰谷を下降することで再度計画しました。
一ノ瀬林道が通行止めなので国道から歩きです。でもたいした距離ではありません。
林道から注意して下降していくとすぐに大常木谷出合です。
出合からとても綺麗な沢です。水も綺麗に見えます。今年一番でした。
千苦の滝を巻くところは念の為ロープを出しましたが、難関と思われていた山女渕は水流も緩かった為、各自泳ぎで通過しました。


あとは会所小屋からトラバース道を使い竜喰谷には下駄小屋沢を下降して、曲がり滝の途中で合流。時々水に浸かり冷やしながら下降し終了しました。
近いしまた来てもいいかもしれない。

(記: 国府谷)

笛吹川水系 日帰り沢登り

日程: 2021年7月31日(土)
山域: 笛吹川水系 鶏冠谷右俣
参加者: 国府谷・雨宮・射場
行程: 道の駅駐車場(5:40出発) – 鶏冠沢入渓(6:40) – 逆くの字滝(8:00) – 脱渓(11:30) – 徳ちゃん新道下山 – 駐車場(13:30)

短い沢ですが、ナメと滝がこれでもかと続く飽きのこない沢登り。

相変わらず水は冷たいが泳ぐ所もなくサクサク登ります。

メインディッシュは逆くの字滝です。
ベテランリーダーはロープを出さずに登るのだが、私は無理です。ロープお願い致します。

安定安心のロープがあるだけで思い切って靴先を上に進めることができます。
フェルトの靴底はフリクションが良く効きます。

途中滑って転けて顔を切るが、これくらいなら大したことはないと最近思ってしまう。
下山して鏡を見てその傷に驚きましたが、今はマスクがあるので隠せますね。

沢の終了は1800M付近から枝沢を右へ登ります。
登る時間も少なく、藪漕ぎもない最高な沢終わりです。
そして、下山の登山道は安定していて、前回の下りを考えますと天国です。

尾根歩きでは、なんとも爽やか風が身体を包んでくれて、なんだーこの風!最高だわ!とおもわず叫ぶ。
リーダーも気持ちいいー!と叫ぶ。
一仕事終えて夢のような心地良さは、下山したあの蒸し暑さを思うとこの場を離れたくない。

12時前には下山。
余裕を持って温泉とご飯。

来週も楽しみです♪♪♪

岩を流れる水、
目に優しい緑、
厳しい滝のlandscapeは魅力的です。

そして涼しいとか寒いとか色々あって、それが沢登り。

こうして山岳会に入れて頂き様々な山行を経験させて頂きこれが私の生きてる証となっています。

山から命の水が湧き出るように、私の心も明日からのファイトが湧き出ます。

(記: 雨宮)

大洞川和名倉沢1泊2日

日程: 2021年5月24日(土) – 25日(日)
山域: 荒川水系 大洞川和名倉沢
参加者: 国府谷 雨宮 大江 射場
行程:
1日目: 駐車場出発(6:40) – 和名倉沢入渓(07:30) – 大滝下(10:40) – 1470M幕営地((15:00)
2日目: 幕営地出発(6:00) – 1680M左沢(7:10) – 稜線1970M(8:25) – 和名倉山2036M(8:40) – 二瀬尾根下山駐車場(13:45)

2回目の沢登り

前回の経験を経て、大きな不安はありませんでしたが、今回は1泊するため、沢でのテント泊がどのようなものか若干の不安がありました。
漠然と、通常の登山のテント泊と沢のテント泊の違いは焚き火かなと考えたりもしました。
今回も入渓後の沢登りは順調でした。沢を登る際の足の動きも問題なかったと思います(まだ背負った荷物がそこまで重くなかったのが幸い)。
そして、テント泊の際、焚き火を行いました。当然、男性なら焚き火はそれだけで魅力と感じると思いますが、焚き火をすることの必要性は実際行ってみてわかります。
沢登りは夏といえども上流の水は冷たい。だから早く体を乾かす必要があります。また、標高2000mの沢は日が沈むと思いのほか気温が低下する。これを焚き火を起こすことで体を温めることが出来ました。
翌日は和名倉山経由で下山しました。相変わらず、他のパーティーと会うことはありませんでしたが、登山道に戻るとやはり安心します。
下山までの道のりが長く最後の方で自分はバテてしまいましたが、無事に下山することが出来きました。今回もありがとうございました。

(記: 射場)

一泊二日の沢歩き

奥秩父の深い森林の中に豪快に流れる水源。ここの大滝は飛び抜けて魅力のある素晴らしい滝でした。

テン泊で荷物が重く
ワンステップが上がらない時もありましたが、先を行く仲間の神の手をお借りして
どんどん登る。ありがたいです。

水に入るとブルブル震える夏。
なんと贅沢な時間を過ごしているのでしょか。

滝登りはクライミング要素もあり、高巻きは体幹、バランス力が必須です。
普段、少しでも身体を鍛えておかないと。
なかなか行けないものですから老化防止の為にも頑張ります。

快調に進んで3時には1470、付近に幕営。

シーズン的にはあと一ヶ月ばかりの限られた沢登りは、大自然と戯れた貴重な時間と体験を過ごすことができました。

今回は珍しく和名倉山2036mのピークを踏んで下山しました。見晴らしは良くありませんが、苔むした山頂には趣があります。
そして、とてもハードな下りの約4時間はクタクタに疲れましたが、その後は雨で沢には行けずでしたから、これくらいがちょうど良かったですね。

(記: 雨宮)

火打石谷

日程: 2021年7月17日(土)
山域: 火打石谷(多摩川水系)
参加者: 国府谷・雨宮・大江・射場
行程: 道の駅丹波山にて仮眠 – 余慶橋(7:00出発) – 大常木林道 – 火打石谷入渓(07:30) – 大滝(10:30) – 脱渓(11:50) – 熊倉山1624m(13:15) – 熊倉尾根下山 – 駐車場(15:30)

初めての沢登り

はじめまして、新しく入会させて頂きました大江と申します。
以後、皆様よろしくお願い致します。

この度、初めての沢山行に参加させて頂きました。
沢靴、脛、膝当てなど一通り揃えたものを装着し、いざ入渓してみるとそこは普段の山とは全く違う清々しさがありました。
暑い夏なのに、本当に心地良い涼しさと音。
高巻きはキツいですが、沢歩きは終始気持ちよかったです。
そしてピークにたどり着いた時の清々しさは一生忘れられない記憶となりました。

国府谷さんと雨宮さんの山のように気高く大きな優しさに本当に感謝です。
この度は誠にありがとうございました。

(記: 大江)

登山経験はあったものの初めての沢登りでした。

そのためか入渓後、すぐに不安を感じました。日差しが届かないことや、熊の新しい踏み後があること、前後で別のパーティーが全くいないなど、「登山のように人が踏み固めたルートを通ってない」からだと思います。
しかし、それが沢登の醍醐味の一つだと感じ始めたのはその後すぐでした。より手つかずの自然を満喫することが出来ました。
今回、下りのルートは熊倉山からの下山ルートでしたが、以前の私では接する機会がない山だったと思います。
「上り方を一つ変えるだけで山に対する印象が全く変わる。」それが私の今回初めての沢登での感想です。

大変良い経験をさせて頂きました。ありがとうございました。

(記: 射場)

鵬翔山岳会へようこそ

新しく会に入会してくださった二人の男性と共にの初山行。
身体を鍛えているだけあって、沢にはすぐに馴染まれたご様子で嬉しいです。
岩場のスタンスがあるところなど上から神の手を差し伸べてくれたりと、こちらにも気を使って頂き逞く思いました。

梅雨が明けた途端にギンギンと暑くなり、沢だ!沢歩きのシーズン到来とウキウキ。

この沢は、癒し系ではありませんが、シーズン初めに歩く沢では、程よい緊張感の滝や高巻きがあり、最後の30m大滝は圧感です。
しばらく皆んなで眺めたり写真を撮ったりしていましたがブルブル寒くなり、右側から高巻き。

今回、ロープは二回ほど出していただきました。

最後は熊倉山まで上り詰め下山。
その下山道が一番の核心ルート。
まぁー急なくだりで足場も悪くたっぷり疲れました。

おまけに名前の通り、あっちこっちに熊さんの爪の跡が残されています。
その破壊力を見ながらの下山となりました。

(記: 雨宮)

今シーズンの最終沢登り

日程: 2020年 9月21日(月)-22日(火)
山域: 荒川水系荒沢谷(奥秩父)
参加者: 国府谷(L)・松林・雨宮・塩田

コロナ自粛も緩んだ9月の4連休後半2日、今シーズン最後の沢登りに参加した。
関越道も下道も大渋滞が続いていて、大洞林道のゲート到着が13時と大幅ににタイムオーバーした。ここから入渓地点の荒沢橋まで林道を1時間以上歩かないといけない。今日の幕営地までさらに3時間。5時までに着かないと谷底の樹林帯だと真っ暗になってしまう。 沢歩きはほどほどに沢筋登りで急ぎ、どうにか幕営地点の菅ノ平に5時半に到着。体は沢水では濡れていないが、汗でずぶぬれになっていた。曇りのうえ、ここ数日の寒気で気温も低く、寒い。


菅ノ平の幕営地は平坦でトチの巨木が多くビバークには最適だが湿っぽい。
雨宮さんの執念のたき火着火のおかげで冷えた体も、濡れた衣類も乾き、体も温まり、たまらない。
よく朝はテントに荷物を置いて6時40分出。
今回の沢登りは、泳ぎ・滝登りは無しで高巻きの連続。狼谷出合からは同じような枝沢が多く、どれが北雲沢か判らない。いつも私以外の3名が地図とナビ・GPSで位置確認をしてくれている。その間は、私にはサボって小休止できる貴重な時間であった。


ガレた河原には大きな倒木がひしめいていて先頭はコース取りに苦労している。
「遅い! このペースだと明るいうちにテントに戻れない! ペースアップ!」の御指令がリーダーから飛び、がぜんハイペースになる。沢のツメ部は鹿の獣道とヤブこきもないコース取りでバテバテになりながらも奥秩父縦走路に飛び出した。少々休止のあと縦走路を1時間歩き狼平先から下山の狼谷に入り込んだ。
ここでトラブル発生。私の年代物の沢靴のソールがつま先部分を残してはがれてしまった。かかとがずれて歩けない。雨宮さんが上手にテープシュリンゲで縛り補強。おかげで狼沢を下ることができた。


幕営地には予定時間で到着。撤収後往路を下山。筋肉疲労による足の痛みをこらえながらペタペタとソールのはがれた沢靴で予定の5時半に車に戻ることができた。
みなさん、ご心配おかけしました。

(記: 松林)

片品川水系・中ノ岐沢・北岐沢~ブナ沢下降

日程: 2020年9月6日(日)
山域: 尾瀬
参加者:国府谷(L)・雨宮・関谷・塩田
行程: 大清水駐車場(6:00) – 東岐沢入渓(7:30) – 北岐沢終了点1770M(10:30) – 登山道(11:30) – ブナ沢下降(12:12) – 林道(13:10) – 大清水駐車場(15:15)

お天気が定まらなかったがひとまず出発。
昨夜、駐車場に到着したのが1時を回り
起床5時で支度をし、朝の林道をあくびをしながらテクテク1時間30分。
蒸し暑さでジットリ汗ばむが入渓すると爽やかだ。
小さい滝を登ったり巻いたりしながら、大釜を持った8M滝はなかなか岩面がいい。
左側をヘツリ回って滝上に。
塩田さんが逞しく先をいく。
4段10mもアクティブに登れる。
大滝の15mは右側を高巻くが下りが急でロープを出すと言う記録を読んでいたが、先を行く塩田さんのナイスルーファイのためロープを出さずに皆さんクリア。
途中、なかなか景観の良い枝沢の滝は高さがある。
水流に光や緑が写り込んだ緩やかなナメ床を歩くのはとても好き。
登れる小滝も沢山あって楽しい。
10:30分頃には北岐沢から右側、北小松湿原の枝沢を登り始める。
小松湿原の開放感、その周りの苔むした森も今回の見所だ。
登山道は想像以上に倒木があり風の強さがうかがえた。
下降のブナ沢は最初から最後まで急な下りで
滑らないよう足元を緊張させたままで疲れた。
そして最後の林道歩きは黙々と。。。。
前回のウツボギ沢に続き今回もロープは出しませんでした。
皆さんお世話になりました。
時間も早めだったので沼田で洒落たイタリアンレストランへGO!!

(記: 雨宮)