HOME >>沢登り

西丹沢モロクボ沢

日程: 2021年 7月23日(金) 日帰り
山域: 西丹沢
参加者: 松林・中村
行程: 西丹沢ビジターセンター(白石キャンプ場)(8:45) – 用木沢出合 – 旧白石沢キャンプ場跡より入渓(9:30) – モロクボ沢大滝(10:10) – 13:15畦が丸直下稜線(13:15) – 西丹沢ビジターセンター(14:30) – 15:30白石キャンプ場駐車場(15:30)

コロナ自粛でキャンプ人口が増えているとは聞いていたけれど、連休中でもあってか西丹沢のキャンプ場は道路わきにもテントを張るどの大混雑だった。駐車場も路上のスペースも車で満杯。崩落した橋の手前に親切な係員の誘導でどうにか車を停めることができた。
天気は上々。用木沢出合の先、旧白石沢キャンプ場跡で装備を整えて入渓。
いくつか堰堤を超えルンルン気分で気持ちの良い遡行がしばらく続くとモロクボ沢大滝に到着。 滝見物のハイカーが15~16人ほど滝の高巻きを見物していた。

高巻きは滝の下段2段目から左に登りチムニー状の核心と言われている壁を上がれば滝口にでる。初心者コースだからこの高巻きの後は軽快に登れた。

ただ源流部は倒木が多く、梅雨明けで斜面が緩んでいて稜線に抜けるまでが一苦労でした。

(記: 松林)

早めの沢納め

日程: 2021年8月28日(土)
山域: 奥秩父丹波川大常木谷
参加者: 国府谷(L)・雨宮・関矢・大江

大常木谷は何年か前にも計画していたのですが、その際は増水で竜喰谷を遡行しただけでしたので、竜喰谷を下降することで再度計画しました。
一ノ瀬林道が通行止めなので国道から歩きです。でもたいした距離ではありません。
林道から注意して下降していくとすぐに大常木谷出合です。
出合からとても綺麗な沢です。水も綺麗に見えます。今年一番でした。
千苦の滝を巻くところは念の為ロープを出しましたが、難関と思われていた山女渕は水流も緩かった為、各自泳ぎで通過しました。


あとは会所小屋からトラバース道を使い竜喰谷には下駄小屋沢を下降して、曲がり滝の途中で合流。時々水に浸かり冷やしながら下降し終了しました。
近いしまた来てもいいかもしれない。

(記: 国府谷)

笛吹川水系 日帰り沢登り

日程: 2021年7月31日(土)
山域: 笛吹川水系 鶏冠谷右俣
参加者: 国府谷・雨宮・射場
行程: 道の駅駐車場(5:40出発) – 鶏冠沢入渓(6:40) – 逆くの字滝(8:00) – 脱渓(11:30) – 徳ちゃん新道下山 – 駐車場(13:30)

短い沢ですが、ナメと滝がこれでもかと続く飽きのこない沢登り。

相変わらず水は冷たいが泳ぐ所もなくサクサク登ります。

メインディッシュは逆くの字滝です。
ベテランリーダーはロープを出さずに登るのだが、私は無理です。ロープお願い致します。

安定安心のロープがあるだけで思い切って靴先を上に進めることができます。
フェルトの靴底はフリクションが良く効きます。

途中滑って転けて顔を切るが、これくらいなら大したことはないと最近思ってしまう。
下山して鏡を見てその傷に驚きましたが、今はマスクがあるので隠せますね。

沢の終了は1800M付近から枝沢を右へ登ります。
登る時間も少なく、藪漕ぎもない最高な沢終わりです。
そして、下山の登山道は安定していて、前回の下りを考えますと天国です。

尾根歩きでは、なんとも爽やか風が身体を包んでくれて、なんだーこの風!最高だわ!とおもわず叫ぶ。
リーダーも気持ちいいー!と叫ぶ。
一仕事終えて夢のような心地良さは、下山したあの蒸し暑さを思うとこの場を離れたくない。

12時前には下山。
余裕を持って温泉とご飯。

来週も楽しみです♪♪♪

岩を流れる水、
目に優しい緑、
厳しい滝のlandscapeは魅力的です。

そして涼しいとか寒いとか色々あって、それが沢登り。

こうして山岳会に入れて頂き様々な山行を経験させて頂きこれが私の生きてる証となっています。

山から命の水が湧き出るように、私の心も明日からのファイトが湧き出ます。

(記: 雨宮)

大洞川和名倉沢1泊2日

日程: 2021年5月24日(土) – 25日(日)
山域: 荒川水系 大洞川和名倉沢
参加者: 国府谷 雨宮 大江 射場
行程:
1日目: 駐車場出発(6:40) – 和名倉沢入渓(07:30) – 大滝下(10:40) – 1470M幕営地((15:00)
2日目: 幕営地出発(6:00) – 1680M左沢(7:10) – 稜線1970M(8:25) – 和名倉山2036M(8:40) – 二瀬尾根下山駐車場(13:45)

2回目の沢登り

前回の経験を経て、大きな不安はありませんでしたが、今回は1泊するため、沢でのテント泊がどのようなものか若干の不安がありました。
漠然と、通常の登山のテント泊と沢のテント泊の違いは焚き火かなと考えたりもしました。
今回も入渓後の沢登りは順調でした。沢を登る際の足の動きも問題なかったと思います(まだ背負った荷物がそこまで重くなかったのが幸い)。
そして、テント泊の際、焚き火を行いました。当然、男性なら焚き火はそれだけで魅力と感じると思いますが、焚き火をすることの必要性は実際行ってみてわかります。
沢登りは夏といえども上流の水は冷たい。だから早く体を乾かす必要があります。また、標高2000mの沢は日が沈むと思いのほか気温が低下する。これを焚き火を起こすことで体を温めることが出来ました。
翌日は和名倉山経由で下山しました。相変わらず、他のパーティーと会うことはありませんでしたが、登山道に戻るとやはり安心します。
下山までの道のりが長く最後の方で自分はバテてしまいましたが、無事に下山することが出来きました。今回もありがとうございました。

(記: 射場)

一泊二日の沢歩き

奥秩父の深い森林の中に豪快に流れる水源。ここの大滝は飛び抜けて魅力のある素晴らしい滝でした。

テン泊で荷物が重く
ワンステップが上がらない時もありましたが、先を行く仲間の神の手をお借りして
どんどん登る。ありがたいです。

水に入るとブルブル震える夏。
なんと贅沢な時間を過ごしているのでしょか。

滝登りはクライミング要素もあり、高巻きは体幹、バランス力が必須です。
普段、少しでも身体を鍛えておかないと。
なかなか行けないものですから老化防止の為にも頑張ります。

快調に進んで3時には1470、付近に幕営。

シーズン的にはあと一ヶ月ばかりの限られた沢登りは、大自然と戯れた貴重な時間と体験を過ごすことができました。

今回は珍しく和名倉山2036mのピークを踏んで下山しました。見晴らしは良くありませんが、苔むした山頂には趣があります。
そして、とてもハードな下りの約4時間はクタクタに疲れましたが、その後は雨で沢には行けずでしたから、これくらいがちょうど良かったですね。

(記: 雨宮)

火打石谷

日程: 2021年7月17日(土)
山域: 火打石谷(多摩川水系)
参加者: 国府谷・雨宮・大江・射場
行程: 道の駅丹波山にて仮眠 – 余慶橋(7:00出発) – 大常木林道 – 火打石谷入渓(07:30) – 大滝(10:30) – 脱渓(11:50) – 熊倉山1624m(13:15) – 熊倉尾根下山 – 駐車場(15:30)

初めての沢登り

はじめまして、新しく入会させて頂きました大江と申します。
以後、皆様よろしくお願い致します。

この度、初めての沢山行に参加させて頂きました。
沢靴、脛、膝当てなど一通り揃えたものを装着し、いざ入渓してみるとそこは普段の山とは全く違う清々しさがありました。
暑い夏なのに、本当に心地良い涼しさと音。
高巻きはキツいですが、沢歩きは終始気持ちよかったです。
そしてピークにたどり着いた時の清々しさは一生忘れられない記憶となりました。

国府谷さんと雨宮さんの山のように気高く大きな優しさに本当に感謝です。
この度は誠にありがとうございました。

(記: 大江)

登山経験はあったものの初めての沢登りでした。

そのためか入渓後、すぐに不安を感じました。日差しが届かないことや、熊の新しい踏み後があること、前後で別のパーティーが全くいないなど、「登山のように人が踏み固めたルートを通ってない」からだと思います。
しかし、それが沢登の醍醐味の一つだと感じ始めたのはその後すぐでした。より手つかずの自然を満喫することが出来ました。
今回、下りのルートは熊倉山からの下山ルートでしたが、以前の私では接する機会がない山だったと思います。
「上り方を一つ変えるだけで山に対する印象が全く変わる。」それが私の今回初めての沢登での感想です。

大変良い経験をさせて頂きました。ありがとうございました。

(記: 射場)

鵬翔山岳会へようこそ

新しく会に入会してくださった二人の男性と共にの初山行。
身体を鍛えているだけあって、沢にはすぐに馴染まれたご様子で嬉しいです。
岩場のスタンスがあるところなど上から神の手を差し伸べてくれたりと、こちらにも気を使って頂き逞く思いました。

梅雨が明けた途端にギンギンと暑くなり、沢だ!沢歩きのシーズン到来とウキウキ。

この沢は、癒し系ではありませんが、シーズン初めに歩く沢では、程よい緊張感の滝や高巻きがあり、最後の30m大滝は圧感です。
しばらく皆んなで眺めたり写真を撮ったりしていましたがブルブル寒くなり、右側から高巻き。

今回、ロープは二回ほど出していただきました。

最後は熊倉山まで上り詰め下山。
その下山道が一番の核心ルート。
まぁー急なくだりで足場も悪くたっぷり疲れました。

おまけに名前の通り、あっちこっちに熊さんの爪の跡が残されています。
その破壊力を見ながらの下山となりました。

(記: 雨宮)

今シーズンの最終沢登り

日程: 2020年 9月21日(月)-22日(火)
山域: 荒川水系荒沢谷(奥秩父)
参加者: 国府谷(L)・松林・雨宮・塩田

コロナ自粛も緩んだ9月の4連休後半2日、今シーズン最後の沢登りに参加した。
関越道も下道も大渋滞が続いていて、大洞林道のゲート到着が13時と大幅ににタイムオーバーした。ここから入渓地点の荒沢橋まで林道を1時間以上歩かないといけない。今日の幕営地までさらに3時間。5時までに着かないと谷底の樹林帯だと真っ暗になってしまう。 沢歩きはほどほどに沢筋登りで急ぎ、どうにか幕営地点の菅ノ平に5時半に到着。体は沢水では濡れていないが、汗でずぶぬれになっていた。曇りのうえ、ここ数日の寒気で気温も低く、寒い。


菅ノ平の幕営地は平坦でトチの巨木が多くビバークには最適だが湿っぽい。
雨宮さんの執念のたき火着火のおかげで冷えた体も、濡れた衣類も乾き、体も温まり、たまらない。
よく朝はテントに荷物を置いて6時40分出。
今回の沢登りは、泳ぎ・滝登りは無しで高巻きの連続。狼谷出合からは同じような枝沢が多く、どれが北雲沢か判らない。いつも私以外の3名が地図とナビ・GPSで位置確認をしてくれている。その間は、私にはサボって小休止できる貴重な時間であった。


ガレた河原には大きな倒木がひしめいていて先頭はコース取りに苦労している。
「遅い! このペースだと明るいうちにテントに戻れない! ペースアップ!」の御指令がリーダーから飛び、がぜんハイペースになる。沢のツメ部は鹿の獣道とヤブこきもないコース取りでバテバテになりながらも奥秩父縦走路に飛び出した。少々休止のあと縦走路を1時間歩き狼平先から下山の狼谷に入り込んだ。
ここでトラブル発生。私の年代物の沢靴のソールがつま先部分を残してはがれてしまった。かかとがずれて歩けない。雨宮さんが上手にテープシュリンゲで縛り補強。おかげで狼沢を下ることができた。


幕営地には予定時間で到着。撤収後往路を下山。筋肉疲労による足の痛みをこらえながらペタペタとソールのはがれた沢靴で予定の5時半に車に戻ることができた。
みなさん、ご心配おかけしました。

(記: 松林)

片品川水系・中ノ岐沢・北岐沢~ブナ沢下降

日程: 2020年9月6日(日)
山域: 尾瀬
参加者:国府谷(L)・雨宮・関谷・塩田
行程: 大清水駐車場(6:00) – 東岐沢入渓(7:30) – 北岐沢終了点1770M(10:30) – 登山道(11:30) – ブナ沢下降(12:12) – 林道(13:10) – 大清水駐車場(15:15)

お天気が定まらなかったがひとまず出発。
昨夜、駐車場に到着したのが1時を回り
起床5時で支度をし、朝の林道をあくびをしながらテクテク1時間30分。
蒸し暑さでジットリ汗ばむが入渓すると爽やかだ。
小さい滝を登ったり巻いたりしながら、大釜を持った8M滝はなかなか岩面がいい。
左側をヘツリ回って滝上に。
塩田さんが逞しく先をいく。
4段10mもアクティブに登れる。
大滝の15mは右側を高巻くが下りが急でロープを出すと言う記録を読んでいたが、先を行く塩田さんのナイスルーファイのためロープを出さずに皆さんクリア。
途中、なかなか景観の良い枝沢の滝は高さがある。
水流に光や緑が写り込んだ緩やかなナメ床を歩くのはとても好き。
登れる小滝も沢山あって楽しい。
10:30分頃には北岐沢から右側、北小松湿原の枝沢を登り始める。
小松湿原の開放感、その周りの苔むした森も今回の見所だ。
登山道は想像以上に倒木があり風の強さがうかがえた。
下降のブナ沢は最初から最後まで急な下りで
滑らないよう足元を緊張させたままで疲れた。
そして最後の林道歩きは黙々と。。。。
前回のウツボギ沢に続き今回もロープは出しませんでした。
皆さんお世話になりました。
時間も早めだったので沼田で洒落たイタリアンレストランへGO!!

(記: 雨宮)

谷川連峰白毛門ウツボギ沢

日程: 2020年8月30日(日) 前夜発
参加者: 国府谷(L)・雨宮・塩田
行程: (前夜仮眠)土合駅(5:30) – ハナゲの滝(7:00) – ウツボギ沢分岐(10:00) – 白毛門山頂(14:30) – 土合駅(17:30) 累計:12時間

●土合駅~ハナゲの滝

空は曇り模様。土合駅から白毛門登山口まで徒歩でいく。登山口から橋を渡ってすぐに白毛門へ上る分岐が現れる。そこを上がらず、沢沿いをいく。その後数分で堰堤を超えて東黒沢入渓となる。入渓点付近はゴーロ歩きとなるが、すぐにナメ床となり歩きやすい。この日、他のパーティと出会うことはなく独占状態。静かな沢の脇には小さな蛇も顔を出し、我々が近づくゆっくりと岩の隙間へ避難していく。そうこうしているうちにハナゲの滝に到着。なだらかな巨大なナメ岩。増水もしておらず、フリクションもきき、歩きやすいため一気にこの滝を上がっていく。

●ハナゲの滝~ウツボギ沢分岐

ここから先はなだらかだがナメ床だがヌメっており、慎重に進む。30分程度で白毛門沢分岐に至る。白毛門沢は比較的急峻になっているのでわかりやすい。我々は白毛門沢へは行かずそのまま東黒沢を遡行する。そのうち短いゴルジュに至る。水量がそこまで多くなかったため、多少泳いで渡れなくもないと思ったが、大事をとって右を大きく高巻く。高巻のルートファインディングは悩まされる時がある。踏跡がはっきりとしていればそれを使うとよいが、見当たらない場合、どこまで大きく巻くかは経験やセンスが物を言うだろう。沢から近い所を巻けば労力は少なくて済むがひとたび脚を滑らせて周りに支えになる木等が無い場合、大きく滑落しゴルジュに落ちるリスクがあった。そのため今回は、比較的急峻でなおかつ一部支流でえぐられて木が生えていない所を跨ぐ箇所があったためか、大きく巻くことになったと想像した。この高巻は国府谷さんがルートファインディングしたためあくまで推測でしかない。その後もヌメるナメ床が続くので慎重に進む。徐々に川幅も狭くなり小さい支流がいくつも合流するため地図読みをこまめに行う。地図読みの手順としては、GPSで現在地と標高を確認。そしてGPS情報と照らし合せて地図上での位置を確認し目的地の方角、支流が流れ込む方角を確認。沢は入り組んでいるので歩きながらも磁石で常に歩いている方角を確認する。そのうち沢が枯れてきて、藪漕ぎをしながら丸山越を目指す。藪漕ぎとなると正確なルートを常に行くことは難しい。今回は方角と比較的低くなっている鞍部を目指して進む。鞍部に着くと、獣道のような跡を発見し目的地の方角を確認しながら進むと小さな支流に出た。そのまま支流沿いを30分程度下るとウツボギ沢分岐に至る。

●ウツボギ沢分岐~白毛門山頂

ウツボギ沢分岐から上流へと遡行するルートだが、10分程下流のナルミズ沢分岐周辺に広い川原があり、そこで休憩することにした。ナルミズ沢は朝日岳に登りつめるため日帰りは相当厳しいが、いつか時間がある時にでも行ってみたい。藪漕ぎと沢下りで奪われた体力を回復させてウツボギ沢遡行を開始する。大きな滝は遡行開始から20分程度で現れる。ここは踏跡がついた右を高巻く。その後は比較的緩やかなナメ床と小滝が数時間と続く。途中国府谷さんは「もう飽きた」とぼやく。単調な遡行でも途中、蛙の繁殖地を通ったのか、次々とヒキ蛙が現れる。それなりの大きさがあり岩と同じ色をしているので岩を持つ手のすぐ横に現れ驚かされることもあり、楽しむことができた。そうこうしているうちに川幅は狭くなり、視線の先には笠ヶ岳が姿を現す。ここから笠ヶ岳から白毛門に至る稜線を目指して急斜面を行いく。この辺りは小さい支流が多いが、我々は稜線を目指して進む。川も枯れ、多少沢の跡が残る藪漕ぎに入る。途中このままいくと笠ヶ岳に登りつめることになるので、方角を変え懸命に藪をかき分けながら稜線にたどり着いた。そこから30分で白毛門山頂に至る。晴れ間も見えて谷川岳の岩肌もくっきり見える。雄大であった。

●白毛門山頂~土合駅

ここからの下りは疲労した脚には大打撃の下りが待っている。距離3kmで高低差1000mを下ることになる。麓の建物は見えるが先が遠い。常に集中が必要なフットワークが要求される中、睡魔が急に襲ってくる。途中の休憩で思わず寝落ちして雨宮さんに起こされる。雨宮さん、国府谷さんは膝の痛みに襲われ、かばいながらでペースが落ちる。途中休憩を2回挟み2.5時間かけて登山口到着。

(記: 塩田)

笛吹川東沢釜ノ沢東俣

日程:2020年6月20日(土)
山域:奥秩父
参加者:国府谷(L)・松林・高橋・雨宮・関矢・塩田
行程:道の駅みとみ(5:45)-両門ノ滝(11:00)-甲武信小屋(14:30)-道の駅みとみ(17:30)

・西沢渓谷-山の神
登山道を行く。ピンクのリボンが20~30mおきにあり、比較的分かりやすい。ただし道が荒れており崩れやすいところもあるため、臨機応変に対応した。今回は前述の理由で、ホラ貝のゴルジュを過ぎた後、登山道から沢へ早めに入水開始した。

・山の神-魚止ノ滝
ゴーロ歩き。ところどころある沢沿いの滑岩を歩く際は、沢靴のフリクションをきかせながら、慎重にいく。厳しいと判断したら潔く沢に突っ込む。最初は冷たくてためらうが、一度浸かってしまえば、あきらめがつく。魚止ノ滝手前で休憩。コロナ明けもあってこの辺りで疲労を感じてきた。

・両門ノ滝-ミズシ沢出合
両門ノ滝は右側を高巻して遡行した。この辺りは至るところから沢が合流しており、ルートファインディング技術が重要となる。逆に言えば、沢の地形を見極められれば自分の位置を特定しやすいということも感じた。このセクションの中盤は苔の生えた森林歩きとなる。焚火の跡もあり幕営に適している。また動物の糞もたくさんある事から彼らの憩いの場ともなっているのだろう。森林を抜けると、川幅はどんどん狭くなり、景色もガレ場に変わってきた。

・ミズシ沢出合-甲武信小屋
ここから高低差400mほどの急登が始まる。すっかり細くなった沢に突っ込み、岩をつかみながら登っていく。個人的に初沢登りにして最も楽しかったセクションだ。シビアでない登攀であればネオプレン手袋がおすすめ。岩をつかむ手が流水にさらされても快適に沢登りを楽しめた。沢を登り詰めると甲武信小屋ポンプ場に至る。ここで沢は終了。甲武信小屋まではきれいな登山道が整備されている。

・甲武信小屋-西沢渓谷
徳ちゃん新道で下山。雨宮さん、関谷さんは体力が有り余っていたため、甲武信ケ岳を往復。残りは疲れ切っていたため、小屋でゆっくり着替えながら待機。帰りは下りだが、皆久々の山行で足が限界に達していた。途中休憩を3本はさんで無事下山。お疲れ様でした。


(記:塩田)

大杉谷・大台ケ原

日程: 2019年9月18日(水) – 20(金)
山域: 大杉谷・大台(三重県)
参加者: 松林・中村・廣岡
行程:
第1日目: 大杉谷登山口 – 千尋滝 – 桃ノ木山の家(泊)
第2日目: 山の家 – 七ツ釜滝 – 崩壊地 – 堂倉橋 – シャクナゲ平 – 日出ケ岳 – 大台ケ原駐車場

名古屋駅で新幹線から三重南紀勝浦行の特急に乗り換える。松坂駅で関西在住の廣岡さんが合流し、3年ぶり?の再会。リタイヤ後の廣岡さんは体形も変わらず健康そのまま、相変わらず元気が良いナア。
大杉谷へはJR三瀬谷駅で下車し近くの 道の駅おおだい から予約した登山バスに乗るのだが乗客が4人以上で運行する。当初3人だけだったが、単独行の女性登山者が加わってちょうど4人で運行できることになった。(3人だと4人分を支払うことになる)

10:30のバス出発前から雨脚が強くなってきた。予報が外れて雨模様。大台ケ原は日本一の多雨地域だから多少の雨は予想していたが、その後は一日中雨、また雨!途中のゲートで今日の入山者はバスの4名のみとのこと!
バスは12時に登山口に到着。雨はますます強くなっていたなかで元気な単同行の女性はサッサと出発して行った。
方や我々ロートル3人組は雨が小降りになるまで30分ほど昼食と様子見をしてからのんびりと出発。ロートルには既に競争心はない。
大杉谷歩道はしっかり整備されていて急峻なガケをうがった歩道と頑丈な鎖、立派な吊橋が続く峡谷の登山道だ。黒部の下の廊下「水平歩道」を小さくした感じかな。

廣岡さんから事前に「山ヒル」情報をもらっていたが、案の定あちこちにヒルがうごめいている。
タカを食っていた私はヒル対策もせずにトップを歩いていたこともあって、千尋滝の休憩場に着いた時には脚に3匹、腕に2匹、雨がっぱの中に潜り込んだヒルが血を吸っていた。

雨のしたたるうす暗い大杉谷は、ヒルのほか多くのヒキガエル、マムシ、も出没してあまり気持ちの良い道ではない。気分もなえてしまう。

初日の宿泊先である「桃ノ木山の家」まで休息を入れて4時間。登山口からの標高はさほどではないがゴルジュの高巻きなどアップダウンのくり返しが多く、累積の登高はかなりある。岩ガケを削り取って作った登山道も岩の性質か雨ですべりやすい。 

16時「桃ノ木山の家」着。本日の宿泊客は4名のみ。バスで一緒だった元気な女性もヒルに頭を襲われ血まみれで小屋に着いたそうだ。
この山小屋には風呂がある。山小屋の上にある林道からワイヤーケーブルで荷物を降ろしているそうで、トイレも水洗で山小屋と言うよりこじんまりした旅館だ。

翌19日は朝から晴天!!
ここからが大杉谷のメインコースだから大正解!!
昨日とはうって変わった陽光の中をルンルン気分の渓谷歩きだ。

峡谷はますます狭く、深く、巨石が谷底を覆っている。両岸壁は高く垂直に切り立って雨で増水した滝は無数に降り注ぎ、本流の何段もの大滝には巨大な釜を抱えている。なかなか良い!
この辺りの岩は固くて割れにくいため巨大な岩が砕けずに谷底に落ち、折り重なり合っていて壮観である。今の時期は登山者も少ないが、紅葉シーズンは登山者で他の山小屋も満員になるそうだ。
七ツ釜滝から堂倉滝まではいくつもの滝と吊橋の連続で景観の変化が続いている。
多くの吊橋はりっぱすぎるほど。上流に発電所の取水ダムがあるせいか、電力会社がそうとう金をつぎ込んでいるのだろうか。

大杉谷メインメニューは堂倉橋まで!ここからは渓谷から離れて尾根道を4時間かけて大台ケ原最高峰の日出ヶ岳への登りがつづく。まあ一般的な登山道といったところか。
晴天の日出ヶ岳からはすぐ眼下に尾鷲湾が望めた。
大台ケ原と尾鷲がこれほど近かったとは!
展望台からはコンクリート製の観光遊歩道をビジターセンターまで40分ほど。
大台ケ原駐車場からは一日一本のバスで奈良方面に向かった。

(記: 松林)