この日の幕岩…

日程:9月22日(土)
山域: 幕岩(湯河原幕山)
参加者:坂田(L)・志村

「幕岩でフリーをしよう」と連休の予定を狂わせた坂田さんより連絡あり。
連休の初日。天気は晴れ。道路は一部渋滞しつつも思っていたより流れていて、岩に着いたのは10時位だったかな?「こんな日はみんな小川山に行っているはず。幕岩は空いてるやろ」と言う予想も外れ、意外に盛況だ。講習会等も行われているらしく、どの岩にも人が集まっている。
桃源郷に着くと、単独者のみ取り付いている。用意をしている間に6人位の外国人クライマー(?)がやってきた。
暑い…。9月の下旬とは思えない気温。「帰るまでに500回位言いそう」とのお言葉に深く頷く。
こんな日は沢だ!沢に行きたい!と訴えたが、坂田さんの沢靴は赤石沢で壊れてしまったらしい。メーカーも認める不良品との事だが、私の心の中では使い過ぎの寿命では?とこっそり思っている。
シルクロード(5.7)をウォーミングアップに登る。ビレイをしていても汗がしたたる。登る岩も熱い。逃げ場なし。次にその1本左のルート(アボリジニ5.10a)を登る。隣の外国人クライマーが叫んでいる。初めてのクライミングらしくて、お国柄かリアクションが激しくクスクス笑いが抑えられない。坂田さんのコメントは…、いつもながらに発想の突飛さに呆れるも、そこまでいくとある意味尊敬だ。
さらに左に移動。一つの支点で3本のルート(夕飯時・夕暮れ時・アボリジニ)がある。坂田さんがリードで挑戦するも、上がれない。前は登れてたやんな~?うんうん。なんでだろ~?岩が湿っているから滑るのかな?と首を傾げる私たち。やむなくトップロープをセット。その3本のルートで休憩を挟んで格闘する。
陽は西に傾いてもやはり岩を照り付けている。この3本に飽きて移動するのかな?と思う頃「かき氷を食べて帰ろうか」と言うことになった

<二日後>
月曜日は錦糸町のジムでトレーニングする事になった。国府谷さんは調子がいいと言っている。羨ましい位するすると登るので、簡単なのかと勘違いしそうだ。坂田さんの調子はどうかしら?私は…2.5本を登っただけで、久世さんと交代。
坂田コメント: 初リード。志村さん、やったね!

我ながら、これでは上達するのは無理だぁ~。と思う。清水さんが、昔は足さえ掛かればどんな状態でも身体は引き上げられた。と言っていたが、私は足が届いただけではなんにもならない。というより、足が乗ってもある程度低い位置じゃないと力が入らないのだ。脚力の不足。身体が重い。腕だけで上がる事も不可能だ。岩に登るには手足が短い私は特にもっと筋トレが必要…。岩登りは登りきった時の達成感が快感だけどなぁ。道は厳しい…。

(記: 志村)

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