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三つ峠 -second season-

日時: 2008年4月5日(土) – 6日(日)
山域: 三つ峠
参加者: 掛川(L)・志村

土日を利用して、三つ峠で岩登りを楽しんできた。昨年11月以来で、好天にもかかわらず人は少なかった。
登山道の脇にはまだけっこう雪が残っていた。
今年は、谷川か、バットレスの本番ルートを登りたいと思っているので、それを想定したダブルロープを使ったマルチピッチの練習をした。
初日は、岩に取り付く前に、プルージックを使った自己脱出の練習をする。
岩場の入り口にちょうどいい木があったので、それにロープをかけてやった。やはり久しぶりにやると、手順が身についていないので、まごまごしてしまう。それから、セカンドが落ちた時に、プルージックを使って荷重から逃げるやりかたや、カラビナを使ったビレーの半マストを練習する。
これはシンプルだがきわめて実用的だ。それから、セカンドビレーの練習。
プルージックは基本的には片手で出来るようにならねばならないが、これには練習が必要だ。
その後まず一般ルート右(III+)からT字クラック(V-をダブルロープで登り、足慣らしをする。
数パーティが取り付いていた。アイゼンでガリガリやっている人達もいた。
僕らが取り付いた時間がお昼近かったので、ちょうど他のパーティが懸垂で降りてくるのとぶつかり、かなり待った。
その後、つるべで中央カンテ(IV+)を登る。登山道から階段状の岩場(II – III)を登り、第一バンドから
左上し(III)、ピッチを切る。ここからトップを志村さんに替わる。Ⅳ+のクラックだが、さすがに昨年2度登っているせいか、志村さんも気持ち的に自信があるのだろう、リラックスして登っていた。
それから、最後のピッチⅣを登り終えた頃、麓の町から5時のチャイムが聞こえてきた。
11月の時は5時には既に暗くなっていたが、さすがに日が長くなってまだ明るかった。
下山後、スーパーで買出しをし、お風呂に入り、テントで夕食を始めたのは10時。まあ、明日もいい天気だし、朝はゆっくり出るつもりだからのんびり過ごした。さすがに朝早くは寒いから、10時頃から登る予定だ。
次の日、前から登ってみたかった亀ルート(IV+)を登る。このルートは、初期の頃開拓されたクラシックなルートで一度登って見たいと思っていた。第一バンドから、立ち木テラスまでフレーク沿いの15メートル(IV+)を志村さんトップでスタート。このルートの目玉、八寸バンドのトラバースでトップはいやだというので、この順番になった。あれ、どうしよう?というのを、数回聞いた後、無事テラスへ上がる。それから、トップを交代し、左上し(III – IV+)、八寸バンドのトラバース(III)。最初の5メートルは足が置ける幅だが、最後の3メートルほどがいいホールドがなく、ちょっと悪い。確かに高度感満点で、いやでも足元をしっかり見ないといけない。志村さんもここではちょっと躊躇した。あまり、快適そうではないところでちょっと休んで、落ちても死にませんよね?と聞いて、覚悟を決めて再トライして抜ける。
仮に落ちても、昨日やった自己脱出をやればまた、登り返せるので、安心感はあった。
それから、右フェースの岩場でトップロープをセットして、フレーク(5.9)をトライ。テンションを一度かけてなんとか抜ける。最初は快適なレイバックだったが、だんだん手が疲れてきてしまった。どうも、5.9なので甘くみて、変な力が入っていたのか。今度はすんなり抜けたいもの。こういう気負いが良くないのかも知れない。
素直に岩に向き合い、岩に体を合わせるようなムーブが出来るようになりたい。
仕上げは、志村さんの提案で荷物を背負って頂上に抜けることにした。ルートは、中央カンテ(IV+)。
昨日とは逆の順番で登っていく。2ピッチ目のクラックはちょっと狭くてやりにくかったが、無事終了。
第3バンドをたどり、右フェースに出て、天狗の踊り場から山頂に抜けた。
今回も、ロープの処理など、また色々修正箇所が出てきたが 、2日間天気に恵まれて十分満喫できた。

(記: 掛川)

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鵬翔内で何度もアルパインをやりたいと言ってきた。その為、掛川さんにお願いして岩トレすることになった。しかし、難しい・痛い・怖い。素晴らしい天気の中、富士山に励まされつつ頑張ってはみるものの、懸垂下降時に支点のカラビナがギシギシ音を立てているのを見ると、毎回、神様に祈りながらの下降となる。世のクライマー達はこの恐怖とどの様に付き合っているのか?とか考えてしまう。
私にはアルパインクライミングは向かないのではないだろうか?と弱気になる。
特に亀ルートの八寸バンド、怖かった!!もしこれが地上50cm位の高さなら絶対落ちないだろうと思う幅はあるのだけど…。
とにかく今年の目標は「北岳と谷川岳の初級ルート」と宣言しているので、ここで負ける訳にもいかない(私は負けず嫌いじゃないけど)。
速く上手く登れるようになって、この足の痣を減らし、楽しめるようになったらいいな。掛川さん、今回もお世話になりました。問題点の修正にまた行きましょう。有難うございました。

(記: 志村)

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