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中一日待機、八ヶ岳だけ風雪の中

2007年2月10日(土)~12日(月)

山域:八ヶ岳(編笠山・権現岳・三ッ頭

参加者:清水(L)、安達、塩足、松林、大和田

行程 2月9日(金)安達車(安達、塩足)、大和田車(清水、松林、大和田)10:30東京、立川発 小淵沢大和田別宅に宿泊
      2月10日(土) 8:30観音平に続く林道ゲートより入山 14:30編笠山頂   15:30乙女平 幕営
    2月11日(日)9:30ノロシバ 風雪により登頂断念 10:00ノロシバ下樹林帯に幕営
   2月12日(月)7:00撤収、出発  8:00権現岳山頂 10:00三ッ頭 12:00天女山

 今回の八ヶ岳山行は今年1月20日に芳野夫妻、志村会員がトライした同じルートからの入山となった。
10日(土) 8:30観音平に続く林道入口のゲートより退屈な舗装道路をひたすら歩くことから始まった。天候は曇り一時晴れ。積雪はほとんど無い。冬期閉鎖のため林道周囲は鹿の運動場のようで、十数頭の群れが木立の奥にちらほら現れる。ここでも鹿が増えすぎているようだ。 9:48富士見平展望台着、ここから登山道に入る。気温も高くとにかく暑い。汗だくになる。ルートにはトレースはあるが南向き斜面のうえ連日の暖かさから雪面が溶け、不明瞭。積雪無く、テープマークで迷うようなことは無い。押手川からはトレースも消えたが相変わらず雪は少ない。気温も上昇し、まるで春山登山のようだ。2ピッチで14:30編笠山頂着。風が吹くと汗をかいた体が冷える。ワカン装着。山頂から乙女平までは山陰ルートになるためとたんに雪が多くなった。しかもやわらかく深く、脚をとられる。ワカンももぐり、あまりきかない。 某会員は元気いっぱいだ。脚をとられたのを機に、雪上シンクロをユニークに演じている。さすが若さと思わず見とれてしまった。 15:30乙女平青年小屋着。冬期避難小屋は2パーティーが既に入っていた。スペースはあったが。鵬翔の豪華な晩餐につづく華やかな酒宴を他人に公開するにしのびなく、あえて小屋横にテントを張ることにした。案の定、例によって鵬翔の夜はふけた…
11日(日)前夜半から強まった風雪でトレースは消滅。新雪もひざまで積もっている。視界悪く、風も強く巻いている。風の弱まるのを待って出発したが吹きだまりのラッセルがきつい。ノロシバの稜線上での強風と視界不良により今日の登頂を断念。ノロシバ直下の樹林中の傾斜地を切り崩し10:00テント設営。午後は昼寝と決め込んだ。夕方になりようやく視界が開け、風も止んできた。今日はおとなしく寝よう。 12日(月)テント撤収後7:00出発。まだ小雪が舞ってはいたが徐々に晴れ間が広がる。今日はいけるぞ! 早朝テント脇を登っていた他パーティーのトレースもあって、快調に登る。ギボシ直下の核心部分はクラッシュした雪面に前日の雪が積もって安易に踏み出すと雪面ごとずりおちる。傾斜も急だ。アイゼンの蹴り込みを強くし、足場をたしかめながら登る。この緊張感がたまらない!8:00権現小屋着。たっぷり休養したので体力は十分だ。さすがに権現山頂は北風が強く寒い。断続的に風雪が襲ってきて視界も不良。記念撮影後すぐに出発。ところが南斜面に入ると雲も消え、風も止み、強い日差しを受けてまぶしいばかりだ。権現山頂は相変わらず雲の中。富士山、南アルプス各山は晴天の中に遠望できる。なんだい、雲があるのはここだけかョ! と晴天下での塩見岳アタック組がちょっとうらやましい。強風下の三ッ頭を越し、春山のようなポカポカ陽気のなかを下山。天女山から振り返る八ヶ岳には雲も消え、白峰、鳳凰の三山、富士山まで青空に輝いている。下山になると美しい姿を現す。くやしかったらまた来るんだナ!とばかりに挑発しているような八ヶ岳の姿だった。
                                             松林記

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