赤岳県界尾根-真教寺尾根

山域:八ヶ岳

日時:4月9日

メンバー:中村(L),五十島,高橋

行程:6:00 サンメドウスキー場駐車場発 県界尾根経由11:20-11:40 赤岳頂上 

   真教寺尾根経由 16:30 駐車場

 

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以前から積雪期の県界尾根-真教寺尾根をやりたいと思っていたが、通常の積雪であれば

ラッセルして良くて一泊二日から二泊三日が必要となり、なかなか実現できなかった。雪

がまだ少ない昨年11月末に今回と同じメンバーで日帰りでトライしたが、一人のアイゼン

の不具合で断念。今年は雪が少ないということもあり、再度日帰りで行ってきた。

前夜は、例の通り某所で泊。長い行程なので、4:30に起きてサンメドウススキー場で駐

車して6:00に歩き始める。

 

 

思った通り、かなり上まで行かないとまとまった雪がない。順調に登って行って、森林限

界付近でアイゼンをはく。県界尾根は、森林限界を過ぎた最後の200mが少し難しい。

初めは鎖・梯子がある岩と雪のミックスしたいやらしい部分(10m)を抜けると、それほ

ど急ではないが雪壁が頂上小屋まで続いている。五十島・高橋両メンバーはそのまま直登

していったが、私は斜め上にトラバースして夏道に沿って小屋まで行った。直登していく

と結構傾斜がきつくなっていくようだったので、こちらのトラバースルートの方が良いと

言ったが、雪の状態は良いということで、二人はそのまま直上。小屋で合流した。五十島

君は風邪気味だったのでしんどそうだ。高橋さんはまだまだ元気そうで、11月の時とえら

い違いだ。

 

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先が長いので、頂上には20分ほどいただけで、真教寺尾根を下山開始。

ここは、森林限界近くまで、鎖場が続く。雪はほとんどついてなく、アイゼンをガリガリ

いわせながら下った。結構長い。

樹林帯に入ると、踏み抜きに消耗しながら長い尾根を降りていく。牛首へは緩やかな登り

が続き、へばらないようにマイペースで行く。先を行く若い二人は、気を使って時々立ち

止まってくれている。

1900mくらいのところで、左に大門沢へという真新しい表示があったので、地図にはない

が朝登った沢沿いの道に出る新しい登山道だと思い、そちらに下って行った。おかげで、

美しの森まで下って30分以上の舗装道路の登りをしなくてすんだ。

このルートはとにかく長い。雪が少なかったが日帰りでき、自分としては充実感もあり満

足。今度は通常の雪がある時期にラッセルしていきたいが、体力的にきびしいかな。

(記:中村 撮:高橋)

(測位データが一部途切れています。)

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