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雨飾山・あずまやま四阿山・浅間山山行

報告;松林(単独行)
日時;2006年11月3日(金)~5日(日)
天候;晴れ 微風 3日とも槍ヶ岳方面の眺望はよかったが南ア方面は薄もやで望めず
行程;車による登山口移動とピストン(雨飾山)、周遊ルート
 11月3日(金)3:37横浜自宅発-(中央高速経由)-7:50雨飾高原キャンプ場
  登頂開始8:05→10:45雨飾山頂11:20→キャンプ場下山-(小谷・妙高林道経由)-16:40鳥居峠 (泊)
 11月4日(土)6:30登頂開始-(的岩経由)→9:36四阿山頂10:00→12:20下山 高峰高原車坂峠 (泊)
 11月5日(日)6:00登頂開始-(くろふやま黒斑山・蛇骨岳・仙人岳・鋸岳・Jバンド経由)-9:27浅間山前掛山頂9:50-(草すべり・トウミの頭経由)→12:20車坂峠下山
    -(長野・関越高速経由)-17:20帰宅

 今回も百名山巡礼山行を駆け足で行ってきた。
雨飾山:登山口の雨飾キャンプ場駐車場は広く、かなりの車が止められる。駐車場奥の登山口から木道のある湿原地帯にいったん下りる。湿原の小川にはヤマメがウジャウジャいた。
 木道終点から上り坂。高度をかせぐ。1時間少々で荒菅沢に着く。雨飾の布団菱がきれいに見え、沢の水もうまい。つい長居をしそうな良い所だ。この先水はないので補給。
ここから1時間ほどで笹平に着いた。風が笹にそよぎ気持ちの良い散歩道が続く。 目前のピークまで25分ほど。日陰は霜柱とうっすらとした雪が残っていた。 
 3連休とあって子連れの登山者、若いアベックが多く、にぎやかな山頂だった。最近は山で子供の姿を見ることが少なくなったからねえ。
 下山後はおたり小谷温泉から少し下った露天風呂にはいる。男女別。無人で料金箱があり金額は任意。とりあえず財布に残っていた小銭をぱらぱらと入れた。秋の落葉が進み見通しが良くなってきたので、すぐ下をはしる道路から近い男風呂は丸見え状態だった。  かかり湯も無いのでザブンと入っておしまいだが、紅葉した落ち葉が木洩れ日の湯に浮かびなかなか風情がある。
 小谷・妙高林道は砂利道で荒れた部分がところどころあり思いのほか時間を要したものの紅葉は最盛期。笹ヶ峰までのドライブは多少慎重な運転が必要だが久々の満喫だった。

四阿山(あずまやま):鳥居峠のドライブインは廃業してしまい、トイレも水も無い。駐車場は広いが荒れてゴミと汚物が散乱していた。暗くなって着いたので我慢して駐車。キャンピングカーが1台のみ止まっていた。聞けば茨城県から来た百名山巡礼者で同じルートから登頂を目指しているとのこと。男性1人のみ。さすがキャンピングカー。何でもアリである。水を分けてもらい夕食のオカズまでご馳走になってしまった。
 鳥居峠ドライブイン横には大きな登山口表示がある。が、この道は胸丈まである笹に覆われておりとても歩けるような状態ではない。地面に残された足跡も鹿と猪のたぐいで靴跡は無い。最近は通る人も無いようで荒れている。そのすぐ横に林道がある。これを進み、20分程にある分岐を左に進むとまとやま的山をまく登山道が合流する。林道終点がまといわ的岩ルートとげどうじ華童子の宮ルートの分岐である。華童子ルートが手入れもされたルートであるが分岐付近はどちらも整備されていてキャンプ向きな明るい空間ができている。
 前回2月の積雪期に的岩ルートを通ったので今回も同じ的岩ルートに入ったのが失敗であった。300mも進むと道が不明瞭になりヤブこきが始まった。おそらくほとんど来る人もないのか、部分的にはルートがわかるが大半が胸丈の笹に覆われ、上り坂にかかると頭の上から笹が覆いかぶさり、笹の根元しか目に入ってこない。ひたすら笹をかき分け前進することになった。とっくに登山道は無くなり、獣道すらも消滅していた。尾根筋を目指してひたすら上へ上へとヤブをかき分けコースタイムを1時間以上オーバーしてやっと的岩にたどり着いた。私に付き合わされたキャンピングカーの方こそいい迷惑だったと思う。まだ新しいクマの足跡の残る悪路で顔や手首を笹ですり傷だらけにしながら不安げについて来てくれ申し訳ないかぎりであった。的岩から先はルートも明確になってきた。山頂付近まで登山者に会うことはなかったが山頂は人の山であった。
 全て菅平口から入山しており、菅平の各コースは木道、階段と整備されて高度差も少ない。標高差もある荒れた鳥居峠ルートからの登山者はほとんどいない訳である。

浅間山:群馬側から高峰高原の車坂峠に着いたのが15時。高峰温泉は制限時間外で入れず、高原ホテルの温泉にゆっくりとつかる。長湯から出ると歩くのがイヤになり、駐車場での車中泊とした。
 翌朝6時、ヘドランを点け、霜と霜柱の登山道を快調に登る。温泉でサッパリ。睡眠タップリ。霜の登山道に2人の真新しい足跡が残っている。「よしッ、抜くぞ!」空身の気軽さも加わってグングン登れる。トウミの頭手前で先行者を捉え、黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳と一気に縦走。Jバンドを下降した後はルートをはずれ浅間山直登を試みる。
 これがまた失敗。火山レキで足元がずるずると崩れ登りにくい。高度を増し、勾配が急になってくるとますますいけない。浅間山に直登ルートが無い理由に気付いたときは砂レキまみれになっていた。Jバンド下から私の登った少し後方を疑心半疑についてきていた2人連れがいたが、ここでも気の毒なことをさせてしまった。
 正規ルートには草すべり方面からの登山者がちらほら見える。結局、直登は挫折、登山道を登ることになった。前掛け山頂から浅間山火口まで水平距離で200mほど。立入禁止区域をへだてるロープをまたぎ目と鼻の先の火口壁まで行きたい衝動をグッとこらえて下山。草すべりから登山者でごったがえすトウミの頭に上り返し、昼過ぎに車坂峠に下山した。天気にも恵まれ爽快な山行だった。

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