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甲斐駒尾白川本谷遡行記録

山域:南アルプス甲斐駒ケ岳

参加者:国府谷・中村

日程:8月10日 国府谷車にて竹宇駒ケ岳神社駐車場へ

     11日 6:00 駐車場発 尾白川林道経由 8:00 入渓地点

        14:30 滑滝沢合流点上部の左岸の岩小舎にてBC

     12日 6:00 BC発 9:00 稜線 11:00 甲斐駒頂上

 

 

 

今年の夏休みの我が会の山行は、今週の劔のチンネ登攀と我々のこの尾白川本谷遡行、さらにその後の東北の沢登りとなった。しかし、今夏の不安定な天候のため、劔ではチンネ登攀日以外は雨で苦労したようだし、東北の沢は悪天のため中止。我々の尾白川遡行だけは曇天ではあったが2日間なんとか天候がもってくれた。

 

 

この山域では、昔に黄連谷右俣を遡行したが、その時は黒戸尾根の五合目まで登ってから黄連谷に下って行くという変則的なアプローチだった。自分としては尾白川渓谷道から尾白川を遡行して黄連谷に入るアプローチをしたかったこと、また尾白川本谷そのものも行きたかったこともあり、今回遡行できてよかった。

 

 

 

駒ケ岳神社駐車場からの渓谷道は不動滝付近で行き止まりとなるため、駐車場から林道に直登する登山道を行き、林道終点から急な踏み跡を沢に下降、入渓する。すぐに女夫滝が現れ、左岸から鞍掛沢が入ってくる。噴水滝をすぎしばらくすると黄連谷分岐。その後ゴーロとナメと小滝が交互にあらわれ、徐々に谷がせばまって、瀑流帯に入る。左岸側は、200mはあろうかという烏帽子中尾根側壁、右岸は坊主山から一枚岩のスラブを落ちてくる見事な北坊主ノ沢、西坊主ノ沢、滑滝沢など、目を見張る光景、渓谷美だ。滑滝沢を過ぎたあたりのナメ状大岩滝上部の洞穴内8mのチムニーをこえたところにある岩小舎にて本日は終了。瀑流帯の中のためたき火用の木が集まらなかったが、1時間くらいは何とか服を乾かすぐらいの火は確保できた。

 

 

翌日はガスの中を出発し、1時間ほどで30m大滝につく。滝の右側のルンゼを国府谷さんリードで越えていくが、見た目より難しく、はじめてロープをだしてもらった。中ほどの難しい2mでは、古いシュリンゲが2本あり、それに足をかけて越えて行った。ちょっと戻って右側を高巻けたかもしれない。その後の小滝の連瀑帯は左岸を高巻き、二俣で左沢にはいり、ガレ登りから藪漕ぎで鋸岳縦走路の六合目石室付近の稜線に出た。

 

 

甲斐駒頂上付近は美しい花崗岩に囲まれいつ来ても気持ち良いところだ。

 

 

国府谷さんは今日中に帰京するため黒戸尾根を下り、私は明日早川尾根を縦走するため頂上で別れ北沢峠に降りた。(中村記)

 

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