新人歓迎山行 小川山フリークライミング

日程:4月21日(土)-22日(日)
山域:小川山
参加者:五十島(L)・林・西本

 

 

鵬翔に入ったのが1月。それからみなさんとたくさんの山をご一緒させていただいたので、僕自身はあんまり新人歓迎という気分で臨んだ山行ではなかったかも…。でも、企画していただいた五十島さん、林さんには感謝です。

 

小川山に林車で到着すると、そのスケールのでかさに大興奮した。思わずiPhoneでパシャパシャ写真を撮る。いったい、いくつルートがあるんだろうとワクワクしながら準備。

 

1日目はソラマメスラブ、ソフトソラマメ、ソラマメハング、ラブアンドチャイルドにトライ。最初の2つはスラブ。花崗岩は初めて。誰もが同様の印象を抱くのだろうが、花崗岩スラブのフットホールドの小ささになかなか慣れない。自分自身、スラブが苦手なのもあり、8や9のスラブでもかなり苦戦した。もっと練習しないとなー。

 

ソラマメハング(5.10d)は小川山では珍しいガバで被り物の短い課題。被り物は大好物。2撃でクリアしてグレードを更新しました!ラブアンドチャイルド(5.10c)は隠し子岩にあるカチ系の垂壁課題。2ピン後にある観音開きで体を引き上げるムーブがどうしてもできず。宿題に。この日は朝から晩まで全力を尽くして登れたので、大満足!

テントに向かう途中、林さんが枯れ木を集め始める。僕はテン場で焚き火をする文化を知らなかったので、訝しげに見つめてしまった…。しかし、テン場でのの林さんの焚き火、その技術、美学は見事でした。

 

2日目は川上小唄(5.8)、卒業試験(5.10a)、小川山物語(5.9)をトライ。
川上小唄は一度フォールしてしまった。結構ショックでしたが、とりあえずトップアウト。卒業試験、これはグレードの割にかなり難しく感じた。ルートの長さは普通くらいだが、足置きやレストポイントをしっかり意識して組み立てる必要があった。執念深く3-4トライするも、レッドポイントできず。これまた宿題に。もう疲れ果ててしまい、小川山物語をトライするも、テンションをかけてしまった…。

 

 

毎回自身に対し反省するが、勢いで、闇雲にトライしすぎである。その日は何を目標に登りに来てるのかを明確にして、計画を組まないといけない。本気トライなのか本数なのか、スラブかハングか、などなど…。その上で、全体のスタミナ配分も考慮して登らないと。毎回、1日目の序盤に飛ばし過ぎてしまうのがもったいない。

 

こうやって書くとクヨクヨ反省しただけに映る。だけど、今回の経験、小川山でのクライミングは、クライミングの楽しさを再認識させてくれた。またこの山に、今度はもっと力をつけてこよう…と強く思いました。

(記:西本)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!