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2020.02レポート その2

○今年も通うヨ
日程:2020年2月15日(土)
山域:谷川岳一ノ倉沢東尾根
参加者:国府谷(L)・雨宮・五十島

記録的な暖冬の今年ですが、チャンスがないものかと思って一ノ倉沢に行ってみました。
(この時は)やっぱり全然雪も少なくて各リッジも下部はほとんど雪が着いていないように見えました。
東尾根も第二岩峰は岩が露出していて逆に登り辛かったです。
でも登れてよかったです。
(記:国府谷)

○所謂一つの終着点
日程:2020年2月29日(土)
山域:谷川岳一ノ倉沢滝沢リッジ
参加者:国府谷(L)・五十島
天候:晴れ
ロープウェイ駐車場(3:30)-一ノ倉沢出合(4:30)-取付(6:00)-リッジ上(10:00)-ドーム基部(15:10)-Aルンゼ(15:50)-国境稜線(16:50)-ロープウェイ駐車場(19:20)

いつも通り、真っ暗の中ロープウェイ乗り場駐車場を出発して一ノ倉沢出合の小屋に入る。
いつも通り、ついていくのがやっとなのですが手加減してもらっているので我慢です。
なんせ先は長い。初めからビバークは覚悟してました。2週間前より雪は増えている感じですがなんとかするしかないので気にしない。逆にリッジ下部は登り易いかもしれない。
1パーティが本谷を登っていくのが見えた。そのトレースを辿らせてもらう。
本谷に入るとすぐに膝くらいのラッセルになっているのだが、前のパーティが
近づいてこないのでかなり強いパーティと思われた。
そのパーティとは滝沢リッジの取り付きから最後まで一緒だった(終始彼らが先行していたが)。神奈川の有名山岳会の人たちでした。
私は終始4人目を登っていたのでトレースが出来ている状況であり、先行の3人とは難易度、印象が大きく違っていると思う。
取り付きからリッジ上まで3ピッチくらいあったので本来は更にリッジ末端側から取り付くのかもしれない。今年は積雪不足であまり末端付近には近付けなかった。確かにこの部分は所々出てくる岩と薄い雪、細いブッシュでごまかしながら登る感じで非常に嫌らしい。クライミングというより
沢登りの草付き登りのようだった。これに慣れていると役に立つと思った。
リッジに上がってからホルンピークまで10P以上あるかと思ったが60mロープで5,6ピッチくらいだったように思う。
この時点で成功しそうと感じたし、ビバークも無さそうと思った。

ホルンピークの先のリッジが不安定でビレイも取れない為に核心といわれるがこれも小雪の為ブッシュが掘り出せたため多少は気が楽だった。
ドーム基部は隠れたシュルンドにはなっておらずAルンゼの下降点まで普通に歩いて行けた。ビバークも快適そうに見えた。

Aルンゼの登りはラッセルが大変そうでしたし案外長かった。ルンゼ内の風景はこれまで見た中でも独特で素晴らしいものだった。
下山後は帰宅は翌日として、コンビニのイートインで贅沢に食べて、道の駅でビールを飲みながら2泊目の車中泊をしたのでした。さらに翌日、入浴してゆっくり帰宅しました。

これ登れたら終わってもいいと思っていたのが滝沢リッジだったのですがお陰様で念願を果たすことが出来ました。
2週前に東尾根を登った際に、今年も無理かと諦めていたし、計画し直してからも木・金曜日に多めに降雪があって難しいと思っていましたが五十島先生の観察力、洞察力、分析力?に説得されて、まずは出合までは行きましょう、となりその後は先生の登攀力に引っ張られて完登することが出来ました。それもなんとワンデイ。西黒尾根を下るのはこれで何回目だろうかと思いながら、真っ暗になっても不安もないのは今日の為だったのかもしれないと思ったりしました。
もちろん当日の好天にも恵まれました。
50歳を過ぎて登らせてもらうのもとっても幸せなことですが、若いうちに登っていたらもっと印象が強いのかもしれません。年をとると感受性が乏しくなるものです。今となってはこういう山人生だったと思う
しかありませんが。
登っている途中に三スラとか二ノ沢右壁とか3ルンゼとか烏帽子奥壁を眺めていましたが、どこかへいくことがあるでしょうか。なんちゃって。

おわり
(記:国府谷)

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