南ア 荒川出合3ルンゼ

日時:2017年2月18日(土)-19日(日)
山域:南アルプス
参加者:国府谷(L),五十島

 

国府谷さんも行ったことのないという荒川出合。
ほぼほぼ初めての状態でマルチなんて大丈夫?という今更すぎる心配を胸に登ってきました。

 

 

 

1日目:
開運隧道の入り口付近に車を止めて林道を只管歩く。2:30程。
冬季閉鎖中の林道中にテン場をおけるので極めて快適だった。
この日は他に2ルンゼに1PTのみという貸切状態。
下降もよくわからないのでこの日は3ルンゼ右の滑滝1Pを登ったり、
V字スレッドの練習等で明日に備える。何せスクリュー使うのも初めてなのでとても勉強になりました。
V字スレッドは慣れるまでとても時間がかかる。長いルートをやるなら要練習ですね。

 

 

 

2日目:
昨日下見をしておいた滑滝の登攀。取付きまでは左から巻けば30分もかからない。
1Pは予習済みなのでリードさせて貰った。プロテクションに苦労しながらも終了点まで。
せっかくなので?という事で2Pもリードさせてもらう。流れが悪そうなのでここは途中で切る事にした。
取り付いて見ると上部が想像より悪く苦労する。おろしたてのリンクスを信じてトラバース気味に核心突破。
4Pは国府谷さんリード。その上は雪の斜面になっていたので実質最終ピッチだった。
左岸にトラバースしてから灌木を辿って懸垂3ピッチで取付きまで下降。

 

 

 

ありがとうございました!来年はブライダルベール登りましょう!
(記:五十島)

 

八ヶ岳 ジョウゴ沢-横岳-地蔵尾根 周回 & アイスクライミング

日程:2016年12月17日(土)-18日(日)
参加者 : 国府谷(L),坂田,五十島,高橋,雨宮,林,魚瀬(記)

<行動記録>
1日目:赤岳鉱泉BC アイスクライミング
美濃戸口 – 赤岳鉱泉 – BC

2日目:ジョウゴ沢-硫黄岳-横岳-地蔵尾根 周回
(6:10)BC – ジョウゴ沢 – (9:40)硫黄岳山頂 – (10:50)横岳山頂 – (12:10)地蔵ノ頭 – 地蔵尾根 – (12:40)行者小屋 – (13:10)BC – (休憩&撤収) - 美濃戸口

 
1日目:赤岳鉱泉BC アイスクライミング

1日目は美濃戸口から赤岳鉱泉までの荷揚げとアイスクライミングでした。
冬山でテント泊は初めてで、テント泊用の荷物を背負っての登山も初めて。
体力・筋力面で心配がありましたが、赤岳鉱泉までは急な登りはなく行動時間も短かったので、
心配していたよりも楽に赤岳鉱泉に着くことが出来ました。

テント設営後は、五十島、高橋、雨宮、林、魚瀬のメンバーで、
赤岳鉱泉のアイスキャンディーでアイスクライミングをしました。

初めてのアイスクライミングは想像以上に難しくて大変でした。
縦爪のアイゼンをつけていたのに、上手く氷に刺して立つことが出来なかったため、
すぐに腕が疲れてしまい、あまり登れませんでした。
一緒にやっていた雨宮さんは早々にコツを掴んだらしく、上手に登っていました。

 

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フリークライミングやボルダリングとはまた違うテクニックが必要みたいでしたので、
次回はもっと慎重に腕を使わずに登って、パンプする前にコツを掴みたいと思います。

夜、国府谷さんが用意してくれた夕飯がとてもおいしくて、明日一日頑張る元気が出ました。
この夜の気温は-15℃ぐらいでした。
2日目:ジョウゴ沢-硫黄岳-横岳-地蔵尾根 周回

2日目は国府谷(L)、雨宮、林、魚瀬でジョウゴ沢-硫黄岳-横岳-地蔵尾根のルートに行きました。
アタックザックに必要な荷物だけを入れて出発。
アタックザックでの山行も初めての経験。 背中がとても軽くて感動。

ジョウゴ沢ではいくつも氷瀑を見ることが出来ました。
今回は全て巻いて硫黄岳-横岳稜線を目指しました。

 

 

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今シーズン初の雪山登山。
やっぱり雪山の景色は綺麗だなぁ。

 
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途中、一か所だけ国府谷さんにロープを出してもらいました。

 

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傾斜のある登りが続きましたが、荷物が軽いので案外楽だ。

 

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と、思っていたら突然雪質がパウダースノーになり、腿まで埋まるほどに。

出発からここまでずっと国府谷さんに先頭を行ってもらっていましたが、
しばらくパウダースノーを歩いたところで、私と交代することに。
初のラッセル(?)のようなことをやらせてもらいました。
想像していたより大変で、時間としてはほんの20~30分でしたが、結構な体力を消費しました。
空荷で助かった。。。

 

 

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稜線に近づくと、風が強くてパウダースノーが積もっておらず、非常に歩きやすくなりました。

まもなく、硫黄岳山頂に到着。

 

 

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先頭を林さんに代わってもらい、稜線歩き。
天気は快晴。気温は-5℃ぐらい。
風が強く、雪が舞っていて綺麗。

 

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お気に入りの一枚。
地吹雪が舞って、とても綺麗な光景でした。

道中、雪でなく氷の欠片が吹きつけてきて、
バラクラバは着けていたがサングラスを忘れた私は大変な目に遭いました。

そして横岳山頂到着。

 

 

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地蔵尾根までの道中。
そして、地蔵ノ頭から地蔵尾根を降り、行者小屋を経由して赤岳鉱泉BCまで。
地蔵尾根を下りだすと、さっきまでの強風が嘘のように静かな世界に。
下りは驚くほど早く赤岳鉱泉BCまで着きました。

五十島PTと合流し、テントを撤収し、
地味に長くて疲れる林道歩きをして美濃戸登山口まで到着。

前の冬シーズン、
谷川西黒尾根・針ノ木雪渓と、日帰りの装備で登っても筋力・体力的に厳しかったので、
この冬シーズン初の今回、心配していましたが、
体力的に余裕のある登山が出来て、写真を撮る余裕も生まれて充実した山行でした。
また、初の冬山でのテント泊・アイスクライミング・バリエーションルートと、
初めての経験をたくさんさせていただき、非常に刺激的で楽しい山行でした。
山岳会に入れて貰わなければきっと経験出来なかったことばかりで、感謝です。

一緒に登ってくれた国府谷さん、坂田さん、五十島さん、高橋さん、雨宮さん、林さん、
どうもありがとうございました。
魚瀬(記)

八ヶ岳ジョウゴ沢

日時: 2014年12月29日(月) – 30日(火)
山域: 八ヶ岳
参加者: 久世(L)・五十島
行程:
1日目: 美濃戸口 – 赤岳山荘 – 赤岳鉱泉(幕営)
2日目: 赤岳鉱泉 – ジョウゴ沢 – アイスクライミング – 赤岳鉱泉 – 美濃戸口

 

 

1日目:  初日の工程は赤岳鉱泉までと油断していると、時間はあっという間にすぎてしまい急ぎ鉱泉へ。

僕にとって恐らく一番慣れたこの道も、雪が降ると中々どうしてうまく歩けない。しょっぱなからいきなり久世さんに離されてしまった。周りは恐らく零度を下回っているというのに、1人大汗をかきながら美濃戸を目指す。到着すると久世さんがとても寒そうに待っていてくれた。

そこからは先頭にしてもらい、ゆっくりと鉱泉まで歩いた。到着するとあたりは薄暗くなっていたが、なんとか間に合ったようだ。

2日目:  朝起きると、決して良いとはいえない天気だったものの初めてのアイスという事もあって、せっかくなのでジョウゴ沢まで行ってみる。

時折雪も降ってきており、昨日の積雪も考慮して、大滝までは行かず手前を登る。まず先にリードしてもらい、その後トップロープで遊ばせてもらった。

ビレイをしていると久世さんの震えがロープ越しに伝わってくる。ガスで雪面と空の堺が消えかけていて、下から見ていると人が雲に飲み込まれていくようだ。自分自身も寒さに耐えつつ、幻想的な風景にえらく感動していた。

(記:五十島)_MG_0099

八ヶ岳ジョーゴ沢アイス

八ヶ岳ジョーゴ沢アイス

 

日時:H26.12.29-12.30

参加者:久世・五十島

 

年末年始の山行は諸々都合もあり、五十島君と二人の1泊2日の八ヶ岳となりました。

当初の予定では、初日はアイス、2日目は赤岳主稜でしたが、今年を象徴している天気(当然悪い方ですが)となってしまい、結局ジョーゴ沢のF2で練習して帰ってきただけでした。

12月28日の夜、いつも通り五十島君と住吉駅にて合流し、小淵沢の道の駅を目指すが、中央道の須玉ICから先が雪の為、チェーン規制になっていたので、手前の双葉SAにて車中泊とする。翌朝まだ雨が降っていた事と、チェーン規制が小淵沢から先となったので、ゆっくり双葉SAを出発し、小淵沢ICを降りて少し先の道の駅にてチェーンを付ける。昨晩からの雪が結構残る道を進み、美濃戸口にて車を止めて出発する。

美濃戸口から先も道には、車の輪だちやトレースはあり、楽に進む事が出来、美濃戸の小屋でゆっくり過ごしても、3時間弱で赤岳鉱泉に着く事が出来た。天気は一日中良くなく、特に赤岳鉱泉に着いてからは雪も降ってくる状態で、この日はテントを張り終えると終了し、ご飯を食べ就寝。相変わらずここは寒く、一度起きると熟睡出来ない。

翌朝も雪がちらついていて、沢筋は昨晩から50cm近く、その他でも30cm近く降っているので、赤岳主稜は中止して、アイスも安全なのはジョーゴ沢下部くらいと判断し、とりあえずジョーゴ沢に向かう。ジョーゴ沢も誰も入っていないらしく、薄くトレースの跡が残っている程度であった。F1は結氷が悪いので、横から巻き、その上のF2に着く。

F2は少し結氷が甘いといった感じだが、問題なく登れる感じだ。風も強く、雪も舞ってきたが久世リードで登り、トップロープをセットして数回練習する。しかし全然傾斜がないのと、風も更に強くなりひどく寒くなったので、他のパーティが来たのを契機に撤収する。赤岳鉱泉まで戻るとアイスキャンディで何組か登っていたが、ロープが9mmなので登る事が出来ず、帰宅することとする。美濃戸の小屋まで来て、風はようやく収まってきたが、振り返ると山の上部は雲に覆われたままだった。

本当に今年一年、天気には恵まれなかったのですが、最後の最後までそのような感じでした。2015年はもう少し登れればと思います。

そういえば、美濃戸口の駐車場に駐車すると、一日当たりコーヒー1杯をサービスしてくれるので、今回は二日分で五十島君と1杯づつ飲めました。今年から始まったサービスなのでしょうか??

                                 記:久世

今年の近場アイス

日程: 2015年01月17日(土) – 18日(日)
山域: 芦安上荒井沢・尾白川下流域
参加者: 国府谷・他1名

 

1月17、18日は近場アイスに行きました。
17日は上荒井沢カモシカルンゼ。

201501kamosika
F1の立っているところを何度もトップロープで練習した。ちゃんと氷結していた。
スクリュー入れたり、レストしたり。
F2は上部がかなり細く、登っているひとは左壁に ステミングしたりしている。
これは無理ということで行かなかった。
トリコルネは行きに通った時から二人組がやってたので行かなかった。
行ってもたぶん登れないきがした。

 

18日は尾白川の平田ルンゼ。東屋周辺にはテントが5張ほどあった。
中間の小滝は埋まっているものもあるが、まあまあの状態。
三本槍は結氷よくないが松竹梅の滝はまずます。 けど上部は薄かった。
 201501syotikubai帰りは懸垂4回。
錦滝は今までで見た中で一番よく凍ってたと思う。

201501nisikitaki
韮崎の20号線沿いに美味しいラーメン屋を見つけたのでラッキーであった。

 

(記: 国府谷)

広河原沢左俣

日程: 2014年12月14日(日)前夜発
山域: 広河原沢左俣(八ヶ岳)
参加者: 久世(L)・国府谷・坂田

 

今月になってから急に冷え込むようになり、いい感じで氷結しているのでは、という期待で今季初めのアイスは広河原沢に行くことになりました。

 

久世さんと笹塚で合流して、1時前に小淵沢の道の駅に着くとすでに坂田さんの WGNRが停まっていた。6時まで仮眠。

 

翌朝、船山十字路に着くと車が15台くらい停まっていた。 なんだかんだ準備して8時半ごろ出発。

 

二俣を過ぎるとだんだん雪が深くなってくるが、トレースばっちりなので問題ない。
踏み抜きもなく、いい感じである。
易しい滝を3つほど超えてしばらく行くと最初の大滝に出る。

 

前のパーティが抜けるのを待って、リードさせてもらう。
スクリュー1本で終了。ここはまだ易しい。

 

この先はトレースがなくなっていて雪が深いがすぐに最後の大滝に着く。

 

正面から登ると10m弱80°位だろうか。
自信なかったので右の棚まで上がって、2mだけ傾斜の強い部分を登って終了と した。

 

ここからはすぐに御小屋尾根に上がって船山十字路まで単調な下りで戻った。
車に着いたのは4時半くらいだった。

 

初めてここに来たときは氷結してなくてだめだったけど2回目で最後の滝まで いけたのでよかったということで。
このまま、寒い冬が続いて欲しい。

 

(記: 国府谷)

上高地アイスクライミング

日時: 2013年3月23日(土) – 24日(日)
山域: 上高地周辺(北アルプス)
参加者: 国府谷(L)・久世・廣岡

201303kamikouti1
上高地のアイスエリアの存在を昨年知り、時期も3月いっぱいまで楽しめるという事と、坂巻温泉に車を駐車出来る事も判り、是非行きたいと思っていた。私自身としては、本当に久しぶりのアイスで、バイルは完全に時代遅れの代物で、ピックは念の為ヤスリで磨いでおいたが、若干不安が残る山行となる。

今回、土曜日は上高地トレッキング(なぜか?)、日曜日にアイスという行程にて中千丈ノ沢に取り付くこととする。金曜日の夜、東京を出発し、沢渡にて幕営。翌土曜日の朝、坂巻温泉に移動し、駐車場代を支払い、いざ上高地へ、釜トン入り口にて計画書を提出し、真っ暗なトンネルを進む。3月末という時期だからか、工事のトラックがトンネルを行き来していて、そのたびに飛行機が来たような爆音が響き、結構緊張する。トンネルを抜けても、道はきれいに除雪してあり、アスファルトの上をしばらく歩く。工事車両が梓川の対岸へ道を離れていくと、雪道となる。しかしすぐに大正池前に出て、眼前に穂高連峰が姿を見せてくれる。この日は大正池・帝国ホテル・河童橋など、狐につままれたように思い切り普通の観光をして終了。私自身も冬の上高地は初めてであったので、それで良とする。

201303kamikouti2
翌日曜日は待望の中千丈ノ沢でアイスとなる。初見ゆえにアプローチが心配であったが、思った以上に近くてビックリ。降雪直後を除けば、ラッセル等もそんなに問題ではないと感じられる。逆にこの土日は天候が良く、気温も高めであったので、結氷状態に不安があったが、「Z」や一角獣、ジョーズなどはしっかりしていた。(ミルキーウエイなどは、部分的に薄く感じた)
我々は一角獣に取りつくこととする。一角獣は2段の滝になっていて、下段はやさしく、上段が垂直に近い傾斜である。下段を久世トップで取り付くが、久しぶりだったせいか(言い訳がましくてすみません)何だかんだ必死で終了点まで辿り着く。上段は国府谷さんにトップを任せて登る。かなり苦闘し登りきり懸垂で下ると、他のパーティが軽々登っているのを見てテンションが下がった事と、他の滝には先行Pが取り付いていた事もあり、一角獣のみで下山となる。

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最後に大正池からの雲ひとつ無い穂高連峰を堪能して、坂巻温泉に下りました。この中千丈ノ沢エリアはアプローチも良く、アイスゲレンデとしては易から難まで揃っていると思う。またそれぞれの滝が至近距離にあり、移動も本当に楽で、また来年も行きたいと思います。

(記: 久世)

アイスは我慢

山域: 戸台川駒津沢(南アルプス)
期間: 2012年1月28日(土) – 29日(日)
参加者: 国府谷(L)・坂田・廣岡
駒津沢にかろうじてタッチ。
でもまた敗退でした。
1月28、29日で南アルプス 戸台川の駒津沢を目指した。
あわよくば奥駒津沢も、なんてなんちゃってだった。
27日日の夜9時半に廣岡さんと新宿集合。
高速を諏訪南で降りて杖突峠越えで戸台へ向かう。順調である。
高速1000円だったら伊那まで高速乗るけどね。
戸台駐車場手前の登り下りで結構積雪があって緊張する。
帰りがちと心配だ。
駐車場にはクルマは無い。雪が20cm以上積もってるし。
こんなに積もっているのを見るのは初めてかもしれない。
いつもの荒涼とした河原がきれいに見える。
とりあえずすぐ仮眠。坂田さんは朝やってきた。
5時起き6時出発。寒い。すぐ明るくなってライトはしまう。
丹渓山荘まではトレースがあるので迷わず済んだ。
でもいつもより時間がかかって9時くらいに到着。
舞姫ルンゼはF1からよく凍っているがF3は細めかも。
ここからもまだトレースはあったがそれも舞鶴ルンゼまでだった。
ここからが大変だった。特に先頭の坂田さん。
河原のラッセルはルートファインディングが難しく、嵌まりまくる。
全然進まない。
ワタシは一番後ろを歩いていたのだが帰宅して確認するとスパッツが
びりびりに破けていたくらい酷かった。
七条の滝沢との分岐を過ぎたところで2人パーティに抜かれた。
でもこれで少し楽になった。
この時点ではまだ、今日のうちに駒津沢F1くらい出来ればいいな、
などと考えていた。
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やっとたどり着いた五条の滝F1はかなりしっかり氷結していた。
先行Pの登り(さすがにそれなりに上手い)をみてからワタシがリードして登った。
かろうじて荷を背負って登れるくらいの難しさ。
ここでもう16時前。時間切れ。
幕場がないか探しながら進んでいると(トレースをたどってもなかなか進まないのだが)
左岸よりに先行Pが幕張ってたので我々もお隣に張らせてもらう。
ガーン 駒津沢出合までも行けなかったよ。
沢がすぐそこなので水汲むのが楽なことはせめてもの幸いだ。
29日
昨夜は寒かった。軽量化で皆シュラフカバー抜きだし。
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F2でお隣さんを待たせるのは申し訳ないので後から6時過ぎにテントを置いて出発。
クルマに戻ってチェーンを着けるかもなので、明るいうちには戸台に戻りたい。
なので11時には引き返すつもりで。
幕場からR2は見えなかったけど150mくらいだった。
まずまず氷結してる。左岸巻きは見た感じできそうにないが氷結してないときは
みんな巻いてるんだよね。ワタシにゃ無理だわ。コワ。
左岸に駒津沢が見える。
F2は釜を避けながら右よりを登る。思ったより易しい。
空荷だからかな。
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駒津沢に着いたのは10時前。でかくてかっこいい。
一応ちょっと(3mくらい)登ってみたけどリードだけで1時間くらいかかりそうなので降りました。
やっと着いたけど仕方ない。
残念。
駒津沢と奥駒津沢。いつになったら登れるだろうか。
いつも敗退させている坂田さんに申し訳ない。
後はまた穴にはまりながらも登りより3倍くらい早く丹渓山荘到着。
戸台駐車場からの脱出は成功して、富士見で鯵セット食べて帰宅しました。
数年ぶりの大寒波が来ている中の山行でした。
マイナス10℃以下とかで寒かった。
ルートの感想としては、ヒロケンのガイドブックにある、土日で駒津沢と奥駒津沢の2本というのは、このルートが実力ギリギリのクライマーには難しいと思う。
五条の滝をまさにアプローチとしてこなせたうえに、4級の滝を余裕で登れるクライマーというのが前提ではないだろうか。
我々の実力では最低3日ないと無理です。
他の山域のルートとかでも、他のパーティが日帰りしてるからといっても、自分もできると思わないようにします。
でもまた来年行きたい。
だれか付き合ってください。
(記: 国府谷)

毎年恒例尾白川アイスクライミングトレ

日程: 2010年2月6日(土) – 7日(日)
山域: 尾白川下流域(南アルプス)
参加者: 国府谷(L)・坂田・廣岡

今年最初(で最後)のアイスは尾白川下流お手軽アイス。
土曜日朝6時に新宿を出て中央道で白州へ向かう。林道は結構雪がのっていて民家が途切れるあたりで車がのぼらなくなる。慌ててチェーン装着。

身動き出来なくなると困るので更に坂が急になる手前で車を停めて、尾白川林道をガンガノ沢出合まで徒歩で進む。1時間弱のほぼ平坦な道のり。
橋を渡ってすぐの所に幕営。他には天幕1張りだけ。八ヶ岳に比べてもアプローチが短いから日帰りでくるひとが多いのでしょう。
今回はここにベースを作ってのんびり登る作戦である。

初日は刃渡り沢。
テクテク歩いてトンネルを3つ過ぎると林道終点。フィックスのある下降路を降りて尾白川へ。昨年も来ているので気が楽だ。
しかし尾白川を対岸に渡るのがちょっと怖い。落ちたらシャレにならない。
河原に出たらすぐに渡るのが良いようで、帰りはこっちで渡った。
坂田さんはさかんに不調を訴えているが、ほうっておく。

201002_hawatari1
一応F2からロープを出して、F3は左寄りの傾斜が強いほうを登ってみた。
F3まで登って15時過ぎになってしまい時間切れ。
201002_hawatari2 F4が登りたかったのにー
仕方ないので、取り付きからぱっと見上げて、アックスの刺さり具合を確かめて「うん、これなら登れる 」とか言って下降開始。
夜は質素な鍋宴会。ビール飲んだらすぐ眠くなった。
夜も風弱く安眠した。ここは山じゃない(?)から。

201002_hawatari3 さて、翌日はガンマルンゼ取り付きは幕場からすぐ。
F1からF5?までリードさせてもらいました。最後だけ廣岡さんにお願いした。
左岸の尾根の下降も多少残っている雪のせいでトレースも外さず、懸垂せずに降りてこられた。絶妙のルートファインディングだった。(トレースが)
もどったら、まだ少し時間が余ってたのでガンガノ沢F2だけ練習しにいくことにした。
30m位で傾斜はそんなでもない。廣岡さんにリードしてもらおうかと思ったが、とりあえず私がリードしてスクリューをセットしてからフォーローでリハーサルした後にピンクポイント で登ってもらうことになった。
201002_hawatari4 しかし、途中でテントで休んでたはずのS田さんが登場して3人で登ったので時間が無くなってしまった。仕方なく3人で懸垂下降したところで終了とした。
急いで撤収して暗くなる前に車に戻った。
帰りは、白州の温泉→PA飯で渋滞もなく21時半ころ新宿着。
まあまあ遊べたかな。良い練習になりました。
今年は結氷は良いようです。
でも今年はもうアイス終わりかも。

(記: 国府谷)

2008年末合宿

日時: 2008年12月27日(土) – 30日(火) *26日前夜発
山域: 八ヶ岳
形式: アイスクライミング&バリエーション:定着
参加者: 国府谷(L)・掛川・芳野・廣岡・松林・志村・土井
行程:
第1日目: 美農戸口駐車場(8:30) – 赤岳鉱泉(9:00) – 裏同心ルンゼ(15:05) – 赤岳鉱泉
第2日目: 赤岳鉱泉(6:10) – 中山尾根取付(8:00) – 赤岳鉱泉(10:40) – 硫黄岳往復- 赤岳鉱泉
第3日目: 赤岳鉱泉(6:05) – 三叉峰ルンゼ取付(8:00) – 石尊稜(10:40) – 石尊峰直下縦走路 - 地蔵尾根 ‐赤岳鉱泉(15:15) – 美農戸口(17:50) – 茅野経由帰京

12月26日

22:00松林車は新宿駅集合(松林・芳野・土井)。志村車22:30出発(志村・国府谷・廣岡)。中央道PAで合流後、小淵沢道の駅でテントを張り、軽く飲んでから仮眠。

12月27日(快晴)

08:00美農戸口駐車場出発。冷え込みがきつい。鵬翔に入って初めての年末合宿だ。初日夜と2日目朝の食当を仰せつかったため、ザックが重い。直前の集会では「質素でいくべき」という声と「定着なのだから、それなりに工夫を」と、意見が割れた。個人的には、山の食事は軽量化するよう努力している。行動食はナッツ類や飴。単独テント泊では「カップ麺のみ」ということもあるし、酒は200ミリリットル程度だ。しかし、今回は美味い飯が評判の赤岳鉱泉の目の前で幕営するのだから、初日からカップ麺では皆に申し訳ない。そんな訳で、豪勢な晩飯を用意したのだが、冬山フル装備+ガソリン+食料は、いざ背負ってみるとかなりの重荷だった。しかも、半透明の袋に入れた食材がザックからはみ出ているらしい。後ろの芳野さんから「夕飯は鶏ダンゴね」と笑われてしまう。いや~恥ずかしい限りだ。北沢と道を分ける直前に阿弥陀が見える。こうして重いザックを担ぎ、重登山靴で雪を踏みしめると、冬山に入る感覚がよみがえり、全身にファイトがみなぎる。背中は汗でビッショリだが、とにかく、雪に覆われた林道を黙々と歩く。

午前11時前、赤岳鉱泉着。柔らかい冬の日差しの下、鉱泉は泊まり客たちで華やいでいた。生ビールのジョッキを手にした御仁もいらっしゃる。が、そんな別世界を尻目に、我々は雪面を整地して幕営だ。テントの中でお茶をいただいて一服。ホッとした。

2008nenmatu1 体調がイマイチだという松林さんが心配だが、国府谷・芳野・廣岡とともに裏同心ルンゼへ。立派なアイスアックスこそ背負っているが、それは見せかけ。実は小生、アイスクライミングが初めてだ。前を行く猛者3人の背中を見据えならが、内心「お前は氷瀑を登れるのか?」と自問自答しながら歩き続ける。意気地ないというか、何と言うか…。2008nenmatu3

さて、肝心の裏同心ルンゼだが、トレースがまったくない。のっけから膝上ラッセルとなる。人気のアイスルートと聞いていたのだが…。先行する3人と比べ鈍重なせいか、所々で腰まで踏み抜いてしまう。それでも、1時間弱でF1に到着。廣岡さんは「傾斜60度ぐらい。優しいよ」と励ましてくれる。国府谷さんリードの後、いざ初体験。緊張の瞬間だ。アックスは氷に快適に突き刺さり、15mF1は、あっけなく終わってしまった。2008nenmatu4 F2は本来なら3段40mらしいが、雪に埋もれて2段しかない。ここも、国府谷さんの登った姿をシッカリと瞼に焼きつけてトライ。薄い氷の下を水が流れているのが見えて、やや緊張したが、 実に楽しく突破できた。無論、後続の廣岡・芳野ペアはサクサクと登ってくる。たいしたもんだ。F2からは、とにかく一人でラッセル。場所によってはズブズブとヘソまで落ちてしまう。2008nenmatu5 F3も問題なし。落ち口に立つと、深い蒼空をバックに大同心が姿を現した。 白と青だけが支配する静寂のルンゼ。「登山者が多いから」という理由で敬遠していた八ヶ岳だが、一人よがりな思いだったことに気づく。

その大同心をバックに、門のような氷瀑が頭上にある。フカフカの雪が詰まったルンゼを、あそこまでラッセルするのに30分?いや下手をしたら40分かかるかも…。追いついてきた国府谷さんと芳野さんで協議した結果、今日は「タイムアップ」。残念だが、既に午後4時近い。「ルンゼ左岸の稜を超えれば大同心稜のはず」という推測の下、廣岡さんとラッセル。しかし、上がってみた支尾根の下降は相当厳しそうなため、裏同心ルンゼを忠実に下降することに。こうして、オレンジ色に染まるルンゼを懸垂2回を交えて下降し、小生の初アイスクライミングは幕を閉じた。「次回は大同心の肩までアイスを楽しみたい」。そうこう考えながら歩を進めるうち、鉱泉に帰着してしまった。2008nenmatu2

「酒、何を飲む?」「ご飯食べてから」などという会話から推測するに、周囲のテントは既に宴会モードに入っている。我々も負けじと、MSRに火を入れた。

12月28日(雪)

04:00雪。午前1時に外に出た時は月明かりが煌々としていたが、起床した4時には雪だった。今日は芳野さんをリーダーに、廣岡さんと共に中山尾根に行く予定。晴れて欲しいと願いつつ、午前6時にテントを出発だ。国府谷・松林・志村の3人は阿弥陀北稜。
中山乗越から、林の中をジグザクに高度を上げて取付を目指す。残念ながら、ヘタレの小生、またしても芳野・廣岡のペースについてゆけない。途中で「KIZI」もあり、5分は遅れただろうか。森林限界を超えた小さな雪稜で追いついたが、天候が悪い。風は激しく、横殴りの雪。稜線は雪雲の中に沈んで全く見えない。取付直下のリッジで、引き返す3人パーティーとすれ違った時から嫌な予感がする。そして、風雪の取付点でセルフビレーを取ったものの、先行しているクライマーが1ピッチ目上部で動かない。「相当悪いよ」「どうしようか」とセカンドと談合中だ。そして、ついにトップが懸垂で降りてきた。「この吹雪の中、上部岩壁を登る自信がない」と。

決断はリーダーの芳野さんに一任したが、結論は「降りましょう」。風と雪が乱舞する中、引き返す。昼過ぎに無人のテント帰着。昨夜の残りのウドンを温めなおし、ようやく身体の震えがおさまったと思ったら、上空のガスが切れはじめた。そして、あれよあれよという間に青空が広がった。このままテントにいるのも癪なので、硫黄岳をピストンすることに。1時間40分で頂上着。空はすっかり晴れわたり、数時間前に敗退した中山尾根取付が深い谷底を隔ててはっきりと見える。「来年こそ登るからな」「それまで待っていてくれよ」。中山尾根に呼びかけて硫黄岳を後にした。
         
12月29日(快晴)

04:00 凍てついた空に数万の星が輝いている。快晴を約束してくれる兆候だ。2時間後、国府谷さんをリーダーに、廣岡さんと一緒に出発。三叉峰ルンゼから石尊稜を登るつもりだ。中山乗越へ向かい、橋を渡って一本目の踏み跡を沢の中へ入ってゆく。途中、二股を左岸にルートを取ると、右側に石尊稜が派生している。石尊稜へのトレースと別れ三叉峰ルンゼをラッセルしてゆくと、6人パーティーに追いつく。彼らは無名峰を目指しているようだ。ルンゼを詰めてゆくと、核心のF1。本来なら垂直の氷柱12mが雪の急斜面まで届いているはずだが、肝心の氷柱がない。今年は発達しなかったらしい。ハングした草付の斜面が威嚇するように立ちはだかっているだけ。これには国府谷さんもお手上げだ。

左の岩のバンドにボロボロの支点とスリングが2本ぶらさがっている。ここは左上できるようだが…いやらしい。外傾しているうえ、もろい岩から水がしたたっている。ルンゼ上部には立派に発達した蒼氷が舌を突き出して、「登りにおいで」と誘ってくれているが、さすがに無理だろう。「今年の三叉峰ルンゼはダメだな。あきらめしょう」とリーダーの国府谷さん。地球温暖化がうらめしい。

三叉峰ルンゼを断念し、この取付から急斜面をトラバースして、雪壁を登ると石尊稜の下部岸壁。国府谷・小生・廣岡の順番で取付に集合し、さあ、気を取り直して石尊稜チャレンジ。

1ピッチ目のスラブはIII級+らしいが、けっこう難しい。「え~、ホールドないよ」と、国府谷さんも苦しんでいる。垂壁を10m直上して、バンドを左に登っていく。2番手は小生。確かにホールドは薄い氷雪に覆われてい手細かいし、草付きが何ともいやらしい。岩角にアイゼンの爪を乗せ、バイルを必死に打ち込む。本当にIII級+か、ここは…。「こわい!」。心底そう思う。でも、この瞬間が楽しい。もう一度「こわい」と呟いてみると、もう先ほどの恐ろしさは感じない。体重のかかっている左足がプルプルと痙攣しかかっているが、右手のホールドを探ると、ちゃんと手がかりがある。ぐい、と身体を伸ばすと、うまくいった。うまく登れると、スカッと気持ちがいい。スラブを降参させたんだと、満足しながら国府谷さんの下に登ってゆく。

2ピッチ目は40mのスラブと草付。1ピッチ目ほど難しくなく、スラブを直上して草付きを登るとリッジに出る。国府谷さんがビレイしている上部でセルフを取る。登攀の緊張から解放されて周囲を見まわすと、展望は素晴らしく、北アルプスの山々が連なっている。

この先は、上部岩壁まで急な灌木帯の草付き。小ピークに出てから雪稜となるが、ロープが岩角に挟まりびくともしない。リードの国府谷さんのコールは聞こえないし、ビレイしている小生の声もリードに届かない。意を決して登ってみると、そんな状態。いかに笛が大切かが分かった。 この後は快適な雪稜が続き、昨日の荒天がウソのようなポカポカ陽気の中を登ってゆく。

広い雪壁を上り詰めると、大岩が遮るように上部岸壁が立ちはだかっている。我々は、敢えて岸壁登攀せず、右側の雪壁を3ピッチトラバース。最後に急な草付をダブルアックスで2ピッチ登って夏道に出て終了。ガッチリ握手した後は、地蔵尾根を飛ぶように降り、皆の待つ赤岳鉱泉のテン場へ。小生と廣岡さんは、今日中に下山しないといけないため、荷物をまとめて美濃戸へと出発する。バスの最終便には間に合わなかったが、八ヶ岳山荘で汗を流してサッパリとした。価値ある合宿だった。皆さん、ありがとう。

(記: 土井)