峰ノ松目沢 2020.2.10-11

日時:2020年2月10日(月)-11(火)
参加者:林(L)・雨宮
山域:八ヶ岳
行程:1日目: 美濃戸口-赤岳鉱泉-アイスキャンディ
   2日目: 赤岳鉱泉-峰ノ松目沢-赤岩の頭-赤岳鉱泉-美濃戸口

どこもかしこも天気がイマイチな連休。
結局天気の安定している八ヶ岳にまた行くことに。

 

 

1日目
今シーズン何度目かの赤岳鉱泉に向かう。いつ来てもここは賑やか。私の住んでいる家の周辺よりもこっちのが賑やか。
この日はアイスキャンディーで終日練習です。私知らなかったのですが、アイスキャンディーはトップロープで登るのならスクリュー刺しながら登っても良いみたい。でこの日はスクリューのセットも合わせて練習しながら登る。最低10本登るとか息巻いていたものの8本登って時間切れ。
初日は終了。

 

2日目
6時頃に鉱泉を出発して峰ノ松目沢へ。
昨日確認していた出合からトレースがついておりトレースを辿る。が違う沢に入ってしまったようでだいぶ稜線が近くなったところで気がつき戻る。峰の松目沢は八ヶ岳の中ではマイナーなルートなのかと思っていたらしっかりとテカテカにトレースついてました。
小ぶりながらも次々に滝が出てきておもしろい。滑滝は雪が少ないとはいえこの時期は埋まってしまっているようだった。しばらく行くと数えてた数とは合わないけれどF8に到着。トポによると短いながらもつららのカーテンとのことですが、私には空き教室のビリビリに破れたカーテンに見えた。途中アックスを刺していた氷がムーブを起こした途端につららごと崩れてしまいフォールするも、思うところがありスクリューの間隔を短めに打っていたので事なきを得る。丁寧に登らないといけません。こういう氷は特に。そんな状態だったので結構頑張って登って充実しちゃいました。フォローの雨宮さんも苦労しながらも根性見せて突破。そのあとは稜線まで抜けて赤岩の頭経由で鉱泉に戻る。
なかなかに充実した山行になりました。

 

あと帰ってから知ったのですが峰ノ松目沢って南東沢と南西沢があるんですね。今回行ったのは南東沢です。

(記:林)

八ヶ岳: 広河原沢アイスクライミング

日程: 2020年1月11日(土)-12日(日)
山域: 広河原沢(八ヶ岳)
参加者: 林(L)・高安・江戸
行程:
第1日目: 広河原沢 右俣
舟山十字路(6:13) − テント場(7:03/8:00) − クリスマスルンゼ(10:00) − 武藤返し(15:00) − テント場(17:030)
第2日目: 広河原沢 左俣
テント場(6:00) − 最後の滝(9:30) − 中央稜(11:00) − テント場(12:15) − 舟山十字路(14:00)

今回は心強くも江戸さん参加。

Day1:右俣

暗い中、舟山十字路に到着すると、かなり車が停まっている。10台以上か。
これでは、混雑、待ちもかなりなものかと。

1時間もかからずに二俣のテント場に到着。緩やかな斜面の樹林帯で、廻り目平な感じ。
テントは1パーティ2張のみ。我々もさっそく設営してとっとと出発。

トレースを追い本谷の河原を詰めると、右俣の合流点で数人が準備していた。先行テントのパーティかな。

それを追い越して、クリスマスルンゼを目指す。小さな滝を越え、途中で左岸から小滝が合流するルンゼを見てその先で合流するのがそれと思い、詰めるも何もなし。これは間違い。
トレースが続いているので、さらに上流を目指すと、左岸に大きな滝が現れる。これがクリスマスルンゼ!
かなり大きい。3段60mということですが、まあ、2段です。誰もいません。貸し切り!

林さんに行ってもらいます。
1段目は、右側が傾斜がなく容易。右側でビレイ。
江戸君も続いてGO!初めてとは思えないアックスさばきで着実に推進。

2段目は左右が立っていて、中央が登りこまれて階段状。
林さんに登ってもらいトップロープ。
江戸君も垂直の滝に果敢にチャレンジ!
中央、左右と各人3回ほど遊ぶ。
なんと、ここまで貸し切り状態。ようやく後続が現れたのでここは終わりにする。

続いて、対岸に流れ込むポストクリスマスルンゼに。
雪の付いたナメを登ると正面に10mほどの滝が見えますが、、、、しょぼい。ムリでした。
それではと、下流に下って武藤返しへ、
来るときにみかけたナメで合流するルンゼを登ると左右に滝があって取付いています。
右側は薄そうなので、左側の滝へ。


トップロープで登っているパーティに断り、高安が行きます。
快調に登り、スクリューをセットしていたら、カラーン、スクリューが落ちました、、、
気を取り直して登りきる。
支点をセットしようと、スクリュー入れたらすぐに軽くなり、これはまずいと思って抜いたら水があふれてきた、、、急いで雪で埋めた。
ちょっと先のところで支点を作ってトップロープに。
江戸君に登ってもらう。
林さんも登り、時間切れで撤収。途中で水をくんでテントへ。

Day2:左俣

ヘッデンでトレースを辿ると、ほどなく滝に、3m。滝ツボが開いているので、落ちないように越える。
続いて6m。これも簡単に越えます。
ちょっと進んでまた滝に出会います。
それからも河原歩きに続いて連続しての滝が現れて飽きずに面白い!
10mの滝には先行がいましたが、先に行ってくれということで高安にてリードさせてもらいます。
右側がよさそうで取付きましたが、けっこうシャンデリア状態。なんとかこなし、右側の立ち木でビレイ。
江戸君も垂直の滝を登ってきました。
続いての30mは遠目では迫力がありましたが、近づいたらかなり寝ていて、簡単。
そして15m滝。
ソロの人が登っていましたが、なぜか途中で降りてきてしまいました。
スノーシャワーがすごい。3分おきくらいに定期的に降ってきます。
しかも雪ではなく、雹のような氷。
ロープを出すのもこれで終わりなので、林さんに行ってもらいます。
3人とも上がり、ロープをまとめていたら、林ザックがズルズルと落ちて「ラ〜ク」
商売道具は大丈夫か?取りに戻って、事なきを得ました。
天気も悪くなり、雪も降ってきた。ルンゼを詰めますが、トレースがなく、中央稜へのルートが見つかりませんが、適当なところを右へ。
雪のかぶったハイマツを登り、右側にトラバス気味にラッセルすればようやく、稜線のトレースに出会います。これを1時間ほどでテント場に到着。
撤収して林道を歩けば舟山十字路。

赤岳鉱泉に比べ、近いし、タダだし、水もとれるし、快適。
江戸君は初めてなのに、かなり安定して登っていてすごいです。

ありがとうございました。

(記: 高安)

八ヶ岳: アイスとバリエーション

日時: 2019年12月27日(金) – 29日(日)
参加者: 林(L)・高安
山域: 八ヶ岳

行程:
第1日目: 美濃戸口(6:45) − 赤岳鉱泉 − 大同心大滝(12:30) − 赤岳鉱泉
第2日目: 赤岳鉱泉(6:00) − F1 − 小同心クラック − 小同心の頭(12:00) − 赤岳鉱泉(14:30)
第3日目: 赤岳鉱泉(6:00) − 中山尾根取付(7:30) − 稜線(11:30) − 赤岳鉱泉(13:00) − 美濃戸口(16:00)

せっかくの年末ですが、他に人もいないということで、二人。
小同心クラックは以前行こうと思ったが、なかなかチャンスがなく、そのままン十年。
無理を言って入れてもらった。

年末の納会はいつも休んでいる。
前夜、小淵沢についてみると雨。とっておきの屋根のあるところで仮眠。

美濃戸口では雨が降っていなかったが、美濃戸山荘あたりから降り出した。程なくして雨から雪へ。
赤岳鉱泉は先々週とは大違い、積雪ありで雪も降っている。
さすがにテントは少ない。中国人グループがキャンディで講習会。気合入ってるー。

12月27日 大同心大滝

雪の中、登山道から沢に入る。うっすらとトレースがあるものの、ラッセル。林さんパワーで乗り切る。
倒木が多く沢筋と左岸をいったりきたり。
八ヶ岳特有のアラレ雪が降り積もり、圧雪がきかずアリジゴク。
ようやく小滝。フリーで越え、ふたたびラッセルのなか、大滝にようやく到着。でかい!2段50m

林さんGOですが、なんとバイパーではなく、ノミック!!
先々週の八ヶ岳で感化されてしまい、思わずポチってしまったノミックがデビューしました。
優しめの下部を登って、右岸の中間点まで。アレ?そのまま抜けるんじゃないのか?
私も追いつき、垂直の滝の裏側みたいなところで、ビレイ。
再度林さんが挑む。
やはり立っているところは厳しい。その上、降っているアラレ雪が上からスノーシャワー。
上部で降ったアラレが吹き寄せられて集中して降ってくる。サングラスの裏側にも雪が積もる。
アックステンションしながら抜けたそうです。
続いてGOしますが、厳しい。垂直ってやっぱり足で上手く立てないのよね。
すぐにうでが疲れる。
スクリューの回収も時間がかかるのでパンプ!
抜いたら抜いたで、詰まった氷を抜くのは片手ではムリ。アックステンションして
両手で氷を抜いていく。フィフィはサイコー。
立ち木ビレイ点まで。
その木で懸垂下降。50mでさっきの取りつきまで。
雪は降り続いているので、素直に下山。小滝は右岸を巻く。下りとはいえアリジゴク下降。

12月28日 裏同心ルンゼ〜小同心クラック

雪も風もおさまった感じ。星も出ていて、今日は快晴無風かな。

暗い中出発。誰も入っていない裏同心ルンゼ。昨日のパーティのトレースをたどる。
F1はかなり埋まっているのでフリーで越えてF2ですが、自信はないので林さんにお願い。
その上はなんていうこともない感じですが、いちおう、私めがリード。1本クルクルして登っていく。
その後は、ほぼ埋まっていて、多少は露出しているF5をフリーで越えて、裏同心ルンゼは終了。
バンドを大同心へ。昨日の降雪でびっしりとエビのしっぽ。降雪直後の山は美麗。

大同心雲稜ルートらしきところにシュリンゲが垂れてるが、雪で真っ白。
大同心稜を登ってきたパーティ4人が先に見える。
我々は取りつきがわからず、まごまごしていると、そのパーティが取り付きはこの先と
教えてくれた上に、「4人なので、お先にどうぞ」と、ありがたい。

それでは、苦節ん十年の私めが行かさせてもらいます。
取付きから直登しようとしていたら、「少し右側から左上がやさしいですよ」とコメントがかかる。
ちょと戻って登っていく。
岩にはエビのしっぽがびっしり。払いのけてホールドを探す。まるっこいガバだらけでクライミング
としてはやさしいが、支点がない。あるのかもしれないが、びっしりついた雪で見つからない。
試しにカムもセット、まあ効いてないけど。
チムニー状でステミングだったり、背中押しだったりで登る。しっかりとした支点が出てきたが、
まだロープ半分なので、先に行く。あの「冬期クライミング」(注:平成元年版だよ)にある写真のようなところも。
大きく足を開いてステミング。トポにあるピナクル状は安定した足場とペツルの支点。
その上は林さんに行ってもらう。最初の出だしはエイヤと越える。
そのまま切ることなく最後まで。
念願かないました。ありがとうございます。

そこからは多少の岩場を登って登山道へ、ちょいと長い稜線歩きから地蔵尾根を下ってテントまで。
中山乗越では、本日入ったパーティのトレースを発見。いいのか?

12月29日 中山尾根

中山乗越まで登る。本日も先行者はいなさそう。樹林帯を昨日のトレースを辿り、樹林が切れたところから
雪稜の先が取り付き。その場でガチャをつける。
正面の壁にはペツルがポンポンあるが、トポによれば取り付きは少し右側とのこと。
林さんがGO。左上していくが、岩がもろくけっこう悪い。

その先は雪稜なので、ロープをしまって歩き。
快晴無風で山々がきれい。北ア方面もよく見える。

上部岸壁も林さんに行ってもらう。こちらは岩がしっかりしていて快適だが、スラブ状になり、ちょっとやらしい。
その先が核心のチムニー状からの乗越し。ステミングしてガバを探して乗り越える。
そのままロープを引いて最後の岩場手前まで。
林さんが左の草付きから行くが、その先が悪い。ピッケルを草付きに突っ込んで抜ける。
登山道までのトラバスが悪そうに見えたので、ロープを引いていくが、なんてことはありませんでした。
無事終了。
再び稜線から地蔵尾根を下って赤岳鉱泉。
日が差してポカポカ陽気のなかを片付けて下山。

本当に念願かなって小同心クラックができました。しかも降雪直後で雪がびっしりと付いたなかで
充実したクライミングとなりました。林さんありがとうございました。

(記:高安)

八ヶ岳・アイス

日時: 2019年12月14日(土) – 15日(日)
参加者: 林(L)・坂田・高安
山域: 八ヶ岳

行程:
第1日目: 美濃戸口(5:15) – 赤岳鉱泉(16:30) – 裏同心ルンゼ – 大同心稜 – 赤岳鉱泉(17:30)
第2日目: 赤岳鉱泉(6:00) – F1 − 乙女の滝(9:00) − ナイアガラの滝(11:00) − 下山開始 − 赤岳鉱泉 – 赤岳鉱泉(14:00) − 赤岳山荘(18:20)

金曜夜に、会社を30分ほど早く出て、家でバタバタと準備して出発。錦糸町で林車に乗り、小淵沢まで。
道の駅小淵沢で仮眠。阿弥陀に行く雨宮さんとばったり。
翌朝、同じところにいた坂田さんと合流して美濃戸口に停め、赤岳鉱泉へ向けて出発。
ところどころ新しく改修された橋を渡りながら、赤岳鉱泉へ。
全く雪が無い。スコップは完全に無用。
キャンディはオープンしていたが、2本ぐらいしかできなさそう。誰も取り付いていない。

12月14日 裏同心ルンゼ

テントを張って準備をして裏同心ルンゼへ。
大同心沢を過ぎたら裏同心。かなり近い。
沢伝いに登ってF1。ここでも雪が無い。結局、最後まで雪はなかった。
林さんリードでGO。
さて、ノミックとリンクスのデビュー戦。
アイゼンもバイルもパスパスと思うように決まる。
特に足は不安なく立てる。スゴイね。
手の方も、さすがにカジタとは段違い。以前借りたクオークよりも楽な気がする。
クォークを借りたのは1年前の話しなので、単にクライミングレベルが上がっただけかもしれないが。

多少の風はあるものの、天気良く快適。雪が全く無いので滝は完全に露出。

続いてF2。けっこう大きい。ここも林さんさんに行ってもらい、フォロー。少し立っているが、けっこう楽に登れた。

なぜかさっきから県警ヘリが我々の上を何度となく行ったり来たり。爆音でコールが聞こえない。
青空バックにヘリが美しい。

F3とF4はそのままノーロープで登って、F5。
ここはリードさせてもらう。やさしい滝を超えてその上の滝を目指すが、乗越たら、人が寝ていてその他に2人でシュラカバを着せたり。
落ちて怪我をした模様。先程のヘリはこのパーティが呼んでいた。
さすがにその上の滝には取り付けず、その場にあった大岩でビレイ。
林さんと坂田さんに上がってもらう。
要救助者パーティは山岳会のようで、装備もそれなりに用意があった模様。何かできることは無いかの問いかけにも大丈夫とのこと。
ヘリも飛んでいたし、救助につい我々にできることはないので、そのまま大同心稜を下る。台風のせいか、倒木多し。
赤岳鉱泉では救助隊が出発の準備をしていた。
また、翌日の長野県警のWEBに遭難情報が上がってた。

早く寝て明日に備える。

12月15日 ジョウゴ沢

6時過ぎに出発。
沢を少し歩いたところでF1。今日も天気良さそう。
立っているのでロープ出す。快調。
その後F2,F3はそのまま。雪が完璧に無いので、普段は埋まっているようなナメもアイスクライミング!
左に階段状の滝、その奥のナイヤガラは見えない。右に乙女の滝。立ってる。こちらに進む。

乙女の滝は右側に庇が出てる。左側は立っていて水氷。リードはムリそうなので、林さんが右側のルンゼを登って偵察。
トップロープを張って登る。
最初に高安。少し水流のある水氷。立っているのでレストができない。ガシガシ夢中で登って抜ける。
垂直部分の休み方は何度か練習しないと無理かな。
坂田さんは途中で断念。林さんは上手くレストを交えて抜ける。
さて、本流に戻って大滝へ。デカイ。氷の庇が沢山付いてる。
しかし、結氷甘く断念。登っている人もいなそう。
下って、ナイアガラへ。

ちょうど他パーティが撤収するところ。
待っていると、日差しを浴びて暑い、日に焼けそう。
それでは高安がリードでGO。
出だしで1本。階段を少し登ったところでもう1本クルクル、簡単に決まる。その上は垂直。手前でさらに1本入れて、突っ込む。
リンクスはスパスパ決まり、ノミックもそれほど力を入れずに決まる。氷は柔らかいので難なく刺さる。問題なくこなして、
落ち口でもクルクルして乗越す。こういった落ち口の少し平らなところの体制というかバイルの刺し方がちょっと不安定な気がする。
ペツルの支点で終了。
続いて、坂田さん、林さんと登って、撤収。
途中で3回くらい懸垂してF1右側の登山道?に出て、ギア収納して下る。
途中で坂田さんが足を滑らせて転倒。かなり痛そう。昨日のヘリが頭をよぎる。
足首をひねったようです。しばらく休んであるき出す。しかし、そうとう痛みがある模様。
ようやくテント。
片付けて出発。
坂田さんは足の痛みを我慢、のんびり歩いて真っ暗な中を赤岳山荘に到着。中で待っていると、先に下った林さんが程なく坂田車で到着。

皆さんが言うように、アイスクライミングの道具の発達はスゴイです。
坂田さんの足が良くなる様に。

(記: 高安)

また来た甲斐駒ヶ岳

日程: 2019年12月20日(金)-22日(日)
山域: 甲斐駒ヶ岳黄連谷右俣
参加者: 国府谷(L)・高安

右俣といえば荷物持って登って2日というのが普通なのでしょうが、年配者には困難なので3日かけて登ります。
初日は七丈小屋まで。2泊するので小屋ではなくテントです。
中日に右俣。5時過ぎに出発するものの下降に手間取ってしまい坊主の滝下に着いたのは8時半。
沢近くになって眩しいくらい白く光って見えていたのは氷ではなく花崗岩の白さだった。
坊主の滝はというと思いっきり水が流れていて、結氷も良くなく帰ろうかと思いましたが、気を取り直してとりあえず坊主の滝だけと思って登りだす。
まあなんとかなったので暗くなってもBCまで帰れればいいかと最後まで行くことにした。ここで引き返したら高安さんに申し訳なさすぎる。
沢には全然積雪が無いので奥千丈の滝は氷が露出しており5ピッチロープを出した。
その後は踝くらいの積雪になるが先行のトレースがありいろんな面で助かった。奥の滝でロープを出して越えてからはきつかったがなんとか暗くなる前の16:35に登山道に出た。山頂往復はせずに下降。
無事BCに戻った。疲れてしまってワタシは夕食も摂らずに寝た。
翌日ゆっくり下山。お昼前に駐車場到着。
尾白の湯で入浴したのはよかったが、ここで食事をしてはいけないという教訓を忘れてしまい残念な結末となってしまったのであった。
ちなみに高安さんはノミック+リンクス(モノ)、ワタシはクオーク+サルケン、ロープはスキマー60m1本、スクリュー6本(過不足無し)でした。

(記: 国府谷)

黄蓮谷左俣 2019.12.14

日時:2019年12月14日(土)
参加者:五十島
山域:南アルプス
行程:竹宇駒ケ岳神社(00:20)-六丈沢下降点(5:30)-坊主滝(6:30)

-二俣(7:00)-(8:40)大滝(12:20)-黒戸尾根2675m(15:40)-七丈小屋(16:40)-駒ケ岳神社(20:00)

細々と続いていたワンデイシリーズ第3弾、黄蓮谷に行ってきました。

気になる結氷は期待以上。大滝がまだ氷柱状で我慢比べなクライミングになりました。

氷を抜けてからが体力的に一番辛くラッセルで相当にペースダウン。
あずさ最終が怪しくなったものの、なんとか無事にワンデイで収まり宿題は回避できました。

山の中でのソロクライミングは初めてでした。不安から増えていった装備が行動時間の遅さに繋がっていると思います。 とはいえ帰路で考え直しても省けるものは少なく、改めてパートナーの大切さに気づく山行でした。

(記:五十島)

荒船山 昇天の氷柱

第6級?

 

 

日程:2019年2月23日(土)
山域: 西上州荒船山
参加者:五十島・国府谷
行程:取付き(8:30)-終了点(12:30)-下山(13:30)

 

 

 

いろいろ悩んだ末、昇天の氷柱です。

前夜発して一番に取付きを目指す。寒いようなそうでもないような気温です。

峠の駐車場は他にクルマもない。

6時半頃出発。一杯水からトラバースして8時頃に取付き着。

初めてなので状態が良いのか悪いのか判らないがとりあえず準備して8時半、五十島先生リードで始める。

1ピッチ目は10mの氷の後はトンネルだが、抜けられないので左から岩を登っていく。先生でも手袋をはずしていた。太い立木でビレイ。

2ピッチのみこおやリード。歩き+岩登り+氷乗越+歩き。足元のスクリューでビレイ。

 

 

 

3ピッチ目。氷細っそーいけど後続のパーティの方曰く、これでも普通とのこと。

プロテクションは主に左右のボルトから取る(かなりしょぼい)。ステミング多用。

ビレイは右岸のボルト。

 

 

 

4ピッチ目。氷は繋がってはいない。ここもプロテクションは主に左右のボルトから。

きれいなボルトに限って氷漬けで使えない。錆さびリングボルト多用。

最後の笠は左寄りから越えていった。すぐにハイキング道にでた。

早く終わったので帰りに下仁田葱もお土産に買えました。

お世話さまです。

来週は勝負です。

(記:国府谷)

 

南アルプス 荒川出合

日程:2019年2月16日(土)-17日(日)
山域:南アルプス
参加者:国府谷(L)・五十島・雨宮・西本

行程:1日目 (10:00)3ルンゼ右のナメ滝(16:00)
   2日目 2ルンゼ大滝1Pのみ

 

滝の上を歩けるぞー!!アイスクライミング

 

1日目 晴れ 3ルンゼ右ナメ滝
去年ここにきた時、アイスクライミングはしないと心に誓っていたが
お試し山行にうっかりついて行ったばかりに心の誓いは簡単に破られてしまった。
山から溢れ出る膨大な水量の上を歩けるだなんてと感動しまくりで
とうとうお高いクォークを購入して再来してみると景観は違っていた。
気象条件によって変わる綺麗なアイスとは言い難い。。。

 

3ルンゼナメ滝取り付き

 

お隣のブライダベールの結氷は去年より良さそうに見えるが
私は滝の形が変わっていく景観が好きなのでやっぱりマルチがいい。
去年は寒さのためかお腹がゴロゴロしているのを我慢しながらのクライミングで楽しみより苦しみとの戦いで取り付いていた。。。

 

 

今回は楽しむぞーと気合い十分。
国府谷さんリードでスタート。
1P〜4Pまで登って立木を探して懸垂下降。

2P目からの氷は去年と同じくらいで
谷あいをカーブして流れ出る景観を見ながらわっせわっせと。
私にもう少しスピード感があれば6Pのマルチも可能だ。
まだ数回のアイスで経験もなく手際も悪い。
そして、2人だと写真を撮るタイミングも難しい。

 

ブライダベールの結氷

 

五十島、西本ペアがブライダルベールをオンサイト!!
ここは人間が登るところではないと思っていたので
祝福と感動で心が満タン。
経験の浅い西本さんもよく粘ってついて行きました。
頑張りましたね(拍手)

2日目 晴れ 2ルンゼ大滝
雪がなくアプローチまで1時間以上かかってしまい\本日のマルチは時間切れ、今年も大滝の上を見る事は叶わなかった。
40Mでトップロープを張ってもらってア西本さんとアイスの練習。

横にも広く大滝と言う名に相応しい綺麗な滝。
あいにく今年は結氷が悪く少し不気味に見えた。
また今度この上を見てみたい。

大滝取り付き

 

 

 

 

最強メンバーにホロされて幸せです⭐︎ありがとうございました。

(記:雨宮)

 

 

 

 

 

 

 

 

夢のブライダルベール

繋がってました。
2P出だしから20mほどスカスカ。色んなとこに穴を空けてしまった。
スクリュー長めでよかったです。
(13cm×2 17cmx7 21cmx1)

 

車中で判明した事ですが、西本くんは初アイス!
一応アッセンダーも持ってきていたが、バイパーの名に恥じない力強い登りでフォローしてくれた。
きっと来年には、リードしているでしょう。
結氷が悪いと言われていた割には色々と登れた今シーズンでした。皆様ありがとうございました。
(記:五十島)

 

戸台川駒津沢・奥駒津沢

日程:2019年2月9日(土)-11日(月)
山域:南アルプス甲斐駒ケ岳周辺
参加者:国府谷(L)・雨宮・魚瀬

 

 

9日は戸台から駒津沢出合に置くBCまでの予定。
丹渓山荘までは雪のない道を淡々と歩く。丹渓山荘からの戸台川沿いも雪は少なく
ラッセルというほどのこともない。うっすらとトレースもある。
五丈の滝も特に問題ない程度には凍っている。
14時半ころに駒津沢出合着。BC設営。
駒津沢、奥駒津沢共に例年ほどではないようだが、結氷は問題ない。

 

 

10日は出来れば両方登っておくことにした。
まずは奥駒津沢。スタートは8時前くらい。
F1は50mロープではぎりぎり足りない。抜け口手前でビレイ。
F2、F3も問題なし。F4は割愛して11時半頃下降開始。
支点は灌木にスリングが掛かっているものを利用した。
次に駒津沢。F1の1ピッチ目は30mくらい登って右岸寄りでスクリューでビレイ。
2ピッチ目は20mほど登り落口。さらに20mほど引っ張って左岸寄りでビレイ。
F2まで50mほど歩く。F2は真ん中を登る。20m。
F1の最後の懸垂支点は右岸の太い木を使用した。
17時半終了。

 

11日に下山した。
(記:国府谷)

 

 

写真は順番に
五丈の滝F1、F2、奥駒津沢F2上、駒津沢F2、駒津沢F1、BCから見た奥駒津沢、駒津沢F1,七丈の滝沢

 

 

 

アイスは金で登るの!?クォークからノミック

 

9日 曇り後雪
道具や衣類を、衣類といっても山専ですが新調すると嬉しい。
今回クォークを買って人生二度目のマルチアイスクライミングへゴー。

 

2017年元旦登山の鋸岳のギザギザしたデザインの稜線を懐かしく見ながらら戸台から歩きはじめる。
渡渉は嫌だなー、鈍臭く滑ってドボンは嫌だなあ〜と思って河原を歩るいていると
オレンジテームがわかりやすく、ゴツゴツした河原をあっちこっち歩きまわらず、
道は所々凍ってはいたがスムーズに丹渓山荘。

 

ここからは河原で石ゴロゴロのラッセルは荷物持って大変だと聞いていたが
雪がなくてその苦労知らず。

 

そして今季初めての氷は五丈滝を前に大迫力に見えた。
荷物を背負ってのアイスクライミングは初めて。国府谷さんは軽快で楽しそうにリード。
ロープを出してもらってアタフタクリア。
F2もアタフタクリアしながら逞しく引っ張ってくれる国府谷さんの姿を見て
「かっこえなぁー、写真撮りたいなぁー」と思ってしまうのがフォトグラファーの習性か笑

 

 

 

1430には駒津沢の下に幕営。
14時なら駒津沢を登りにいけたか?
雪も天からフワフワ降っていたのでくつろぐことに。

それにしても空から降ってきている大きく長い滝。
それに加えて凍ったアイスの美しさかな〜
ゴーゴー流れ落ちていた水量の上?を登れるなんて楽しく心踊っちゃって、
イメトレの中では新品の二つのクォークと縦爪アイゼンで美しく登っている自分がいた。

現実は明日おもいしらされる。。。

 

 

10日 曇り、晴れ
5時起、奥駒津沢へ
高さというより横に広い滝
1Pの取り付きは垂直で氷も硬くなかなか刺さらず苦労して、もう一歩のところで左足がずるっと滑ってテンションかかり左に5メータほどふられ
ラインから外れてしまったが冷静にラインに戻ることができた。
あれ〜?イメトレとだいぶ違うぞと思いつつも気を取り直して一手づつ。
去年の荒川の氷より締まりが良く硬い!
左の力が弱わくて中々決まらない。
アイゼンを蹴り込むがやっぱり左が弱い。

 

アイススクリューを回収している間は国府谷さんのロープが逞しく引かれている。
お互い姿は見えないがロープのテンション具合を手繰ってくれる。

 

それに比べると私のビレーは反省することばかり。
ロープが絡む前に中々声かけができず
リード様にご迷惑を幾たびかかけてしまう。
繰り出せないのはロープが凍って硬くなってると言い訳しながら
スムーズに繰り出すのはテクニックか。

 

F2.F3はアックスの使い方も慣れてガッツと決まり前よりマシか。

 

 

F4には行かず懸垂でおりて
駒津沢をもう一本登りに行くことに。

 

 

 

下山途中大きなリックを背中に背負ったクライマーさんが氷に張り付いていたが
垂直で硬い氷に苦労していた。きっと甲斐駒ケ岳の稜線に出るんだろう。
すごいなぁーと1時間半ほどみあげていた。
2時間近く待ったでしょうか
私たちの順番になった時は1345。
見ているとやっぱり氷は硬そうで上から砕け散った塊がおちてくる。
ビレーしていてうまく避けられず
唇に当たった時は歯、歯、歯がーー。。。
と心配したが折れずに青タンの勲章がつき
アイスクライミングの仲間入りだーとあとで
青髭でも生えたような顔を鏡でみて見てもいやじゃなかった。

 

 

F1は70Mのスケールなので50Mくらいでアイスの途中にぶら下がって1P。
国府谷さんがスクリューで手際よく支点を作り私を確保してくれる。

 

 

サー!綺麗に登るぞとは頭の中だけの出来事。
身体左半分が氷に負け続けた。悔しいーというより大自然の威力だもの仕方がない。

アドバイスにより手をパンプさせなかったので
垂直に感じる壁を2Pで登る
2Fも登って終了した頃には16時も回ってしまった。
国府谷さんがちゃっちゃと懸垂。
私は国府谷さんに守られながらヨチヨチとついていく。

 

 

 

その夜、左アックスを何回も振り下ろしその反動で目を覚ました。
シュラフの中で左手を動かしていたのだ苦笑。
腰のあたりもロープで引っ張られる感触が残っていた。

クライミングを頻繁にしていない私は、道具の使い方も鈍臭く国府谷さんには助けられてばかりで根気よくフォローしてくださりロープで確保されている安心感から下手なりに楽しませて頂きいつもありがとうございました。
ありがとうを何回言っても足りない。
来週の荒川出合も楽しみにいい夢を見ようっと。。。

(記:雨宮)

大武川一ノ沢大滝

 

日時:2019年2月9日(土)
山域:南アルプス
参加者:五十島(L)・高橋
行程:大武川篠沢ゲート(6:30)-1393mP(9:20)-(12:00)一ノ沢大滝(15:40)-篠沢ゲート(19:30)

 

大武川の一ノ沢に行ってきました。
秘湯探訪的な趣のあるながーい氷爆です。

直近の記録からあまり結氷は期待していなかったのですが、トポ上3Pも左岸のフチ2mほどが面氷に形成されていて登攀可でした。
4時間後の取付きはすっかり別世界に。

 

 

 

そして今年お世話になりっぱなしのノミック先生。片方だけ上からスリングを伸ばしてみました。
お尻はあくまでリーシュ用だそうです。これでバックアップも安心!
(記:五十島)