仙丈岳 三峰川 岳沢アイス①

イガノミクス シーズンⅡ

 

日程:2018年1月5日(金)-7日(日)

山域:南アルプス 仙丈ケ岳

参加者:国府谷 五十島

 

いよいよ自分の限界に近づいてきている気がする三峰川岳沢アイス。

こんな日がくるなんて、長くやってみるものですね。

 

1月5日~7日に設定しました。8日は予備日です。

他のパーティに被らないよう暦の連休より1日早めました。

黄連谷もこの作戦で成功しました。ルートも小屋も混雑しません。

私の勝手なスケジュールにすべて対応してくれるパートナーに感謝です。

 

 

4日仕事始めもそこそこに早めに出発。24時ころに道の駅で泊。

5日朝に暗い中、林道入り口まで入る。他に1パーティがいた。

今回は器材、食糧と準備もすべて五十島さんにお任せで楽をさせてもらいました。

出発時に共同器材も渡されず。。。 さすがです。

6時半ころ出発。天候は無風快晴。

林道を1時間ちょっとで丸山出合。発電所から南沢へ入って

さらに1時間くらいでよく記録に載っている作業小屋に着く。

 

小屋の前の二つの滝は右岸に手前の方からついている巻道を行くと早いと思う。

作業小屋はまだ生活の匂いがしてなんか感動してしまう。

この先もしばらく沢沿いを登り、凍った滝が出てきてクランポンを着けたり外したり。

岳沢越えは越えてからやたらとテープが多い。

岳沢出合は広い河原となっている。

 

年末年始にも入っているパーティはあると思うが、ここからはトレースはなくなっている。

ここまでのトレースはハンターのものなのかもしれない。13時前くらいに出合を出発。

五十島さんは膝上までのラッセルに奮闘。

F1を過ぎてもラッセルは続く。F2の上の小滝(?)を超えると

F3に着く。すでに15時を過ぎているので協議の上、今日は

ここまでとする。F3付近は平らな場所がないので、小滝をクライムダウン

してF2上付近まで戻り幕営。ここならすぐ下に流水があり水が採れる。(踏み抜いたから覚えてる)

 

F3は結氷よく幅広で見事に立っており、そのまま登るのは難しそうなので

荷揚げ方法を打ち合わせる。

夕食は鍋のご馳走であったまる。

暗くなる頃やってきた3人パーティはF3を登って行った。

我々が眠るころまだコールが聞こえた。

 

 

 

6日 今日も晴れ。たっぷり水分を採って出発。

まだ暗いうちにF3は真ん中右寄りから登る。

傾斜の緩くなったところで一旦荷揚げしてその後40mくらい伸ばす。

荷を持ってるとフォローでも大変です。

F4基部で先行Pが幕営中。

F4は左寄りから。短いけど立ってる。

F5F6F7はフリーで。だんだん滝が雪に埋まってくる。

いよいよF8ソーメン流し。十分でかいのだが、スケール感がマヒしてきているのか、

それほど大きく感じない。

しかし、1ピッチ目を登らせてもらうと、易しいのだが、長くて疲れてくる。

ランナウトしているので緊張感も増してくる。

結局、最終ピッチスタート地点と考えてた左岸の灌木まではロープが足りず左壁ルンゼっぽくなっているところでビレイ。

 

最終ピッチは五十島さん荷を持ったままリード。

空身ならそれほどでもないかもしれないが、背負ったままの苦しい中素晴らしい登りを見せて50m

くらい伸ばしてSAB。お蔭でここまで順調でした。

 

 

 

またしばらく浅いルンゼ内を登ってから右岸の尾根にスイッチ。

尾根上もラッセルは続き、案外時間が掛かる。

上に行くほど風が強く、頂上手前で手袋を替えシェルを着る。

冷たいと思っていたらテムレスの中が凍っていた。

 

 

12時過ぎに大仙丈岳に到着。風が強いのでそのまま仙丈岳に向かう。

ここからはトレースもあり歩きやすい。

ただただ下って北沢峠着。まだ明るかったが戸台までは長すぎるので少し下った林道で幕。

五十島さんが雪が少ないところ苦労して水を作ってくれる。

シュラフはまだ濡れ濡れになっていないが、冷えこんだ為寒くてあまり眠れぬまま朝を迎える。

あとちょっと下ればいいだけだ。

 

 

 

7日 晴れ

明るくなってから起床するも二度寝。

やっと起きて下山開始。支流が見たことないぐらい凍ってる。11時過ぎに戸台着。

タクシーにてクルマを回収。さくらの湯で風呂、食事を済ませ無事帰宅。

 

いつから計画(願望)していたか思い出せないが、終わってみるとあっけない。

だいたいいつもそうだけど。

低温のせいで写真も撮れなかったけどそのうちいい思い出になるのでしょう。

おわり

(記:国府谷)

 

甲斐駒ケ岳 黄蓮谷左俣②

日程:2017年12月22日(金)-23日(土)

山域:南アルプス 甲斐駒ケ岳

参加者:国府谷 五十島

 

 

 

イガノミクス Ⅰ

 

クリスマス前に黄連谷アイスの計画。 急速に成長中のクライマー五十島さんにおんぶ状態。

半年くらい前から計画していたような気がする。今年は結氷よいそうだし、天気もいいし、何と言っても

山小屋泊まりだし。小屋のwebサイトから情報とれるし便利になったなぁ。

 

 

22日は荷物も軽いがえっちら長い道のりを7合目まで登る。

雪の量はひと月前とほぼ変わらない感じ。

お昼過ぎに小屋について受付。有名クライマーさんが管理人なのでびびる。

第二小屋を案内されたあと、本家の小屋でDVDなど鑑賞。

夕食はソーセージ入りカレーライスのサラダ、焼リンゴがついていた。

カレーライスはお代わり可でした。ビールは我慢しました。

 

 

寝床(第二小屋)に戻って明日の準備。

他に宿泊者はガイドパーティ2人と年輩3人パーティは同じく左俣とのこと。

単独で右俣にいくひともいた。

夜は多少の鼾が聞こえたくらいで暑いくらいの小屋で快適に眠る。

左俣のコンディションは申し分ないとのお話と翌日の好天を聞いているのでプレッシャーもほとんどなかった。

 

 

朝は皆さん4時起床です。簡単にパンにハムを挟んで朝食とする。

5時頃4パーティがほぼ同時に出発。

下見通り六丈ルンゼを降りていくとずっとトレースがありきっちり坊主の滝下に出る。

滝上に出る方法もあるようなのだが今年はばっちり凍っているのでこれでOK。

ガイドPの後にライトで照らしながら五十島さんリードで左寄りから登る。

坊主の滝上で明るくなった。

すぐに二股となり左俣に入り、しっかり凍って適度に(?)雪のついている滝が続く。

 

 

大滝まではそれぞれフリーで登っていく。

大滝は先行が左寄りを登っているので我々は右寄り。

こっちの方が少し段になっていて登りやすそうだが、いつも結氷する訳ではない模様。

五十島さんリードで30m。60mロープなので最後までいけるのだが、おじさんに残りちょっとを

残しておいてもらう。

私は5、6mだけ登ってすぐに草付きっぽいところを40mくらい伸ばす。

 

 

100mくらい歩くと最後の滝に着く。ここまでラッセルもないので とても近く感じる。

あとでこっちの方がむずかしかったと言う五十島さんがさくっとこなして終了。

うーん、長くやっているといいこともありますね。

登山道までもトレースがあり、鳥居後の200mくらい上に出た。

あとは下るだけ。小屋のデポ品を拾って下って下って暗くなるころに駐車場に到着した。

 

さて、次はホントのアルパインアイスです。

(記:国府谷)

甲斐駒ケ岳 黄蓮谷左俣①

日時:2017年12月22日(金)-23日(土)
山域:南アルプス
参加者:国府谷(L)・五十島
行程:
1日目:竹宇駒ヶ岳神社-黒戸尾根-七丈小屋
2日目:七丈小屋(4:00)-六丈沢下降点(4:20)-坊主の滝下(5:20)-二岐(6:40)-(7:40)60m大滝(9:10)-(9:30)最後の滝(10:10)-2720m稜線(11:50)-七丈小屋(12:15)-竹宇駒ヶ岳神社(17:00)

 

 

アルパインアイスのクラシック、黄蓮谷左俣に行ってきました。

小屋泊の予備日有!気合(?)入ってます。

 

1日目:
小屋泊まりの割に重いザックを背負って黒戸尾根を七丈小屋まで。
花谷さんに話を聞くと黄蓮谷の結氷状況と天気予報は共にバッチリ。
これで登れなかった本当に。。。と余計な心配をしていたら快適な布団の割にあまり寝れず翌朝に。

 

 

2日目:
第二小屋に泊まっている人はほとんどが黄蓮谷だという事で同じような時間にゾロゾロと出発。
予め下見をしておいた下降点からよく踏まれたトレースを1時間ほどで坊主滝下に出た。
先行のガイドPTは少し悩んでいたが坊主から登るようなので先を行ってもらう。

 

 

坊主に取り付いた時点ではまだ完全なヘッデン登攀だったが、その後の簡単な滝はフリーで越えられるので問題はなかった。
段々と染まっていく空を背に登高していると兎に角気分がいい。
予想よりも早く、7:40大滝取付きに到着した。
ランニングで仕上げてきたという国府谷さんも調子が良さそう。

 

 

先行PTのリード(有名なガイドの方でアイスギアTips等ブログで読んでいた)を見学しながら、準備を整えて空いている右側から1P目リード。とてもよく発達していて右のラインはⅤ級という感じではなかった。
30mほどロープが出た辺りでスクリュー支点作成して国府谷さんフォロー。2P目はそのままツルベで国府谷さん抜け口まで。
60m1Pで繋がる距離ではあるけど完全に抜けるには少し足りない気もするので、時間に余裕があれば一度切った方がいいのではと思います。

 

 

意外と悪い最後の滝を越えてからは単調な稜線までの歩き。気圧計で見ると2400m以下なので氷パートであまり距離は稼いでいない事になる。
ありがたいトレースを噛み締めながら歩いたが、それでもペースが上がらない。緊張なのか疲れなのか、この辺がまた経験の違いなんだろうか。

 

 

稜線から小屋まではあっという間で、勢いのまま下まであっという間に~なんて期待も虚しく、駐車場到着は17:00。
しっかりかかった。しっかり歩いた。行動時間は13時間でした。

 

結氷と天候の状況判断が難しく、数年越しになる事も珍しくない黄蓮谷をオンサイトできたのは運のお陰なんですが、予備日を使わずに降りてこれて安心しています。これで岳沢アイスにも挑戦権はあるかなと!
(記:五十島)

 

南ア 荒川出合3ルンゼ

日時:2017年2月18日(土)-19日(日)
山域:南アルプス
参加者:国府谷(L),五十島

 

国府谷さんも行ったことのないという荒川出合。
ほぼほぼ初めての状態でマルチなんて大丈夫?という今更すぎる心配を胸に登ってきました。

 

 

 

1日目:
開運隧道の入り口付近に車を止めて林道を只管歩く。2:30程。
冬季閉鎖中の林道中にテン場をおけるので極めて快適だった。
この日は他に2ルンゼに1PTのみという貸切状態。
下降もよくわからないのでこの日は3ルンゼ右の滑滝1Pを登ったり、
V字スレッドの練習等で明日に備える。何せスクリュー使うのも初めてなのでとても勉強になりました。
V字スレッドは慣れるまでとても時間がかかる。長いルートをやるなら要練習ですね。

 

 

 

2日目:
昨日下見をしておいた滑滝の登攀。取付きまでは左から巻けば30分もかからない。
1Pは予習済みなのでリードさせて貰った。プロテクションに苦労しながらも終了点まで。
せっかくなので?という事で2Pもリードさせてもらう。流れが悪そうなのでここは途中で切る事にした。
取り付いて見ると上部が想像より悪く苦労する。おろしたてのリンクスを信じてトラバース気味に核心突破。
4Pは国府谷さんリード。その上は雪の斜面になっていたので実質最終ピッチだった。
左岸にトラバースしてから灌木を辿って懸垂3ピッチで取付きまで下降。

 

 

 

ありがとうございました!来年はブライダルベール登りましょう!
(記:五十島)

 

八ヶ岳 ジョウゴ沢-横岳-地蔵尾根 周回 & アイスクライミング

日程:2016年12月17日(土)-18日(日)
参加者 : 国府谷(L),坂田,五十島,高橋,雨宮,林,魚瀬(記)

<行動記録>
1日目:赤岳鉱泉BC アイスクライミング
美濃戸口 – 赤岳鉱泉 – BC

2日目:ジョウゴ沢-硫黄岳-横岳-地蔵尾根 周回
(6:10)BC – ジョウゴ沢 – (9:40)硫黄岳山頂 – (10:50)横岳山頂 – (12:10)地蔵ノ頭 – 地蔵尾根 – (12:40)行者小屋 – (13:10)BC – (休憩&撤収) - 美濃戸口

 
1日目:赤岳鉱泉BC アイスクライミング

1日目は美濃戸口から赤岳鉱泉までの荷揚げとアイスクライミングでした。
冬山でテント泊は初めてで、テント泊用の荷物を背負っての登山も初めて。
体力・筋力面で心配がありましたが、赤岳鉱泉までは急な登りはなく行動時間も短かったので、
心配していたよりも楽に赤岳鉱泉に着くことが出来ました。

テント設営後は、五十島、高橋、雨宮、林、魚瀬のメンバーで、
赤岳鉱泉のアイスキャンディーでアイスクライミングをしました。

初めてのアイスクライミングは想像以上に難しくて大変でした。
縦爪のアイゼンをつけていたのに、上手く氷に刺して立つことが出来なかったため、
すぐに腕が疲れてしまい、あまり登れませんでした。
一緒にやっていた雨宮さんは早々にコツを掴んだらしく、上手に登っていました。

 

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フリークライミングやボルダリングとはまた違うテクニックが必要みたいでしたので、
次回はもっと慎重に腕を使わずに登って、パンプする前にコツを掴みたいと思います。

夜、国府谷さんが用意してくれた夕飯がとてもおいしくて、明日一日頑張る元気が出ました。
この夜の気温は-15℃ぐらいでした。
2日目:ジョウゴ沢-硫黄岳-横岳-地蔵尾根 周回

2日目は国府谷(L)、雨宮、林、魚瀬でジョウゴ沢-硫黄岳-横岳-地蔵尾根のルートに行きました。
アタックザックに必要な荷物だけを入れて出発。
アタックザックでの山行も初めての経験。 背中がとても軽くて感動。

ジョウゴ沢ではいくつも氷瀑を見ることが出来ました。
今回は全て巻いて硫黄岳-横岳稜線を目指しました。

 

 

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今シーズン初の雪山登山。
やっぱり雪山の景色は綺麗だなぁ。

 
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途中、一か所だけ国府谷さんにロープを出してもらいました。

 

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傾斜のある登りが続きましたが、荷物が軽いので案外楽だ。

 

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と、思っていたら突然雪質がパウダースノーになり、腿まで埋まるほどに。

出発からここまでずっと国府谷さんに先頭を行ってもらっていましたが、
しばらくパウダースノーを歩いたところで、私と交代することに。
初のラッセル(?)のようなことをやらせてもらいました。
想像していたより大変で、時間としてはほんの20~30分でしたが、結構な体力を消費しました。
空荷で助かった。。。

 

 

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稜線に近づくと、風が強くてパウダースノーが積もっておらず、非常に歩きやすくなりました。

まもなく、硫黄岳山頂に到着。

 

 

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先頭を林さんに代わってもらい、稜線歩き。
天気は快晴。気温は-5℃ぐらい。
風が強く、雪が舞っていて綺麗。

 

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お気に入りの一枚。
地吹雪が舞って、とても綺麗な光景でした。

道中、雪でなく氷の欠片が吹きつけてきて、
バラクラバは着けていたがサングラスを忘れた私は大変な目に遭いました。

そして横岳山頂到着。

 

 

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地蔵尾根までの道中。
そして、地蔵ノ頭から地蔵尾根を降り、行者小屋を経由して赤岳鉱泉BCまで。
地蔵尾根を下りだすと、さっきまでの強風が嘘のように静かな世界に。
下りは驚くほど早く赤岳鉱泉BCまで着きました。

五十島PTと合流し、テントを撤収し、
地味に長くて疲れる林道歩きをして美濃戸登山口まで到着。

前の冬シーズン、
谷川西黒尾根・針ノ木雪渓と、日帰りの装備で登っても筋力・体力的に厳しかったので、
この冬シーズン初の今回、心配していましたが、
体力的に余裕のある登山が出来て、写真を撮る余裕も生まれて充実した山行でした。
また、初の冬山でのテント泊・アイスクライミング・バリエーションルートと、
初めての経験をたくさんさせていただき、非常に刺激的で楽しい山行でした。
山岳会に入れて貰わなければきっと経験出来なかったことばかりで、感謝です。

一緒に登ってくれた国府谷さん、坂田さん、五十島さん、高橋さん、雨宮さん、林さん、
どうもありがとうございました。
魚瀬(記)

八ヶ岳ジョウゴ沢

日時: 2014年12月29日(月) – 30日(火)
山域: 八ヶ岳
参加者: 久世(L)・五十島
行程:
1日目: 美濃戸口 – 赤岳山荘 – 赤岳鉱泉(幕営)
2日目: 赤岳鉱泉 – ジョウゴ沢 – アイスクライミング – 赤岳鉱泉 – 美濃戸口

 

 

1日目:  初日の工程は赤岳鉱泉までと油断していると、時間はあっという間にすぎてしまい急ぎ鉱泉へ。

僕にとって恐らく一番慣れたこの道も、雪が降ると中々どうしてうまく歩けない。しょっぱなからいきなり久世さんに離されてしまった。周りは恐らく零度を下回っているというのに、1人大汗をかきながら美濃戸を目指す。到着すると久世さんがとても寒そうに待っていてくれた。

そこからは先頭にしてもらい、ゆっくりと鉱泉まで歩いた。到着するとあたりは薄暗くなっていたが、なんとか間に合ったようだ。

2日目:  朝起きると、決して良いとはいえない天気だったものの初めてのアイスという事もあって、せっかくなのでジョウゴ沢まで行ってみる。

時折雪も降ってきており、昨日の積雪も考慮して、大滝までは行かず手前を登る。まず先にリードしてもらい、その後トップロープで遊ばせてもらった。

ビレイをしていると久世さんの震えがロープ越しに伝わってくる。ガスで雪面と空の堺が消えかけていて、下から見ていると人が雲に飲み込まれていくようだ。自分自身も寒さに耐えつつ、幻想的な風景にえらく感動していた。

(記:五十島)_MG_0099

八ヶ岳ジョーゴ沢アイス

八ヶ岳ジョーゴ沢アイス

 

日時:H26.12.29-12.30

参加者:久世・五十島

 

年末年始の山行は諸々都合もあり、五十島君と二人の1泊2日の八ヶ岳となりました。

当初の予定では、初日はアイス、2日目は赤岳主稜でしたが、今年を象徴している天気(当然悪い方ですが)となってしまい、結局ジョーゴ沢のF2で練習して帰ってきただけでした。

12月28日の夜、いつも通り五十島君と住吉駅にて合流し、小淵沢の道の駅を目指すが、中央道の須玉ICから先が雪の為、チェーン規制になっていたので、手前の双葉SAにて車中泊とする。翌朝まだ雨が降っていた事と、チェーン規制が小淵沢から先となったので、ゆっくり双葉SAを出発し、小淵沢ICを降りて少し先の道の駅にてチェーンを付ける。昨晩からの雪が結構残る道を進み、美濃戸口にて車を止めて出発する。

美濃戸口から先も道には、車の輪だちやトレースはあり、楽に進む事が出来、美濃戸の小屋でゆっくり過ごしても、3時間弱で赤岳鉱泉に着く事が出来た。天気は一日中良くなく、特に赤岳鉱泉に着いてからは雪も降ってくる状態で、この日はテントを張り終えると終了し、ご飯を食べ就寝。相変わらずここは寒く、一度起きると熟睡出来ない。

翌朝も雪がちらついていて、沢筋は昨晩から50cm近く、その他でも30cm近く降っているので、赤岳主稜は中止して、アイスも安全なのはジョーゴ沢下部くらいと判断し、とりあえずジョーゴ沢に向かう。ジョーゴ沢も誰も入っていないらしく、薄くトレースの跡が残っている程度であった。F1は結氷が悪いので、横から巻き、その上のF2に着く。

F2は少し結氷が甘いといった感じだが、問題なく登れる感じだ。風も強く、雪も舞ってきたが久世リードで登り、トップロープをセットして数回練習する。しかし全然傾斜がないのと、風も更に強くなりひどく寒くなったので、他のパーティが来たのを契機に撤収する。赤岳鉱泉まで戻るとアイスキャンディで何組か登っていたが、ロープが9mmなので登る事が出来ず、帰宅することとする。美濃戸の小屋まで来て、風はようやく収まってきたが、振り返ると山の上部は雲に覆われたままだった。

本当に今年一年、天気には恵まれなかったのですが、最後の最後までそのような感じでした。2015年はもう少し登れればと思います。

そういえば、美濃戸口の駐車場に駐車すると、一日当たりコーヒー1杯をサービスしてくれるので、今回は二日分で五十島君と1杯づつ飲めました。今年から始まったサービスなのでしょうか??

                                 記:久世

今年の近場アイス

日程: 2015年01月17日(土) – 18日(日)
山域: 芦安上荒井沢・尾白川下流域
参加者: 国府谷・他1名

 

1月17、18日は近場アイスに行きました。
17日は上荒井沢カモシカルンゼ。

201501kamosika
F1の立っているところを何度もトップロープで練習した。ちゃんと氷結していた。
スクリュー入れたり、レストしたり。
F2は上部がかなり細く、登っているひとは左壁に ステミングしたりしている。
これは無理ということで行かなかった。
トリコルネは行きに通った時から二人組がやってたので行かなかった。
行ってもたぶん登れないきがした。

 

18日は尾白川の平田ルンゼ。東屋周辺にはテントが5張ほどあった。
中間の小滝は埋まっているものもあるが、まあまあの状態。
三本槍は結氷よくないが松竹梅の滝はまずます。 けど上部は薄かった。
 201501syotikubai帰りは懸垂4回。
錦滝は今までで見た中で一番よく凍ってたと思う。

201501nisikitaki
韮崎の20号線沿いに美味しいラーメン屋を見つけたのでラッキーであった。

 

(記: 国府谷)

広河原沢左俣

日程: 2014年12月14日(日)前夜発
山域: 広河原沢左俣(八ヶ岳)
参加者: 久世(L)・国府谷・坂田

 

今月になってから急に冷え込むようになり、いい感じで氷結しているのでは、という期待で今季初めのアイスは広河原沢に行くことになりました。

 

久世さんと笹塚で合流して、1時前に小淵沢の道の駅に着くとすでに坂田さんの WGNRが停まっていた。6時まで仮眠。

 

翌朝、船山十字路に着くと車が15台くらい停まっていた。 なんだかんだ準備して8時半ごろ出発。

 

二俣を過ぎるとだんだん雪が深くなってくるが、トレースばっちりなので問題ない。
踏み抜きもなく、いい感じである。
易しい滝を3つほど超えてしばらく行くと最初の大滝に出る。

 

前のパーティが抜けるのを待って、リードさせてもらう。
スクリュー1本で終了。ここはまだ易しい。

 

この先はトレースがなくなっていて雪が深いがすぐに最後の大滝に着く。

 

正面から登ると10m弱80°位だろうか。
自信なかったので右の棚まで上がって、2mだけ傾斜の強い部分を登って終了と した。

 

ここからはすぐに御小屋尾根に上がって船山十字路まで単調な下りで戻った。
車に着いたのは4時半くらいだった。

 

初めてここに来たときは氷結してなくてだめだったけど2回目で最後の滝まで いけたのでよかったということで。
このまま、寒い冬が続いて欲しい。

 

(記: 国府谷)

上高地アイスクライミング

日時: 2013年3月23日(土) – 24日(日)
山域: 上高地周辺(北アルプス)
参加者: 国府谷(L)・久世・廣岡

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上高地のアイスエリアの存在を昨年知り、時期も3月いっぱいまで楽しめるという事と、坂巻温泉に車を駐車出来る事も判り、是非行きたいと思っていた。私自身としては、本当に久しぶりのアイスで、バイルは完全に時代遅れの代物で、ピックは念の為ヤスリで磨いでおいたが、若干不安が残る山行となる。

今回、土曜日は上高地トレッキング(なぜか?)、日曜日にアイスという行程にて中千丈ノ沢に取り付くこととする。金曜日の夜、東京を出発し、沢渡にて幕営。翌土曜日の朝、坂巻温泉に移動し、駐車場代を支払い、いざ上高地へ、釜トン入り口にて計画書を提出し、真っ暗なトンネルを進む。3月末という時期だからか、工事のトラックがトンネルを行き来していて、そのたびに飛行機が来たような爆音が響き、結構緊張する。トンネルを抜けても、道はきれいに除雪してあり、アスファルトの上をしばらく歩く。工事車両が梓川の対岸へ道を離れていくと、雪道となる。しかしすぐに大正池前に出て、眼前に穂高連峰が姿を見せてくれる。この日は大正池・帝国ホテル・河童橋など、狐につままれたように思い切り普通の観光をして終了。私自身も冬の上高地は初めてであったので、それで良とする。

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翌日曜日は待望の中千丈ノ沢でアイスとなる。初見ゆえにアプローチが心配であったが、思った以上に近くてビックリ。降雪直後を除けば、ラッセル等もそんなに問題ではないと感じられる。逆にこの土日は天候が良く、気温も高めであったので、結氷状態に不安があったが、「Z」や一角獣、ジョーズなどはしっかりしていた。(ミルキーウエイなどは、部分的に薄く感じた)
我々は一角獣に取りつくこととする。一角獣は2段の滝になっていて、下段はやさしく、上段が垂直に近い傾斜である。下段を久世トップで取り付くが、久しぶりだったせいか(言い訳がましくてすみません)何だかんだ必死で終了点まで辿り着く。上段は国府谷さんにトップを任せて登る。かなり苦闘し登りきり懸垂で下ると、他のパーティが軽々登っているのを見てテンションが下がった事と、他の滝には先行Pが取り付いていた事もあり、一角獣のみで下山となる。

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最後に大正池からの雲ひとつ無い穂高連峰を堪能して、坂巻温泉に下りました。この中千丈ノ沢エリアはアプローチも良く、アイスゲレンデとしては易から難まで揃っていると思う。またそれぞれの滝が至近距離にあり、移動も本当に楽で、また来年も行きたいと思います。

(記: 久世)