日程: 2020年11月28日(土) – 28日(日) 前夜発
山域: 谷川岳
参加者: 坂田(L)・江戸
行程:
1日目: 西黒尾根登山口(7:16) – トマの耳(12:35) – 一ノ倉手前(13:28) – 幕営地1738m(15:36)
2日目: 幕営地(6:50) – 西黒尾根登山口(9:00)
ウエイトトレーニングが好きで、ジムにそこそこ通っている。
筋肉は山の味方!と声を大にしていいたいとこだが、速筋が肥大してBMIが高くなってくると、残念な部分も出てくることは否めない。
筋肉マン無敵説を支持しながらもそんなあるあるで意気投合したのが、えど君。
チーム: ヘビークライマーズを結成することになった。
年末には塩田君も加入し、谷川岳馬蹄形縦走、ラッセルパワーを見せつけることになっている。
1年前に足首をやってから、どうもエンジンが掛からない状態が続いていたが、ここらで体力を取り戻さねばということで、ヘビークライマーズ第1弾、年末の下見を兼ねて、初冬の馬蹄形偵察を計画した。
忘れ物のハプニングもあり、回り道しながらロープウェイ駐車場へ。
天気予報通りなのだが、早くも雨。
テントを濡らしたくないので、駐車場の中にテントを張って仮眠。
(どうやらマナー違反が多いということで、今は禁止になっているとのこと。)
朝方はうんざりするほどの雨音。こりゃ稜線は大変だと、えど君の顔を見たら、行くしかないでしょうと。そう来ると思った笑
暖かく天気関係なしのロープウェイ乗り場でパッキング。いつもながらにありがたい。
第1弾でお互いの実力も分からないので、補助ロープも加える。
樹林帯でカッパを着るのは暑いから避けたいのだが、今日は仕方ない。
ぬかるんだ雪の無い登山道を登っていく。
樹林帯を抜けると昨夜から雪だったようで、なかなか良い感じ。
他に登山者はおらず、独占なのも良い。(この天気なんで)
えど君は先頭を力強く登っていき、頼もしい。
風も不足なし、期待以上。
ヘビークライマーズのスペックを遺憾なく発揮できるのだが、たたきつける雪はなんとかしたい。
ここで満を持して、悪天候でも快適に走れるらしい撥水加工サングラスを取り出してみるが、全く役立たず。
これにはガッカリだが、サングラスを外してしまうときに力を入れすぎたようでレンズが割れてしまって二度がっかり。
高かったのに!
肩の小屋で視界が無ければ仕方ないと思っていたが、まだ笹が出ていて方向音痴でもなんとかなる状況なので、頂上を目指す。
無事に登頂はできたものの、トマ-オキ間がはかどらず、馬蹄形は諦めざるをえない。
問題はもう少し先へ進んでみるべきかどうか。しばし歓談した結果、とりあえず1時間進んでみようと。
進んでみるまでもなかったのだが、一ノ倉にはかすりもしなかった。潔く敗退。
肩の小屋に立ち寄ってみるも突風に追われてとっとと稜線を後にした。
少し下ったところにテントを設営して夕食。
赤からスープの鍋。えど君が野菜を切って準備してきてくれた。
忙しいところ悪いと思ったが、吹雪かれた後だけになおさらうまかった。
(雨宮さんのアドバイスもあったとか?)
えど君の寝袋がなんと#5。耐寒訓練も兼ねてとかエライ!
朝起きると30cmくらい増えてたが、天気は回復傾向。朝日も見える。
下るにつれ青空となり、登山者と次々すれ違う。
1周ならともかく、ピストンなら今日登ってもつまんないので、昨日登っといて良かったと思う。
根雪がないのでアイゼンが引っかかるのはうざったいが早々に下山。
相変わらず湯テルメの露天はゆっくり浸かれるのが良い。
第2弾もよろしく!
(記: 坂田)