会山行でお初古賀志山

日程: 2009年9月5日(土) – 6日(日)
山域: 古賀志山(北関東)
参加者: 国府谷(L)・志村
行程: 本文参照

9月5日(土)

今回は、クライミングはもちろんだがレスキュー訓練も予定していたのだが、いかんせん二人(いろいろ事情で)ということもあって自己脱出をやったのみであった。

さて、お初の古賀志山であるが、今回は雄滝周辺しか登らなかった。
100岩場には「非常に混雑している」、みたいなことが書かれていたので、覚悟はしていたのだが、まだ季節的に暑い時期ということもあってか、ローカルのクライマーが10人くらい居たほかは、5-6人ほどしか居なかった。
岩場は、若干の順番待ちはあったが、混雑している、という程ではなく、人気ルートをはずせば全く問題なかった。
ただ、林道沿いの駐車スペースは少ないので、岩場の混雑よりも、こちらの方が気を付けなくてはいけない。とはいっても15分も余分に歩くつもりならばハイキングする人用のちゃんとした駐車場を使用できる。
マラ岩はメインの岩場から5分程度であり、なかなかすっきりした岩だが、見に行ったときは、誰も居なかった。日当りが良いのでこの時期は皆さけているのだろう。
雄滝周辺のエリアは日陰もありそこそこ涼しい。真夏でも城山南壁基部よりは涼しいだろうと思う。
それと好感度上々だったのが、「虫が(あんまり)いない」(最近ひどい目にあってるので重要)
虫除けは使ってたけど、蚊取線香は不要だった。
さて、最初から思い出すと、土曜日の朝7時にほぼ予定通り亀戸に集合出発。
中央道などはすでに20km以上の渋滞のようだが東北道は順調。これも実は読み通りである。
途中、高速道路での事故現場をすり抜けながら今日の泊まり場の森林公園キャンプ場に無事到着。最初にチェックイン(予約制です)してからキャンプ場をチェック。(ここに戻るのは暗くなってからになりそうだったから)
まあまあいいんでないでしょうか。無料だから多くは望まないけど十分以上です。ちなみに4月-10月まで利用できます。
ここからちょっと迷いながら岩場近くの林道到着。100岩場に出てる「勤勉屋」はもうなくなっていて(酒屋だったぽい。店は閉鎖してた)県道70号で古賀志山南登山道か城山西小学校を目指せばよい。森林公園から直接繋がっている林道は途中から通行止めになっている。
岩場は駐車スペースから10分とかからない。
着くとすでに皆さんお揃いで、わいわいやってる。一見してローカルクライマーで結構高齢(失礼)。
60歳前後かな。
とりあえず、人のいない滝の右壁の下にベースを置いて壁を観察。
こっち側は、いかにもチャートっぽく斜めに鋭角の摂理(?)がはしっている。
リングボルトが散見されるのもちょっと気になるかな。
最初は身体慣らしで、凹状フェイスを登った。志村さんにもトップロープで登ってもらう。
難しくはないが、なんか登りにくい。
お昼寝を挟んで、次はこの岩場の人気ルート、ウルトラマンフェースへ。
この岩場の特徴で出だしがちょっと被ってる。5.9だけど慣れていないと苦労するかも。
続いて(また昼寝したり実際はかなり時間が掛かっているが。。)
隣の粉やの娘さん。これも出だしが被り気味。
最後に右壁に戻って、(たぶん)猫またぎ1.5(このあたりどれが猫またぎ1か1.5か2か判別不能。知ってる人に聞いたほうがよい)
だんだん、岩にも慣れてきてさほど緊張せずに登れた。だらだらしてばかりの一日はこの辺で終了。
勤勉やを探しながら、来た道を戻って、宇都宮IC近くにチェック済みの、宇都宮市農林公園ろまんちっく村の地ビールレストランでお食事。
地元の食材を使用していることがウリらしいが、なかなかいい味だった。
ちなみに私は(たしか)スペアリブカツレツで志村さんがハンバーグ。
後は、受付済みのキャンプ場で、ちょっとビールを飲んだらすぐに寝てしまった。

9月6日(日)

さて翌6日は、早起きすることも無かったが、要領が分かっているのでさくさくと岩場へ。
昨日と同様に滝の右壁基部に荷物をおいた。
私は、ドライアイスセンセーションでアップ。志村さんもさくさくアップして、志村さん希望の
競技会ルートへ。
出だしがイマイチ入り組んでてよく分からなく、近くのひとに聞いたりして登ってみた。
小川山ストーリーをちょっと短くして易しくした感じかな。志村さんにもとりあえず、登ってもらう。
5.9にしては傾斜が強いから、慣れが必要かな。
それから、念の為自己脱出訓練をやって、昼寝(またかよ)のあとに、この地の看板ルートの羚羊ハングをやってみる。
前にやってるクライマーのムーブをガン見してからトライ。1本目のボルトまではIII級くらいを6-7m程登ってから。核心はハング部分のちょっとだけ。お買得でしょう。
そんなこんなで終了。まだ早いうちに切り上げて、温泉入って20時には亀戸到着。
無事、終了。
古賀志山は初めてでしたが、キャンプ場も近くて、今後もいろいろ楽しめそうです。

(記: 国府谷)

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