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秋のトレーニング

日程: 2021年10月4日(月) – 6日(水)
山域: 北アルプス 笠ヶ岳 – 槍ヶ岳縦走
行程:
1日目: 新穂高温泉(6:30) – 笠新道 – 笠ヶ岳テント(15:00)
2日目: 笠ヶ岳(5:30) – 双六山荘(10:00) – 槍ヶ岳テント(14:40)
3日目: 槍ヶ岳(6:10) – 新穂高温泉(11:00)

沢歩きで滑ってこけて、ダイナミックに肩を打ち、そこからズキズキしはじめたのが1ヶ月前。

騙し騙しクライミングをやっていましたが、登るときはこれが痛くなく、夜になるとズキュンズキュンと眠れずロキソニンを飲むハメに。

ここは涙をのんでクライミングをお休みとし、ロングトレーニングを目的とした秋のテント泊一人山行に出発した。

いつも山岳会の皆様に助けられているので、山ボッチ行くぞと思い立った訳です。

笠新道からの笠ヶ岳→右手に穂高連峰を見ながら、双六山荘経由、迫り来る槍ヶ岳までの稜線を歩いてみよう。

一日目

笠新道は急登らしいが行けるでしょと思い込み軽量化もせず歩き出す。
快調ー快調と思いきや、3時間も歩くと軟弱な太ももが攣り始めて、騙し騙し登るが痙攣がなかなか治まらず実に鬱陶しいったらありゃしない。
舐めてたかも。。。と考え始める。

トレーニングだと考え、軽量化も大してしなかったのが原因か?
クライミングばかりで体力がおちたか!?
それでも周りの紅葉に助けられながらコースタイムくらいで笠ヶ岳のテント場に到着した。
ここは裏銀座と言われるコースからも外れていたため前回の山行では飛ばしていた場所。

リックを置き、笠ヶ岳山頂へ向かう。
山荘から近いのがまた良い。
素晴らしい景観は雲の上にあり、ここで一気に気持ちには上がった。

広がる雲海。
対面する向こうに、槍ヶ岳から穂高連峰、更には乗鞍岳まで見応えは十分である。

山頂を存分に堪能して山荘に下山。

そして
冷えたビールを熱い身体にあげてみる。クゥー!
穂高の山々をつまみに贅沢な時間を過ごす。
なんとここには
大望遠鏡も置いてあって明日行くであろう槍ヶ岳の山頂もよく見えた。

あんな遥か向こうに存在する槍ヶ岳まで果たしていけるのか?とも考えながら、「明日行くから待っててね。」と何度も呟いておく。
日も傾きだしたのでテントを張りに少し下山。
平日のせいか空いていて、広々とした中に私のテントが一つ。
神々が遊ぶ庭園みたいでますます楽しくなる。
コーヒーにブランデーを垂らすのが最近のお気に入りで、穂高の山並みもよく見えて、雲がポコポコ浮いているのを目の前に見ながらスペシャルコーヒーを堪能した。

あとはご飯を食べてクィーンを聴きながら寝るだけ。無印の牛すじカレーだったが半分しか食べられず明日の朝食へ。

風もなく満点の星空を夜中に見て、またウトウト。

二日目

朝4時起き。
ヘッデンを付け5時過ぎにはテント場を離れる。

朝日に照らされながらの稜線歩きは理想的だ。
上から眺める紅葉も心躍る。
満足感に満たされながら双六山荘に到着。
ここはなんと素敵な山荘だろう。
のんびりもしたかったが、ここから槍ヶ岳まで5時間。今10時を過ぎた所、午後から風も強くなり、明日の天候下り坂。
16時には槍ヶ岳山荘には着きたい。
冷えたポカリを一気飲みして目の前の大きな山をエッチラコと登り出す。

人がいなくて静寂な山歩きを楽しみつつ、むこーの槍ヶ岳はまだまだ遠い。
疲労も少しづつ増してくるが、ここの稜線歩きはゴールデンルートであった。いくつかの稜線を登ったり降りたりしながら槍ヶ岳がドンドン目の前に近づいてくるのは大迫力で楽しい。

こんな素晴らしいルートに山人が歩いてないなんて、信じられないなぁー。

槍方面からは大きなリックを背中に逞しいお兄さんが三人くらいきて、「今から行くんですかー!」と脅されて先を急ぐ。
笠新道のように足はつらなかったから、快調に歩を進めることができた。

槍がまるで私だけの山みたいで贅沢に思う。
北鎌尾根もよく見える。
もう少しゆっくり歩きたい時は双六小屋に泊まった方が良いですね。

予定より少し早く、15時には槍ヶ岳山荘に到着したがもうヘロヘロだ。

とても山頂に行く気持ちにはなれず、朝に居た笠ヶ岳が見える所にテントを張り、買い出しして色々ゲット。最近の山小屋には自動販売機があって冷たい飲み物が、うはぁーやっぱ美味いです。

ご飯は申し訳ない程度に流し込み、のんびりとサンセットを楽しんだ。真っ赤に燃えている西の空と笠ヶ岳の光景は地球からのプレゼントだ。
あそこから遥々ここまで来たんだなぁー、感無量とは今のこと。歩く事って凄いと改めて思う。

2次会スタート。
電波が入るのでAmazonミュージックで楽しく過ごし夜は過ぎて行くが、風が強くなかなか眠れないし興奮しているのかもしれない。
明日はお天候が良かったら槍に登って上高地にでも降りよう。

三日目

ガスガスとなり小雨も降り、風も強い。
速攻テントを片付け6時には新穂高温泉に向けて駆け下った。
東京行きのダイレクトバス2台は満席でお席がなかったので、のんびり温泉に浸かり、身体を癒してあげてからバスで平湯へ。16:05の出発までには1時間以上あったのでバス停にあった足湯に浸かってボーとしてた。

中央道で大事故発生。諏訪を出た後、長坂インターから須玉まで中央道が閉鎖されていて、一旦下道で大渋滞になっていた。
コリャー参った。。。
車の事故は譲り合い、相手を思いあって運転すれば事故が少なくなるのになぁー。。。

(記: 雨宮)

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