日程: 2014年7月26日(土) – 27日(日)
山域: 瑞牆山不動沢
参加者: 国府谷・坂田・他3名
全日ともに晴れ
初めてのワイドクラックです。すべてトップロープで登りました。。。
K嶋家におんぶにだっこでなにからなにまで(トップロープセット、お食事等々)お世話になりました。
植樹祭跡の駐車場で坂田さんと合流し林道奥の駐車場に移動。
瑞牆はカサメリ沢に一回来ただけでまったく不案内なのでただついていくのみ。とりあえず屏風岩はすぐだった。
天気は良いのだが、壁はすこし湿り気味。周囲にはクライマーはいない。アプローチも近いこの岩場に誰もいないのは珍しいとのこと。
まずは、おしんと不動沢愛好会ルートにトップロープを掛けてもらって登り始める。
おしんは、ハンド?から木の生えたチムニー状を登る10mちょっとのルート。濡れているが大丈夫。
不動沢愛好会は本来2ピッチあるが、1ピッチのみ。2ピッチ目は10aなので難しい。
濡れているので右のチムニー状でなくフレークから取り付く。
出だしはプロテクションが取れそうになくちょっと怖い感じ。
上部は正面のクラックとコーナーのクラックを両方うまく使う感じと思う。これで5.9なんだ…
その後ちょっと奥に移動して寒々クラック1pを登る。
通常はのこり半分くらいがランナウトとなるだろうが、易しいのでそんなに心配なさそう。
横にあるカンテは難しかった。
この日はここまで。高根の湯に行ってから大泉へ。夕食はなんとヤキニク。とエビス。贅沢である。
さて翌日、素晴らしい朝食のあとは再度不動沢へ。この日も林道奥は駐車の余地もないくらい盛況である。
エンペラーのコルが取り付きとなるが、ここは風が抜ける地形になってるようでちょい寒し。
まずは、フレークっぽい感じを左上する。易しいがカムはとれない。
バンドでキャメ3番くらいをとってから半分体が入るくらいのクラックをいろいろやって登る。この辺はカムはほぼとれないので結局始めと終わりの2-3mはノープロみたいになる。(でかいカムならとれるかも)
終了点はカムで作るかトンネルの先のよろめきクラック終了点から下降するかだが、混雑してると要領よくやる必要がある。
次は、よろめきクラック。出だしかぶり気味からすぐにワイド。左向きだと左壁のホールドが使えるから有利かも。
最初のバンドからは右向きになってズリズリ。これも右壁のホールドを使うのがいいかも。クラックだけでズリ上がるのは苦しい。
中間くらいからはワイドハンドでチョックストーン を使うと易しくなる。これは開拓時からあったのかなとか思ったりする。
クラックは最後はハンドサイズくらいになったような気がする。終了点は結構しっかりしていた。講習会などで使われるからだろうか。
左隣のエンペラージャムは、よろめきに比べると決めやすいハンドサイズが続く。終了点がないので、カムで作るか、よろめき中間部へ繋げるようだ。
ちょっと早かったが、16時前に終了して下山、帰宅しました。
来年のヨセミテ?を目標にしばらくはフリーはクラックに絞ってやってみようと思ってる次第。フェイスはジムで練習しよう。
ワイドクラックは腹筋が痛くなることを知りました。
面白杉。
(記: 国府谷)