丹沢にて単独トレーニング

日程: 2010年3月22日(月祝)
山域: 丹沢
参加者: 志村
行程: 大倉 – 塔の岳 – ヤビツ峠

2010年初の登山である。あまりにも久しぶりなので、とりあえず今の自分を把握する為、1人で体力測定することにした。当初の計画は東野-蛭ヶ岳-丹沢山-塔の岳-ヤビツ峠を1泊で行うつもりだったのだけど、折角の三連休の中日は嵐だった。家は出たのだが、あまりの暴風雨に恐れをなして計画変更とした。単独なので臆病だ。
最終日は絶好の登山日和、渋沢駅からのバスにも沢山の登山者が乗っている。「大倉尾根はトレーニング用だから…。今歩いておかないと夏に歩けなくなっちゃうわ。」なんて周りのおばさま方が話している。皆考える事は一緒ね。
それにしても大倉尾根は苦手だ。殆どが階段なのだ。たまに開けた場所から富士山の雄姿が拝めるのがせめてもの救い。久しぶりの登山で、足が早々に痛みだしてきた。膝の裏から腿、ふくらはぎ、と筋肉のパーツパーツが順々に悲鳴を上げている。山頂に着く頃には筋肉痛でヨロヨロになってしまった。登っている最中にこんなに足が痛むとは…。
そして寒い!風と雲が出てきた。震えつつ急いで昼食を取る。
このまま大倉尾根を下ってしまおうか…という悪魔の囁きを振り払って計画通りヤビツ峠方面に下りる。大賑わいの大倉尾根とは別の山域かと思う位人は居ないし、アップダウンがあるし、こちらに下りたのは大失敗だった。ここにマラソンのピックアップ用バスが通ったら確実に乗るな。と愚痴りつつ下りた。こんな状態で登山に復帰出来るのか?と不安だけが残った。

(記: 志村)

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