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仕事の区切りがついたので、28日夕方から神奈川県丹沢に出掛けました。
大倉尾根を登り、ヤビツ峠におりました。
塔が岳の頂上で、西丹沢方面が良く見え沢登をしているだろーと思い、坂田君に携帯電話しましたら、暗い声で今自宅にいるという、「何でー」との問いに、昨日の丹沢縦走中に足を捻挫したというのです。
大事をとって今日の沢登りは不参加したという。捻挫は、しっかり直さないと癖になりやすいので、養生がたいせつだ。
同角沢は無事に登ったようですね。
私は、渋沢に夜8時20分頃着きまして、最終バスは8時15分で、出た後なので、渋沢駅近くの食堂で夕食を食べ(少し登ったところで、野宿しようと思っているので、アルコールは飲まなかった。)店の人と、昔の丹沢の話など色々して、タクシーで大倉に行きました。
尾根を登った開けたところで、野宿をしようと思っていましたが、意外と寒いので麓で、林の中の草の上にシュラフカバーを広げザックを枕に寝ました。静かな夜で、かすかに月明かりで周りが見えるくらいです。明け方近く夢を見ていると、なにやらがさがさ大きな音がする。一瞬緊張するが、多分鹿であろうと、自分を納得させる。
29日 4時過ぎに大倉泊まりの登山者が、続々と登っていき、挨拶を投げかけてくる。
コーヒーをいれ、朝食後5時20分過ぎに歩き出す。
塔が岳の頂上に8時15分に着く、天気はまあまあ晴れで、うす曇の中桧洞岳方面の上に、富士山が、顔を出している。9時頃まで休みつつじの花が満開の表尾根を下る。上り下りが結構有る。ひざが痛んできた中、12時頃ヤビツ峠につくが、ひざが痛く大山を登る気にならない。ところがバスが4時頃まで無い、タクシーを頼むと5千円位だと聞きはたと悩む。
当初の計画通り後2時間掛け大山に登り、ロープウェーで帰るか、バスの便有る蓑毛まで50分歩くか?。
蓑毛まで近道の登山道があるので、かなりのスピードでその道を下る。もう直ぐバス停と思われる頃、ちょっと変わった家の前に登山者用に引き水を出していて、その脇に小さく、コーヒー150円、ビール300円という文字が見えた。バス停か秦野で、生ビールを飲みたいと思っていたのが、それに釣られその家の門をくぐり、声を掛けると、その家の奥様らしき人が、掃除の手を休め出てきた。とりあえずビールを頼むと、ビンビールにきんぴらと、地元産ャーコンの煮たのが出てきた。
奥様にこのお家に住まわれた動機など聞いているうちに、1本では足りなくなった。バスの時刻は二の次で、2本目のビールとともに話は続きました。庭でのゆったりとした時間はあっという間に過ぎます。
帰ろうかなと思っている時に、もう一人ばんからなお客が入ってきた。度々ここを訪れる人らしく、山菜の土産を持ってきていた。つりの話になり、目の前の沢にも山女や、岩魚もいて、この辺の沢には、結構岩魚もいるとの事、掛川君に聞かせたい話だ。
一足お先に会計を済ませると、大瓶2本で、山菜、漬物ャーコンの煮物などついて千円との事、下山後のゆったりとしたひと時にしては、安いものである。また一つ寄りたい所が出来ました。
安達