福島県会津駒ヶ岳、中門岳、田代山、帝釈山へのピークハント
日程:2015年 8/2~8/5
宿泊:駒の小屋3000円、テン泊
天気:晴れ
8/2 東京→駒の小屋
福島へは初めての山行で、前の晩はワクワクしすぎて眠れませんでしたが、始発で待ち合わせ場所のつきも野駅に向かう。
山仲間の大先輩に車で拾って頂き、2人でアプローチの場所の桧枝岐を目指す。つきみ野を6時に出発しましたが、首都高の渋滞につかまりどよ~ん。。。登山口には12時に到着。
東京に負けず気温は30度!若干涼しいわね!?
駒の小屋までのアプローチは3時間と短いのでトレーニングモードスイッチオン。相方を待ちながらルンルン登ります。途中待ちきれなくなったので、安全な登山道ということもあって,お先に登らせて頂く。
何も知識のないままの登山は、そりゃもう期待に胸を躍らせ翔あがる。原生林のブナの葉に光が当たって変化にとんだ黄緑山行はとても楽しませてくれる。
うわ~湿原、お花、爽やかな風に夏の雲。
言うことないじゃな~い♪
嬉しくなっちゃって仕方ありません。
言葉でうまく表現できませんから素のままでごめんなさい。
途中、相方から500ccのビール2本を渡され「水に沈めて冷やしておくように!」との使命を受けしずめてみるが、池の水が生温い。。。。
まあ、いいか!?
駒の小屋は自炊のみなので、周りの方々は、既に夕飯と宴会モードで皆さん幸せそう。
相方が到着するまでに大自然のテラスで夕飯の準備。雲行きがみるみる変わってきて、雷を心配したが待つこと90分後に、ニコニコして到着。良かった~おビールチャンが飲めます♪ぬるいけど許してね。
8/3 駒の小屋→猿倉登山口
4時に起床。朝食を頂き会津駒ヶ岳~中門岳往復ルート
残雪はわずかに残り、湿原には、ワタスゲ、ハクサンコザクラ、コバイケソウ、キンコウカ、イワイチョウ、カラマツソウ、ツルリンドウ、モミジカラマツ、などなど短い夏を凛々と見せてくれる百花繚乱ぷりが可愛らしい。
稜線には木道があり、爽やかな夏の風に抱かれながら
左右に広がる光景はあまりにもピュアでここは天国のお散歩コース。
もう一泊ここにいられたらな~という想いを胸にとじ込め下山。前からトレランをしたかったので、下山は翔た。登山口で相方を待つこと2時間あまりは、音楽を聞きながら,山では滅多にできない贅沢でノンビリした時間。
本日の予定は田代山の弘法大師小屋まで登る予定でしたが,相方の希望で猿倉口泊。
冷たい川にて、今度はじっくりおビールちゃんを冷やし、それを口にした相方さんの幸せそうな顔ったら、見とれてしもうた☆
明日は川に桃を沈めて出発し、下山後の楽しみにしましょ♪
8/4 猿倉口→田代山→帝釈山→猿倉口→日光温泉→東京
やはり雨宮は一気に駆け上がり田代山湿原を堪能しながら相方を待つこと1時間。気温38度でなかなか暑い。
ここは会津駒より2~3週間前にお花のピークは過ぎたようですが、キンコウカなど数種類の高山植物が控えめに咲いていた。
弘法大師小屋で、信仰深い相方が般若心経を唱えてくれたので、
美しい光景への感謝と山人の安全、そして久世さんから賜りました使命を心に唱えながら神のご加護を頂きました。
相方が昼寝をしている間、帝釈山への往復4キロを片道目標30分、水だけ持って走ることに。
荷物を置いて走るのは初挑戦。
樹林帯光景が早送りのスクリーンのように前、左右と流れた行くので
テンポがいいトレランも楽しいかと思い始める。
登りは35分、下りは30分、やっと激しく汗をかき、爽やかな風を感じながら
小屋に戻って登山シューズであることを後悔。
カカトが激しくむけていた。イタタ。。。
下山はおしゃべりしながらノンビリ歩く。
川に戻って冷たく冷えた桃の美味しいことったら今季二度と味わえないことでしょう。
身支度を整え車に乗るといきなりの激しい雨と雷。
これは夏の午後の特徴らしいが昨日も今日も
濡れずにすんで、弘法大師さまのご加護と手を合わせる。
帰路はもちろん温泉、霧降高原の大展望風呂は温泉好きにはたまらないロケーション。
標高1000mの高台に位置し、大自然に囲まれた「日光霧降温泉」
http://www.ooedoonsen.jp/nikko/onsen.html
21時に帰宅。
お花畑ルンルンコースと、福島の原生林の中での森林浴で満たされた山行でした。
山よありがとう。
雨宮真理