伯耆大山
日時: 2014年2月21日(金) – 23日(日)
山域: 伯耆大山
参加者: 野田(関西支部)
行程;
第1日目: 神戸- 米子- 大山寺
第2日目: 下山キャンプ場(6:45) – 夏道登山口(6:50) – 六合目避難小屋(8:45) – 弥山頂上(10:35) – 頂上避難小屋(10:40/11:35) – 弥山頂上(11:45/12:10) – 六合目避難小屋(12:50) – 行者谷尾根分岐(13:00) – 大神山神社-大山寺- 下山キャンプ場(15:30)
第3日目: 往路を帰神
高速バスと路線バスで移動、キャンプ場にてテント設営。
22日(土)雪のち晴れ、風強し
朝方、風と雪がチラついていたため、オバーズボン、ジャケット着用の完全装備で出発。
昨夜は降雪があったが先行者のトレースもあり、ラッセルもなく先行者に追いつく。
ルートは樹林帯から吹き曝しの尾根の登行となり、強風による地吹雪とガスで視界も閉ざされ気味である。六合目避難小屋の中で風を避けて休息。小屋前から1600mピークまで急登になり、北壁側からの吹き上げの風に煽られそうになりながらの登行が続く。
1600mピークを超えると傾斜は落ちてなだらかな登りになるが、地吹雪とガスで視界も利かず、少々バテ気味での登行の中で頂上避難小屋の屋根が見えた時はホットした。
小屋には寄らずに頂上へ向かい、強風とガスで視界の利かない弥山頂上に立つ。
その後、小屋で休息中に天候は急速に回復、風は強いが視界が一気に開けた。
急いで頂上に戻り、剣ヶ峰へ続く冬の主稜線を望むことが出来た。
冬の大山は4回目になるが、初めて見る冬の主稜線の景観に感激してしまった。
下山は登行時とは一転して視界が開け、眼下に広がる米子市街と日本海を望みながらの下りになる。六合目避難小屋下の1450m付近で夏道ルートを離れて行者谷尾根から元谷へ下り、北壁を眺めて、大神山神社、大山寺に寄ってキャンプ場に帰着。
大山は独立峰のため、冬季は日本海側からの季節風と悪天候の時が多く、今回も天候に関しては期待はしていなかったが、天候が回復で主稜線を見ることが出来たのはラッキーでした。
伯耆大山の最高標高点は1729mの剣ヶ峰ですが頂上は1709.4mの弥山(みせん)になります。
(記: 野田)