八ヶ岳ジョーゴ沢アイス
日時:H26.12.29-12.30
参加者:久世・五十島
年末年始の山行は諸々都合もあり、五十島君と二人の1泊2日の八ヶ岳となりました。
当初の予定では、初日はアイス、2日目は赤岳主稜でしたが、今年を象徴している天気(当然悪い方ですが)となってしまい、結局ジョーゴ沢のF2で練習して帰ってきただけでした。
12月28日の夜、いつも通り五十島君と住吉駅にて合流し、小淵沢の道の駅を目指すが、中央道の須玉ICから先が雪の為、チェーン規制になっていたので、手前の双葉SAにて車中泊とする。翌朝まだ雨が降っていた事と、チェーン規制が小淵沢から先となったので、ゆっくり双葉SAを出発し、小淵沢ICを降りて少し先の道の駅にてチェーンを付ける。昨晩からの雪が結構残る道を進み、美濃戸口にて車を止めて出発する。
美濃戸口から先も道には、車の輪だちやトレースはあり、楽に進む事が出来、美濃戸の小屋でゆっくり過ごしても、3時間弱で赤岳鉱泉に着く事が出来た。天気は一日中良くなく、特に赤岳鉱泉に着いてからは雪も降ってくる状態で、この日はテントを張り終えると終了し、ご飯を食べ就寝。相変わらずここは寒く、一度起きると熟睡出来ない。
翌朝も雪がちらついていて、沢筋は昨晩から50cm近く、その他でも30cm近く降っているので、赤岳主稜は中止して、アイスも安全なのはジョーゴ沢下部くらいと判断し、とりあえずジョーゴ沢に向かう。ジョーゴ沢も誰も入っていないらしく、薄くトレースの跡が残っている程度であった。F1は結氷が悪いので、横から巻き、その上のF2に着く。
F2は少し結氷が甘いといった感じだが、問題なく登れる感じだ。風も強く、雪も舞ってきたが久世リードで登り、トップロープをセットして数回練習する。しかし全然傾斜がないのと、風も更に強くなりひどく寒くなったので、他のパーティが来たのを契機に撤収する。赤岳鉱泉まで戻るとアイスキャンディで何組か登っていたが、ロープが9mmなので登る事が出来ず、帰宅することとする。美濃戸の小屋まで来て、風はようやく収まってきたが、振り返ると山の上部は雲に覆われたままだった。
本当に今年一年、天気には恵まれなかったのですが、最後の最後までそのような感じでした。2015年はもう少し登れればと思います。
そういえば、美濃戸口の駐車場に駐車すると、一日当たりコーヒー1杯をサービスしてくれるので、今回は二日分で五十島君と1杯づつ飲めました。今年から始まったサービスなのでしょうか??
記:久世