初雪洞泊

日程: 2010年2月27日(土) – 28日(日)
山域: タカマタギ(上越)
参加者: 国府谷(L)・後藤・廣岡・土井

201002_takamatagi1 2月最終週は上越タカマタギで雪上訓練。
今回はクルマじゃなくてスキー列車(シーハイル上越)を利用した。
先週は関越が大渋滞だったから、今回は気が楽である。
後藤君は車内でも語学の勉強をしている。将来が楽しみな青年である。
大宮から乗車して越後中里で乗り換えて土樽まで。
途中に越後中里駅で無料のお風呂を見つけて勝ったも同然気分である。
最後に土樽駅で準備を整えてから出発。15分ほど歩いて平標山登山口からすぐに右にそれて送電線の鉄塔のある尾根を登るだけ。ワカンは付けているが最初はうっすらトレースも残っていてラッセルもたいしたことない。でもずっと小雨が降っていてしばらくするとびしょ濡れ濡れで不快感マックス。
201002_takamatagi2 2ピッチ登って、標高1100m弱くらいの広い尾根を泊まり場と決定。
後藤君がプローブで確認してくれて積雪はじゅうぶんありそう。
さっそく雪洞を掘り始めるが、これが結構たいへんで結局4時間以上掛かってしまった。
普通はこんなに時間掛からないと思うけど。雪は結構堅かったかもしれない。
腰痛い。ますますびちょ濡れ。
中はというと、テントより広いがチト寒いし、そんなに快適じゃないかも、といった印象。
でも外が吹雪きなら相対的にテントよりいいかも。
今晩のディナーは廣岡さんが張り切ってくれて洋風鍋のご馳走。エビスビールの後になんとワインまで登場。
夜は結構積雪があったようだけど全く気にならなかったから寝心地はきっと良いのだろう。衣類は全然乾かないけど。

201002_takamatagi3 さて翌日はタカマタギまで行くはずが、朝から豪華な食事ということもあり、また、風雪もまだ強かったので早く起きた割には7時過ぎの出発。
膝くらいまでのラッセルを2時間弱で棒立山着。
ここで、多少視界が晴れてタカマタギ方面が見えてきたが、往復で2時間は掛かりそうなので、この後のことも考えて引き返した。幕場まで戻るのは1時間も掛からない。
さて、これから雪洞掘りと並んで今回のメインイベントのビーコンの使い方教室。
講師は後藤先生。ビーコンはおととい買ったばかりのARVA EVO3。
201002_takamatagi4 ビーコンを隠したり、プローブ使ったりしていろいろなパターンを練習。
そうこうしてるうちに雪も止んできて、早めに下山。
土樽駅からまた越後中里に戻って、風呂飯ビール。でもやっぱりスキー場のレストランはよろしくないな。
帰りもシーハイルでビール飲んで帰京。
天気良ければもっと良かったけど、それなりの成果もあったのでよしとしましょう。

(記: 国府谷)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!