日時: 2009年2月22日(日) 前夜発
山域: 大同心大滝(八ヶ岳)
形態: アイスクライミング
参加者: 国府谷(L)・広岡・土井
今シーズン3回目のアイスは日曜日に夜行日帰りで八ヶ岳へ。
土曜日22時すぎに美濃戸口の駐車場に着いてそのまま車中泊。
エスティマに3人寝るのは結構シンドかった。
翌朝は頑張って4時起床5時出発。途中美濃戸までに何台かのクルマに抜かされながら7時すぎには赤岳鉱泉に到着。
支度をしたらいざ大同心大滝へ。
大同心ルンゼはトレースがばっちりで先行Pがいる様子だが、やっぱり5人パーティの一人が左のラインをリード登攀中。
ホントは、一番易しそうな左側のラインを登りたかったん
だけどな。
仕方無いので一言断ってから右のラインを登ることにした。
ビレイ点は大滝のナメが始まるところの右側にすこし陰になっているところ。真ん中は危なくて居られない。
初めのナメを登って大滝の垂直部下部でまず1本スクリューを入れる。
見上げると、おもいっきり立ってる!!
おいおい、大丈夫か? おまけに少々ツララ状だし。
最初は1mも登らないうちにヤバくなりクライムダウン。
と思ったら、リーシュから手首がスッポ抜けて訳が判らず
テンション。膝打った。(1週間経った今でもまだ痛い)
もうこの時点で小同心は無くなった
もうこれは、格好は考えずとにかく抜けなくては、と思い直して
バイルにテンションをバリバリに掛けて登る。
しかーし、3本目のプロテクションを取ったところでギブアップ。
この間、どれくらい時間が経ったのか…。
2m位しか上がってないじゃん。
下には順番待ちのクライマーが10人くらい増えてる。
仕方ないので、右岸から高巻いてトップロープの設置をすることにした。
このまま終わったら一緒に来てくれたDさん、Hさんに申し訳ない。
でもこれも思ったより悪かった。一応ロープをだした。
まだ他のパーティも登っているので空いている部分をぬって左のライン
と右のラインを順番に1回づつ登って終了。
午後になって陽があたるようになり、気温が上がったのか、水が滴っていて、
サングラスに水滴が付いて見辛かった。
Dさんはサングラスを投げ捨ててた。
少しだけ、左のラインのほうが登り易いようだが、傾斜の違いよりも氷結状態の違いのようにも感じた。
急いで撤収して、美濃戸口の駐車場に戻ったときは5時になっていた。
その後はいつものコース!?で帰宅。
ガーン…大同心大滝ってこんなに難しいんだ。
いままで登ったIV+の滝と全然ちがった。
センスなさ過ぎだな。また来シーズンはイチからやり直しだよ。
(記: 国府谷)