- 日時: 2006月3月11日(土)~2006年3月12日(日)
- 山域: 天狗岳東綾(八ヶ岳)
- メンバー: 坂田(鵬翔山岳会)
古川さん(L)・伊東さん・田嶋さん・田村さん・海野さん(静岡山岳会) - 行程: 第1日目: 稲子湯~しらびそ小屋~天狗岳東面下部~しらびそ小屋
第2日目: しらびそ小屋~天狗岳東面下部~しらびそ小屋~稲子湯
出発まで1ヶ月余りとなったアイランドピーク。今回ようやく、同行させていただく静岡山岳会メンバー全員と顔合わせを果たすことが出来た。目的は雪上訓練と懇親会。
雪上訓練であったのに、ハーネスやギア類を一式持って来ないという大失態を演じてしまった。
初日は中山峠へ向かう登山道から外れた樹林帯の中でスノーバーを使ってFIXを張り、ユマーリングなどをおさらいした。当初は天狗岳東綾でやる予定だったが、分岐点が分からず登りすぎてしまった。
個人的には北八ツエリアは初めてだったのだが、稲子岳や天狗岳などは想像よりもずっと岩っぽくて一見の価値があった。天狗岳東綾は現在それほど登られていないようで、ラッセルが必要だ。2日目のために古川さんとトレースを付けておいた。ハーネスもなくて大丈夫かと不安に思っていたが、遠くで見るよりは傾斜が緩くほっとした。
夜は宴会!基本的に食事は各自で準備することとなっていたが、ローストビーフや焼き豚、明太子に松前漬け、ソーセージやほうれん草とベーコンのソテーなどが並べられ、自分の用意したレトルトカレーを出す間もなく目の前のご馳走だけで満腹!ご馳走様でした。今年に入って4キロも増えた体重、減らすのは難しいようだ。普段は山の歌が止まないという田嶋さんの美声が聞けなかったのが心残り。
2日目は朝からみぞれ。風が強い。気温は-4度程度で寒さは余り感じない。海野さんにテント番をしていただけることになり、残りのメンバーで取りあえず出発。いよいよ天候が悪化してきたので、天狗岳東綾の東側の斜面で雪上訓練となった。久し振りに滑落停止などをやった。
2時間ほど遊んで早々に下山。温泉に立ち寄ったが、硫黄臭漂う昔ながらの雰囲気で体が温まった。
(記: 坂田)