富士登山報告

日時:2006年7月2日(日)前夜発
山域:富士山
形態:登山
メンバー:坂田(L)、志村(記)

4:30   起床
5:30   登山開始
9:40  下山開始
11:00  終了

次回に再挑戦する自分自身の為に今回の記録(感想)を残す事にする。
山に登りたくなった。
何故富士山にしたか?10年前の7月、吉田口から、なんの装備も知識もなく登った。当然あっという間に追い返された私は、もう2度と登山はするまいと心に誓った。流れる時間とは不思議なもので、私はまた、富士山に登ろうとしている。
当初は単独で登ろうと思っていたが、やはり怖い。そんな話をしたら、坂田さんが同行してくれると言って下さった。「良かった!」と思ったのもつかの間、トレーニング以外の魅力に乏しいという噂の富士山(しかも夏山)に付き合せる事への申し訳なさと、プレッシャーに「雨、降らないかな」とまで思い詰める私。しかし、そんな時は雨にはならない。
選んだ登山口は須走口。単調な富士登山の中で一番変化があって登りやすいと書かれていた。
夜中は強い風が吹いていたが、4時過ぎには朝焼けが雲の隙間を真っ赤に染めていた。梅雨中としては、上々の天気。
覚悟は決めている。登山開始。
坂田さんは散歩でもするように軽やかに歩いていく。
富士山に登る人たちはご来光を求めて夜中に登るのか、他に人が居ない。頂上まで6時間半の標識を恨めしく眺めながら歩く。低い木立の間は風もなく、快適だ。高度をジワジワとあげていく。雲の中なのか、雨なのか、全身がしっとりしてくる。リーダーは夏は濡れても平気という人。参考にして雨具を出さず、後で激しく後悔をする。
寒い!全身がずぶ濡れになって、靴の中までビショビショだ。木立のエリアを抜けて、段々風も強くなってくる。とある(どこ?)小屋の前で坂田さんが、これから先、天候の回復は見込めない事、更に風が強くなって体力を消耗するであろう事、下山時の事、様々な要因を挙げて下山が良いと言いつつも私の意見を聞いて下さる。私は、寒い事、強風が怖い事、体力の限界が分からない事等、心の中に次々浮かべ、撤退(敗退とは言いたくない)に賛成する。この時点で普通に話せない位に口が凍り付いていた。
下山は、積もる雪の上を歩くように滑るように下りる。高度を下げると天気は回復して太陽も見られる。
いい加減下山にも飽きて来た頃、登山口に戻る。そこで天気が急変。登山口から駐車場に移動する間に、滝の様な雨が降ってきた。折角乾いてきた私達もずぶ濡れになり、下山の判断を下したリーダーに感謝する。本当に良かった。
自信をなくしに来ただけの様にも感じたけれど、今の私は挑戦して良かったと思う。近いうちに再挑戦を。日本一の富士山頂は未だ手が届かず。
温泉経由で帰京。

坂田さん、本当に有難うございました。良い経験になりました。

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