水根沢(奥多摩) 04/07/12

2004年7月12日 水根沢(沢登り)

清水(L)・坂田

前夜に奥多摩駅集合&仮眠

6:05 奥多摩駅出発(バス)

天気予報では朝から天気が悪いようなことを言っていたが、目覚めると快晴だった。最近は寝苦しい熱帯夜続きだったが、多少標高が高いせいか涼しい朝だった。

6:20 水根バス停着

6:33 水根キャンプ場着

さすがに交通の便が良いところ。キャンプ場はひっそりとしていた。

7:00 遡行開始

キャンプ場から覗き込んだ第一印象は「小さく暗い沢」。清水さんが前回来た時よりも水量が少ないようだ。それでも、最初のゴルジュ帯からしっかり水に浸かって取り付くことに。欲しいところにホールドがあり、登りやすい。もしかしたら人工的に削られたものかも。

7:45 小滝が続くところで休憩

9:45 トイ状の滝上で休憩

後から考えるとここが終了点の滝だった。今回、一番楽しみにしていた滝だったのに、逃げて左側を登ってしまった。まさか、ここが噂のトイ状の滝だったとは…。清水さんが前回来た時に、もっとでかいイメージを持っていたらしく、気付かなかった模様。遡行図によると、この手前に核心の滝があるとのことだったので、この手前の小滝か?と思っていた。今回の目標を達成できず無念!

10:25 大滝を高巻く

今回一番大きく感じた滝。初めて高巻く。足場が悪く、時間を要した。ここで急速に暗くなり、雷を伴う雨が降りだす。ここが2段12m?でも2段じゃない。こんな大きい滝、どこにも書かれてないな~。けど、踏み跡あるし。清水さんと、「思ったより長いですね」と言いながらもう少し進んでみることに。

10:45 クライムダウン開始

「おかしい。」ハイペースで3時間半以上も遡行しているのに終了点へ到着しないとは。遡行図にないでかい枝沢もあるし。単調な滝ばかりだし。清水さんと冷静に考ると、「あれが2段12mか。」「あのトイ状の滝が…。」もうとっくに終了点を過ぎてしまったことが明らかに。これ以上登ってもしょうがないので、クライムダウンすることにした。クライムダウンは苦手なので、超ブルー。が、さっき高巻いたところが登山道に通じていたのだ。ラッキー。

11:00 登山道に出る

雨が上がり、急速に天気回復。登山道は快適で、起伏がほとんどない。あっという間にバス停に。途中、終了点から上がって来る踏み後を確認したが、ここからだとバス停まで20分!?見下ろすと多人数のパーティが楽しんでいるところだった。

11:55 水根バス停着

今回の敗因は、「もっと難しいはず」という先入観だけで登ってしまったこと。水量が少なかったせいかノーザイルでどんどん登れてしまい、ひたすら遡行するだけだと快適過ぎて単調さを感じてしまう。困難なところがない分、た

っぷり水遊びに専念しながら楽しく遡行するのが良いようだ。大勢でワイワイやるのにピッタリ。

12:20 奥多摩駅着

何とさっきの雨で電車が止まっていた。沢ではそんない降られなかったが、麓では大雨だったようだ。御岳までの代行バスが出たのは一時間も待った後で、電車に乗れたのは14時過ぎだった。

(記:坂田)

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