日程: 2007年8月11日(土) – 16日(木) 前夜発
山域: 双六谷 – 九郎右衛門沢 – 五郎沢 – 赤木沢 – 黒部五郎岳 – 笠ヶ岳(北アルプス)
参加者: 坂田(L)・国府谷・坂本(15日まで)・土井(14日まで)・齊藤
行程:
第1日目: 槍見温泉駐車場(6:30頃) – 金木戸林道第2ゲート手前(7:25) – 第2ゲート着(7:45) – 発電所(8:25) – 取水ダム(9:25) – 壊れた吊り橋(12:15/12:45) – 打込谷出合(13:35)
第2日目: 打込谷出合(6:00) – センズ谷出合(10:56) – 蓮華谷出合(15:30)
第3日目: 蓮華谷出合(6:15) - 06:50蓮華谷・七ツ釜(6:50) – 九郎右衛門谷出合(7:17) – F1高巻きのためルンゼ突入(7:25) – 九郎右衛門谷へ下降(9:28) – 黒部五郎小舎(12:15/12:20) – (五郎沢下降) – 源流出合(14:22)
土井: 黒部五郎小舎(12:51) – 主稜線(13:54) – 三俣蓮華岳(14:38) – 双六小屋テン場(16:30)
第4日目: 源流出合(6:30) – 赤木沢出合(7:31) – 稜線(12:12) – 赤木岳(12:20) – 黒部五郎岳(14:56) – 黒部黒部五郎小舎(17:00)
土井: 双六小屋テン場(6:05) – 秩父沢・大休止(7:44) – 新穂高温泉(9:55)
第5日目: 黒黒部五郎小舎(6:14) – 三俣蓮華岳(8:15) – 双六小屋(10:20) – 弓折岳手前分岐(11:49)<坂本下山> – 笠ヶ岳テン場(16:20)
第6日目: 笠ヶ岳テン場(5:30) – 笠ヶ岳(6:12) – 槍見温泉駐車場(12:00)
8月11日(土) 晴れ
双六谷は北アルプスの長大な渓だ。蓮華谷・九郎右衛門沢・打込谷・小倉谷などの名渓を合わせ、金木戸川として双六の谷を穿っている。九郎右衛門沢は、昨年の夏合宿として企画されたが、残雪が多くて入渓を断念した沢でもある。「このままでは終われないぞ」。忘れ物を取りに行くため、鵬翔の5人が再び集結した。
ジャンボタクシーは林道終点の手前で我々をデポ。いきなりハンデを背負う。ここから、長い、長い、林道歩きが始まった。雲一つない快晴。岩を刳り貫いたトンネルを幾つも抜けて、金木戸川沿いを歩き続ける。眼下のエメラルドグリーンの川に、未知の渓谷への思いがつのる。ただ、この林道歩きだけは辟易とする。トンネルも11個まで数えたが、後は断念した。
発電所で川と別れるが、取水ダムで再び合流。翡翠の水をたたえた取水口に歓声を上げる。猛烈な暑さ、このダムに飛び込みたい。すぐに小倉谷出合だが、道が二股になる。直進すれば河原に出るのだろうが、枝で作った進入禁止マークが突き刺さっている。斜面を縫う微かな踏み跡をゆく。登山道とはいっても、獣道みたいなもの。所々にあらわになっている、腐った軌道が人跡を伺わせる。我々は深い山に入ろうとしているのだ。道は途中から崩壊したガレ場や、フィックスロープの急斜面になる。小倉谷出合から約1時間半、待望の入渓点に降り立った。
川底が透きとおる水。この美しい流れに早く入りたい。その一心で身支度を急ぐ。その逸る気持ちにブレーキをかけたのは、落石だ。我々を追い越した5人組の一人が、着替え中に落石の直撃を受けて治療中だった。安易な気持ちで入渓できる沢ではないのだ、ここは。
腰までの水につかり左岸に渡渉。キリリとした冷たさに、思わず口元が緩む。辛かった林道歩きを忘れられる瞬間だ。渡渉すると初っ端から巨岩帯。二階建ての家のような高さの岩がゴロゴロしている。いったい、どうやって登るのか途方に暮れる。それでも、岩の弱点を突いてを乗っ越し、渡渉し、時には腰上まで水流に浸かったりと、とにかく大忙しだ。
増水した双六谷の悪辣ぶりは有名だ。頭上まで植生が根こそぎ消失していることこそ、増水の激しさを物語っている。ふだんは美しい瑠璃色の渓だが、ひとたび上流で大雨が降れば一気に豹変するのだろう。牙を隠した龍とでも言うべきか。今回は天候に恵まれ、水はあくまでも透きとおり、淵は深くても腰上までだ。流れの速い場所で、初めてスクラム渡渉も経験したが、平水だったことを感謝する。
そろそろ今夜の幕営地を探さないといけない。打込谷出合から約50メートルの右岸に、砂地の高台を発見。「この先はゴルジュ帯だよ」「河原まで、あと2時間はかかるな」。地図とにらめっこの末、ここで幕とする。テントを設営し、流木を集め焚き火の準備。その後は、各自が好き好きに時間を過ごす。大岩の上で午睡を楽しむ者もいれば、岩魚を探す者もいる。小生は夕飯と朝食の食当。重かった食材をザックから出して準備する。キュウリ5本、トマト1パック、ヒジキ、とうもろこし、ナス、舞茸、角煮、タマネギ、カボチャ、カレー粉。こいつらを手際よくサラダとカレーに仕立てる。焚き火マイスターの坂田・坂本が火をおこし、まずビールで乾杯。飯を食い、泡盛をいただくうちに、やがて日が暮れていった。盛大に燃え上がる炎が天を焦がし、流れ星に見入る。饒舌だった5人も、口数が少なくなり、フォルテッシモのごとく流れる川の音に聞き入る。酩酊に身をまかせれば、やがて深山の闇に心身とも溶け込んでゆくのだった。
8月12日(日) 晴れ
翌日は4時起床。沢の朝は薄暗く、真夏とは思えないほどヒンヤリとしている。とっととテントから出て、朝食準備。讃岐素麺をいただき、6時過ぎに出発。
相変わらず渡渉、飛び石、大岩乗り越えが続く。 途中、写真を撮ったり、絶景に見惚れたりと道草三昧。谷に歓声が響く。その後、左から大きな支流が合わさった。見あげれば落差50メートル近くの大きな滝が水飛沫を飛ばしている。やっとセンズ谷か。ここまで5時間かかった。
しばらくすると、渓相が一変し、広く開けた河原になる。下抜戸の広河原だ。それにしても日差しが強い。上空には雲一つなく、川はどこまでも柔らかに穏やかに流れている。
河原歩きに飽きるころ、再び深々とした釜を持つ滝が現れる。ここからが2日目のハイライト。川底と左右の岸壁は白い花崗岩で、エメラルドグリーンの流れの輝きを語る言葉が、見つからない。最初の淵は右岸沿いに泳ぐが、水流が強く完敗。二つ目の釜は失敗に懲りて敬遠。三つ目の大きな釜をザックピストンで泳がせてもらう。ザイルを出してくれた仲間に感謝。心弾む経験だった。
左岸に接するようにして巨岩が現る。右岸は強い流れが水飛沫を上げており、この巨岩を登らないといけない。腰まで水につかり、最後は泳いで左岸へ。坂田・坂本は水から這い上がり、巨岩の正面から華麗に攻める。ところが3番手の小生、どうしても登れない。ツルツルのフェースを諦めて、幅広のクラック沿いに突っ張ってよじ登る。ザックが邪魔、メットも邪魔。レイバック気味の「あと一手」が、どうしても難しい。「無理だよ、土井さん」。姿は見えないが、下から国府谷さんのアドバイスが届く。
どうせ下は釜、このまま落ちてもいいかと思ったら、シュルシュルシュル。お助け紐が降りてきた。苦労してハーネスにセットするが、やはり心苦しい。自力で登りたいのだ。「コンチクショー」。リポビタンDのCMではないが、乾坤一擲、火事場の底力を発揮して強引に巨岩の上にはいでた。
14時30分を過ぎても、蓮華谷出合らしき場所に着かない。遠雷が聞こえる。上流は雨なのだろうか。所々にビバーク適地らしきものはあるが、増水に耐えられそうになく、どれも却下。15時30分、谷を曲がると左から大きな支流が合わさった。蓮華谷出合だ。出合はデブリに埋め尽くされ、一段上がった砂と岩の台地にテントを張る。
その晩も、もちろん焚き火を囲み、泡盛とウイスキーを堪能する。満天の星空の下、男5人で山を語り、川を語り、女を語り、ほろ酔い気分でシュラフカバーにもぐり込んだ。
8月13日(月) 晴れ
朝、埋み火をおこして暖を取る。今日は黒部五郎小舎で皆とお別れである。朝から寂しい思いが胸を突く。連続する七ツ釜をゆくうちに、二俣に着く。ここが本当に九郎右衛門谷出合なのか、2グループに分かれて偵察。激しく崩壊した左側の谷の奥に、落差の大きい滝がかかっている。とても登れそうにない代物だが、あれが九郎右衛門沢F1だろうか。確信が得られなかったが、右側の渓の右岸を30メートルいった所に急峻なルンゼがあった。これが決めてとなり、蓮華谷とお別れする。
ルンゼを慎重に登る。途中で斉藤さんにザイルを出す。頼れる岩や木は一本もなく、2人がかりのボディビレイだ。スリリングなルンゼは、その後、嫌らしい草付になる。
途中でトラバースするはずなのだが、踏み跡を見逃したらしく、大高巻きとなる。悪戦苦闘の末、標高2000メートルの尾根に出た。はるか下を九郎右衛門沢が流れている。
九郎右衛門沢に降りると、もう汗だくだ。「よーし、頭まで洗ってしまえ」。ヘルメットを外して、滝に頭を突っ込む。生き返った。
ここからは、素晴らしいシャワークライミングの連続となる。 エメラルドグリーンの淵泳ぎもいいが、水流のアンダーホールドを探りながら滝を直登するのも、すてきな気分だ。やはり河童は、頭を濡らさないといけない。滝にガンガン入ってゆく。その積極性が裏目に出たのか、滝芯でバランスを崩し突き指してしまう。しびれた左手をごまかしながら、水と戯れる。メゾピアノが続いた水流は、やがてピアニッシモへと勢いを弱め、青空が広がるにつれ、沢登りも終幕の予感がする。
オオシラビソとダケカンバの林を抜けると、やがて、高山植物の咲き乱れる草原となり、一歩一歩を惜しみながらゆく。そして、一輪のシナノキンバイの下で水は涸れた。
空耳だろうか、人の声がする。さらに歩を進めると、ヒョッコリと黒部五郎小舎のテン場に出た。一面の草原を風が走り、その向こうには黒部五郎岳が羽を広げるようにそびえていた。なぜか心は空っぽ。行雲流水の旅がフィナーレを迎えたのだった。
(記: 土井)
昨シーズンは雪渓通過の困難が予想されたことから双六谷を諦め、錫杖岳でのクライミングへ転進した。その宿題だった双六谷の遡行を無事に終え、まずはホッとする。双六谷の核心はやはり第1日目の徒渉・巨岩帯通過だろう。吊り橋よりも手前では、林道から見る限り流れが激しく、困難な徒渉が待ち受けているように思われる。また、少しでも水量が増すと入渓地点で敗退が決まってしまうだろう。今シーズン、雪渓は全くなかった。そのためか意外なほど水の冷たさが感じられなかった。今回のためにネオプレーンの靴下を購入したというのに、ちょっと残念?
さて、ここからは体力勝負だ。五郎沢の下降については、下調べをしていなかったが、しっかりトレースがついており問題なかった。また、滝はあっても下降の容易なものばかり。つまらないガレ沢といったところだ。水もぬるい。今日は赤木沢出合まで行くことも考えたが、時間やテン場の快適性を考慮して源流出合で張ることにした。完全な安全は求められないが、快適さは文句なし。時間に余裕があるので釣りをする。川虫を探すが、手頃なものを見付けるのは困難で、細かいものばかりだ。今日は料理に腕を振るう坂本さんの代わりに国府谷さん参入だったが、もう根こそぎやられた後なのか全員坊主。体力無限の坂本さんが担いできてくれた人参・玉葱・ジャガイモ・ソーセージと具だくさんシチュー。やっぱり生野菜から作るのがうまい!盛大な焚き火と、すっかり沢の生活パターンがメンバーに定着しているのを感じる。これも今夜が最後。ちょっと寂しい。
8月14日(火) 晴れ後曇り
朝食は焼きそば。朝食メニューにもバリエーションがあったのが良かった。赤木沢出合いまで1時間程。徒渉を繰り返しながら源流を下降していくと、グリーンの淵に出くわす。ここが赤木沢出合いだ。 泳ぐには時間が早いのでへつっての取り付き。早くも赤木沢の渓相を予感させる良いスタートだ。赤木沢は噂通りの美渓。開放的できれいな水に岩魚、初めての沢がここだったら誰もが沢好きになってしまいそうだ。ほとんどの滝が直登可能。大滝は左岸を巻くが、容易だ。のんびりとした遡行で写真をたくさん撮った。 10:18、赤木岳への支流へ入る。中俣乗越へ詰めた方が早&楽なのは分かっているが、赤木沢というからには赤木岳へ詰めたいというみんなの気持ちを汲んで(嘘)、赤木岳へと舵を切ったのだ。水はかなり上流まで存在していたが、これが枯れると高山植物帯の中の踏み跡をたどっていく。これが思いの外歩きにくい。植物を踏み荒らさないためとはいえ、忍耐が必要だ。
周りがガスで覆われてきた。稜線直下には少しだけ雪渓が残っている。寝っ転がりたい。ここから空身で登るが、赤岳には登山道が通っていないということで、勝手な場所を頂上ということにして記念撮影。ここからはひたすらの歩きだ。久々に太陽の当たらない午後ということで、とうとう夕立に出くわすかとも思ったが大丈夫だった。それどころか黒部五郎岳では晴れ間も見え、何とかカールを一望出来た。これも坂本さんの見えざる力のお陰か。カールを降りてからが以外に長い。今日は稜線に出てからペースが上がらなかったが、予定していた17時ギリギリにテン場へ到着出来て良かった。テン場は快適だったが、すぐまとわりつく砂(濡れると厄介)はいただけない。直に物を置くとすぐに汚れてしまう。使い放題の水場がすぐ近くにあり、これは良かった。
生ビールで乾杯~!さらに缶ビールを買ってテン場へ戻る。今夜は国府谷さん担当。お得意の(?)赤飯は腹持ちが良い。
8月15日(水) 晴れ後曇り
朝食はパスタ。夕食の赤飯と合わせて、坂本さんとウォーミングアップで登った中央アルプスでのメニューと偶然にも同じ!おぉ~ソースが2人前x3種類も。夕食より豪華だったりして。いよいよ今日がハイライト!遠くに望む笠ヶ岳までひたすらの歩き。意外にアップダウンのありそうな稜線を見て、国府谷さん・齊藤さん共に(多分)興奮している。濡れた沢道具達はトレーニングを演出する重要な小道具。一方の坂本さんはもう終わった気で居るようだ。1時間ほどは一緒に登っていたが、足の重い我々をさっさと見限ってあっという間に双六小屋へと消えていった。なかなか進まない足取りに予定通りの行程を終えられるか心配だったが、以外にもコースタイム近くは出ていそう。国府谷さんに楽観的な気分を伝えると、悲観的な答えが。コースタイム通り行けるとは思っていないようだ。いつもより早く、もくもく湧き上がり始める濃厚な雲は気になる。昨日まで沢だったから見えてなかっただけなのか、それとも今日こそ夕立に遭遇する前兆なのか。
双六小屋には何と坂本さんがまだ居た。生ビール2杯&牛丼をペロリ平らげた後も、まだまだ食べ足りないと思いつつ我々のことを2時間弱も待っててくれてたとのこと。嬉しい話しだ。ここから弓折岳手前の分岐まで一緒に登り、今度こそ本当にお別れ。なんだか大休止ばかりしている気がしないでもないが、ここからが本当の体力勝負!快晴という訳ではないが、少しでも晴れ間が除くと殺人的暑さだ。そんな中でもこの稜線は雷鳥が多いようで、親子連れを何度か目撃し、癒しを与えてくれる。警戒心が感じられず、人なつっこい感じすら受けてしまった。後は金木戸川流域が一望出来るのも良い。登ってきた双六谷を目でトレースしたり、今後遡行するかもしれない打込谷や小倉谷の偵察にもなる。
ペースに不安もあったが、コースタイム程度は維持しているようだ。小屋泊まりだろうと思われるパーティを抜いていく。見掛けたのは2パーティ程で、思っていたよりも静かな稜線だ。秩父平から抜戸岳までが妙に長く感じた。ガスが出てきて、笠ヶ岳を望めなくなってしまったからだろうか。もうそろそろと思った時にカラフルなテン場が見えたが、小屋よりもずっと下の方にあってちょっとショックを受ける。これはトイレへ行くのも大変そうだ。15張程度張られていたが、スペースには余裕があり、石積みで風よけされた快適な場所を確保出来た。水場は雪渓付近にあって、ちょっとした往復なのだが体がだるい。さすがに冷たさは一級品で、雪渓の割にうまい!
小屋まで行くのが面倒でビールは諦めるつもりだったが(まだ国府谷さんの焼酎が1リットルも!あるし)、齊藤さんがわざわざ小屋までビール&ワインを買いに行って差し入れてくれた。歩いているときは余裕なしと見ていたのに(申し訳ない)…、感謝!夕食はちらし寿司+お吸い物。トッピングの卵の腐敗を心配されたが、大丈夫だったと思う。最後の乾杯かと思うと、振り返る5日間が短く感じられる。
8月16日(木) 晴れ
朝食は沖縄そば。具はねぎだけ…。最終日なのでご勘弁を。朝から良い天気だ。槍からの日の出をバッチリ見ることが出来た。笠ヶ岳山頂にはもう人だかりが。今日はただ温泉に向かって降りるだけ、ともう終わった気で居たが、齊藤さんにとっては核心だったかもしれない。夜露まみれの登山道で足がすっかり濡れてしまったのだが、これが悪くてマメが潰れてしまい激痛に耐えながらの下山になってしまったのだ。1歩1歩が辛そうだ。ようやく到着した下界では熱風が吹いていた。アスファルトの熱さとの相乗効果があらゆるものがあっという間に乾く。黒部五郎小舎・笠ヶ岳山荘で触りたくないほどドロドロになったテントは川で洗った。
今回はかなり天候に恵まれ、結局は夕立にすら遭うことがなかった。特に後半は長い行程を組んだが、これを予定通りに進められた最大の要因だ。パーティとしては、よりペースを上げられる体力が必要だと感じた。反省はこれくらいで、この計画を最高に楽めるパーティだったことは間違いない。仲間達にはただただ感謝である。ありがとうございました。やはり日頃から山を共にしているメンバーだからこそ長期間でも楽しめるのだろう。山岳会の良いところだと感じている。
(記: 坂田)