日時: 2009年6月6日(土)
山域: 裏妙義山(北関東)
参加者: 松林(L)・平井
行程: 裏妙義国民宿舎駐車場(7:10) – 9: 30丁須岩(9:30) – 丁須の頭ピーク(9:40) – 烏帽子岩 – 赤岩トラバース – 三方境(11:30) – 国民宿舎駐車場(13:00)
曇り一時雨
登山道は標識も豊富でペンキのマークも明瞭だが、連日の雨続きのため路はぬかるんで岩場・鎖は滑りやすく、一般道の割には結構緊張する個所が多かった。
中腹から上部は湿った厚い雲に覆われて周囲の展望もきかず、つかの間の雲の切れ間で位置確認ができる程度、ロープを出して丁須の頭ピークに立った頃には着衣はじっとりと濡れていた。
今回の目的は「丁須の頭ピークに立つ」こと。眺望もきかない悪条件のなかでの谷急山までの縦走はあきらめ、三方境から早々に下山することにした。
随所にある鎖は雨で滑るため、鎖に頼るとかえって危険。ルート核心部のチムニー下降も鎖は滑って使えなかった。チムニー内はホールド、スタンスとも十分にあるが濡れた泥が付着しているので緊張する。烏帽子岩、七人星、赤岩とかいろいろあったようだが、雲と小雨の中でどこを歩いていたのかもよく判らなかった。赤岩トラバースに設置してあるステンレスの橋や木製のハシゴは不安定で信頼性が無くちゅうちょしながらの通過だった。
昼過ぎ国民宿舎に帰り着いた頃には雨もあがり、雲も切れ、青空も見えてきた。駐車場には車2台だけで、この日山に入ったのは我われ二人のみのようだった。
このあとロックガーデンをのぞいて見たがゲレンデは荒れて草が茂り、ほとんど使われていない様だ。
裏妙義は結構大形の山ヒルが多いので要注意。とくに国民宿舎、ロックガーデン周辺。その後のくつろぎの湯で数箇所吸われていたことがわかった。
(記: 松林)