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越後三山(魚沼三山)縦走

日時  : 2005年10月8日(土) ~ 10日(月・祝日) 前夜発

参加者 : CL清水清二 ・ 飯田平八郎 ・ 塩足京子

報告者 : 塩足京子

10月7日(金)

東京駅20:24発の上越新幹線に各自乗車しての集合であるが、連休前の東京駅は大変なごった返し状態であった。切符を買うのにかなりの時間がかかった飯田さんは、心臓バクバクもんのスレスレ乗車になる。携帯Telで連絡を受け迎えに行った清水さんが、発車のメロデイーが流れ危うく閉まるドアに飛び込みの乗車。飯田さんとは会えなかったという。が、間もなく飯田さんからの携帯Telが鳴る。無事、乗車しているとのこと。確保した自由席のシートまで移動してもらう。連休にはやはり指定席を取っておくべきか。反省をしながら、列車は浦佐駅22:10着となる。在来線に乗り換え直ぐに22:16発、小出に向かう。小出駅着22:24。小出駅の待合室には既に、仮眠体勢のグループがいた。外は雨がパラついていたので暖かい待合室内はありがたい。寝込みに入った頃、突然の大声に起こされた。駅員である。ここを出て行けという。0時であった。気持ちの良い眠りを中断され飲み直してしまった結果、翌朝は二日酔いの方がいた。

10月8日(土)(曇りのち晴れのち雨)

5:00迎えに来てくれた予約タクシーの運転手に起こされる。5:30出発、枝折峠着6:00。タクシー代¥7,640。計画書を登山口のポストに入れて6:40発となる。雨の確率の高い天気予報に反して、強い陽射しを浴びながら大汗をかいて登りだす。それでも休めば冷たい風が心地よい。色付き始めた山々に秋を感じながら、ゆっくりペースで行く。9:10小倉山着で小倉尾根と合わさる。1時間も歩いたところで湿原地帯になった。百草の池と呼ばれているところで、池が復元しつつあるとのことである。太陽はいつの間にか姿を隠し、やがて11:20雨が降り出した。雨具を着ようかと言う飯田さんであったが、小屋はもう直ぐであろうし、また清水さんとも離れていた為そのまま10分程歩いたが、随分濡れてしまった。その先で清水さんは傘を差して待っていた。ここで飯田さんと私は雨具を付ける。駒の小屋11:50着。雨はかなり強く降っている。予定はこの先の中ノ岳であるが、本日の行動をここで終わることにした。テント場もあったが今回は、最近立て直したのだろう、2階建ての快適な小屋に泊まることにした。「維持管理協力金@¥2,000」で使わせてもらえる。狭い入口は雨を避ける休憩者の出入りでごった返していた為、先に雪渓からの水場に水を確保しに行く。小屋に戻ると2階に、3人のパーティが入っていた。その後、強い雨の降りに2人3人と上がって来た。その中の1人を見て突然、清水さんが声を上げる。『丸山じゃないか!』飯田さんともびっくりの様子である。かつて鵬翔会員でいらした“丸山隆司さん”であるとのことであった。パラグライダーをなさっていて、今日の雨予報の中、重い機材を背負って来ている。2階の部屋は、1人半畳計算なら30人収容できるが、今日の13人で一杯だ。各パーティの夕飯の仕度のコンロで暖まった上に、管理の良い小屋の毛布に包まり、夜中、納豆状態になってしまった。涼みに出ると雨の勢いは弱まっており、明日朝を期待する。

10月9日(日)(雨のちくもりときどき晴れ)

しかし雨は依然と降り続けていた。丸山さんは天気になるまでここに停滞されるとのこと。駒の小屋6:00出発。駒ケ岳6:20着、視界は全くない。晴れていれば、今から向かう中ノ岳、右に八海山、左に荒沢岳が堂々と聳えているはずだ。ガスの中を黙々と歩く。檜廊下と呼ばれる、大這松の根がからみあう木登り状態の道を抜けると、段々視界が得られるようになった。そこには見事な紅黄葉を纏った山があった。真に美しい紅であり黄である。緑の中にそれらが点在しているところもあれば、

紅黄で占められているところもある。ガスが掃われるたびに感嘆の声を上げながら中ノ岳への登りを行く。中ノ岳非難小屋着10:30、中ノ岳山頂で記念撮影を行い11:30祓川へと下る。祓川着12:00、ここでタップリ水を得られる。水は中ノ岳非難小屋にも、天水用の大きなポリタンクがあった。しかし今回の不安定な天候に、我々は何時何処にテントを張ってもいいように、行動水も含めて一人4リットルの水を持ち運んだ。安全安心登山が一番だろう。余裕のある今回の山行で、トレーニングにもなる。この水場にはテントを張るのに良い場所があったが、後ろ髪を引かれながら先を行く。川を渡って御月山(ウットリする山名だ。是非、いつかここ祓川でお月見をしたい)を越えると、道は左右が切れた稜線歩きとなる。オカメノゾキまでアップダウンを繰り返しながら、ウンザリするほどガンガン下る痩せた尾根が確認される。雨に濡れた道は滑りやすく、慎重に下る。途中で八海山から来たパーティ何組かにあったが、法螺貝を吹きながら登って来る2人組がいた。さすが修験者の山「八海山」である。何回かここに来られているとのことであったが、今日みたいに滑りやすいコンディションの悪い日は無かったとのことである。スリップに気を付けながら16:50荒山の一寸手前の小ピークに、一張テントを張れるスペースを見つけた。ここから先は急登にかかる。五竜岳まで行かねばテントを張るのに適した場所は無い。この痩せ尾根でこれだけのスペースを得られれば上出来だ。「秋の日は釣瓶落し」間もなく日が暮れる。一泊山行の予定であったので、二泊目の今日は食糧、酒はそれなりのものであったが、まあ贅沢は言ってくれるな。美味いものは下山したら鱈腹食える!上弦の月を一瞬見たが、サーっと雲に隠れてしまった。明日の天気を心配する。

10月10日(月)(くもりのち小雨)

早く起きるつもりが、飲みすぎ!?の為チョッと寝過ごしてしまった。今朝もガスで視界が無い。テントを撤収し6:15荒山通過。五竜岳にはもっと掛かると思っていたが7:45着。ここにはテントを張れる広いスペースがある。小休止を取って、いよいよ八海山の一峰に取り付く。入道岳着8:40、この山は清水さんの里では「丸ヶ岳」と言うらしい。山頂にある石にもそう彫ってあった。ここからいよいよ八海山のアトラクション的連続クサリ場が始まる。ホールド、スタンスは豊富にあるが、侮って落っこちれば死に至る。大日岳へはいきなり緊張の登りとなる。9:40通過。その後、幾つものピークをクサリを使って上り下り、或いはトラバースする。不動岳まできたところで、向こうから来た人たちがクサリ場を下ろうとしたところで団子状になっていた。彼らが下るのを待たねばならない。10人以上はいたか。雨模様のこんな日にも登ってくる人が大勢いるのだなと驚

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