日程: 2007年11月11日(日)
山域: 幕岩(湯河原幕山)
参加者: 坂田・鈴木(正)・鈴木(知)
行程: 幕岩(12:00/17:00)
最近、記録を真面目に書いている気がする。年末を目の前にして、今年の公約だったことを思い出し、昼休みに書くようにしたのだ。周囲にとってみればその姿は仕事に熱中しているのと寸分違わないはずで、ちょっと多めに取ってる有休のフォローを兼ねている。公約と言えばHPリニューアルに手が着かない。ソフトを買わせてもらったというのにマズイ。しばしお待ちを。
またまた雨の週末。週末だけ雨なのが許せない。そんな土曜日はジムしかない。今回は鳳凰三山縦走が中止となって泰も参戦した(初)。前回夢中になってしまったマンガ(岳)には目もくれずひたすら登った割には効率上がらず。最初にボルったのが悪かったようで、ルートに取り付く頃には前腕が…。けど11aに2つ取り付けたのは良かった(次はRPだ!)。ついつい後輩を甘やかしてしまうのが悪いクセなのだが、泰の太い筋繊維を存分に痛めつけられた様子に、本人も満足しているようだった。
日曜日も降水確率が高い。けど鈴木さんの英断により、幕岩へ向かう。道中の雨に絶望感を隠せないが、岩へ取り付こうと一歩踏み出したとたんに土砂降りで、もう奈落の底。清水さんには幕岩へ到着する直前に電話したのだが、これじゃすぐに下山報告する羽目になってしまうと焦る。何もせずに引き下がるのもしゃくなので取りあえず売店で梅干しを買ってみた。
普通ならここですごすご引き下がることになるのだが、今回は普段の行いが物を言ったようだ。昼過ぎには雨が上がり、取りあえず正面壁へ向かって出発できた。当然、岩はしっとりとしていて、モチベーションの低下は否めない。そんな間も鈴木さんは正面壁をうろうろと偵察(ありがとうございました)。
そうこうしている間に岩にサラサラ感がよみがえりつつあったので戦闘開始!(!)を付けてみたものの、マイシューズを取り出してビックリ。勝負靴のミウラかと思いきやアルパインシューズだったのだ。またやってしまった。スペインの二の舞だ。スペインの石灰岩はフリクションが極効きなのでまだ良かったが、幕岩のスタンスを捉えるのにはちょっと辛い。TR三昧となった(進歩ないなぁ)。
・No.7ルート(5.10b): 鈴木(正)RP・鈴木(知)TR・坂田TR
・不明(5.10a?): 鈴木(正)OS・鈴木(知)TR・坂田TR
・ジムシー(5.10c): 鈴木(正)OS・鈴木(知)TR・坂田TR
・いつか(5.10c): 鈴木(正)OS・鈴木(知)TR・坂田TR
一番悔しかったのがジムシー。力尽きた。次回は全部RPしたい。
鈴木(知)さんがメキメキと実力アップしている。このままでは置いてきぼりだ。ルートファインディングも的確で大変参考になったし、想像力が大事だと痛感した。いつも「気合&根性」を鵬翔で連呼しているが、想像力=計算力を加えなきゃダメかな。山では想像力(計算力)が正否を決めるに違いない。もちろん、「気合&根性」を最上位に置くことには変わりないけど、ほぼ同列に置きたい。勉強会では、気合&根性論に異議が出たりするのだが、これが楽しい。もっと議論したい。けどしばらくは、技術(グレード)の意識をうるさく言うと思う。
16時半まで粘ったが、雲が厚いこともあってもう暗い。ヘッドランプの登場。
最近、こんなパターンが多い。
帰りに「入澤」という「ジャンボ」の冠をつけた食堂に寄ったのだが、これが良かった。すっかりお気に入り。店に入るなり目にした半端じゃなくジャンボなカツにハンバーグ達。すっかり怖じ気ついてジャンボメニューに手を出せなかったが、通常メニューで自信を付けたので次回こそ!
今回もお世話になり、ありがとうございました。来週末は耐寒訓練、再来週末は縦走。クライミングブランクが心配だ。
(記: 坂田)