日時: 2010年8月27日(金) – 29日(日)
山域: 後立山連峰南端 一般路縦走
参加者: 松林(単独)
行程:
第1日目: 扇沢駐車場(8:10) – 柏原林道 – 種池小屋(13:00)
第2日目: 種池小屋(6:50) – 鳴沢岳(9:40) – 赤沢岳(10:45) – スバリ岳(13:10) – 針ノ木岳(14:40) – 針ノ木小屋(15:40)
第3日目: テント場(6:00) – 蓮華岳(6:50) – テント場(7:50/8:20) – 扇沢(11:00)
縦走し残していた後立山南端を2泊3日で縦走してきました。扇沢駐車場に車を停め、柏原新道を種池小屋経由の馬蹄形ルートで蓮華岳まで。単独のテント2泊分の装備に雷雨対策で着替えやら余分な荷物を抱え込んだ為、無駄な重量を担ぎ上げてしまった。
休憩はたっぷり取り、チンタラと1人旅をきめこんだものの風も無く、下界同様の暑さだ。
初日の種池小屋・テント場も人は少なく他に3張りのみ。19時頃から雷雨になる。
28日(土)
びしょぬれのテントをたたみ、のんびり出発。久々にたっぷり寝た。
早朝は天気がよいが9時には稜線上に雲が湧いてきて時折視界が崩れる。剱岳も山頂は雲に隠れてすっきりとは見えない。標高は2600-2800nの割りに結構暑い。岩小屋沢岳、鳴沢岳、赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳の扇沢側から風が湧き上がる各コルは涼しくて気持ちよい。あっちで休憩、こっちで昼寝とおよそ鵬翔とは縁の無いダラダラしたペースで歩く。このコースは意外に人が少なくて静かで良い。ライチョウもかなりいる。
ところが針ノ木岳山頂は針ノ木雪渓からの登山者であふれていた。針ノ木小屋テント場も昨日とは大違いに混雑していてうるさい。扇沢から簡単に登れるためだろう。17時頃から今日も雷雨。小屋周辺に熊が出るそうで、夜間の外トイレは使用禁止だった。
29日(日)
空身で蓮華岳をピストンする。なんと体の軽いことか。荷物を背負わないことの幸せを満喫する。蓮華岳も登山者が多い。天気も良く、槍、富士、浅間、妙高、と全方位の眺望を満喫できた。
テン場に戻り、テント撤収後、扇沢へ下山。大町温泉薬師の湯で汗を流し帰京。
(記: 松林)