GWクラック合宿

日程: 2015年4月29日(木) – 5月6日(水)
山域: 西伊豆波勝 小川山 湯川
参加者: 国府谷・坂田・他2名

8日間のGW。まずは暖かい西伊豆から。
今年は、KWSM講師OWD先生と2日から参加の坂田さんと一緒。

29日に雲見のオートキャンプ場にチェックインする前に松崎のスーパー青木で買い物してから雲見の烏帽子山からスタート。
ルートは烏帽子山裏参道。天気は曇り。
終了点は頂上にある浅間神社なのだが、取り付きは表参道(立派な石段)を二つ目の拝殿(?)の手前50段くらいのところを左へ踏み跡をたどりスリングの巻いてある太い木から30mくらいをラペルして取り付きへ向かう。パッと見で脆い。

KWSM講師リードなので気が楽ではあるが、ほとんどまともにランナーが取れない。
易しいからいいのだが、カムをセットしてあるクラック自体が脆そうなのです。
ビレイ点も特に整備されてはいないのでギアビレイになります。
5ピッチ目のスラブまでの繋ぎの歩きがあるのだがちょっと分かりにくい。あまり右に出ないようにした方がよいと思う。

最後のクラックも易しいが、4番以上のキャメが欲しいところ。
アプローチと下山が短いので半日で行けるのがよいところかな。
無事終了して宴会(1日目)。

30日は満を持してスパーレイン。でも天気は晴れ。
取付きには8:30ころに着いたと思うが他にはいない。
もう季節が遅いのだろう。日が長くて良いがちょっと暑い。
今回は3ピッチ目を除いてリードさせてもらう。
いろいろアドバイスしてもらいながらなので心強い。
印象に残っているのは4ピッチ目のレイバックのところ。
見えづらいクラックに2番を入れてランナウトするところは面白かった。

下降でもたもたしてしまい落石を喰らったのは反省。
大事に至らなくてほんとにヨカッタ。

アプローチも初めてきたときに比べてかなり歩きやすくなっていて帰りは30分もかからないくらいで楽。

負傷の為、買い出し作業を免除され(いても役に立たないけど)バンガローでまったりして余韻に浸る。
今夜は地魚刺身と焼きそばで乾杯(2日目)。

1日はKWSM講師と二人で黒潮ロックと極楽ロック。
ネイリングとかウミガメクラックとかで練習。
お昼に上がって八ヶ岳大泉へ移動。
今夜は焼肉宴会。(3日目) 夜中に坂田さん合流。

2日は小川山。
9時過ぎに着いたら駐車場いっぱい。
ボルダが多いのかルートの岩場は空いている感じ。
まずはⅡ峰セレクション。
3回くらい登っているが初めて最後のクラックを登った。
確かにこれをやらないと面白さ半減かも。
続けてⅢ峰南稜レモン。
3ピッチめのクラックは5.8って辛いなぁ。
これも4番とか欲しいところ。いろいろ教わってラペル55m。
今夜はほうとう鍋宴会。満腹。(4日目)

3日も小川山。
駐車場がますます大変なことに。。
カサブランカとかは混んでるかも、ってことで烏帽子左稜線。
取付きまで30分。トレースはしっかりしている。
前のパーティがいたりして15ピッチ目くらいで終了。
十字クラックとかいろいろあって、練習になる。

今夜はすいとん鍋宴会。(5日目) 坂田さんは事情により離脱。

4日は朝から雨模様の為レスト。
いつもお世話になっている山荘のメンテなど。
今夜は、、、  この晩だけ思い出せない。宴会(5日目)

5日は実質最終日。湯川へ。
ガラガラでやりやすい。
まずコークスクリューをRP。そのままサイコキネキスをトップロープ。
全然出来ない。

続いて、北京の秋、フォーサイトを登らせてもらう。
台湾坊主はRP。最後でビビッて4つもカムをセットしてしまった。
これは終了点が木+スリング+カラビナ。

デゲンナーのあとにKWSM講師の張ってくれたトップロープで初テレポーテーション。
最後の前傾クラックまでは難しくないけど、当分リードはしないだろう、という感じであった。キビシイ。

早めに終了して燈明の湯でゆっくり。

最終日はビーフシチューで乾杯です。毎日幸せでした。

6日はいつもより早く出発して帰京。
10時には帰宅しました。
ありがとうございました。

(記: 国府谷)

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