2013年八ヶ岳縦走

八ヶ岳縦走
日時: 2014年7月20日(土) – 21日(日)前夜発
山域: 八ヶ岳
参加者: 廣岡,五十島
行程:
前夜発夜行バスにて白駒池6:20到着
第1日目: 白駒池登山口(7:00) – 中山展望台(9:00) – 黒百合ヒュッテ(10:40) – 東天狗岳(12:10) – 根石岳(13:00)- オーレン小屋(14:00)テント設営
第2日目: オーレン小屋(5:00) – 夏沢峠(5:20) – 硫黄岳(6:00) – 横岳(7:00) – 赤岳(9:00) – 行者小屋(10:00) -赤岳鉱泉(10:30) – 美濃戸口(12:00)

バスを降りて外を見回すと、空は穏やかで風もなく、気持ちのいい朝でした。
準備体操をして白駒池登山口へ向かいます。入り口で写真をとってもらいました。今回は僕にとって山岳会で行く2度目の山行で、はじめてづくしの縦走です。少し緊張しながら、いつもより靴紐をきつくしめて出発しました。
最初に白駒池をぐるっと一周したあと丸山-高見石-中山とすすんでいきます。縦走装備が重くのしかかり、ものの1,2時間で僕はやつれ気味ですが、登っていくにつれて変わる景観がとてもステキです。それから中山から天狗岳へいく途中で、黒百合ヒュッテへ寄り道を。
風情ある小屋の造りとソーラパネルの融合がなんとも印象的でした。小屋の中にも入らせてもらい一枚。小屋でたっぷり休憩をとり、天狗岳へと稜線を歩きました。こんなにも広い風景の中を進んでいく後ろ姿になんだか感動して、おもわずシャッターを切りました。
背中で語る廣岡さんです。
この頃になると雲が出てきましたが、日差しは相変わらず照りつけるようで汗が止まりません。やっとこさの思いで東天狗岳山頂へ到着!
 頂からは東天狗岳-根石岳-オーレン小屋と下り道でした。上りで使いきった脚が終始震えて言うことをきかない。。。なんとかオーレン小屋へ到着。
テン場は既にたくさんのテントが張ってあります。小屋から少し離れた所で幕営。
こだわりカレーをお腹いっぱい頂いた後は、翌日の早起きに備えて、早めに就寝しました。
おやすみなさい!
2日目3:00起床テントを開けて、楽しみにしていた夜空を見上げるとまさに満天。
肉眼でも天の川がうっすらわかるほど澄んだ空でした。支度を終え、オーレン小屋を出発したのは5:00 辺りは徐々に明るくなってきました。日が上がると、体を包むように光が回ってくる感覚です。硫黄岳へ到着すると間近で見る爆裂火口の迫力に圧倒されるばかり。
そして主峰赤岳へと続く長い長い稜線にも愕然です、、、、。
横岳の稜線からは、ものすごい人で渋滞ができるほどで、実はこの渋滞待ちが筋肉痛の体に有りがたかったりもしました。
しかしその分行程は遅れ、帰りのバスが危ない事になってしまいます。徐々にペースアップする廣岡さんになんとか付いていこうと、這うようにして赤岳を登りました。なんとか頑張って赤岳登頂!これまでの道のりを一望しながら、こんなに遠くまでこれたんだなーと思うと嬉しいです。
赤岳からの下りは階段に苦戦しつつも予定より早いペースで降り、最終的には12:00美濃都口到着と一本早いバスで帰路につきました。
はじめての八ヶ岳で、この山をとても好きになりました。撮影と登山の両面で新しい驚きがたくさんあります。素晴らしい計画を考えて頂いてありがとうございました。
(記: 五十島)

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