日程:2016年12月30日(金)-2017年1月2日(月)
参加者 : 国府谷(L),林,雨宮<行動記録>
工程:
30日=戸台駐車場(7:30)〜角兵衛沢出合(9:40)〜
31日=6:30出発〜鋸岳第一高点2685M(7:15)〜小
1日=6時出発~甲斐駒ケ岳山頂2967M(8:52)〜
11:22)〜北沢峠(12:18)〜丹渓山荘(14:26)
2日=6時出発〜戸台駐車場(8:13)
2017年元旦登山は
南アを代表する岩稜。甲斐駒、仙丈を見ながらの縦走路。
伊那谷生まれの私にとって、
戸台川を滑ってこけないよう、ここで靴下が濡れると致命傷><。
慎重に渡渉しながら角兵衛沢分岐を左へ
重い荷物に耐えながら急斜面を一歩づつ上り詰める
コルの手前が本日幕営。
その前にバテバテで仲間に助けられながら14:30時到着。
ペースが遅い私を迎えに来てくれリックを背負ってくれました。
「えー!こんな重いの背負ってたのー。俺のより重いじゃん。」
あら、そうなの。。。
山岳会に入ってシャラフやマットなど装備の軽量化を目指し買い換えていたのに
新規で購入したグレゴリーのリック本体が重かったとは!?なんだ!なんだ!
本末転倒ではないか。この時気がついた。トホホです涙
荷物がなくなって天使の羽が背中に生えたように軽やかになった私は
傾斜もきつく狭い場所だが丁寧に整地して快適なテント場となる。
水は合計9L運び上げ、頑張った甲斐あって
のんびりサンセット♪美味しい夕飯、
張り切って食材多く用意しすぎて食べきれなかった。。。反省
31日,晴れ
赤く染まる山々を眺めながら
早くも鋸岳第一高点
小ギャップでロープを出していただき懸垂
そして昔、一般道からいつも眺めていた鹿窓、風穴とも言うが
を感動しながら左側を巻く
第三高点の中岳から大ギャップの底まで
懸垂20Mほどの垂直の壁。
ここでガイドブック通りの20Mの場所でなく
少々左にづれて2ピッチで大ギャップの底へ。
イメトレでは懸垂下降も上手にできていたが
ロープが横に振られてしまい、
自分ながらにかっちょ悪いと思ったが仕方がないね。。。。
ここでの作業にかなり疲弊したように思う。
第二高点の剣はよくわからなかった。
写真下は大ギャップの底。下るのは時間がかかってしまったが、
あとは登ったり降りたりと
中ノ川乗越、熊穴沢ノ頭、三ツ頭を経て
六合目石室を目指すが体が疲れてきて思うように足があがらない。
15時に到着。
石室の中にテントを張るがけっこう寒い。
夕景はとても綺麗で感傷に浸りたいが寒さに勝てず
年越しラーメンを急いで食べて
水作って早めにシュラフへ。
2017年1月1日、ガス、強風、ブリザード
ヘッドランプをつけながら暗いうちに出発
ここから甲斐駒ケ岳山頂を目指すが
ガスってる。。。気温もマイナス25度を振り切って寒い。
林さんの長いまつ毛に白いマスカラが〜
天候が良ければ、岩場も多く景観も楽しめる場所なのだが
風とブリザード、
9時に甲斐駒ケ岳山頂。
寒くてのんびり鑑賞なんてできなかったのが惜しいな。。。
ここからは駒津峰を経て
長〜い長〜い下山道を耐え忍ぶ感じ、天気はこの頃回復
北沢峠に到着した12時の頃には
足が重くなり
本日中の下山を雨宮は拒否
リバーサイドビューの丹渓山荘跡?
14時到着
生まれて初めて泊まるような印象に残る山小屋だったが
なかなか快適に過ごす
岳友がハマグリのお雑煮を作ってくれ
それも生の柚子が切り札!!!
テンション上がるっしょ
ここに泊まらなかったら食べれなかったぞー。超美味しかったわ。
2日、やや曇り
6時出発、8時には駐車場に元気に到着。
たった2時間だったが
昨日の私にはこの2時間がしんどかった。
体調が万全でなかったせいか、
もう冬山は思い残すことがないと昨日の夜、国府谷さんに語ったが
下山の本日には空が青く後ろ髪引かれ、
下山した後
温泉入って岳友とさよならして
高遠のお客さんの家に行って
家族写真、
皆様、おかげさまで
素晴らしい体験をさせていただいた2017年の始まりを️ありが
️
写真はバッテリーが落ちたり、余裕がなくてあまり撮れなかった
残念。。。
(記:雨宮)