日程:2017年12月22日(金)-23日(土)
山域:南アルプス 甲斐駒ケ岳
参加者:国府谷 五十島
イガノミクス Ⅰ
クリスマス前に黄連谷アイスの計画。 急速に成長中のクライマー五十島さんにおんぶ状態。
半年くらい前から計画していたような気がする。今年は結氷よいそうだし、天気もいいし、何と言っても
山小屋泊まりだし。小屋のwebサイトから情報とれるし便利になったなぁ。
22日は荷物も軽いがえっちら長い道のりを7合目まで登る。
雪の量はひと月前とほぼ変わらない感じ。
お昼過ぎに小屋について受付。有名クライマーさんが管理人なのでびびる。
第二小屋を案内されたあと、本家の小屋でDVDなど鑑賞。
夕食はソーセージ入りカレーライスのサラダ、焼リンゴがついていた。
カレーライスはお代わり可でした。ビールは我慢しました。
寝床(第二小屋)に戻って明日の準備。
他に宿泊者はガイドパーティ2人と年輩3人パーティは同じく左俣とのこと。
単独で右俣にいくひともいた。
夜は多少の鼾が聞こえたくらいで暑いくらいの小屋で快適に眠る。
左俣のコンディションは申し分ないとのお話と翌日の好天を聞いているのでプレッシャーもほとんどなかった。
朝は皆さん4時起床です。簡単にパンにハムを挟んで朝食とする。
5時頃4パーティがほぼ同時に出発。
下見通り六丈ルンゼを降りていくとずっとトレースがありきっちり坊主の滝下に出る。
滝上に出る方法もあるようなのだが今年はばっちり凍っているのでこれでOK。
ガイドPの後にライトで照らしながら五十島さんリードで左寄りから登る。
坊主の滝上で明るくなった。
すぐに二股となり左俣に入り、しっかり凍って適度に(?)雪のついている滝が続く。
大滝まではそれぞれフリーで登っていく。
大滝は先行が左寄りを登っているので我々は右寄り。
こっちの方が少し段になっていて登りやすそうだが、いつも結氷する訳ではない模様。
五十島さんリードで30m。60mロープなので最後までいけるのだが、おじさんに残りちょっとを
残しておいてもらう。
私は5、6mだけ登ってすぐに草付きっぽいところを40mくらい伸ばす。
100mくらい歩くと最後の滝に着く。ここまでラッセルもないので とても近く感じる。
あとでこっちの方がむずかしかったと言う五十島さんがさくっとこなして終了。
うーん、長くやっているといいこともありますね。
登山道までもトレースがあり、鳥居後の200mくらい上に出た。
あとは下るだけ。小屋のデポ品を拾って下って下って暗くなるころに駐車場に到着した。
さて、次はホントのアルパインアイスです。
(記:国府谷)