仙丈岳 三峰川 岳沢アイス①

イガノミクス シーズンⅡ

 

日程:2018年1月5日(金)-7日(日)

山域:南アルプス 仙丈ケ岳

参加者:国府谷 五十島

 

いよいよ自分の限界に近づいてきている気がする三峰川岳沢アイス。

こんな日がくるなんて、長くやってみるものですね。

 

1月5日~7日に設定しました。8日は予備日です。

他のパーティに被らないよう暦の連休より1日早めました。

黄連谷もこの作戦で成功しました。ルートも小屋も混雑しません。

私の勝手なスケジュールにすべて対応してくれるパートナーに感謝です。

 

 

4日仕事始めもそこそこに早めに出発。24時ころに道の駅で泊。

5日朝に暗い中、林道入り口まで入る。他に1パーティがいた。

今回は器材、食糧と準備もすべて五十島さんにお任せで楽をさせてもらいました。

出発時に共同器材も渡されず。。。 さすがです。

6時半ころ出発。天候は無風快晴。

林道を1時間ちょっとで丸山出合。発電所から南沢へ入って

さらに1時間くらいでよく記録に載っている作業小屋に着く。

 

小屋の前の二つの滝は右岸に手前の方からついている巻道を行くと早いと思う。

作業小屋はまだ生活の匂いがしてなんか感動してしまう。

この先もしばらく沢沿いを登り、凍った滝が出てきてクランポンを着けたり外したり。

岳沢越えは越えてからやたらとテープが多い。

岳沢出合は広い河原となっている。

 

年末年始にも入っているパーティはあると思うが、ここからはトレースはなくなっている。

ここまでのトレースはハンターのものなのかもしれない。13時前くらいに出合を出発。

五十島さんは膝上までのラッセルに奮闘。

F1を過ぎてもラッセルは続く。F2の上の小滝(?)を超えると

F3に着く。すでに15時を過ぎているので協議の上、今日は

ここまでとする。F3付近は平らな場所がないので、小滝をクライムダウン

してF2上付近まで戻り幕営。ここならすぐ下に流水があり水が採れる。(踏み抜いたから覚えてる)

 

F3は結氷よく幅広で見事に立っており、そのまま登るのは難しそうなので

荷揚げ方法を打ち合わせる。

夕食は鍋のご馳走であったまる。

暗くなる頃やってきた3人パーティはF3を登って行った。

我々が眠るころまだコールが聞こえた。

 

 

 

6日 今日も晴れ。たっぷり水分を採って出発。

まだ暗いうちにF3は真ん中右寄りから登る。

傾斜の緩くなったところで一旦荷揚げしてその後40mくらい伸ばす。

荷を持ってるとフォローでも大変です。

F4基部で先行Pが幕営中。

F4は左寄りから。短いけど立ってる。

F5F6F7はフリーで。だんだん滝が雪に埋まってくる。

いよいよF8ソーメン流し。十分でかいのだが、スケール感がマヒしてきているのか、

それほど大きく感じない。

しかし、1ピッチ目を登らせてもらうと、易しいのだが、長くて疲れてくる。

ランナウトしているので緊張感も増してくる。

結局、最終ピッチスタート地点と考えてた左岸の灌木まではロープが足りず左壁ルンゼっぽくなっているところでビレイ。

 

最終ピッチは五十島さん荷を持ったままリード。

空身ならそれほどでもないかもしれないが、背負ったままの苦しい中素晴らしい登りを見せて50m

くらい伸ばしてSAB。お蔭でここまで順調でした。

 

 

 

またしばらく浅いルンゼ内を登ってから右岸の尾根にスイッチ。

尾根上もラッセルは続き、案外時間が掛かる。

上に行くほど風が強く、頂上手前で手袋を替えシェルを着る。

冷たいと思っていたらテムレスの中が凍っていた。

 

 

12時過ぎに大仙丈岳に到着。風が強いのでそのまま仙丈岳に向かう。

ここからはトレースもあり歩きやすい。

ただただ下って北沢峠着。まだ明るかったが戸台までは長すぎるので少し下った林道で幕。

五十島さんが雪が少ないところ苦労して水を作ってくれる。

シュラフはまだ濡れ濡れになっていないが、冷えこんだ為寒くてあまり眠れぬまま朝を迎える。

あとちょっと下ればいいだけだ。

 

 

 

7日 晴れ

明るくなってから起床するも二度寝。

やっと起きて下山開始。支流が見たことないぐらい凍ってる。11時過ぎに戸台着。

タクシーにてクルマを回収。さくらの湯で風呂、食事を済ませ無事帰宅。

 

いつから計画(願望)していたか思い出せないが、終わってみるとあっけない。

だいたいいつもそうだけど。

低温のせいで写真も撮れなかったけどそのうちいい思い出になるのでしょう。

おわり

(記:国府谷)

 

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