日程: 2022年11月26日(土) – 27日(日)
山域: 湯川 左壁
参加者: 国府谷(L)・雨宮・大江・菊池・射場・江戸
湯川
毎年恒例のザイル祭、今回の行先は湯川。クラックトレ。
・コーク・スクリュー 5.9 探○
初日にトップロープで練習。ジャムを完全に効かせることを意識し過ぎたのと、足をクラックに突っ込むことへの恐怖感から、最初はかなり力任せな登り。しばらく悪戦苦闘し、上に着く頃にはジャムの要領がなんとなく掴めてくる。足先も迷わずねじ込んで行けるようになった。
2日目はリードでトライ。不格好ながらもRP。
・サイコキネシス 5.10d 探探探
綺麗なフィンガークラックが目を引く課題。上部はオフウィズス。
ジャムの効きをイマイチ信用できず、レイバックで無理やり上がっていくことしか出来ず。下部を誤魔化してもオフセットが無くなる中盤辺りで手詰まり。RPは当分先になりそう。
・サブタナル 5.9 ○
下部でちょっとした段を超え、その後は徐々に拡がっていく凹角とそれに沿って走る二本のクラックを使って登っていく。最後にルーフ下を右トラバース。
フェイス登りの技術も使えるので比較的簡単だった。
・うたかたの日々 5.9 ○
コーナークラック2連発。上部は少し傾斜もあり迷っていると苦しくなる。
レイバック、キョン、ステミングを交えてレストしつつ、落ち着いてジャムをキメて登れました。
終了点直下に浮石。
・北京の秋 10b ○
フィンガーとちょい厚めのサイズのクラック。凹角になっているため落ち着いてレストしながら登れました。
古いトポを見ており苔生した二段目に手を出してしまいましたが、現在は一段目終了でオーケーなようです。
・所感
1年ぶりクラック。
2日掛けてジャムの感覚を少し掴めたような、掴めてないような。コークスクリューとサイコキネシスはレイバックやステミングで誤魔化しにくいので、クラックの修行に良いなと思いました。
ザイル祭で装備に感謝を捧げ、冬を迎える気構えは万端。
(記: 江戸)
ザイル祭
一年に一度、山の神様、道具の神様、仲間の健康に感謝します。
今年は参加人数が少なかったですが、新しく入会してくださった女性の方、新婚さんのお話なども聴きまして、ほのぼのとしたザイル祭を開催出来ました。
毎年ザイル祭とクライミングは、セットになっていますので二日間とも湯川のクラックを登りました。
私は腱板断裂の手術をしての一年以上ぶりに岩に触ってみるが、
1日目→1本で力尽きる
2日目→なんとか2本登るが2本目は持続できずテンションかけまくり。それでも肩の術後7ヶ月でここまで復活するとは医療ってすごい。ここはクラックルートなのでより腕を使うが痛みはなく未来が明るくなった。
江戸さんは果敢にクラックチャレンジをして腕がパンパンに膨れ上がっていても「パンプしてるのかなー?」と登っているのを見て、リーダーがパンプした腕を更に岩に突っ込んでクラックを登り上がるのも技術だとかなんとか笑。
(記:雨宮)