2302 巻機山

日程: 2023年2月23日(木) – 25日(土)
山域: 巻機山(上越)
参加者: 国府谷(L)・雨宮・大江
行程:
第1日目: 清水村(11:40) – 1270m幕営(16:00)
第2日目: 幕営地(6:00) – 柄沢山(8:30) – 巻機山(12:50) – 避難小屋上幕営地(14:00)
第3日目: 幕営地(6:30) – 登山口(10:30)

全行程トレースなし!!
2泊3日 冬のバリルート柄沢山から巻機山へ

とりつきの急登はなかなかのラッセルで先頭人は戦闘モード。と言うかラッセルは登山開始から最後までたんまりとあり雪深い新潟の山を堪能することになった。

2/23

高速の渋滞があって予定地点1600Mあたりまでは行けず景観が開けて1270Mの平らな部分は快適だった。

2/25

ロングロングの工程にリーダーは心配性。お気楽な私めはルンルン気分。もちろんトレースはなく白化粧をした上越の山々の景観は圧感で、我々三人のみと言うなんとも贅沢な空間を独占できた。ラッセルやテン泊荷物を背負っての縦走はしんどいけれどそれにも増したご褒美が我々を迎え入れてくれる。こんな素敵なスポーツが他には見つけられない。仲間たちがいてこそ可能であるからいつも心からの感謝しかない。
最近筋トレジムに週3回40分通って、脚、尻、背中、肩を強化してきた甲斐あって身体は前回の登山より楽であった。この調子で筋トレを続けてもっと荷物を背負い会に貢献したい想いはある。
若干の登り降りはあるものの縦走路からの景観は感激もの。ここまで登らないと感じ得ない地球のオオトツを上から眺められてなんて幸せなんだろうと、リーダーたちの疲労をよそに楽しんでしまった。すみません。避難小屋あたりに設営。避難小屋は雪の中に埋まっている。

大江さんの頑張りによって予想より早く到着したので雄大な山々を見ながらお茶をしたり昼寝したりとのんびりすごす。ところが雲行き怪しくだんだん雪が降ってきて夜中豪風巻き起こりテントをしならせていた。風側に寝ていたので一晩中強い風にあたり朝まで耐えるしかなかったが昼のご褒美の後には、こうした試練も山の洗礼だと思うことにしている。

2/26

早朝から吹雪いているから下山は大変だなぁーと話しながら身支度を整えテントを飛ばされないようなんとか片付ける。視界は5メートルくらいしかない。
ルーファイなどこんな状況ではまず無理、、、
本来なら停滞するところだがGPSがやっぱり助かって無事下山。清水村はふわふわとした雪が降っていたが穏やかで安堵し、温泉入って美味しいトンカツを腹一杯頂いて帰京した。

(記: 雨宮)

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