2309 瑞牆山

日程: 2023年9月2日(土) – 3日(日)
山域: 瑞牆山
参加者: 江戸・齋木

山河微笑リベンジに向けたトラッドトレーニングに行ってきました

9月2日(土)

不動沢下流 前烏帽子上段

触ったルート
・真夏の太陽 5.10b TP
・新緑荒野4p目 5.10a TP
・ダイレクト 5.10a TP/×/〇

今回はショートルートを登りこもうということで、前回江戸くん林さんが行った前烏帽子を案内してもらいました

TPを張ってもらい、ありがたい限りです

3本程TPでトライしてみて、1番可能性を感じたダイレクトに焦点を絞ってリードトライ

リード1トライ目はカムセットに課題を残し、その後微調整をしてリード2トライ目でPR

怖かった、、、けどグレード更新、嬉しいです

9月3日(日)

触ったルート
・真夏の太陽 5.10b TP/TP/TP/TP

病み上がりの身、前日に出し切ってしまいこの日はTP祭り

そのおかげで仕上がりましたが、核心パートが#.5、#.75なのにビビり、リードする気にはなれませんでした。次回頑張ります。

(記: 齋木)


トラッド・マルチの修行の場を求めて瑞牆へ。(今季6回目)

○前烏帽子岩
・真夏の太陽 5.10b ○/○

・ダイレクト 5.10a TP/○/○
前烏帽子岩上段スタートの10a課題。最後以外は新緑荒野4p目と共通。オフィズス~フィンガー。
8月に来た時に水平飛行のアプローチとして中盤までは触っており、下部のオフィズス部に苦手意識を持っていた。
今回は初回はTPでトライ。落ち着いて周りを見ればやるべきことは分かりやすく、前回通過時に限界まで粘らずA0してしまったのが悔やまれた。
2便目でリード。

・晩秋荒野 5.10a TP/○?
上段スタートの10a課題。15m程度のアプローチピッチを経て2p目で前烏帽子岩の頂上まで出るルート。スクイズチムニー~フィンガー。
今回はアプローチ~真夏の太陽終了点までを繋げ、それ以降を割愛して練習。(前烏帽子の頂上に出てしまうと下降が少々厄介なため)
序盤の下開きワイドでは、腕・肩・太腿・足先など複数箇所のフリクションを駆使して重力に耐え、いずれかフリーになった部位をずり上げていく我慢の登りを要求される。数回の練習を経て感覚は掴めて来たが、これが楽に登れる時は来るんだろうか?
2便目でリード。ワイド内部でクリップする際、ロープが自分の身体でスタックして繰り出せなくなる時があり焦った。

・ジキル博士 5.10a TP/TP
前烏帽子岩の中段スタートの10a課題。オフィズス~ハンド。
レイバックを封印すると手強い。握り拳やバタフライのジャミングで遊んだ。

・ハイド氏 5.10a TP
中段スタートの10a課題その2。フィンガー~ハンド。
所々でフィンガー&フットのムーブが入り、誤魔化しが効きにくいが、楽しい課題。
中段スタートのクラック課題は、短いながらもテーマがはっきりしておりいずれも充実していた。

思うこと
・ここのところ、トラッドの初見トライでは練習であることを建前にTPに逃げがちだったが、今後はもう少しオンサイトトライを大事にしようと思う。事前のカム選びや安全マージンの確保、進退の判断等、今後マルチピッチをやっていく上で大切な経験の機会を逃している気がする。今夏のトレーニングでジャミングやプロテクションセットの素養はある程度身に付いたと思うので、そろそろ補助輪を外して本番に近い環境で鍛えていきたいところ。
・次回以降、チャンスがあれば山河微笑にリベンジしたい。

(記: 江戸)

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